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僕の信頼する自動車評論家が発した一言。
新車の試乗をし始めて、３つぐらいコーナーを曲がった時にぼそっと。

タイヤはいつまでも新品じゃない。

これ、たぶん何も分からない人だと・・・馬鹿？って思うでしょう。
で、恐らく分かる人には逆に分かるんです。

何が言いたいか？そりゃもうこの車はタイヤに頼って走っているってことでしょうね。

メーカーにばれないように毒言うスマートな方ですｗ


とこんな話し始めた理由ですが、とある方のレビューでダンロップのＳＰ　ＳＰＯＲＴＳ　ＭＡＸＸが減ってきたら豹変してノイジーだし、グリップもいまいちだし・・・つまりイマイチなタイヤに変貌したと書かれてました。

うんうん、なるほどそういうタイヤですか。

ちなみに・・・ＲＥ０５０もその傾向がありますよね。

これって、もしかして技術的な限界があるのかなと思うんですよ。


車はどんどん重くなる。
そして、速くなった。

そして、ブレーキは大きくなった。

タイヤは「薄く」なった。

よりによってデザイン重視で「さらに」薄くなった。


今や３５扁平３０扁平とかよくある話ですよね。


ところが、タイヤは「空気」が支えているという物理的な不変の世界は変わらず。


そうするとエアボリュームは確実に減っているわけですよ。


その中で、ハイパワーな車に抜群の性能を与えるタイヤ。

そいつらは、タイヤの基本構造は硬くしておかなきゃタイヤは耐えきれないわけですね。
ＦＲで５００馬力とかトルク７０ｋとか、車重２ｔとか、最高速３００ｋとか平気で出るわけですよ。

その性能を受け止める基本構造はカチカチだ。


でもでもでも、消費者はわがままだ。

静かじゃないとねとか
減りは遅い方がとか

いや、５００馬力受け止めてくれなきゃ困るしとか

結局その辺のすべての要求がコンパウンド(タイヤのゴム)に行く。

最近のゴムはハイテクだから、ドライバーの空気が読めるようになってる。
飛ばせば食うし、静かに走ってれば食わない。

でも、ゴムは使えば劣化していく。
トレッド面で静穏性を持たせたとしても、ゴムが減ったらその効果は終わり。


と言うことは、減ってくると途端にうるさくなったり、乗り心地が硬くなったりするというわけ。


なんじゃないかなぁと思うんですけどね。

で、ぐるりと回って最初の話題に戻る。

タイヤはいつまでも新品とは限らない。

これは何が言いたいか
⇒この静穏性はタイヤに頼っている。だから、減ったらうるさくなるかもな。
⇒この足回りのセットはタイヤのグリップに頼っている。だから、減ったらバランスが悪くなる。
⇒このハーシュネスやら、乗り心地はタイヤに頼っている・・・減ったら乗り心地は悪くなるし振動も出てくるだろう。


タイヤに頼らないセットアップをした良い話を１つ
・先代エルグランド(２代目)
　開発者曰く、エルグランドのオーナーはホイール替える人が多いので、タイヤに頼らない静穏性を考えましたと。

悪い話を１つ
・初代レクサスＬＳ(日本のね。。。つまり現行・・・)
　設計時に要求したタイヤの性能を満たしていない・・・。ので、うるさいしグリップイマイチ。ハンドリングのバランスが取れていない等々


まぁ、そんな事を考えながら、仕方ないよな。２０インチだものと自分の車に納得しているのでした。

見た目命・・・(あれ？

正直、インチアップするならＣＬＳなら１９までがお勧めです。
ロードインデックスが２０だと足りなくて無駄に空気圧高くなるし良いことないですね。
285/25Ｒ20とか履いていてゴタゴタ言うなって事ですね♪

前回からの続き

個人的にこのイベント、どうなの？と思ってしまったのだが、特に思ったのはオペレーション関係。
これ系のイベントスタッフとかやっていた経験からすると、かなりグダグダです。

