8月13日お盆休みに入った街中は人や車でどこも溢れ返っていた。
京都と言う観光地に住む以上、仕方のない事だが今年は例年になく
人やクルマが多かったような気がする。
そんな中、足早に仕事を終え帰宅の途に就くも普段なら15分の道のりを
1時間かけて帰宅。
今晩九州行きのフェリーに乗船する為、早くに切り上げたのだがこの状態。
ここ京都からフェリー乗り場のある大阪南港までは普段でも、1時間以上はかかる
時計を見ればすでに16時・・・
間に合うのだろうかと不安がよぎる。
高速はどこも渋滞なので少し遠周りにはなるが山越えを選択した。
それが功を奏し17:30に到着してしまい逆に時間を持て余す事になる(^^;
初めて乗るフェリーとやらに少し緊張し自分の順番を待つ。
と、意外にあっさりと乗船が始まった(笑)
ドキドキしながら乗船開始!
まずは、第一関門の段差は問題なくクリア♪
ほっとする間もなく次は甲板に設置された鉄製の団子・・・
扁平25%をリアに掃く私にとって段差は大敵なのである・・・
しかし、後ろからも次々に乗りこんでくるのでそうも言ってられず流れに身を任せ
奥へと追いやられる・・・
駐車完了!
って、外部甲板やん(TOT)
これで、潮風や波しぶきを受け九州までの道のりを行く事に決定・・・
これも試練と受け止めよう(^^;
今回私たちは始めてのフェリーと言う事もあり奮発して特等室を予約した。
ホテルを思わすかのような廊下を抜け客室へ。
客室のドアを開けるとそこには豪華なスペースが広がって・・・
ない!(爆)
想像より狭い部屋でちょっとびっくりしながらも窓から見える景色に酔いしれる♪
船は定刻通り19:50分新門司へ向け離岸
船内には大浴場やレストランがあり、そこで夕食を頂く事にした。
少し出遅れた為、レストランの前には長蛇の列が・・・
1時間ほど並んでやっと順番が回ってきた。
出来あいの惣菜が並べられ好きな物をとってレジへ持っていき会計してもらうと言う
システムだ。
なので、逆に言えば自分の好きな品だけを食べれるなんとも気のきいたシステムである(笑)
美味しく夕食を頂き部屋に戻り少しテレビを見ながらゆっくりと時を過ごした。
部屋にはユニットバスが付いているのだがせっかくなので大浴場に行ってみる事にした。
窓からは雄大な海原が見える大浴場。
しかし、当り前だが夜なので何も見えなかった(^^;
そんな、初めてづくしの船の旅を楽しんでいると『明石海峡大橋を通過します』とのアナウンスが
これは見なくてはいけないと嫁子3人で甲板へ出た。
そこには、ライトアップされた綺麗な橋と偶然にも満月の月が水面を照らしだし幻想的な
景色でした♪
ただ、走行している船の為風が強く三脚もクルマに置き忘れた為、手持ちの撮影でブレブレ(汗
でも、島の間を縫って走る瀬戸内の航路はとても綺麗でした♪
そしてこの日はこれにて就寝・・・
朝起きればもうそこは九州新門司! なんて便利なのでしょう(^▽^)
本当は、高速で九州入りする予定でしたがみんカラお友達のKen1さんがフェリーがあると
教えてくれ初のお船体験となりました。
船からクルマを降ろし向かうは佐賀県呼子!
そう、呼子でイカの活造りを食べる為♪
呼子では、水中席のある料理屋さん『萬坊』へ
窓からは水中が見えて子供もお喜び(^▽^)
透き通るような身の活イカを九州独特の甘いお醤油で頂きます☆
そしてこの店が発祥と言われるイカシュウマイもウマぁ~です!
刺身で食べなかった耳と足は天麩羅にしてもらって頂きます♪
この後、この付近にあるとされる都市伝説『日韓トンネル』を探すも見つからず・・・
その代わりと言っては何ですが『名古屋城』ならぬ『名護屋城跡』看板発見!
