2019年04月10日
大修理!
娘の車ですが、技術的なこともあり、オヤジが代筆です。
イプシロン・・・・というより、フィアット系のデュアロジックによくあるトラブルが出て、ついに修理となりました。
症状は、ATモードで走行中、5速までシフトアップした状況から、信号などでブレーキを踏んで減速すると、シフトダウンされずにNの表示になり、そのまま走行不能になるというものです。
エンジンを切って数分待つと、何事もなかったように走れるようになります。これは他の皆さんも報告されている症状です。
旧ディーラー(現ジープ)では、この手の故障はデュアロジックユニット(DFN)
の交換対応で、オイルポンプまで同時交換すると費用は30万円以上となります。
しかし、新しいユニットといえどもそこはイタリア、信頼性は同じことで、また同じ事態になる可能性もあるわけです。(1年保証が付きますが、大体この期間は壊れないようで・・・・)
そこで、イタ社専門のガレージに持ち込みました。
そのガレージは、ユニット交換ではなく、原因を究明して修理するとのことでしたので、お任せすることにしました。
2~3週間はかかりますよ、とのことでしたが、代車も出してもらえるので異存はありません。
2週間ほどで、油圧ポンプがダメなので交換するとのこと。
新品は5万円程、中古なら2万円とのことで、中古を選択。ここはチェック済みの中古のほうが新品より信頼性が高いと見ました。
しかし、油圧ポンプを交換しても症状は改善せず、もう少しチェックしてみるとのことでした。
結局、入院は2か月!ついに症状は完治しました。・・・・この間、コンピュータのチェック、ミッションを下ろして分解、クラッチもチェック等々・・・・
原因は、本来オイルが入っていないはずのロックアクチュエータという」ユニット内にオイルが侵入していたためだそうです。結局このアクチュエータは交換となりました。こちらは新品で55,000円。
さて、2か月にわたる修理と部品交換、恐ろしい金額になると覚悟しました。
だって、オイルポンプ2万、アクチュエータ5.5万、それにオイルも交換しているわけで、部品代だけでもかなりのものです。
結果は・・・・総額15万円!それでもディーラーでユニット交換した場合の半額以下です。それに、結果的にオーバーホールに近いことになったわけで、信頼性という点ではユニット交換以上だと思います。
さてこの、アクチュエータにオイルが侵入するトラブル、調べてみると同様の故障は他の方のイプシロンにも出ているようです。不思議なのは、侵入したオイルは、デュアロジオイルではなく、ミッションオイルらしいのです。
そして恐ろしいことに、このオイル侵入は、原因がわからないのです!
今回の大修理、ユニット交換しなくても直せる可能性があるという点で、同様の故障でお困りの方の参考になればと思います。
修理代は、娘にイタ車を薦めた責任上、オヤジの私が支払いました・・・・イタタタ・・・・
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Posted at
2019/04/10 17:10:22
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