Japthugのブログ一覧

ラジエーターパンクして、電動ファン側からピューピュー漏れてました…
とりあえず水足しながら実家まで辿り付きました。
夜になって気温下がってから帰ります…

さて、現車を見ることもなくXJSの4.0リミテッドを買うことにした私・・・
写真は私の愛車紹介のフォトギャラリーから見れるのでそちらをご覧頂くとしましょう。


積載車に乗せられて中部からはるばるやって来たXJSの第一印象は


「で、でかい・・・」


でした。
曇りの日だったので、紺色が黒色のように見え、異様にでかくて長い車がずるっと下ろされる様はまさに異様でした。
中に乗り込むと、うっすらタバコの匂いが残ってはいましたが、コノリーレザーの独特な香り。
異常に近いフロントウインドウ。
太いセンタートンネル。
狭い足元。
何もかもが特別です。


うきうきしてエンジンをかけようとすると・・・


「キュキュキュキュ・・・ブオーン・・・プス」


あれ？エンスト？
気を取り直してもう一度。
やっぱりエンスト。
これを数回繰り返し、何とか掛かったので走りに出てみました。


極太の低速トルク。
静寂に包まれた室内。
ヌルーッと滑らかに走るその感覚は今まで味わったことのないものでした。
これはすげえな・・・と感動していたのもつかの間。
直ぐに色々気になる点が見えてきました。


どうもまっすぐ走らない。
ハンドルはめちゃくちゃ取られるし、左に寄っていく気がする。
オーディオは無惨に引き抜かれ、配線がベロベロ出ている。
フロント周りからポコポコ音がする。
センターコンソールのパネルは結構ひび割れている。
エアコンの室内循環スイッチのLEDが切れていてon/offが分からない。
うーむ・・・


車の引き渡しは職場だったので、家に帰って父親を乗せ再びテストドライブに出ることにしました。
するとやはりまたエンスト。
今度はRやDにいれるとエンストします。
無理矢理試運転に出ると、最悪なことに交差点でエンスト。
大恥です。


仕方が無いので、近所の「欧州車なら何でも見ます」と標榜しているクラシックミニ専門店へ。
オーディオの取付も含め、車を預けて見てもらいました。
まあ「見ます」とはいうものの普通にディーラーに丸投げしているだけでしたが、何とか直って帰って来ました。
スロットルの洗浄で1万、オーディオ取付で1.5万。
今なら考えられないことに平気でお金を使ってましたね・・・
そんなお金くれるなら直ぐにでもやりたいですよ、今ならw
当時は何も出来なかったんですねえ・・・


で、とりあえず乗れるようになったかと思ったらまだまだあるわ不具合が。
オイルクーラーからボタボタオイルが漏れている。
アンダーカバーはネジが無くてぶらぶらしてる。
ポコポコ音は直らないし。
ヘッドライト死ぬ程くらい。


オイルクーラーの件はディーラーに聞いたら
「ああーここからよく漏れるんですよ。修理には工賃が1万程度掛かりますが、よく配管外す時にクーラーが割れるんです。そうなったら部品代は負担して頂きますので」
え？作業で割れたら部品代は客が負担？
そんなもの？
まあ高いからもういいや・・・
とりあえず漏れは放置することに。


折角買ったのでコーティングでもしようと車を磨いていると、どうもフロント部分は一度結構な勢いで突っ込んでいるらしいことが発覚。
バンパーブレード歪んでるし、ヘッドライトウォッシャーノズルはボンドで止めてあるし。
本来付いているはずのフォグが無い。
ボンネットはちゃんと開かないし閉まらない。
グリル波打ってる。
フェンダーに折れた跡がある・・・
ヘッドライト周りに豪勢にパテ盛りのあとがあり、ヘッドライトベゼルが入り切らないので乱暴にベゼルをカットしてつじつまを合わせてある・・・


いやこれは外れを引いたぞと気づいたんですが時既に遅し。
馬鹿丸出しですね^^;


そのうち夏になって気温が上がって来てみると、どうも水温が上がる。
真ん中よりいつも高い。
調べてみると電動ファンが回ってないんですね。
事故ったときに壊れたんでしょうか。
非常に不安ですが、値段調べてみるとこれが死ぬ程高い。
また後回し。


で乗ってたら突如エンジンベイからブシュー！！！と白煙が！！！
何が起きたのか分からず、偶然ディーラー前を通りかかったのでそのまま預けました。
原因はエアコンのドライヤーボトルのOリング劣化によるガス漏れ。
直すしかありません。
ガス充填まで含めまた1万5000円だかが飛ぶ。


