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Kidneyのブログ一覧

2008年02月26日 イイね!

諏訪の隠れた銘店

諏訪の隠れた銘店今日も・・・雪
今年は本当に良く降ります。おかげで
① 出掛けられる日が少ない
② SLのバッテリーがあやしい
③ 倶楽部活動が出来ない
④ 塩カル攻撃を受けて洗車の頻度がアップ
⑤ washer液の減り方も異様に早い
など数々の弊害が出ております(汗)

倶楽部活動が限られるためブログネタもいつものこれしかありません(大汗)
それでは、今週の「みんフラ」スタートです(笑)


蕎麦が続いたのでたまには「うどん」ということでここに行ってきました。
国道147号を北上しブラジル系のお店の手前を左折、「有明富士」とも呼ばれる有明山がだんだん大きく見えてくると右手に看板があります。


「有明富士」




「蛙遊庵」
13時過ぎで蕎麦はもう完売、でも今日の目当てはうどんなので No problem !




「くるみうどん」子供用




「鴨汁うどん」
鴨汁の柚子胡椒がツルツルしこしこの細めのうどんに良く合います。
蕎麦でもこの鴨汁を選択出来ますが柚子胡椒とそばの相性はそれほど良くありません。このお店の蕎麦は香り高く丁寧に打たれた逸品、普通の蕎麦汁蕎麦の香り楽しむのが良いでしょう♪



この日はうどんの「大盛り」を注文しませんでした。
お店を「はしご」をするために(笑)
先ずはすぐ近くの蕎麦屋「あさかわ」を目指すもナビ君ご乱心
除雪していない道をつきすすめと指示するので Reject !
先日寄った寿々喜に近い「上條」に目的地を変更しました。



蕎麦屋に見えぬ外観、たしか以前は洋食屋、でもってラーメンも凝っていたはず。
何でもあり?




店内もお洒落
予想通りメニューも豊富、子供たちは蕎麦茶アイスクリームとアップルパイ、私とカミさんはもりそばと評判の桜カツを注文。



「アップルパイ」
洋酒とシナモンの香りがgood、外はパリパリ中はクリーミー♪




「さくらカツ」つまり馬肉のカツ。
5ミリ程のスライス厚、もう少し厚く切っても良いと思いながら(笑)ベリーレアのカツを生姜醤油でいただきます、なるほど柔らかい
桜肉はほぼ赤身のため衣の油と出会うことで丁度良いバランスです。刺しで出してもイケるくらい臭みゼロ、いい肉を使ってます。




「もりそば」
丸抜きの色を思わせる薄緑の上品な麺、星は少なめで香りも控えめ?。蕎麦汁は甘くも辛くもなく印象が薄い。さてまず素の蕎麦を手繰ってみると、腰があって滑らかなのど越しですが口の中でもっさりした感じが残ります。それと蕎麦汁との相性、これが微妙でしっくりこないのが残念。



「水そば」
二口分相当の水蕎麦が付いてきました。蕎麦の香りを楽しむための仕掛けと思われますが、う~ん(汗)それならば一つまみの塩を用意したほうが良いような・・・

蕎麦以外のメニューも豊富で「そば前」を意識した膳の用意もある店ですが、肝腎のそばが少々物足りなく感じました。
今度はラーメンを試してみようか?



ところかわって駒ヶ岳のふもと駒ケ根市
この日はSLのバッテリーに軽くムチを入れるためドライブ♪

「駒ヶ岳」残念ながら山頂付近がくもっていました。


目的地は赤い屋根」

引越す前に南信の蕎麦屋を制覇しようというわけではありませんが(笑)




駒ヶ岳のふもと「丸富」を訪ねました。




窓から射す雪の反射と明るい木目の建材で店内は良い雰囲気



天井は広く容積もそれなりですが





暖炉と各テーブルに配されたファンヒーターのためしっかり暖がとれます。



蕎麦二種類と評判の「そばがき」を注文したところ先ずそばがきが来ました。

「そばがき」
湯を張った深めの椀に子供の手拳大ほどのそばがきが鎮座します
湯は保温用とのこと。




1/4程を小さな椀に移し、別の皿に用意されたかつお節をふったたっぷりのおろしを載せ、醤油をかるく注いでいただきます。かたまりを取り分けた際に感じた硬さは口に含むと微塵も感じられず
「ふわっ、とろっ」の世界。
蕎麦の香りが口いっぱいに広がって鼻腔に抜ける。しかもこの新鮮な食感、そば前のあてに最高です。
その「そば前」が飲めないのは残念!




