• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

しげ爺太のブログ一覧

2023年07月09日 イイね!

復活のおしらせと、おシラス♪

復活のおしらせと、おシラス♪なんやかやで、南九州道で力尽き…レッカーでの救済ののちに地元・薩摩川内市の「Clutch-T2」さんに入院すること約1か月。梅雨時の大半を代車のムーブさんと過ごすことになったんですが、「白い嘘星」くんが昨日にようやく退院してきました。今のところは、すこぶる・きわめて・とてつもなく・おそろしいほどに快調です。^^

発症したときはアクセルが反応しなくなったことから、てっきり燃料系の経年劣化を想起してしまっていたんですが、原因はスロットルのモーター周りにあったようです。最初の調査でdiagコードが示していたセンサー異常の情報からセンサーのみを交換してみたところ、回復せずだったのでスロットルを丸ごと交換したら回復したという次第。

Clutch-T2グッジョブ!



ただ…製品はとうの昔に廃番なので、1年・1万キロ保障がついたリビルト品を取り寄せた形です。銀色に塗装されたボディがまばゆく輝く8万円のお品。正直いって痛い出費となりましたけど、致し方ないですね…。むしろこれで、あと30万キロは走ってやるぞという闘志が湧き上がってくるというものww



というわけで、ひっさしぶりに2JZ-GEのシルキーな感覚と遊びつつ、かつての走りのフィールを取り戻すべく、ちょいとばかりお散歩に出かけてみます。今回は、交通量が少ない鹿児島県道313号から43号に渡って、上下が激しいワインディングと東シナ海の海風を同時に感じられるコースを選んでみました。^^





薩摩川内の市街地側から走ってきて、いちき串木野市の43号が見えてきたら、海はすぐそこ。




九州の北部で梅雨前線が活発にやらかしている影響で、南九州の海辺も荒れている様子。雨こそ降っていませんけど、風はそうとうに吹きつけてくれてます。




そんな気象状況なので…塩水なのか雨雲なのかもよくわからない感じの靄の中を少し進むと、羽島の集落の先には快適に走れるワインディングが現れます。





ブイブイっと走れる区間は、約17キロのこの区間。平成の初期まではとんでもない山道しかなかったこの区間も、万一の原発事故の時の避難道路として使えるように大規模な付け替え整備がなされたので、とっても快適。海辺だからか、シカなどの大型な獣類にも出くわすこともなくて安心してアクセルを踏める道なんです♪(途中の集落付近で一部40キロ制限あり。)



では、いざスロットルの開閉テストをば。





結果、とーーーーっても良い感じです。それもそのはず、洗浄すれば走りがよくなるスロットルをまるっと交換したわけですから、「白い嘘星」くんが生まれたころに近い感じで気持ちよく走れるということは至極真っ当www




そのままにいい気分で薩摩川内市に舞い戻ったら、胃の気分も高めるべくちょいと寄り道を。川内原発のすぐ近くにある海鮮食堂へと飛び込みます。





九州島で3位の長大さを誇る川内川(せんだいがわ)と東シナ海がぶつかる先にあるのは「浜の茶屋」さん。地元では「はまんちゃや」と呼ばれている老舗です。こちらに訪れるのは…なにげに30年ぶりくらいかも。親に連れられてきた記憶しかないので。^^;





到着したのが13時を過ぎていたせいか混雑ぶりはなく、すんなりと着席。パイプ椅子でしつらえられたテーブル席と、昭和な雰囲気を醸し出す座敷席のほっこり感に癒されつつ、メニューを眺めます。





この辺りはシラス(ちりめんじゃこ)の一大生産拠点だったりするので、しらす丼が一押しに祭り上げられているようです。昔は…こんなに"映える"メニューってあったっけw




メニュー表に載せてある「名言集」も、なんだかシュールだし。現代化してるww




そんなこんなで定番のしらす丼をオーダーして、しばし待ちます。ふと見ると席の脇の冷蔵庫には大量のシラスが。こういうところまで「演出」しているならば…このお店のスタッフさんは、できる店舗空間デザイナーだと思います。めっちゃうまそうです。^^