今度は走っているとスロットルオフにしても回転が落ちない。
また修理に出します。
今度はスロットルのスプリング調整でまた8000円くらい飛ぶ。


フロントのポコポコ音とハンドルとられるのにはとかく辟易していたので、いっそブッシュを換えてやれという事で、フロントのブッシュ交換がどれくらいかかるか見積もりを出してくれと先の店に依頼して車を渡したら・・・
見積もり出さずに勝手にディーラーに外注に出して、請求書を渡してきました。
え？？？
中を見ると12万・・・・
いやいやいやどういうことよと言いましたが何も聞いてくれず、仕方なしにローンで支払うことに・・・
もう訳が分かりません。
しかも帰って来たらボーボー排気漏れするようになってるし。ポコポコ音もハンドルの取られるのも直ってねえし。
乗り心地は改善してないし。


何だか気づけば乗っている時間より直しに出している時間の方が長い気がする・・・
直すお金ばっかりだ・・・
と思っていたある日。
突如エンジンがガクンと言って、急にエンストしました。
焦って路肩に駐車。
あああーどうしようとパニクりながらとりあえずセルを回すと・・・かかった・・・
でも数気筒死んでいる気がする。
しかもミッションの警告灯点いて変速しなくなってる・・・


這々の体で帰宅し、凹んでディーラーに出すと異常が分からんという。
いや数気筒死んでたんだけど・・・
ミッションの警告灯はミッションがダメになってるとアッシーで120万ですねとかさらっと言う。
もうこの時点でそろそろ萎えてますわね。
帰り道、息継ぎしてバックファイヤー起こしてるエンジンに嫌気がさしながら（正確にはディーラーのふざけた対応に6割がたの怒りが向いていましたが）運転してました。


ヤフオクでイグニッションコイルの中古を買って対応しようとしましたが、もう我慢の限界でした。
中古コイルに交換してもまた変えてないところが死ぬ。結局ブスブス言います。


これ、これ以上壊れないうちに売った方が良いんじゃないか？


と思い始めるのは自然な流れですわね・・・
査定依頼の電話をする決心をしました。


一番高かったのはガリバーの75万。
もうこれ以上金使うよりいいや・・・
どうせ程度悪いし・・・
車を取りに来たおじさんが乗っていくXJSを見送りながら、悲しいようなほっとしたような複雑な感情を抱いたのを覚えています・・・


こうして、初のジャガーライフは散々な結果となったのでした。
母親には「金髪のおねーちゃんに一目惚れして付き合ったらとんでもない浪費家だったって感じだな」と大笑いされました・・・;;;
正に言い得て妙ですね・・・


しかし今ならホイホイ直していた不具合ばかりだったのがこの話の悲しいところでして、まあ〜無知というのは
怖いものだと言うことですね。
まあ今ならそんな車自体そもそも買いませんがねww


さて、これにはまだ後日談がありまして。
数ヶ月後。
ネットを見ていたら、何とうちのXJSとおぼしき車が某所に売りに出ているではありませんか。
値段は・・・245万。
245万！！！？？？
マジか・・・


もはやため息以外何も出ませんでした。
私は手元の80万円を手に次に何を買うかふらふらしながら考え始めたのでした・・・

昨日の続きです。


プレリュードがぐしゃぐしゃになった私は、廃車にして得た4万円と、元々貯めていた20万円しか手元に残らぬ状態になりました。
仕方ないのでお金は借りることに。150万円用意出来ることになったので、およそ180万円までの車を選べることになりました。


しかし、私が狙っていた車は、当時いずれもまだ高かったのです。
スカイラインのV35のクーペないしはS2000が欲しく、お金をもっと貯めつつ、中古車価格が下がったら買おうと思っていました。しかし、どちらもまだ、安くて210万くらいからで、完全に射程圏外。


そうなるとどうしていいか悩みます。
今までFFばかり乗って来たため、一度どうしてもFRに乗りたい！と言う変な心の呪縛にとらわれたため、余計に車選びは難航しました。



そこで若い私はふっと思い出します。
「そうか、輸入車から選ぶという方法があった」
輸入車ならあれこれ選択肢は広がるはず。



そこで調べてみると、何と憧れだったジャガーが結構安く買えるではありませんか。
当時まともなX300がまだ250万くらいしていた頃ですね。距離不明でも150万くらいしてました。
X300がカッコいいなあと思いましたが、当然射程圏外。
XJ40は怖い噂を多々聞いていたため（今から考えればしょうもない噂を信じてアホですが）、選択肢から除外。
そうこうしていると、そういえばXJSという車があったぞと。
調べてみると、150万から230万くらいであるではないですか。