そばがきを食べ終わる頃を見計らって十割細打ちの
白檜曽乃蕎麦切(しらびそそば)」が来ました。




十割でこれだけ細い蕎麦も珍しい上に当然切れません。コシはそれほど強くありませんが香りとのど越しはいい感じです。

で、で・す・が、蕎麦汁が辛い!
かつお節の香りも良く、かえしの甘味も感じられましたがこの塩分濃度は
半端じゃありません。
決して蕎麦全体を蕎麦汁に「つけ込んで」啜ったわけではありません。
味見の段階で「辛め」と感じていたので蕎麦先に「ちょいと」つけて啜ってみました。それでも辛味前景に立ってしまいます。




十割が終わると粗挽き二八中太の「朝日屋」が来ました。蕎麦汁もかわってこちらは鯖節を用いているとのことでやや薄口。




粗挽き二八も秀逸な蕎麦でしたが蕎麦汁の塩味が・・・

ヒトには心地よいと感ずる塩分濃度があるといいます。ここの蕎麦汁は上品な香りで蕎麦に応じて節も変えるこだわりがありますが、この塩分濃度だけは残念

昔飯田市に行列の出来る店として営業していた頃からの伝統で贔屓筋も多く、いわゆる「薮系」のしょっぱい蕎麦に需要があるのかもしれません。
ですが、私・・・思わず 血圧が気になってしまいます」(笑)



さて、駒ケ根ICから今度は中央道を北上し諏訪ICで降ります。

「諏訪湖」
次の目的地は河内屋国道20号から側道に入り線路を越えてすぐ右折、狭い商店街を進みます。





「河内屋(かわちや)」
右側に店を見つけました、しかし駐車場が?
すぐ側に路駐し駐車場の場所を聞きに走ると店の奥さんが丁寧に教えてくれました。




カウンター数席と座敷に2卓、店奥にテーブルが一つ、外観も含め「なんてことはない町場の蕎麦屋」という本の紹介文はあながち嘘ではなかった(笑)





「お茶」




せいろとやきとりを注文ししばし待ちます。




せいろが来ましたた。
塩で食べると美味いというので「藻塩」をふっていただきます。
蕎麦は「安曇野翁」や「おぎのや」で出てくるような淡い緑色。上質の丸抜きを使っている証拠です。星はわずかに見える程度。するっと口の中に入ってきて噛んでみると思いの他コシがあります。硬いのではなくむしろ更級を思わせるプリプリとした食感。そして噛み応えだけではなく蕎麦の持つ甘味がじわりと出てきます。それだけでならば典型的な更級ですがが蕎麦の香りが強いのなんの!




このバランスは二八かと思いきや8割5分、長年の紆余曲折の上にたどり着いたレシピだそうです。蕎麦汁はやや甘めですが節系の香りが上品で何よりも蕎麦との相性が抜群
ダシにもこだわりがあって金をかけているとのこと。せいろ一杯850円ではもとがとれないくらいだそうで、それでも店舗は持ち家で従業員を使わず何よりも美味いといってくれる客がいるからこそ続けているのだと。ゆで汁も白濁濃厚、そのままでも味があるし「藻塩」を入れてもうまい。


奥さんと蕎麦談議をしていたら大将も加わってくれました。大将は小麦をつなぎ以上にいれている店が多いと嘆きます。あるテレビで新規開業の蕎麦屋の主人を指導していた輩が蕎麦50に小麦粉50を指示していたとのこと・・・もっと凄いことになっている店もあるようですが「うどん」を喰いに「蕎麦屋」に行くわけではないのですからこれでは困ります。

蕎麦屋の加盟団体でせめて7割以上を蕎麦と称するように認定を考えているとも話してくれました。たしかにその通りだと思います。これだけ紆余曲折の上辿り着いたこの美味い蕎麦をこの値段で供してくれるこのお店には頭が下がる思いでした。

さてこのお店有名人も多く贔屓にしているそうで芸能関係では冬彦さん(笑)まだ店に明かりがついていない頃に入ってきて「腹へって死にそうだから何か食わせてくれ」と言うそうです。他にセミリタイヤする前のNEWS23の司会者、古いところでは故天知茂、業界系ではT○SのクルーとN●K。ただし後者は「そば前」はやらないそうです、一連の不祥事で受信料が集めにくくなってから(笑)

たかが町場の蕎麦屋、されどこの実力あなどりがたし。

これはリピート確定です。


ごちそうさまでした(合掌)


長スクロールにおつき合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
Posted at 2008/02/26 20:11:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | 美食 | グルメ/料理
2008年02月15日 イイね!