下手すると、他のブランドに客持ってかれる要素に十分なりえます。

１、入口
ＢＭＷのロゴ持った人が１人。
これじゃ、何しているのか、ここが会場なのかすらよく分かりません。
シークレットイベントならまだしもね。。。

２、受付
ごちゃごちゃおねーちゃんが沢山。
なぜこんなことになっているかと言えば、港地区やら、中央地区やら杉並地区やら分かれているわけですよ。

そんな事は紙受け取った後会議室でやれっての。
ちなみに、、、そのあと何か意味があるわけでは無い。

あ、今御乗りの車は聞いてきますけど、駐車場は違うところなんで国産コンパクトで乗り付けても誰も分かりませんｗ

３、会場
ご自由にご覧くださいなのだが、スタッフは沢山いないし、まぁ売る気があるのか無いのか。。。
前々から予約してディーラーマンが待ってました！ってタイプの人は良いのだろうけど、それ以外は。。。

４、ケータリング
座った途端に、お菓子とお茶の注文を聞きに来たのは非常に◎
ただし、ちょっと紙コップに半分しか入れないのは無いな。
大した金かからないんだから、グラスに並々注いでくれば良いのに。
ショコラティエが作ったチョコレートが自慢だったらしいが、知らずに焼き菓子頼んでしまった。
たぶん、、、高いものだとは思うけど。。。

世の中財布を握っているのは奥様であることが多いのに、これはあかん。

５、講演
まぁ、あんまり聞いてないのでパス。
ただ、・・・普通の人が興味をどの程度示すのか微妙。。。一番まともなのはペット系かもね。

６、試乗
恐らくだけど、あんなにガラガラであることが想定外だったんだろうなぁって気がしました。
ガンガン試乗できた反面、何回も同じ誓約書を・・・。途中から名前だけに変わりましたが。

まず試乗受付に人が足りない。配車管理をする人含めて二人じゃ足りない。
そこでまず、管理できていないから、車空いててもなかなか呼ばれない。
待ち時間がほとんどないから、アナウンススタッフは立ちぼうけ
混んでたら１００％崩壊するな。と思いました。

車乗るのに１００％雨で濡れる設定。人が余っているなら傘係でもつくってエスコートしなさい。
テントとテントの継ぎ目でも同じく。。。

同乗スタッフも恐らくアルバイトが大半。
沢山の車種あるけど、車に関しての知識はゼロに等しい。聞いても分かりません。
一応マニュアルに最低限の事は載っていたみたいなので、親切なスタッフは答えてくれましたけど、、、
買う気で来ている人が居たらＮＧ対応ですね。
最低限、今試乗している車のオプション装備やら、セールスポイントは言えないと。

一番閉口してしまったのは、雨降っているのでワイパーの設定を聞いても・・・ってダメじゃん。

７、退場
ゲストカード返却してお土産渡すなら、もう少し何かあっても良いかもしれない。
窓口どこか分からないし、、、必要ならカタログとかお渡しするぐらいじゃないと。
奥様が居れば、チョコレートの１つでもお土産渡せばずいぶん印象変わるもんです。


目の肥えた消費者がＢＭＷに満足しなくなっているのはその辺なのではないですかね？
ＢＭＷの良いところがあの試乗コースじゃ感じられないところもあったし。。。
対応もイマイチだし。。。今まで国産安物カーに乗ってた人ならあの応対でもだまされて買うでしょう。
ただ、そのあとが続かないかもしれませんね。

あまり乗れないＭが沢山置いてあったのはよかったけど、ああいうものはもろ刃の剣で、他のモデルが色褪せて魅せる効果も同様に持っていたりします。

まぁ来場者区別しないでやっていたみたいなので、どうでも良い話かもしれませんが、、、
それなら、土曜日は完全登録制！ディーラー推薦者のみ！ぐらいでやればいいのにね。