で、丼の実物はこちら。




シラスの山をかき分けて、卵を乗せて醤油をひと回しさすと、こんな具合。まぁ、こんなの旨いに決まってるんですけど、このご時世で税込み1,500円で食せるというのが、この上ない幸せ。アラ汁も、アラとは呼べないような魚の切り身がゴロゴロ入っていて、大満足でした♪



というわけで、九州方面に遠征予定のドライブ好きな…そこのあなた!ぜひお越しを。そうそう、店内にはなかなか他では見かけないような方のサイン色紙も飾ってあったので、そちらも紹介しておきますねw






と、まぁこんな感じで「白い嘘星」くんの復活祭を兼ねたお散歩はおしまいです。あとはするするっと自宅に戻るまで。





で、帰宅中の最後の最後で、(暑かったんですけど)エアコンをOFFって走りの具合を確かめてみたところ…これがまた極上。2JZ-GEってこんなに官能的な回り方をするんか!!っと、今更ながらに感動した次第♪





なお、もしこの辺にお越しになられたい方がいらっしゃるなら、南九州道の薩摩川内水引ICが至近の高速出入り口になりますのでお知らせしておきます。




国道3号の333キロポストも近くにありますので、ぜひいらっしゃいませ♪




ではでは。(^o^)/






Posted at 2023/07/09 16:55:52 | コメント(11) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2023年02月11日 イイね!

13万キロで迎える春

13万キロで迎える春5年目の令和の世も2月を迎え、そろそろ卒業やら入学・入社の話題が多くなってくる今日この頃。天候も春を前にして猫の目のように変わる頃合いとなりました。予定を組みづらい日々が続いてます。^^;

そんな中、我が愛車「白い嘘星」くんがついに走行13万キロを達成しました♪

思い起こせば…10万キロを達成したのは、バリバリに「50音順市町村名巡行」なんてお遊びをやっている最中(←これ、今でもコンプを諦めたわけではありませんw)の神戸市でのこと。ときは2019年12月だったよう。なので、3年ちょいで3万キロという普通っぷり。これはもう、自称・長距離ドライバーの名を返上せねばならないくらいの怠け具合なので…反省していますww




幸いにして、自宅から職場までは道のりにして5-6キロほどと、ODOメーターが129,991キロの状態で自宅を出ても、仕事後にゆっくりと13万キロを狙えるというラッキーな環境にあるので、帰路の途中のコンビニ駐車場でやすやすとキリ番Getと相成りました~♪





おそらく…十中八九、みんカラを始めてから出会えたいろんな方々からの愛やヘルプがなければ達成できなかったであろうと思われるこの記録です。かつて、というか本体価格17万円・走行7万キロ弱で放出されていたアルテッツアジータを発見した2017年の8月頃は、「頑張って10万キロまで走れればいいや。」なんて考えていたのに、猛者にもまれつつblogを書いているうちに…いつしか、いかにして30万キロまで維持るかを考えるスタイルに変わってしまっていました。もうこれは諸先輩方とみん友のみなさんに感謝するしかないっす。m(_ _)m



あぁ!みんカラってば…なんて素敵にSDGsなコミュニティなんでしょ♪







というわけで、無事に13万キロを達成しての翌日となる建国記念の日には、朝から「白い嘘星」くんへの慰労と日常点検を兼ねて、ボンネット内と室内をアーマオールで磨き磨きしてあげたところです。…この子は意地でも維持し続けるという意思を、ダイレクトに直列6気筒で3Lな2JZ-GEエンジンに伝えるべく。




そして、いい気分でふきふきしているときに気づいたのが、これ。なんということか、クーラントの量が異常に少なくなってて困惑。これはいったいなんじゃもんじゃ…。><;




とりあえず、地面には液体の漏れ跡が見られずで謎なので…少し走って様子を見ることに。





やたらと貨物車が多い土曜日の広域農道をふらふらっと東に走ると、梅がきれいな「藤川天神」にたどり着けます。もうそろそろ咲いているかなぁと想像しながら境内へ。





して、吉田戦車や山科けいすけの漫画に出てきそうな風貌の西郷どんと、やたらにリアルで格好いい「つん」に会釈しながら、国の天然記念物「藤川天神の臥龍梅」が立ち並ぶ奥へとずいずいと。





ちなみに、こちらの像は中村晋也先生の手によるものです。威風の堂々さ満点!



