2014年03月12日
長文です。二号機、フルフル号のお話。
軽自動車のフルフル号は9月に車検を受けました。
s社の車なので、近所にある、そのディーラー系列の工場にお願いしました。
入庫の際、気になる個所など聞かれたので、
右フロントタイヤからでる異音について、これを機にチェックしてほしい旨伝えて入庫。
しばらく前から、走っていると、右フロントから、回転しているタイヤが何かに当たっているような、「ぐおんぐおん」という音がすることが気になっていたのです。
なんだか妙に燃費も悪いし、たまにちょっと引っかかったような感じがするし、
回転するタイヤに何か干渉しているのかなと思っていました。
そうして車検を取ってもらったところ、
まあ、18年落ちのポンコツなので、いろいろ不具合が出るのは覚悟してたんですが。
マフラーとフロントパイプあたりに漏れがあるので交換を勧められ、言われるままに中古部品に交換。
まあこのくらいは仕方ないかな、という程度の金額で決着。
一方、右フロントタイヤから出る異音については、「走っているときに症状は確認できたが、リフトに載せると音はならなくなる。ハブあたりを調べてみたが、異常なし。原因は分かりませんでした」とのこと。
まあ車検を機に全部チェックしてくれたんだろうし、それで原因不明なら大したことないのでしょう、と考えて、そのまま乗っていました。
その後もずっと右フロントの異音は続いていました。
しかし、先週のこと。
きっかけは、大学の同僚の先生から相談を受けたことでした。
いわく、イギリスに研究旅行に行くのだが、マイナーな田舎を回らなければならないため、
向こうでレンタカーを借りる必要がある。
しかし、イギリスの車はマニュアル車ばかり。マニュアル車なんて免許取って以来乗ったことが無い。
ついては、旅行前にマニュアル車の練習に付き合ってもらえないかと。
ちょうどフルフル号はマニュアルだし、壊れてもそれほどいたくないポンコツなので、
じゃあこれで心行くまで練習してもらいましょう、ということになり、半クラのおさらいから、
サイドブレーキを使った坂道発進まで、大学の駐車場で一通り練習。
坂道発進がなかなかうまくできなくて、サイドかけたまま進もうとしてエンストしたり、
サイドがちょっとかかったまま気付かず走ってしまったり、など、苦心しましたが、
なんとか一通りできるようになりました。
翌日、酷使したフルフル号のチェックのつもりで、細かいところを気にしつつ乗ってみると、なんだか様子が変。
特に発進の時にブレーキ泣きのような音がする、上り坂でクラッチ切ってもあんまり下がらない、など、
あー、練習の時にサイドブレーキを酷使したのが原因で、ちょっとサイドを引きずったまま走ってる感じになっているのかな、と考え、
車検を取ったのと同じ工場に点検に出しました。
そうして点検してもらったところ、
サイドブレーキに異常はなし、しかし、右フロントのブレーキが固着して、引きずってしまっている。
つきましては、右フロントブレーキの交換かオーバーホールが必要とのこと。
右フロント!?いや、それまさに車検の時に私が点検をお願いした箇所ですよね。
ちょっと頭にきて、「その場所は車検に時にこちらがあえて問題を指摘して点検してもらった箇所ですけど。
手もとの点検の控えにも、異音は確認できたが原因不明と書いてありますよ。固着ならすぐに起こるものでもなし、何故その時の点検でわからなかったんですか?」
といったところ、車検の時に何ともなかったものが、車検から数カ月たっているから、その間に悪化したのでしょう、とのこと。
いや、車検から数カ月たっているとはいえ、車検取ってから数か月で500キロも走ってない。
イヌを運ぶのがメインのお仕事の車なので、自慢じゃないがフルフル号の走行距離はスズメの涙ですぜ。
しかも、その部位からの異音は車検前から現在までずっと続いてるし。
要するに、車検の時にメカニックが原因に気付けなかったか、そもそもろくに点検してないってことじゃねえの?
点検の結果報告書を見ても、ここのゴムに亀裂がありますとか、ここにちょっとした漏れがありますとか、細かい指摘はいくつかされてるけど、その中に右フロントブレーキに触れたものは皆無ですぜ。
納得いかないながらも、まあ仕方ないかと考え、修理の見積もりをお願いしました。
月曜日に見積もりの結果を電話で教えてもらったのですが、部品代工賃込みで、
ブレーキのオーバーホール 17,000円
ブレーキを中古品に交換 36,000円
ブレーキを新品に交換 48,000円
とのこと。どうせポンコツだし、そもそもそんなに長い時間・長い距離乗る車でもないので、
オーバーホールで十分だろうと思い、一番安いオーバーホールでの修理をお願いしました。
そうして入庫の日や時間など確認し、電話を切りました。
その数時間後、またディーラーから電話が。
いわく、先ほどのブレーキのオーバーホールの代金には、オーバーホールに必要な部品代が入っていなかった。
部品はいくつかの違う部署から取り寄せることになるので、かなり金額がかかる。
部品代を含めると、オーバーホールの料金は25,000円ほどになる。
また、オーバーホールしても、古い車なので必ず直るとは限らない。直らないこともある。
なので、たいして金額も違わないことだし、せめて中古のブレーキに交換してはどうか。
中古のブレーキに交換するのであれば、部品代を勉強させてもらって、34,000円にさせてもらう。
とのことでした。
ここで完全に頭にきて、しかし口調はあくまで冷静に、
そもそも車検整備の際に、異音がするという報告を受けながら、その原因すら突き止められなかったメカニックなど信用できない。
また、今回の修理について、いったん了承しておきながら後になって金額を釣り上げるとは何事か。
一連の説明は全て、少しでも料金の高い整備を客に押し付けようとしているようにしか見えない。
ついては、オーバーホールの代金も、本当にそれだけするのか信じられない。
よしんば本当だとしても、部品代の計上などごく基本的な事項を失念するようないい加減な会社が、まともな点検整備をできるとは思えない。
貴社に対する信用はもはやゼロだ、と伝え、
今回の整備についてはいったん白紙に戻し検討させてもらう、と告げて電話を切りました。
ちょっと短気だったかと反省する部分もありますが、いくらなんでも、相手の言い分がねえ。
とりあえず、入庫するのなら今週末なのですが、いまさらもう同じ会社には頼みづらいですよねえ。
あーあ、どうしようかな。
どなたか、どこかよい工場を御存じでしたら、教えて下さい。
Posted at 2014/03/12 23:24:15 | |
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