2020年9月17日(木)から18日にかけて少し遅めの夏休みをとり、初めて佐渡にツーリングに行ってきました。シルバーウイークの数日前の平日です。
前日は新潟市に前泊しました。市内の居酒屋で栃尾揚げを初めて食べました。おいしい!とても気に入りました。
さて翌朝、6時出航のフェリーに1番乗りで愛車CBR650Fを積み込み、9時半ごろ佐渡につきました。天気は曇天ですが、山上は雲がだいぶ濃いようです。雨、霧、路面。心配は尽きませんが、安全に気をつけてツーリング開始です。
1. ドンデン線(県道81号)
両津港からまずはドンデン山を目指して走りました。ドンデン線と名付けられた狭く険しい道路でした。濡れた路面に濡れ落ち葉、路上の砂、横切る流水など、まるで修行をしにきたようです。やっと山頂に着いたものの、厚い雲に覆われて景色を楽しむことはできませんでした。15kmほどの短い道のりでしたがすでにヘトヘトです。本当は山頂から両津に引き返し、佐渡周遊の県道を反時計回りに巡るつもりでしたが、あの道は二度と走りたくないと思い、そのまま北側の海岸線に降りることにしました。どんでん線を北側に降りる道路も決して良い道ではありませんでしたが、往路よりはだいぶマシでした。
2. 佐渡周遊道路(県道45号線)
佐渡を一周する道路は県道45号線です。ドンデン線から高千と云うところで周遊道路に合流し、日本海を左に見ながら豪快な海岸線を楽しみながら走りました。バイクを停めて写真を撮りたくなるようなスポットが点在するツーリング向けの素晴らしい道路でした。
大野亀、二つ亀、と云う有名スポットでバイクを降りて写真を撮りました。天気も回復してきて、来てよかったと云う気持ちにようやくなりました。写真を撮り終えたら、今度は島を西に走ります。目指すは佐渡金山の観光施設です。
3. 佐渡金山跡〜大佐渡スカイライン
島の西側に江戸時代から明治まで続いた佐渡金山跡が資料館と観光施設になっていました。江戸時代の金鉱を再現した洞窟を歩きました。資料館では7000万円相当の金の延棒に触ることができました。何かご利益があると信じたいです。
ちょうど昼時でしたが、適当な食事どころがなく、昼抜きでそのまま大佐渡スカイラインに入りました。適度なワインディングの山岳道路で、山頂には防衛庁の施設があり、島を見渡せるスポットもありました。山頂から降りる道路は、大部分がグルービング加工されていていました。下り坂のグルービングは流石に緊張します。雪国ならではとは思いますがバイク乗りとしては楽しくはなかったです(>_<)。
4. ホテル〜翌日
一日何も食べずに走り回ってさすがに疲れたので、早めにホテルに向かいました。島の西側にポツンとある温泉旅館でしたが、周囲には居酒屋もコンビニもありません。夕食の予約はしていないので、予めコンビニで夕食を購入してチェックインしました。昼食を兼ねて4時ごろ部屋でビールを飲んだら眠くなってそのまま座布団で居眠りしてしまいました。翌日は大雨の予報でしたので、予定を繰り上げて、朝9時のフェリーに予約を変更し、12時過ぎには新潟に。雨の磐越道を福島に向けて走り、4時頃無事に帰宅しました。
5. 感想
実質1日でしたが楽しい旅となりました。特に島の周遊線は道路も景色も素晴らしく大満足でした。また、一本中に入るとすぐに山岳道路になり、海と山が楽しめるのが魅力の一つだと思いました。ただ自分が行った時は天候も路面も悪く、山岳道路としては走行の苦労ばかりが思い出されます。また、佐渡グルメも一切楽しめずコンビニのカレーパンが佐渡での唯一の食事となってしまい、是非リベンジしたいです。それにしても泊まりのツーリングは、1日はどこかで雨に降られるなあ。
Posted at 2020/10/02 07:34:34 | |
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