マクロ遊戯2/14編

マクロ遊戯2/14編左の写真のように
雪の日はそれほど冷えません。


しかし次の朝晴れたりすると

「放射冷却」


のためマイナス二桁まで気温が下がります。


マイナス10度の朝
青空駐車のカイエンの屋根に
氷の結晶が出来ました



遅刻ぎりぎりでしたがレンズをマクロに換えて

息を潜めて撮りました



フォトショップで解像度を変える時
「command+option+I」
ですが、間違えて
「command+I」
とするとこうなります

「階調の反転」
これはこれで何となくキレイ♪




さてこの日の夜
義理ナントカをGetしたので早速試し撮り

今年の収穫は師匠と同じ5品(笑)




ジンジャー風味のホワイトチョコ




金箔付き




GODIVA




LAPHROAIGのミニボトル
チョコレートにシングルモルトはいい組み合わせかも♪
Posted at 2008/02/15 19:46:27 | コメント(7) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2008年02月13日 イイね!

相性~蕎麦と蕎麦汁

相性~蕎麦と蕎麦汁蕎麦は極めて単純な食べ物、
原則として蕎麦と蕎麦汁があれば完成します。
薬味とゆで汁も重要ですが
あくまでバイプレーヤー。

蕎麦は使用される蕎麦粉の違いから挽き方、
つなぎの種類と量、切り方の細太とバリエーションが豊富。
蕎麦汁はダシとかえしのコンビネーション。
前者は昆布と魚節のコラボ、後者は醤油、砂糖、みりんのバランス。
これも組み合わせは無限にあります。

そして蕎麦と蕎麦汁の相性、おいしい蕎麦はこれらのバランスが実に絶妙
単純な食べ物ですが奥が深い・・・と感じた週末でした。


連休初日、とある中信地区限定の蕎麦紹介サイトに紹介されていた店を思い出し出掛けてみました。松本市中心部から少し外れた住宅街に立つ旅館ですがランチで蕎麦を食べることが出来ます。


旅館だけあって趣のある造りの母屋、趣味のいい灯が配置された階段を登り二階の客室に案内されました。




子供連れなので個室は便利




しばし待つと通しに漬物とおからが出てきました。おからは素朴なお味、器まで温められて供される心遣いが嬉しいところ。ざるを注文して更に待ちました。


蕎麦汁が先に出てきました。甘い香り、味をみるとやはり甘い。かえしにザラメを用いているのか?これが蕎麦と絡むとどう化けるか楽しみ。




遅れて蕎麦がやってきました。薄い茶色の中細切りの麺は星が目立ちます。数本口に含むと香りはやや控え目ながらなかなかのコシ。
しかし、蕎麦汁に絡めて啜ってみると・・・蕎麦汁の甘味が強烈過ぎて蕎麦との相性がどうにもよろしくない。しかもこの甘さが後まで尾を引いて砂糖そのものを思わせる後味。

辛味大根を入れて甘味を殺してみようと試みましたが甘さが主張を変えません。薄く美しくスライスされたネギを加えても、自分でおろした本ワサビを蕎麦にまぶしても変わりません。所詮、蕎麦汁の骨格を薬味で修正することは不可能でした。

旅館ならではの接客と心遣いに感心し蕎麦も上々であっただけに残念でした。この蕎麦ならば甘味を殺した節系の香りの立つ蕎麦汁でいただければさぞかし美味かったと思いつつも、これをキリッとした甘味と表現し美味いと推す人もいるので・・・人の味覚は十人十色
注:このブログはあくまで個人的な感想ですから!

どうも私は甘めの蕎麦汁が苦手のようです、カミさんも同意見でしたが・・・。



気を取り直して浅間温泉の外れにある「楽座」に寄りました。

(写真は既出)

せいろを注文すると待っている間ヒゲの大将の鼻歌が奥から聞こえて来ます。これが店に流れるクラシックと重なって面白い。そうだ、ここはかけも薄味で美味かった、ということでかけを追加。




まずせいろが来ました。二八の細麺、薄いクリーム色で星はほとんど見えません。プリプリとしたコシのある麺で香りも良好、蕎麦汁は甘味控えめでダシの香りは強い。蕎麦も良ければ蕎麦汁も良く、何よりもその相性が申し分ないほどにピッタリ!




かけの薄味の汁も絶品。美味い蕎麦屋はこうでなければ!!