さらに調べていくと、4Lモデルにはビッグバンパーモデルとウレタンバンパーモデルがあり、前者はさらにリミテッドという限定モデルがあると。
ほうほう。
見比べてみれば、断然ビッグバンパーがカッコいい。
さらに出来ることならエンジンの見た目もシートもカッコいいリミテッドがいいなあと・・・



もう見た目だけで選んでしまうのが初心者の悪いところ。
心はXJSの最終に奪われてしまっています。
ただ、ビッグバンパーモデルは最安でも198くらいで、なかなか難しい。
何とかならないだろうかとずーっと見ていると、180くらいで買えるXJSが、中部の某所に出ていました。
事故歴ありですがどう見てもリミテッド。
安い。
リミテッドが安い。
・・・・。


こんな危ない車を現車も見ずに買うことにした当時のアホな私。
この車にどう泣かされていくのかは、次回のブログにて・・・

ナルシゲさんのブログで、自分がどんな車に乗って来たのか思い出すのも面白いなと思い、書いてみる事にします。


めんどくさがりの私が免許を取ったのはずいぶん遅く、21の時でした。
もっと早くに行けば良かったのですが、何でも取りかかりが遅い。
18の高校出たての若者に交じって、大学4年生が免許取りに行ったのでした。


当時の家の車がレガシーのノンターボ四駆（ブルースウィリスがCMしてたやつです）とバンデンプラプリンセス 1300（Mk-3のAT）で、これらが私の初めて運転したクルマになりました。
まあ出かけるとなればどちらかを借りて出かけるわけです。


レガシーは、もう何ともかったるく、遅いわ燃費悪いわで最悪の車でした^^;
ノンターボなのに燃費はリッター5・・・
壊れてるんじゃないかと思うくらい燃費が悪い。
で遅い。
4WDなのでスタビリティはまあまあ高いのですが、親父がケチって自動後退製タイヤを入れていたせいでそれも帳消し。
余りいい印象は残ってませんが、それでも運転してまずまず楽しいクルマではありました。


もちろん昼間は親父は仕事に出ているわけですから、家にあるのはバンプラ。
これをこっそり乗ってやろうと思うのは若い青年なら致し方のない事です^^;;;
もちろん言うまでもなく重ステ、クーラー無し、小回り利かない、ブレーキ利かない。
乗り始めて何度目かでリアをポールにゴシャッとぶつけ、夏のバイト代15万のうち12万が消えたのは痛い思い出です・・・w


しかしこれが何とも乗っていて楽しい。
キャブ独特のフィーリングでアクセルに即座に反応するエンジン。
一度走り出すと小気味良く曲がるハンドリング。
冬ならヒーターがありますからいくら乗っても全然行けます。
結構余裕を噛まして遠出し、帰り道にオーバーヒートしかけて往生した事もありましたし、何年か後に仕事に乗っていって、ハイドロが抜け緑の液体をまき散らしながら何とか走ったという事もありました。
しかしどれもいい思い出です。
面白い事に、車が良ければ全ていい思い出になってしまうんですよねえ。



それらのあと、または同時に、実家の車が親戚から貰い受けたハイエースやディアマンテになりました。
ディアマンテは2.5Lの4WSやプレミアムサウンドまで付いたフル装備車で、これは良かったですね。
V6らしからぬ粒の揃った良い音で、7000rpmまでシュパーンと吹け上がる。
4WS付いてるのでぎゅんぎゅん曲がるし、静かだし、オーディオは純正でも音いいし、シートもいいし、言うことなしの車でした。


ご覧頂くと分かりますが、もう免許とって数年の時点でクーペ以外の車の形は一通り制覇した事になり、何でも抵抗無く乗れてしまうようになってました。これはラッキーな環境でしたねえ。



さて、仕事を始めて、ようやく自分の車を買うという話になりました。
最初はもちろん中古車。不人気で、よく走り、カッコいい車。
まあ車好きの経済的余裕の無い若者が選ぶ基準の典型ですw
色々悩んだ結果、4代目プレリュードがアリなんじゃないかと。
と思っていると、近所のホンダオートテラスの広告に33万円のプレリュード、SiでVTECなしですがなんと5MTが出ている。
父親同伴で行きましたら、内装も綺麗、走行も5万キロ台と悪くない条件。
ミラーの色が剥げていたのでこれは塗装してくれという話になり、プラス車検入れて42万だったと思います。