某ブランドスタッフの時は未発表車両の試乗は、、、一般非開放非公開みたいのがありましたけどね。なんて。

この記事は、BMW東京の展示即売会「JOY! BMW Tokyo 2010」…10月9-11日について書いています。

土曜日に行ってきました。ＢＭＷ試乗会。

代々木公園？？でやるの？と思いましたけど、行ってみて場所のチョイスは正解ですね。
アクセスで見たら東京でこれ以上の場所のチョイスは無いかもしれません。後はお台場ぐらいか。。。

雨なので、思いっきり出足が悪くて・・・って感じでしたが、その分沢山乗れたのは◎

試乗コース的には代々木公園のまわり１周なのでこれは・・・△かな。。。
１回２０分ぐらいな感じです。(実乗車時間は１０分ってところ)


ここから試乗記
１台目　650i カブリオレ
V8 4800cc 367馬力…　１２６０マンエン
隣に乗ってたましたけど。。。あんまり良い感じはしなかったかも。
トルクの鬼。デザイン見て何かを感じなかったら価値がない。
まぁモデル末期ですからね。ちょっとって感じですが。。。

これだったら630i　カブリオレを日本導入した方が良いと思います。
この５リッターエンジンは日本に合わない。燃費が悪くて税金高いだけ。
軽いエンジンでもう少しフロント周り軽いやつがあれば、見た目の大きさとは裏腹に軽快感あるオープンドライブが楽しめると思うのだが。。。

２台目　Ｍ３ sedan
V8 4000cc 420馬力　7速 M DCT Drivelogic　１０３０マンエン
自分が乗るので乗りたいものを。。。
ドライブロジックが素晴らしいのと、エンジンがやばいですね。
太いハンドル、
真っ赤な革内装
(これってもしかして。。。インディビジュアルプログラム？標準じゃ存在しないような)、
どこまでも回るエンジン、、、
ハンドル切ったらまるでゴーカートみたいにスパスパ動き回る。
リアシートも４ドアなので実用的。
ただ、これで４２０馬力？？と思ったのもまた事実。
１速と２速で全開にしました。
同乗のスタッフの方すいません。。。顔が引きつってたね。

一つだけ。ブレーキにエア噛んでる症状が出てたのが残念。サーキットでも走った？？
これは、事前チェックしないとね。分かる人が乗れば分かるけどさ。
買ってくれる人はそういう人とは限らないんだし。


３台目　Ｍｉｎｉ　ＪＣＷ　カブリオレを試乗しようと思ったらとられてしまったので、、、
X1 sDrive18iに試乗
直４　2000ｃｃ　150馬力　６ＡＴ　363マンエン(実際にはパノラマサンルーフとナビがついてたので、、、４２０万円ぐらい？)
あんまり夢見るのも良くないよねと言いつつ。。。
正確にはＸ６ＭとかＸ５Ｍとか７シリーズとか置いてあったんですが、あんまり乗る気もせず、将来的に乗ることも無いだろうし。。。かといって３シリーズも・・・別にって気がしたので出たばかりの最新型に試乗

そしたら意外によかった。
室内広い、実は立体駐車場に入る、乗り心地◎など。。。
パノラマサンルーフは必須オプションな感じがしました。
雨なのに、室内明るくてドライブが楽しくなりそうな装備でした。

４代目
ＪＣＷの待ち時間がさらに延びていたのにびっくりして、じゃー
X1 xDrive25iに試乗
直６　3000ｃｃ　218馬力　６ＡＴ　480マンエン(サンルーフついてたので500越えは確実)
今度は自分で運転。ｘドライブって言うのが４ＷＤを意味するのと、やっぱり直６でしょと思ったので運転。
四駆って感じはあんまりしなかった半面、、、
ハンドル重い(個人的に重すぎ)
ブレーキが…初期制動が結構きつい(新車だから？)
エンジンはパワーある演出をしている。フライバイワイヤでだいぶ実際の踏み加減より踏んだ制御をしている感じが出ていた。
あんまりにドカンと出だしが鋭いので、最後に１速踏み抜けたら化けの皮がはがれましたとさ(やっぱり)。あんまり直６のよさは体感できず。。。
ＡＴはさっきの18iと制御が違う感じがしたけど(ブリッピングするし…)、果たして。。。
全長が短いので、ラゲージはあまり期待できず、スノーボードが限界かもってところでした。