食べているとどこかで見たことのある酒屋さんが一升瓶を配達に来ました。
その酒は「夜明け前」。いい酒を「そば前」に揃えています。一献傾けていた隣の席の客と大将が「そば前」談議を始めると、クルマのためいただくわけにはいきませんが(笑)私も「そば前」好きとしては口を出さずにはいられません。

信州の美味い酒として私は「明鏡止水」はどうよ?と問うてみましたが今は「夜明け前の」方が良いとのこと。なんでも「明鏡」は出たての頃は鮮烈でしたが最近は普通の酒になってしまったと。


個人的には去年の冬に店頭に並んだ「明鏡」の純米吟醸は傑作と思っていただけに「夜明け前」の味がどうしても見たくまりました。。
そこで帰り道に行きつけの酒屋Yに寄り「明鏡止水」純米吟醸と「夜明け前」純米吟醸を購入。家に戻ってから飲み比べることにしました。


「楽座」の大将もなかなか「そば前」に造指が深い、どうりで、「プルークボーゲン」を知っていました。今は「よよぎ」、あそこの大将も蕎麦を打って山を歩きます。
ここの大将に似ている。どちらも個性と拘りが店のあちこちに見られてしかも美味いものを出してくれる店です♪




明鏡止水と夜明け前
どちらも奥が深い味わいのある酒ですが、楽座の大将の言う通り「夜明け前」の方が味にがありました。やや酸味が強くそれが鮮烈な印象になって残ります。



この日は夕方から大雪!

夜半にはこんなに積もりました。
桜の木の枝にも雪が積もりまるで花を咲かせたようです。




近寄るとこんな感じ





連休中日は昨夜の雪が嘘のような晴れ。しかしこの日は職場から半径30分以内しか移動が出来ない半拘束日。しかも常に連絡が取れなけらばいけない。先日訪れた木祖村の「おぎのや」は携帯のアンテナが3本立ちなおかつ15分もあれば戻れる、本日のランチはおぎのやにケテーイ!

ざるそばを注文してしばし待つと・・・登場!

(写真は既出)丸抜きの蕎麦を思わせるうすい緑がかった色。香り良し、腰も良し、のど越しも良し。
当然汁との相性も良し
その蕎麦汁も甘味控えめのすっきりしたお味。ワサビを蕎麦に撒いて香りを楽しみながらいただきました。



次に予てから噂を聞いていた同じ木祖村の「志めと」に向かいました。典型的な食堂兼民宿の佇まいのお店。ざるを頼むと2段重ねの丸いざるがやってきました。
蕎麦汁は「うっ、甘すぎる!」いやな予感・・・

蕎麦はねずみ色で星がわずかに見える田舎蕎麦風、中細切りでやや不揃い。蕎麦の香りはやや控えめ、腰はあって歯ごたえとのど越しはまずまず。

さて、蕎麦汁の甘さとどう絡んでくれるか?

「おやっ」以外と相性が良い。汁に付け過ぎると甘さが目立ち過ぎて良くありませんが、三分の一ほど浸して啜り込むとそれなりに楽しめます。もう一度蕎麦汁のみ味をみると甘さのあとに複雑な後味が広がり甘さが嫌みとして残りません、「ダシ」が良いのか「かえし」のバランスが良いのか?

(この日はカメラを持っていかず・・・フォトなしです^^;)





連休最後の日も良い天気。
道路も良さそうなのでSLでぶらっと北へ。

梓川PA




PAから見た常念岳
電線が邪魔!!




燕岳とその右手前は有明富士



北アルプスの山々に魅かれるようにやってきたのは

穂高の寿々喜




道をはさんで向こう側は洋館




「碌山美術館」でした。
日本近代彫刻の扉を開き東洋のロダンといわれる荻原碌山の代表作品を公開しているとか(うんちく)

もう一軒近場の蕎麦屋を味見しようと思案していましたが14時近くになりかなり空腹でした。ざるを注文しようと考えていましたが思わず「大ざる」を注文

出てきた大ざるのこんもりとしたそばの山を見て思い出しました。
ここのざるは普通もりで大盛相当、したがっておおざるは・・・二軒目はあきらめることに。




みずみずしい蕎麦は更級を思わせる白さですが星も散っています。なめらかなのど越しは二八、ほど良い腰があり歯ごたえ良好。
蕎麦汁も節系の香りが素晴らしく甘さを抑えた味はバランスが秀逸、何よりも蕎麦との相性が抜群。
ホントに大盛りでしたが思いの他早く完食しました。これで漱石1枚なのだからコストパフォーマンスもOK!