そんな芸術的なお出迎えにホクホクしつつ、100mほど真っすぐに伸びている参道を本殿方面に歩いていくと左手の脇に見えてくるのが柵で囲われた天然記念物エリア。




肝心の咲き具合はというと、寒さが厳しかった今年の気候のせいなのか…開花は遅れ気味で、いまだ1-2分咲きといったところでした。再来週ぐらいが見ごろかと思われますが、まぁそこそこに混雑するのでもうこれでいいや。満足。(笑




最後に拝殿でお参りを済ませたら、そそくさと神社を後にして次へ。






クーラントの状態を見てみる必要があるので、この先に特に何かを計画していたわけではないんですけど、走行距離を稼ぐためにちょいと南側の山間の方へと向かってみます。




すると、道すがらに旧宮之城線の楠元駅跡を見かけたので、ちょいと小休止を。実はここらはちょくちょく通過するんですけど、立ち寄るのは2-30年ぶり。





公園内には昭和62(1987)年まで実際に使われていたであろう腕木式信号や転轍のレバーが陳列されているんですが、旧駅舎内に飾ってあったいろんなものは無くなっていました。…おそらく、宮之城の鉄道記念館に移されちゃったんでしょうね。注意喚起の標識が1枚だけ残っていて、えもいわれぬ郷愁を覚えてしまいます。^^;





そのすぐ脇に構えてあった無人販売所の佇まいも値段も…やたらと昭和的だったので、なんだかノスタルジーを求めてさらに走り続けたい気分がムクムクと♪




なので、もうちょっとだけ旧宮之城線の廃線路跡をトレースしながら駆けてみます。





薩摩川内市の北東辺縁に広がる楠元から中村地域にかけて県道394号沿いに走っていくと、お隣の吉野山駅跡にたどり着けます。残念ながら駅跡周辺はずいぶんと土地改修の手が入っているようで、さしたる痕跡は見当たりませんでしたけど。






ただ、その途中の道路脇には打ち捨てられた遺構がたっくさん♪ …土地が余った田舎ならではのこの手の放置っぷりは、なんだか感動モノ。





別の場所では、線路脇で集落の人たちの信仰を集めていたんだろうなと思わされる祠の脇で、鉄分たっぷりそうなダイコンが植わってましたしwww





…などと、遠足感覚でふらついていたらだんだんと空は暗さを増してきて、いまにも雨が降り出しそうな雰囲気に。仕方がないので遠足は打ち切って街に戻り、仕上げに13万キロ達成のご褒美でも買ってから帰ることにします。





この地では老舗のホームセンター「タカミ」の広い店内をじっくり歩き回って発掘したこちら。何度値引きされたのか分からないくらいの値札の数に苦笑しながらも、たったの1,480円でPIAAのエアフィルターを手に入れられたことに思わずにんまり。^^




と、そんな感じで結局60キロほどを走り、自宅へ。



はてさて、これから始まる13万キロ台のドライビングライフはどうなっていくんでしょうか。若干心配ではありますが、(悪路走行は少しだけひかえつつw)まずは20万キロを目指して頑張って維持って行くことにします。


ではでは。^o^/




Posted at 2023/02/12 08:59:23 | コメント(11) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2022年12月25日 イイね!

2022年最後の南国薩摩の峠攻め…(´・ω・`)

2022年最後の南国薩摩の峠攻め…(´・ω・`)みなさま、メリークリスマス♪

などと陽気にふるまうのがはばかられるほどの豪雪被害が全国各地で発生している様子の週末。こちら鹿児島県でも多くの地域で朝方は氷点下を記録するほどの大寒波を連れてやって来たサンタさんは、ちゃんとそれらを連れて帰ってくれるんでしょうか…。心配っす。

ちなみに、25日未明の鹿児島県さつま町のアメダス観測気温は-3.9℃ということで、並み居る東北や北海道のいくつかの都市を超える、とんでもない寒気に包まれていました。




そうなると気になるのが、山の方の雪の様子。かつて北薩の霊峰・紫尾山の降雪模様をカリーナEDで見に行ったのは、はや20年近くも昔のこと。


(PCの昔フォルダから引っ張りだしてきたw)