かなり立派な敷地の広さの跡地でした。
お腹も膨れた所で、本日のホテルにチェックイン。
ロビーには博多山笠が飾ってありました。
ガレージにはフェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ・アストンマーティンと高級車のオンパレード
博多の街も景気よさそうですね^^
チェックインした後は、博多の街を散策。
古い建物や、屋形船を見ながらそぞら歩きます。
そして、本日の夕食! 地元のお友達に聞き教えてもらったラーメン屋さん
『一蘭本店』
博多ラーメン=とんこつのキツイ匂い+辛子高菜だったのですが意外に匂いも無く
辛子高菜も無かったです←残念
美味しくラーメンを頂いた後は博多名物?屋体験学(^^)
もう1泊あればぜひ食べてみたいものが多くあるのですがさすがに小食な私には
ラーメンでお腹いっぱいでした。
こうして、夕日の落ちる博多の街を眺め1日目終了しました。
あけて2日目
この日は、阿蘇の高原とカルデラ、そして志村動物園のチンパンジーパンくんに会いに行きます!
経路としては、熊本経由になりせっかくですので熊本城をみて、熊本県のゆるキャラ
クマもんグッズを買いに行きました。
あと、写真にはないですが熊本ラーメンもばっちり頂きました♪←ラーメン続き
このと阿蘇に向かうも雲行きが近づくにつれ怪しくなってきました。
そして、頂上に上がる頃には一寸先は闇状態で対向車も目の前のクルマも見えない危険な状態
残念ながらカルデラは諦め下山しました。
下山すると何とか麓は天候を保ってくれていたので雲のかかる阿蘇山は見る事が出来ました。
この後、カドリード・ミニオンへ行くも生憎の天候とショーまでの待ち時間に気力をなくし
2泊目の宿へ移動。
2泊目の宿は黒川温泉にある『野の花』、ここはロビーのある建物を主とし戸建の平屋造りの
棟が数棟あります。
各お部屋には温泉があり好きな時間に入る事が出来ます。
雨の為この日はこれ以上外に出れず部屋でTVを見ていると九州地方記録的大雨・・・って
雨男じゃないしぃwwwww(TOT)
そして迎えた3日目
この日は黒川から別府に移動します。
黒川で散策してと考えていたのですが昨日の雨がまだ止まず断念。
一路、別府を目指します。
大分自動車道をひた走り、別府湾サービスエリアに着く頃には太陽が顔を見せていました。
ここのサービスエリアは高台にあり別府湾と別府の街を一望できなおかつ背景には雄大な
山々が連なっています。
街中に立ち上る蒸気を期待していたのですが季節は真夏・・・無理でした(^^;
別府と言う街は何かとアミューズメントが多いみたいで、温泉のほか水族館(うみたまご)や
サファリーパークもあり子供連れには助かります。
さっそく家の王子さまに尋ねると、動物がみたい!と言う事でサファリーパークへ向かいました。
ここのサファリ―パークは、園のバスに乗って移動すると各セクションで餌をやって近くまで
動物を誘導してくれます。
ただ、そのバスに乗るのに3時間待ち・・・Orz
泣く泣くマイカーにて、サファリ体験。
シカや熊、サイなどが他のサファリではありえないくらいに動きまわっていて何度か大型の
動物がクルマに向かってきました(><; マジで焦りました(汗
たくさんの動物を見た後はふれあいコーナーへ
子供って好きですねこう言うの^^;
まずは、ポニーに乗って、餌やって、サルに餌(虫)やって、最後はウサギ?だっこ(笑)
ぜーんぶ、自分でやりたいと言ったのに硬直状態・・・なんじゃそりゃ(笑
そんなこんなで、サファリを終え今日のお宿に荷物を置くべくチェックイン
本日のお宿は、別府温泉 『鉄輪別邸』 ここは、最近まで子供受け入れをしていなかった
みたいですが、若おかみさんがとっても良くしてくださって基分の良いお宿でした。
さて、取り合えずチェックインして荷物を置いて出かけたのが別府温泉名物 地獄湯巡り♪
沢山の地獄湯があるのですが宿から歩いていける範囲で行ってきました。
まずは、海地獄 青く濁ったお湯が自然の物とは思えないですね。
そして、次は血ノ池地獄? ここは赤いお湯で恐らくは鉄分が多く酸化しているのかな?