穂高まで来ると白馬三山もずいぶん近く見えます。




帰り道、鳥を撮る・・・NRさんの影響?
ちょこちょこ動いてピン合わせが難しい~修業が足りません(汗)
鳥だけにトリミングしてあります(冷汗)



家に戻ると手元に何故かこのようなものが。
MC後のSLを見たショックがさめやらぬ今日この頃・・・
FMC次第では浮気も十分ありえるか?
でも997TCは完売だそうです。

SLに並ぶ早さと実用性とデザインとのバランスがとれたクルマ
でも私的に911とは相性が今一つ
でした・・・が、最近少し気になります(笑)

「みんフラ」ばかりでは何なので、最後に少しだけ「みんカラ」してみました(爆)

でも相性って大切♪



Posted at 2008/02/13 21:03:41 | コメント(7) | トラックバック(0) | 美食 | グルメ/料理
2008年02月07日 イイね!

南信州の蕎麦屋三軒

南信州の蕎麦屋三軒「みんカラ」って
「みんなの
カメラライフ」

と思ってしまう今日この頃。

それどころか「みんフラ」なんて言葉も。

では「みんなのフードライフ」を一席(笑)



南信州昼神温泉からほど近い阿智村、南木曽の国道19号から256号に入り飯田を目指すと30分ほどで到着します。途中まではドライな峠道、しかし清内路村を越えた辺りから路面が濡れて所々雪や氷が残っており冷や汗 ^^;

目指すお店は阿智村で三州街道(国道153号)に入りすぐに左側に見えてきました。

「勝縁」

SLのナビ君がご乱心、阿智村に入った途端国道256号沿いで「目的地付近、音声案内を終了します」と早々に案内を切り上げてしまった!!地図を頼りに何とか到着。




暖簾をくぐるとまず靴を脱いで素足でどうぞと。これもくつろぎを醸し出す演出か♪
素足で歩く店内はそれだけでも開放感を与えてくれます。
調度品、器にも拘りを感ずる店。


おろしそばとかけを注文。




「おろしそば」
蕎麦は二八がメイン、粗挽き細麺はそれだけでもストライクゾーンですが、更級を思わせるプリプリとした歯ごたえが楽しい。





さらに蕎麦汁との相性や蕎麦の香りそしてほのかに感じる甘味も秀逸なのだから
たまりません!
これまた南信州下條村産の親田辛味大根の辛味が蕎麦を引き立てます。





「かけそば」「かきあげ」





粗挽きの蕎麦は「かけ」にもよく合います。
かけは冬期限定の品、絶品です。




かき揚げは王冠のような立体型、小海老の香ばしさが引き立ち海老の剥き身や三つ葉が入る逸品


中央道飯田ICからも比較的近く、ここで蕎麦を手繰った後で昼神温泉日帰り入浴なんてのもおつなもの。中部方面の皆様、如何でしょうか?





「勝縁」を後にして次に向かったのは高遠、言わずとしれた桜の名所。その高遠のとある住宅地に上手い蕎麦屋があるという。



中央道伊那インターから40分、迷いながらも案内の看板を見つけました。
この緩い坂道を上って行くのだそうだ。



お店ハケーン!

「兜庵」
何故か左側には「兜之湯」・・・これは後ほど説明
しかしこのお店どうみても「民家」です。普通の家の玄関に暖簾がかかっている。おそるおそる表戸を開けるとこれまた普通の玄関、一般宅に上がり込んでしまった感覚で少し気まずい(汗)




左手の座敷に案内されるが3卓のみ、12名程度が限度か。




席に座ると茶と漬物そして高野豆腐が出てきます。
後者はほのかな甘味のする懐かしいお味。




メニューは十割蕎麦だけのシンプルなもので一日30食限定

ご主人は独学でそば打ちを学んだという。以前は近くの温泉施設の食堂で7年間この十割を供していたのですがある年入札に漏れて失職、しかしファンの熱い声援に応えて自宅を改修し蕎麦屋とした変わり種。

もともと銭湯を営んでいた家でその号が「兜之湯」(玄関の写真参照)
その看板が今も玄関先にかかり蕎麦屋の名前の由来にもなったとの由。




「十割手打ちざるそば 中盛り」
蕎麦は濃いねずみ色の田舎蕎麦風。
太めの麺は腰があって歯ごたえもどっしりとしています。




一方で繊細な香りとほのかに感ずる甘味は秀逸。
決っしてぼっそっと切れたしない本物の十割蕎麦!