ただ、さすがに氷点下の中で山に向かう気概は(年齢のせいか)なかったので、十分に気温が上がってきた午前10時のお天道さまを拝みつつ颯爽と紫尾山方面へと出立してみます。





ここのところ週末のたびにぐずついた天気に見舞われていたので、いい気分でドライビングフィールに酔いしれながら駆け抜けるのも久しぶりな気がしてなりません。^^





その一方で気になることが一つ。正面にそびえる山々の頂には雪が見えませんww



幾つかのトンネルを抜けるたびにあたりを見回すも…雪国の景色とは程遠く、白いものはひとつも無く不安は募るばかり…。





しかーししかし、さつま町域に入ったのちに農道から国道504号にチェンジして北上を始めたあたりから様相が変わってきましたよ。さすがに紫尾の麓まで来ると寒さも一入といったところ。





目下延伸工事中の北薩横断道の入り口手前ではチェーン装着を促す注意も。




麓には残雪も見えない状況ではありますが、高いところを通る道路だから凍結してるんですかねぇ、なんて余裕をぶっこきながら更に奥地へと一般道で駆け上がっていきます。




すると、当の高架下をくぐったあたりから一般道の方も急速にモードチェンジを始めていきます。道路脇ではちらほらと雪の塊が目にとまるようになり、正面の山々にも少しだけ雪の気配が見てとれるように。





して、そのまま峠を上り続けて「さつま泊野IC」のお隣にあたる「きららIC」の入り口まで来たところで、非情な看板とこんにちはしてしまいました。…一般道が通行止めになっているのなら、もっと早く教えてほしかった。たしか、鹿児島県の道路規制情報のサイトにもそんなことは書いてなかったはずですがww





んで、悔しいのでちょっと歩いて先のほうまで様子を見に行ってみました。結果、なんとなく走れそうではありますが…携帯電波も通じないような山奥でスタックしたら泣きをみるので、今回はあきらめることに。





ただし、そのまま下山してしまってはあまりにも癪に障るので…脇道に突撃~!





きららICの入り口を通り過ぎて、方角的には紫尾山の南北を突っ切る「北薩トンネル」の上を跨ぐように縫って走るこの道…果たしてどこにつながっているんでしょうかww





…どこへの謎は、とりあえず置いておいて…地元民の方々が頑張って除雪したんだろうという痕跡が残る道をさらに奥へ上へと進入していきます。




だがしかし、雪をかぶってたれ落ちてきていた木を避けようとしたところで無念のスタック。まぁここまではノーマルタイヤで走ってきていますので当然といえば当然です。^^;




なので、頑張って100mほど後退して退避できる場所を見つけたら、早速チェーンを巻いていきます。2年連続でチェーンのお世話になるとは正直思っていませんでしたが。




…と、意気揚々とチェーンを巻き始めたところで…アクシデント発生!



何たることか…ハッチバックの扉にまんまと指を挟み込んでしまうという事故に遭遇してしまいます。痛いっす。あの時の「画」は、なかなかにショッキングなものでした。傾斜があってお尻が下がっていたところに加えて…経年で油圧が低くなったダンパーが、低温でさらにヨワヨワになっていたんでしょうか。あぁびっくりしたー。早く部品交換しようっと。><;



というわけで、峠攻めチャレンジはこれにて強制終了。幸いにして患部を冷やすものは付近に大量にあったので、30分ほど冷やして落ち着かせたら、麓の薬局に駆け込んで湿布を調達~。



最近、派手に指をヤッたみん友さんがいらっしゃいますが…けっして憧れて真似したわけではありません。これは事故です。(笑





というわけで、2022年のクリスマスの思い出作りを終えて、あとは粛々と年末年始を迎える準備に邁進するのみ。はてさて、2023年の元旦は、初日の出を拝みに行けるのでしょうか…。天気は良くなさそうという予報もありますし。


みなさま、年の瀬であわただしいことかと思いますが、どうぞ安全に年末進行や諸々の準備を進められてくださいね!!



ではでは。
よいお年をー!(^o^)ノシ








Posted at 2022/12/25 16:36:05 | コメント(12) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2022年10月01日 イイね!

