(
その1、
その2、
その3に引き続き)連日のミニカーネタ・・・
今回は1965年から1969年までのチャンピオンマシンを紹介します。
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[1965年]
<ドライバーズチャンピオン>:ジム・クラーク(イギリス)
<マシン>:ロータス・クライマックス LOTUS33
勝者はロータス。
圧倒的な強さでクラークがチャンプに!!
やや不調に終わった前年度の雪辱を晴らしました。
’63年の10戦中7勝には及びませんでしたが、10戦中6勝というもの凄い勝率・・・。
有効ポイントが6戦に限定されていた時代なので、満点ポイントです。
もう笑うしかありません、速スギです。
ちなみに、この年の最終戦にホンダが初勝利ゲット!!
モデルはRBA製。
<コンストラクターズチャンピオン>:ドライバーズチャンピオンチームと同様
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[1966年]
<ドライバーズチャンピオン>:ジャック・ブラバム(オーストラリア)
<マシン>:ブラバム・レプコ BT19・BT20
ブラバムが勝者。
ドライバーもブラバム。
自らがドライブするためにチームを造ってオレ様チャンプ!!
これこそ「オレ様」の王道!!
(後に大活躍するチームマクラーレンがこの年に誕生。ブラバム同様、「オレ様」チームでした^^)
この年はレギュレーションが大きく変わり、勢力図が激変します。
前年に圧倒的な強さを見せたロータスが低迷。
レギュレーション変化に柔軟に対応したブラバムが台頭してきました。
モデルはカルツォ製。
※画像のマシンは翌年度マシンのBT24(BT19orBT20は未だ発売されず)
<コンストラクターズチャンピオン>:ドライバーズチャンピオンチームと同様
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[1967年]
<ドライバーズチャンピオン>:デニス・ハルム(ニュージーランド)
<マシン>:ブラバム・レプコ BT24
前年の好調を維持しブラバムが勝者。
ドライバーはJ.ブラバムの相方、ハルム。
ロータスが復活し、クラークの速さが目立つシーズンでしたが、信頼性の欠如でタイトルを掴み損ねます。
方や信頼性抜群のブラバムは堅実に走ってポイントを重ねていきます。
気付くとなぜかオレ様キャラ?のJ.ブラバムを抑えて、ナンバー2のハルムがチャンプに・・・(汗)
(こういうこともあるんですね・・・)
これもカルツォ製。
<コンストラクターズチャンピオン>:ドライバーズチャンピオンチームと同様
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[1968年]
<ドライバーズチャンピオン>:グラハム・ヒル(イギリス)
<マシン>:ロータス・フォード LOTUS49B
この年は悲しいニュースから始まります。
シーズンの序盤も序盤、F2レースに参加していたロータスのJ.クラークが事故死・・・
当時の関係者の落胆ぶりは相当なものだったようです。
(’94年のセナと同等かそれ以上!?)
モータースポーツ界にとって大きな大きな損失です。
そんな状況のロータスですが、
J.クラークの死を乗り越えて勝者に!!
チームメイトだったG.ヒルが6年ぶりのチャンプ。
後にチャンピオンになる息子のD.ヒル、奇しくもセナの事故死で同じ境遇にたたされることになります。
(ドライバーズタイトルは取れませんでしたが・・・)
この年のシーズン途中からロータスが新しい手法を試みます。
史上初めてマシンのボディー全体にスポンサーカラー(ゴールドリーフ)を纏って登場。
現在では当たり前になっている「広告塔としてのF1マシン」をいち早く採り入れました。
あ、もう一つ・・・
各チームのマシンにウイング(というよりも整流板!?)が付きはじめます。
ボディーの空気の流れに干渉されない場所?ということで高い場所に設置したと思いますが、もの凄い場所にありますな・・・
これもやっぱりカルツォ製。
<コンストラクターズチャンピオン>:ドライバーズチャンピオンチームと同様
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[1969年]
<ドライバーズチャンピオン>:ジャッキー・スチュワート(イギリス)
<マシン>:マトラ・フォード MS80
勝者はマトラ。
J.スチュワートが初のチャンプ。
そのマトラ、美しいデザインの自動車を作成していたメーカーで個人的に大好きです。
世間ではル・マンでの活躍のほうが有名かもしれません。(’72年から3連覇を果たしました)
因みに、この年のマトラのチーム代表はケン・ティレル。
翌年に自らレーシングチーム(ティレル)を設立します。
これもカルツォ製。
<コンストラクターズチャンピオン>:ドライバーズチャンピオンチームと同様
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ジム・クラーク。。。
通算25勝(当時最多勝利記録)を残し伝説へ・・・
方や、J.スチュワート、リント、イクスなど、次の世代を担うドライバーも多く誕生しました。
次回から、ついに激動の’70年代へ!!・・・
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ミニカーで振り返るF-1の歴史 | 日記
Posted at
2008/01/25 11:22:49