この車は本当によく乗りました
うるさいし、乗り心地悪いし、シートも悪いし、クラッチクソ重いし、何ともまあ疲れる車でしたが、楽しかった。
エンジンはホンダのツインカムですから悪かろうはずも無く。しかも2.2Lの変わり種でしたからトルクもあって良かったですね。私、アルファに乗せてもらったことが2回程ありますが、このホンダのエンジンは普通にアルファのツインスパークと比べてもいい線行ってると思うんですがねえ・・・
疲れると言いながら頻繁に遠出もしましたね。
岡山から島根のAQUOSまで8時間かけて下道で行ったこともあります。


走行距離は直ぐに10万キロを超え、さてそろそろクラッチ交換か・・・と言っていたところに、右折中、直進の車が側面に突っ込んで来てあえなく廃車・・・
廃車買取業者に4万円で買われていきました。
ホイールとハンドル代オンリーでした。


さて、ここからジャガーライフの始まりとなるのですが、この話はまた次回に回します。

おかげさまでうちのXJSも先週末ようやく完全復活致しました・・・


インジェクターは先週中に完成し、ECUも交換。
掛かったときは感動しましたw
最初エンジンマネージメントのほとんどを繋いでいるカプラーを繋ぎ忘れており、掛からなくて焦ったのは秘密です^^;;


で動く車になってからエアコン復旧に手間取りました。
コンプレッサの後ろの圧力スイッチがCクリップで留まっているのですが、クリップの据わりが悪く、ガスを入れている間にスイッチがスポーンと抜けてガス大爆発・・・
まーたVバンクがオイルでベタくそになって掃除のやり直し(´Д｀)
先週末ようやく片付きました。


さて、うちのはワンオフのエアクリに交換していますが、中間ストレートにしてからどうもバランスが崩れてしまってます・・・
気温が上がってから、低速トルクが細って、アイドリングがどうやってもしっくりこない。
もはやライトチューンの域を超えてやり過ぎです・・・





だからと言ってノーマルエアクリボックスでは高回転の伸びが全くないので、それはそれで気持ちよくないんですねえ。低速域もトルクはあるけどごろつくし。
ということでエアクリボックスをTWR純正の太いインレットが付いたものに交換することにしました。



※コンプレッサーがメッキ仕様の新品（軽量仕様）に変わっているところにも注目^^
運転中軽さは体感出来ませんでしたが、整備時は断然楽です。これならプラグ交換のときコンプレッサー動かすのも片手でヒョイ、です。






さてTWRエアクリボックス＋純正フィルターの効果はと言いますと・・・
凄いいいです。
スタートから全然違います。踏んだら踏んだだけちゃんと伸びます。
エンジンのゴロゴロ感も無し。アイドリング静か。
さすがバランス取れてますね・・・
大したもんです(*o*)


という事で今後はこれで行きます。



そして電動ファン。
今日は割と暑かったので、いいチャンスと思いうろうろしてみました。
あれから制御変えてます。

・制御スイッチ
　中華製可変スイッチ（温度計付き）＋3ピン サーモスイッチ（82度on/77度off 88度on/83度off）
・メインファン
　2ステージ。ローファンは可変スイッチで64度on57度off（変更可能）。ハイはサーモスイッチの88度onに接続。
・サブファン
　サーモスイッチ82度on／ACコンプレッサ連動

やはりローファンを常に回していると、ACCでファンが回ってしまうため、エンジンをかける時にスターターを回すと電圧低下著しく、バッテリーに負担をかけるのでやめました。
また、80度くらいまで引っ張ってからローファンを回すと、水温が上がりすぎてそこから冷えなくなってしまうのですね。
そこでサーモが開いてちょっとしてからローが回るようにしました。サーモは88度で開きますが、実質スイッチがあるところの温度は暑い時でも60度くらいで20度以上の差があるため、そのようにしました。


今日はさすがにハイファンも回りましたが、ハイが回るとどうしても若干振動がきますねえ。
それでも、マウントにゴムを噛ませた効果は絶大で、ローの時は全く振動を感じません。
水温も真ん中を超えることはほぼありませんでした。あってもほんの少しで、瞬間で真ん中に戻ります。
今のところ大丈夫そうです。
ただ電気の消費がどうなるか、そこだけですかね。
なんせ出足の軽さは最高ですよ。凄いパワー奪われているのがよく分かりました。


という事で久しぶりに堪能してます^^
これで改造系弄りはしばらく打ち止め。
メンテナンス／レストア方面を徐々に進めて行きます。