阿久根市くねくね林道(山の麓編)

阿久根市くねくね林道(山の麓編)6日前にUPした「林道険道編」の続きです。

台風14号が過ぎ去りしあと、紫尾山系の東西に網の目のように広がる3桁県道・林道は、路面も荒れ果て、さながら険道・淋道と化していました。その中をくねくねっと上って下りて…たどり着いたのは鹿児島県道46号の横座トンネル付近。齢25のこのトンネルは、阿久根市と薩摩川内市とをつなぐ県下10位の長大なもの。

…とはいえ、せいぜい1キロちょいしかないんですけどね。でも、このトンネルが平成半ばにできたおかげで、地域の利便性は3万倍上がりました♪





で、激しい悪路とお別れできてせいせいしたので、なにげに国道3号よりも快適な道をばひゅーんと走り下って阿久根市方面へとアプローチします。




すると途中で見慣れない看板に目がとまったので…いつものようにちょいと寄り道を。




幸いにして看板が示していた「川平の巨石群」は幹道から分かれてすぐの場所にありました。これはアクセスがいいけれど…いったいこれは何?と、興味津々で目的の石の場所まで駆けてみます。





で、出てきたのがこの子たち。こりゃすごい。





そびえていた展望台から石を見下ろすと、誰かが意図的に置いたとしか思えないような巨大な岩が密集している様子がうかがえます。





これらの正体…結局なんだかわからないようなんですが、少なくとも11万年以上の昔にどこかの火山から飛んできたものなんじゃないかと推測されているブツな様子。先に触れた「横座トンネル」の掘削工事をしてしたころに自治体指定の天然記念物になっているようです。うーむミステリアス。^^;



という感じに謎を残してちょっとした珍スポットを発ったら、ひたすら坂を下って阿久根市街地へ。





国道3号にぶち当たったところから少し北の郊外に走ると、以前からちょいと気になっていた蕎麦屋とパン屋が並ぶ開けた駐車場がお目見えするので、ずざーっと滑り込みー。





「パパン」と「親父(とと)」…どんだけオヤジ推しなんだというネーミングのこちらで、とりあえずパンでも買って朝食を用意してみることに。





適当においしそうなところを4つほどチョイスしたら、再び市街地へとんぼ返り。



肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅でコーヒーでも淹れてもらおうかと立ち寄るも…カフェは開店前で、しかもボーイスカウトのお子ちゃまたちがわらわらと。こりゃたまらんww





ああ、適当に珍しい本でも読みながらまったりしてみたかったんだけどなーと思いつつも、とてもとてもおっさん一人で居られる環境ではなかったので…退散して作戦変更~!





「アクネ うまいネ 自然だネ」のキャッチが表わす通り、阿久根市には海辺のすてきな自然風景がたんまりありますんで、そちらに狙いをつけて空いたお腹を抱えながら空いた国道3号をさらに南の方へとえっちらおっちら戻っていきましょう。





して、たどり着いたのは阿久根駅のお隣の牛ノ浜駅。





眼前に広がる東シナ海を眺めながら、優雅にブレックファストとしゃれこみます♪ここは駅前のバス停のすぐ脇まで海が迫ってきている長閑な場所ですんで、落ち着いてがっつけます。





浜への階段を下りて適当な場所に陣取ったら、お食事タイムのはじまり♪





パパ(ン)が作るカレーパンなだけあって、少しスパイシーでドライなカレーパン…これはありです。あえて言えば、もう少しアンが多めだったら最高だったのにww



そうして、ウマウマな余韻を引きずりながらも牛の浜を離れて次なる地へ。方角的には自宅に向かうことになるんですが、このまま帰ってしまっては何にも面白くありませんので…最後にもう1か所だけゆったりと寄道をしてみることに。





薩摩高城駅の少し先にある湯田口から山手に折れると、「川内高城温泉郷」にたどり着けます。途中では西郷さんと愛犬のつんくんがお出迎えしてくれるという歓迎っぷり。…なんだか昔の像と比べるとバージョンアップしているような気がするんですが…どことなくシュールw





今住んでいる自宅からは車でせいぜい20分程度の近場にありながら、やって来たのは何年ぶりだろうと思い返せないくらいのご無沙汰だった温泉街。その歴史は800年ほどといわれています。





なにかと薩摩川内エリアにも縁のある西郷隆盛公も好んで兎狩りや湯治に来たといわれていますが…やっぱりどことなくシュール。なんだろう、この感覚w




一方で、地域猫ちゃんたちは威風堂々としていますww




というわけで付近の様子見を終えたら、街のはずれの駐車場に車を停めて、いざお湯へ!