そして次は、鬼山地獄・・・ここは、ワニを温泉熱で飼育しているので子供が喜ぶと思い行きました。
が、しかし摂氏99.1℃の湧き出す湯気に逃げまどう息子(笑
カメラのレンズもすぐに曇ってしまいました(^^;
で、地獄湯巡りも飽きてきたので少し観光を?
温泉の蒸気を利用して色々な食材を調理すると言うところがあるみたいなので行ってみました
まずは、自分の欲しい食材を購入し釜の利用券を買います。
あとは、係の方が説明してくれ自分で蒸します(笑)
エビのようなカニがあったので買ってみました。
ここで40分ほど出来上がりを待ちます。
その間に、散策をと思ったのですが王子様が駄々をこね40分説教(汗
説教が終わる頃には茹であがっていました。
もしかしたら私の頭から出た蒸気で蒸したのかも?(^^;
なぁ~んて、冗談はさておき蒸し上がった食材を頂きます(≧▽≦)
当り前ですが蒸しただけなので普通なお味です(爆)
お腹も一杯になったところで、みんカラお友達歴5年位でいまだお会いは出来ていなかった
らぶ♂さんに会いに行ってきました^^
お仕事中と言う事もありあまりお話は出来ませんでしたがこうして日本各地に
つながりがある素晴らしさを再確認しました。
らぶ♂さん忙しいところお邪魔してすみませんでした^^
この後、Fujii一家は宿に戻り夕食を頂き3日目を終了しました。
4日目
この日は朝1番の大分発⇒愛媛県八幡浜行きのフェリーに乗るべく朝食を早めにとり港へ移動
もうフェリーに乗るのは慣れたものです!?(笑
別府港から八幡浜港へは2時間程なのですが嫁が酔いやすい体質な為、また特別室を利用
行きのフェリーの特別室より倍以上広く船の操舵室の横に位置している為ロケは最高でした。
途中、豊後水道をまたぐのですが少し揺れ子供の相手をしていた私も酔ってしまいました(><;
嫁はその間酔い止めを飲んで寝ていたので元気でしたが港へ着く頃には気分が悪く吐き気が(笑
酔いには強いと思っていましたが案外そうでもなかったようです(汗)
八幡浜に降り立ったFujii一家は愛媛県を観光・・・する事も無くそそくさと高速に乗りしまなみ海道
を目指します。
この時点で13:00位だったのでしまなみ海道の何処かの島で降り美味しい海鮮を頂こうと言う
魂胆で、ノンストップで走りました^^
橋を渡る手前にある、来島海峡SAに寄り受付のお姉さんに地元の料理屋さんを紹介してもらう
が、しかしこの日はほとんどの店が定休日らしく残念ながら食べれないと・・・・
そうなれば今日のお宿がある尾道へ行って広島焼きならぬ尾道風お好み焼きを食べてやろう
じゃないかと言う事になり、空腹を耐え尾道へ!