で、２０台ぐらい見たやつを要約すると
１、本革シートがついてないやつの内装の残念具合は半端無い。(特に１と３)
２、革シートならベージュ内装のが良い
３、新型５シリーズの内装はあんまり高級感がない＆ドアがアルミで結構軽いのかちょっと・・・と思った
４、Ｘ１は25iの方が良いけど、値段差考えると18iの超戦略的価格設定は見逃せないが、、、それならレクサスＲＸの方が良いかも。。。
５、３３５iカブリオレは実物見ても◎だった。結構良いかも。


今のＢＭＷをまとめると。。。
・売れ筋の３シリーズは、リッター１８ｋｍ走るやつが出てエコエコ言ってるけど、さすがにデビューしてから結構経っているからあまり買う人はいなさそう。
・１シリーズも、イマイチ感が(ちょっと小さすぎるかな～)。買うなら中古の130iでもいっときな！
・新型５は、内装がイマイチかな～なんて思ったりしたけど、このクラスでＢＭＷ買うなら間違いなく523iツーリングでしょうね。Ｅクラスディーゼルとどこまで戦えるか！(523iでも2.5Ｌ直６なんで十分です)
・Ｘシリーズは、Ｘ１しか売れないでしょう。その辺分かっているのか会場にＸ３は一台も無し(笑)
・Ｘ５とＸ６はまぁ数売れないでしょうね。Ｘ６を目の前で見たけど、あんまり何かを感じず。デザイン的にもあまりインパクトなしで良いところなし。まぁそれ以上に大きすぎるし。
・Miniはまぁデビューしてからずいぶん経っているので、派生モデルやらホットモデルやら持ってきて、オタクを取りこんでいる印象。まぁ見た目で買うなら１００万の中古でも変わらんからねぇ。

あんまり良い印象は無し。まぁそれ以上にイマイチだったのは・・・２へ続く。

http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000023371.html?pg=3
最近、車のインプレッション見ていると二極化が激しい。

それは、２００万円以下の大衆車と１０００万円超の高級車だ。

最低限のモビリティーを提供する道具として、２００万円以下が熱い。エコカーも含めて大体この価格だし、ちょっと贅沢して３００万円以下。４００万円となると皆があこがれるエルグランドの世界へ。


反面、１０００万円超の世界も熱い。
金持ちの際限ない欲求を満たす、それはそれで究極の世界。
ありとあらゆるものを備えた魅惑の世界かもしれない。
アウディーのＲＳ５はかっこいいなぁって思って見ていたら、１２００万円！！
4200ｃｃ　ＮＡ　４５０馬力・・・
あぁ、いつか手に入れられる日は来るだろうか。。。

東京じゃあちこちでゴロゴロ走っていると言うのに！！
彼らは一体・・・


上記のリンク先に書かれている事は。。。
メルセデスは、環境やらモビリティーやらを守ると同時に、ユーザーの際限ない欲求を満たすこともまた必要なのであると。

確かに、環境とかエコとかは重要だが、資本主義の中で民間企業が生き残るには利益も必要だ。
技術の進歩を支え続けているのはこういう高級車なのもまた事実。

１００年の歴史を持つ高級車のトップメーカーは、次の１００年を生きる方法をよく知っているのかもしれない。

うちの会社にも、次の１００年を見据えられる人が居たら・・・いや、１０年でも十分かもしれないのだが。。。