今回は昔ながらの湯治場の雰囲気を色濃く残す共同湯に突撃してみましょ。





ガロのゲンセンカンの女将がひょっこり出てきても驚かないくらいのレトロな廊下に並んで女湯と男湯の暖簾がかかっています。かといって朽ち果ててはおらずに綺麗に整備されているところが…あぁ愛おしや。料金も200円とリーズナブルでなおよろし!!





そしてこちらが、古式ゆかしきスタイルのタイル張りな丸い浴槽。グッとくる懐かしさで溢れる浴室意匠を長きに渡って守ってきてくれている街の人に感謝ー♪





開放的な景色もなく、洗い場も狭くて…まさしく浸かることに集中できるこの構造は、近隣とのはしご湯をするには最適なレイアウトっす。その筋と申し合わせて「洗髪料」をとっているところからも昭和なポマードの臭いが漂ってくるようで、思わずニンマリしちゃいます。




温度高めな温泉だったので、湯上りにはクールダウンを兼ねて高台へ。通行止めみたいな通行注意の喚起を横目に、ずんずんと歩みを進めた先には可愛らしい四阿が。





そこから見渡せるのは、温泉街の全景。…残念ながら周辺人口の激減に伴って、宴会場完備だったホテルマル善さんは廃業してしまっていますが、その佇まいは今でも温泉街のシンボルタワー的な感じで映えています。…星野リゾートさんが買ってくれないかなぁ…買ってくれないよなぁww





と、そんな感じで台風後の林道パトロールと懐かしさを求めてふらっと走った記録もここらで終わり。

懐かしさは、懐かしいからこそ映えて見えるけれど…それが日常になってきたら飽きるのも常。でも、その陥穽に落ち切ってしまわないように、これからもニッチな新ネタを探しつつ、近隣パトロールは続けていくつもりでーす♪






それでは、また。^^/

(了)









Posted at 2022/10/01 16:01:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2022年09月25日 イイね!

阿久根市くねくね林道(林道険道編)

阿久根市くねくね林道(林道険道編)2022年9月25日(日)の南九州の天候は薄曇りの晴れ。晴れ続きだった3連休の最終日に差し掛かり、先の台風の後片付けも目途がついたので、少しだけお出かけしてみることにします。…ただ、この日は13時から光インターネット回線の移転開通工事(2か月待った!)を控えていますんで、そうそう遠出はできません。

そうなると、行く先はお隣のさつま町か阿久根市かいちき串木野市か、はたまた少し先の50キロ圏内か…思案六方の迷いどころとなるわけです。

なので、とりあえず鉛筆を転がしてみたところ「北に行け」というお告げを授かったので、今回は阿久根市あたりに攻め込んでみることにします。時刻は朝の6時なので、阿久根市ならば道中寄り道する時間も取れそうなので、鉛筆の神様グッチョイス!!なんてつぶやきながら出発します。





朝の光が山々の稜線を超えてきたのを感じながら、まずは鹿児島県道341号で北に進路を取り、広域農道経由で県道339号に渡って新幹線の高架をくぐりつつさらに北へ。





すると、県道345号と出会えます。この道は勾配が急な険道なんですが、この先には…かれこれ20年ほどご無沙汰しているスポットがあるのでえい、やーと飛び込みます。





で、飛び込んだそばから(台風14号の影響だと思いますが)大きな落石や枝たちの歓迎セレモニーを受けつつ、ひたすら山の上へ。この辺りは霊峰・紫尾をはじめとした山々が急峻な地形をつくっているので、ひとたび雨風が強くなると、途端にこんな感じになるやんちゃなエリア。大きくて車高が低い車で乗り入れるのはオススメしません。^^;





中腹のあたりまでやってくると、工事車両に出くわしました。…こんなところまでちゃんと整備してくれる県の土木課や走路維持の係りの方には、ほんと頭が上がりません。ありがとう、ありがとうと心の中で3回唱えながら、更に上を目指します。



でも、その先はまだ手付かずなんでしょう。道の荒れ果て度合いが格段に上がってきましたよ。





今回の小旅行の中で、…頭では分かっていたけれど実体験してしかと覚えたことが一つ。車の後部は汚れやすいです。特にFR車だと顕著なのか。昨日、自宅で洗車したばかりだというのに台無しww




そんな感じに道路の激しさに辟易し始めていた頃、ようやく目的地が姿を現し始め…モチベーション復活!!あの高台の看板のあたりにある展望台が、今回目指しているご無沙汰スポットなんです!