しかし、知らない土地なのでナビの目的地を宿にしたのがまずかった・・・
昼ごはんの事を忘れ気がつけば宿に到着・・・Orz
なんて、無計画な一家?俺?なんでしょう(TOT)
さて、本日のお宿は 西村屋別館 昭和18年に大きなお庭を中心にしその周りを囲うように
建てられたお宿。
私たちが泊ったのは茅葺屋根のお宿で茶室つき。
他には洋館と和のコラボレーションをした大正時代から昭和初期を色濃反映した建物が印象的
でした。
で、お腹がすいていたので歩いて近所を散策しようと言う事になったのですが市街地から
少し外れている為、まぁ~何もない事(汗)
コンビニさえもありませでした(^^;
しかし、子供はそれですむはずもなく裏に船着き場があったので海を見せてごまかします。
小さなカニやボラに一生懸命見入ってました♪
いつも泊るような近代的な設備や容姿はなく全てにおいて古さを押し出した旅館なので
子供は少し怖かったみたいです^^;
5日目
この日は、尾道を散策しました。
市役所前の有料駐車場に車を止め散策開始!
素敵な古い建物を発見!
写真を撮っていると看板に西村屋本館・・・(笑
泊まった宿の本館でした(^^;
恐らくは尾道のメインの観光になるであろう千光寺公園へロープウェイを使って移動
ゆっくりとあがる車内からは瀬戸内が一望でき造船所や島々が綺麗でした♪
頂上で景色を楽しんだ後は急で細い下り坂を下ります。
この、坂にはテーマがあるみたいでネコの道となっていました。
途中、石に書かれた猫が多く置いてあり、多くの観光スポットが存在します。
程良く中腹まで降りてきたところで見つけた雰囲気の良いカフェ。
冷たいものでも頂こうと門をくぐるとそこに看板が。
『躾の出来てないお客様お断り』・・・
うちの子無理です(TOT)
おめーふざけるな!って、気持ちも正直ありましたが、ゆっくりとした時を楽しむ方々の
邪魔をしないのも大事な事と自分に言い聞かせ山を降りました。。。
ジュースの自販機暗い置いてくれぇwwwww(涙
うだるような暑さの中、来る途中にみつけた『昔懐かしアイスキャンデー』を思い出し
アイスキャンデーを買いました。
まぁ昔懐かしいと言われてもたぶん時代背景が違うわけで・・・
食べて見ると甘さ控えめなさっぱりとしたお味のキャンデーでした。
言い方替えれば味が薄い(^^;
でも、食べた後喉が渇く事なくすっきりとしていたのでそれは今のアイスキャンデーでは
ない事ですよね?
山登り?も無事にすみ時間はお昼、お腹がすいていました^^
尾道と言えばお好み焼きと尾道ラーメンが有名ですよね♪
家族会議の結果、尾道ラーメンになりました。
宿を出る前に仲居さんにお勧めを聞いていましたのでそのお店へ。
すごく箱の大きな店なのですがすでに満員(@@;
順番待ちをして店内へ。
尾道ラーメンは醤油ベースの魚介ダシであっさりとしたお味でした^^
さて、そろそろ京都に向け返らなければいけない時間になってきましたがここから1時間程
行った所に、鞆の浦があり宮崎駿監督の映画崖の上のぽにょの舞台になった地
子供が喜ぶと思い少し足を延ばすことにしてみました。
お腹が膨れた嫁子は移動中エアコンの効いた車内で気持ちよさそうにすやすやzzz
到着した鞆の浦ノ町はすれ違いも出来ない程細い細い街並みで途中何度か苦戦しました^^;
昔懐かしい漁村の街って言う街でぶらぶらと歩き、ぽにょのグッズを買ってやろうと探すも
どこにも売ってない^^;
決して寂れてはいないけど寂れた雰囲気の味のある素敵な街でした♪
どこかの高校の写真クラブの女の子にモデルを頼まれいっちょこまえにポージング(爆)
こうして、今回の旅行を終え帰路につきましたがやはり最後に待っていたのは、恐怖の
宝塚渋滞でした(TOT)
まぁ抜け道使って帰ったので実際には渋滞にはハマりませんでしたけどね(笑)
恐らくは過去最長になったと思われるBlogと言う名の記録にお付き合い頂きまして
有難うございましたm(__)m