つけ汁は二種類
通常の蕎麦汁の他に焼き味噌を辛味大根の搾り汁に溶かし込み刻みネギを浮かべた
「高遠蕎麦」の汁も付いてきます。
本格の十割だから普通の汁でも美味いし、
豪快な麺はこの「高遠風」でも絶品でした。




中央アルプスを望む
春にはを撮りに来よう!





最後の一軒は別の日に出掛けた木曽郡木祖村のお店。
国道19号線から木祖村に入り薮原の商店街中程に位置します。

「おぎのや」
築120 年の古民家を改築した店は落ち着いた良い雰囲気、期待感が高まります。




暖簾をくぐり厨房を横目に見ながら奥へ進み上品な間接照明が照らす土間を上がると




囲炉裏を配した座敷席になります。




木炭の赤々と美しく




自在鉤にかかった鉄瓶を熱します。




雰囲気はきわめて上々、天井も高い、柱の古い時計もいい味を出しています。
もりと鴨南を注文。



「もりそば」
もりはうすく緑がかった二八の丸抜き。




主人はあの高橋名人のお弟子さん。
連射の人じゃないよ・・・ってしつこい?(笑)

達磨翁グループには名を連ねていませんがこのうす緑色のそばの、
ほど良い腰と歯ごたえ、
ほのかな甘味、
のどごしの良さ、
汁との相性、
まさに翁の直系
安曇野翁と比較しても遜色なし!




「鴨なん」
もりと比較して鴨南はまだまだ未完成か、かけに鴨の切れ端を載せただけで鴨南としての統一感に欠けました。
キビシイ~!



しかしこの「もり」の美味さは鮮烈でした。
さらに感銘を受けたのは主人を始めとすお店の方々の心温まる接客
殿様商売と揶揄される木曽の店において「時香忘」以外にこんなにも心地よい店があるとは!!

2006年の開業でまだまだこれからの店だと思いますが、蕎麦に対する真摯な思い暖かな接客はこれから銘店になること間違いないと思いました。

今後の発展を見守りたいお店です♪


ごちそうさまでした(合掌)
Posted at 2008/02/07 16:36:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | 美食 | グルメ/料理
2008年02月03日 イイね!

雪灯の散歩道

雪灯の散歩道そう、週末は西に行く予定でした。
しかし、諸事情あり

河豚、牡蛎を堪能しつつ
昭和を体現したBarの有終のに付き合う予定でしたが・・・急遽入った会議を終えて職場に戻ると予定外の仕事が!。
それが終わって家に戻るともう日が暮れていました。

このまま一日を終えてしまうのはつまらんな~と考えていた時にふと思いだしたのがタイトルのイベント
氷で造った灯籠に蝋燭を灯す、まさに和のイルミネーション

早速5Dと三脚をクルマに積んで出掛けました、マイナス5度の世界へ(笑)




道路の両端に並べられた氷製の灯籠





道端の灯籠





商家の前に飾られた灯籠群





蝋燭のゆらぎがキレイです





商店街を抜けて小路を上り





雪の残る下り坂




木曽川支流にかかる橋を渡ると

欄干の上にも灯籠が





蝋燭の光に照らされる氷の壁





橋を渡り旧中山道の古い建物がある通りへ





道端に並べられた灯籠の列





水場で




ヘッドライトで水流が一瞬照らされました




古い街並みを抜けて

欄干の上の灯籠




橋下を眺めると、臨水歩道にも灯籠が




橋から川岸へ降りて




川の中にも灯籠





川面に映える灯籠の明かり





川岸にも灯籠の列




枯れ草を照らす光




蝋燭に照らされる氷の板




氷板三双




紅葉




紅葉と縦線




落葉をちらして




蝋燭の明かりに照らされながら川岸を進み




メイン会場へ

高台から





まゆ玉




幼稚園児の作品が並べられた飾り壇




雪だるまをあしらったプレート



雪国ならではの景色でした。
手袋をしていましたが指がかじかんでシャッターが押しにくかったこと!



おまけのフォト

はやりましたねぇ~




舛○大臣似?




NEC関係会社の作品




和の香りのイルミ、如何でしたでしょうか。
Posted at 2008/02/03 22:41:07 | コメント(8) | トラックバック(0) | 写真 | 日記

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「11年目突入」
何シテル?   04/01 13:32
ブログ、終了しましたが生存しています(笑) 更新希ですがよろしくお付き合い下さい。
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