実はここ、以前にも目指してアプローチを試みるも…道に迷って失敗したという因縁物件。今回通って来た道は、少し遠回りになるけれども迷いにくい道なので…ようやく再会の祝杯にありつけそう。ラストの急坂を上りきれば、紫尾林道に乗ってすぐそこ♪




…と、わくわくしながら坂を上りきってみると、目の前に現れたのは非常な看板と現実。





あの~…目指してたのあそこなんですがwww



もうこれでは(こんな状態じゃ歩いても超えられないし)どうしようもないので、仕方なく紫尾林道を宮之城(さつま町)方面へ潰走。あぁ口惜しや…。





まぁでもひっさしぶりに険道アタックできて、野生の感も戻ってきたから良しとしましょうか、と思える景色に出会えたので、少しだけ心の傷は癒えましたw




その後はゆるゆると阿久根市街地方面へと下っていきましょう。



…って、おい!ここそもそも通行止めだったんかい!!って後の祭りで気付いたら、昔ならば心乱れてアクセルとブレーキを間違えかねないところですが、年をとったからなのか景色が良かったからなのか、不思議と冷静に受け止めていました。…しゃーないよね。あんなところ走るべきじゃないよね。ネズミさん?お疲れ様ww




相変わらず路面コンディションは悪いものの、途中で滝を見て心落ち着かせたり…




ブレーキ踏むのに疲れてきたのでローギアに入れて手抜きしたりしているうちに、ようやくまともな道へと帰還できました。…パンクしなくてよかったぁ。^^





そんな感じに林道を駆け抜けてたどり着いたるは、県道46号・横座トンネルの脇の石碑前。まぁそうですよね。お馬さんだってあんな急峻な峠道を喜んで歩きたくないですよね…。(でも、鹿さんはあの辺に大量に生息しているという不思議w




そうそ。あの林道にアタックしようと思う奇特な方に注意喚起しておきます。あそこら辺は普通に携帯電波が入りませんので、パンクや脱輪しちゃったら自力で何とかしてくださいませ。人も…たぶん数時間に1人くらいしか通りませんので…。





というところで、短めですがキリがいいのでいったん切りますー♪

続く後編では、早朝の阿久根市のお食事事情に少し触れつつ、古くからある温泉街を通って自宅に帰る感じで綴っていきます。


それでは、また!!






で、ほんとのところ、なぜ短めでぶった切ったのかというと…本日ブロードバンド回線が開通したので、動画見放題環境が復活したから。久しぶりにYoutube堪能させてください。さーせんwww





Posted at 2022/09/25 18:51:42 | コメント(9) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記

プロフィール

「[整備] #アルテッツァジータ (備忘)過去4年の主要整備記録 https://minkara.carview.co.jp/userid/2891972/car/2502318/6676292/note.aspx
何シテル?   12/19 11:18
====================== ◆紹介 アラフィフのしげ爺太です。よろしくお願いします。2017.8ジータAS300を一目惚れ購入。 201...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

利尻・礼文! 悲願「水の神」降臨 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/09/14 20:17:58
伊賀F 2021 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/15 18:17:08
機種依存文字とUTF-8 ~ EXCEL 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/06/02 21:36:58

愛車一覧

トヨタ アルテッツァジータ 白い嘘星 (トヨタ アルテッツァジータ)
2017.08 某炭鉱の町で見つけた程度のいいジータ君に一目ぼれして即決一括現ナマ購入し ...
その他 Panasonic オフタイム たそがれのオフ (その他 Panasonic オフタイム)
いわゆる電動アシストサイクルです。 思いのほかパワフルなモーター(直流・250W)のお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation