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2017年06月25日 イイね!

1台のコスト(刮目して待て編)

ぴよたん(R1)のメンテ+チューニングもだいぶ終わりに近づいた。
前回のブログで、運転席側のシートを交換したが、助手席も同じSR-6 SSの新品を手配することができたので、
レールなどの部品が揃い次第、交換しようと思っている。
このシートは、ぴよっち(R2)で使ったのと全く同じモデルで、スーパーシュタルク4と呼ばれている。
SR-6の限定モデル、スーパーシュタルクの4世代目のモデルである。
が・・・2015年発売のシートのため、新品在庫を探すのには苦労した。
運よく、数個見つけたので、そのうち最も程度が良いと思われるものを2個取りよせとなった。
これに代わる新しいモデル、スーパーシュタルク5がが出ることを期待していたのだが、
レカロジャパンに問い合わせてみたところ、あと1,2年のうちには販売計画は無いそうだ。
そうなると・・・というわけで、ぴよっち(R2)とぴよたん(R1)で同じシートで並列化となった。
ショルダー部のシートベルトの摺れ防止に、アルカンターラ地の特注カバーも製作してもらったので、並列化バッチリである。

R2とR1では、ドア内装等の形状が違うため、シート交換時に車体との干渉する部分も若干違うようだ。
R2では、SR-6の腿部のサイドサポートは、ドア内装に干渉しないが、R1だと接する程度の干渉がある。
もっとも、シートやレール、車体などの個体差によっては、ギリギリ干渉しない程度のものではある。
前オーナーは、腰痛にでも悩まされていたのか、シート裏の純正シートの取り付けボルトに15ミリ程度のスペーサーが
かませてあった。
そのためか、運転席側は、シートのきしみ音が若干大きかったのだが、今回のシート交換により、その音は無くなった。
デビルウイング(WRXS4)もBたるん(BRZ)もぴよたん(R1)もシートからきしみ音が出る。
スバルのシートは、いつもそうだが、なんででしょうね?
プラス、バンパーがだんだんとずっこけてくるのも、スバル車は共通である。
純正のシートフレームに対してシートを締結してあるボルトは、普通のボルトではなく、強度区分のあるボルトだった。
また、締結部は、面で接する構造になっているため、ここは、強度区分のあるボルトで、摩擦接合している構造となる。

ここまで来て、ぴよっち(R2)とぴよたん(R1)の整備とチューニングの費用を一覧表で比較すると、費用には大きな差は無かった。
ぴよっち(R2)は、購入時初期値として、STiパーツがてんこ盛りで、ある程度整備済だった。
そのため、ミッションやデフのオイル交換以外の整備はしていない。
アシ周りは全てノーマル状態だったこともあり、エナペタルの特注ショックに交換する等、コストのかかるチューニングを行った。
ぴよたん(R1)のほうは、購入時の初期値は、社外品のチューニングパーツが多数おごってあり、
そのパーツ自体のコンディションは悪くなかった。消耗品の交換調整は必要なものがあったため、社外品のチューニングパーツの純正化と、
消耗品類の交換を同時に進めることとなった。
基本は調整で済んだが、状態を調べながらの作業となったため、
効率が悪く、結果費用を押し上げることとなった。
今回のシート交換もそうで、左右一式レールも込みでの購入ではなく、1個1個別々に発注購入したため、余分にかかることとなってしまっている。
もっとも、このあたりは、入手しにくくなった限定品のシートにこだわらなければ、発生しない費用ではある。

消耗品(オイル)などを別にすれば、パーツの交換とライトチューン、調整で掛った費用は、車両購入代込みで、
ぴよっち(R2)ぴよたん(R1)ともに、約120万となった。
10年オチの軽で、比較的コンディションの良いものを探し、それを初期化したうえで、ライトチューンを施すと1台あたりそのくらいかかるということだろう。
R2、R1では、グレードなどによって、多少の差は出るだろうが、だいたいそのようなものらしい。
なお、この費用には、駐車場代、車庫、カーポートなどの保管費や車検費用は含んでいない。
両車ともに比較的人気の高い車種のレアグレード(R2 RのMT、R1 S)となっているため、
それが、車両購入費用を押し上げる結果になっているのも付け加えておく。

同じようなことは、他の車種にも言える。
ウチは、軽から古のスーパーカーまで、仕様も年式もばらばらな車種を長期所有しているため、あまり一般的ではないであろう比較ができる。
そういうわけで、他車種の例も付け加えておく。

国産旧車代表ということで、はちろっきゅ(AE86)である。
1983年式のトレノGTV、いじってあるのは、シートにあしまわり、アルミ、いわゆるライトチューン。
オーディオは、初期のナビシステムをフルでおごったため、100万近くかかっている。
ここが突出しているため、平均値にするために、シートはレカロの電動を手動のバケットとし、
ナビ、オーディオシステムを現在の高品質なものに置き換えて換算する。
車両の程度が良かったため、ショックのブッシュ類はいまだ純正のまま!で機関系も純正を維持している。
保管環境は、自宅敷地内コンクリ敷き、車庫。
この条件をベースに1台仕上げるのにかかるコストを、見積もって200万から250万程度である。
車両を安く購入できても、コンディションが悪い場合は、後々のメンテで掛る部分が多くなる。
車両の購入費がかさんでも程度の良い場合は、メンテでカネがかからない。
チューニング部品が現在でも多く出回る人気車種であること、トヨタの純正部品の供給が良いコトなどは良いポイントだが、
純正部品の希少さから、オリジナルにこだわるとパーツ価格を押し上げる傾向があるため、ここを相殺で考えている。

輸入旧車代表でぷりこ(エスプリS1)である。
1977年式のS1フェデラル仕様、いじっているのは、点火系、アルミ、ステアリング、シートなど、
アシ周りのブッシュやショックは、あえて純正品の新品を取り寄せてリフレッシュした。
エンジンOH暦なしで、普通に自走できる。
ボディは、再塗装をしていない状態でも、まあまあ見られる程度。内装もしかり。
保管環境は、自宅敷地内コンクリ敷き、車庫。
1台あたり、450万~550万程度である。
年式が変わった場合でも、ジウジアーロエスプリに関しては、あまり変わらない。
ただし、ターボの場合は、エンジン周辺の部品が若干増えるため、多少かさむ。
それと、ここには、オイルなどの消耗品、軽い整備費用などは、含まない。
このあたりの費用には、やり方によってばらつきがあるため、価格への変動要素が大きいからだ。
350万でまあまあな本体を購入した場合、あしまわり、ブッシュなどの機械系リフレッシュで30万程度、
塗装、内装などの見た目のリフレッシュで50万、電装部品、アルミなど、走行そのものには、あまり影響の無いパーツの交換で、
30万、エンジンなどの機関で30万という感じである。
もっとも、エンジンが要OHだった場合は、軽く150万~250万、ボディ全塗装ならば、バンパーなどの交換なしでも最低で150万くらいはかかってしまう。
パーツの供給状態は非常に良いのだが、経験が無いと入手が難しいので、車体購入時に比較的良いものを購入したほうが無難である。
ここをケチると、あとあとどうにもならないほどの重整備が必要になって七転八倒か、
壊しては直し、壊しては直しの繰り返しになる。
この車種特有の部分として、中身がほとんどレーシングカーなので、直して調整できる整備士が限られることを付け加えておく。
半端なウデでは、走らせることがおろか、地面に立たせておくのが精一杯な車種である。

旧車フェラーリ代表でぢのこ(208GT4)である。
本来は、エスプリと同じカテゴリだが、フェラーリという特殊なネームバリューがどう出るかの差分である。
1975年式のイタリア仕様、800余台製作された2リッターバージョンの希少車種。
フェラーリの中では、不人気!?なほうだが、メカニカルコンポーネンツは、GTBと共有部分が多い。
ちなみに6発のディノや、ストラトスとの共有部品も多いのが特徴。
アシ周りのブッシュやショックは、純正部品で95パーセントリフレッシュ。
スタビライザのブッシュだけ、そのまま使っている。
めんどくさかったからではなく、使えそうだったから。
エンジンOH暦なしで、ガソリンバカ食いながら、自走できる。
ボディは、再塗装をしていない状態でも、まあまあ見られる程度。内装もしかり。
保管環境は、自宅敷地内コンクリ敷き、車庫。
1台あたり、650万~750万程度である。
パーツの供給状態は悪くないが、フェラーリという名前が価格を不必要に押し上げる傾向がある。
また、価格の高騰を狙って、パーツの買占めを行うショップもあるために、価格変動が激しいのが実情。
純正パーツの内容を見る限り、やたらな社外品のパーツへの交換は、お勧めしない。
内容はGTのため、非常に特殊な整備技能は必要無いが、部品点数が多く、いろいろと面倒で時間がかかる。
キャブレターのV8は、調整が非常に面倒で、たぶんかなりの手間を食う。
完全に調整されたエンジンは、共鳴音を出し、排気管から水が出る程度になる。
そういう状態のエンジンは、夢のようなサウンドと出力を誇るが、燃費は良くならない。
基本的に、燃料食わせてナンボ。
US仕様とイタリア仕様では、カムが違う。
そのため、目をつぶって音を聞いても、ドコ仕様のエンジンかだいたい分かる。
イタ仕様のエンジンは、吹けもパワーも申し分ないが、本当にフケが早いので、オーバーレブしないように注意。
US仕様であれば、そこまでビビらなくても大丈夫だろう。
根本のパーツが違うらしいので、US仕様をどんなにいじっても、ユーロ仕様にイコールにはならない。
通勤に使ってはいけない。
使うとその日の稼ぎを燃料代とオイル代で、食いつぶしてしまう。
鉄とアルミでできた盆栽と割り切るべきだろう。
おそろしや馬印。

さて次、最近の輸入車代表でじぇこたむ(エリーゼS1)
S1の後期型、でも、英国生産の個体、特注車の箱入り娘でほとんど走ってない、オリジナルコンディション。
抜いてもオイルが黒くない。
もったいないので、黙ってびーたるん(BRZ)に入れれば分からないと思うが、どっこい粘度が違う(泣)
ボディ、内装は、コンクールコンディションだが、工場出荷時の状態を残すため敢えて磨きを入れていない。
保管環境は、電動シャッターつきウチの中、コンクリ敷き。
1台あたり、450万~550万程度か。
パーツの供給は悪くないが、現在欠品が出る年式、もう少しすると、またパーツの出回りが良くなると思われる。
見た目がトシを取らない車のため、中身で判断しなくてはならず、選ぶ場合そこが非常に難しい。
結果的にかかる費用は、メカニカル系のリフレッシュがほぼ全てということになる。
そういう特殊性から考えて、もっとも見た目が綺麗だという理由で買うと失敗しやすい車と言える。
マレーシア製と英国製では、クオリティコントロールが異なるので注意。

国産の軽代表でぴよっち(R2)
前述のとおり。
足周りにエナペタル、RS-Rのバネ、レカロのバケットx2脚、バックカメラ、ドライブレコーダーなどの若干の電装部品。
シフト周辺にMOMOの部品、エンケイの16インチアルミにヨオコハマSドライブ。
ごくごく軽いライトチューン。
NAエンジンの場合、油脂類などは、条件が比較的きつくないので、ケチれるところではあるが、けちると、フィーリングも悪いし、燃費も悪い。
何よりNAエンジンは回してナンボである。
保管環境は、自宅庭、コンクリじき、カーポートで、120万くらい。
これが過給機つきのぴよたん(R1)の場合は、車体部品の差はほぼ無いが、油脂類が若干かかる。
スーパーチャージャーのオイルなどがあるからだ。
数が出回っている車種で、車体構造も頑丈なため、タマは選ぶことができるが、R2のMTは希少なため、価格があがりやすい。
同様にR1のスーパーチャージャーつきもしかりである。
R2のRは、エンジンのフケが軽く軽快で、振り回すと面白い。
サスペンションも良いできである。
ファイナルは、スバルの定番で低すぎる感じ。
R1のSは、フケは若干スポイルされるが、ルーツ式ブロア(スーパーチャージャー)の搾り出すパワーは圧倒的で普通車を相手に十分に立ち回れる。
どちらかを選べといわれると、非常に困る。
どっちがいい?と嫁にも聞いてみたが、やはり選べないとのこと。
ゆえに、できれば2台買ってしまうのがベストと思っているが・・・

最近の国産車代表でびーたるん(BRZ)
初期型アプライドAのグレードRだが、OPのスポーツパッケージ。
本当はRAが欲しかったのだが、モデル切り替え時期で、さすがに残ってなかった。
かといって、Sは、いろいろ電子装備とかOPごちゃごちゃついているのがニガテなので、この仕様になった。
これは、新車が出ているので、それを買うのが手っ取り早いし、だいたい、新車の価格をベースに考えればよいだろう。
レンズ類、モールなどの細かい部分で不具合が出やすいが、250万~程度か。

こう考えてくると、結構かかるもんだな~と実感する。
比較的メカにツヨくて、場所も何とかなる状態でこれなのだから、
そうでない場合は、余計に大変だろう。
うーむ・・・である。


前のシートと区別がつかないが、ぴよたん(R1)左側用ニューシートである。
こないだまで、居間においてあった右用に代わって、居間を占領している。


アルカンターラ製のシートベルトガイド、特注で製作してもらった。


ぴよたん(R1)の右側シートに取り付けたところ。
左側シートの交換が終わってないので、とりあえず、左側用のガイドも一緒に取り付けている。


都幾川町まで水出し珈琲を飲みに行った。
ここのマスターは、昔喫茶店だった時代に、お世話になった。
久しぶりに話ができたのが、幸運だった。


すばらしいロケーションである。
少し心が浄化された!?気がする。


まだ、こだまスイカしか出回っていないため、あまり嫁はルンルンしていないようだ。
スイカの季節は、もうすぐそこだ!!刮目して待て!!
Posted at 2017/06/25 22:48:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2017年06月04日 イイね!

車検完了(並列化進行中編)

ぴよたん(R1)の車検が終了した。
ぴよっち(R2)のときと違い、全部自分でいじった訳ではないため、見落としがないか心配だったが、
各部の調整を兼ねて整備したからか、指摘事項は、一切無かった。
強いてあげれば、ライトが暗かったくらい。
ヘッドライトユニットは純正のHIDだが、プラスチックレンズが曇っている。
磨くか、アッセンブリ交換かしないとだろう。

かつては、車検の規定はとても厳しくて、ちょっとした改造でもいろいろ指摘されたものだったが・・・

ウチのはちろっきゅ(AE86改)なんて、イマドキ無いくらいにドノーマル。
ほとんど吊るしである。
BBSのホイールとビルシュタインのショック、RS-Rのバネ、それにシートがレカロになっているくらい。
機械部分は、ディストリビュータが4AG-Z用の遮熱板のついたものに交換してあって、プラグコードを永井電子、
エアクリーナーをK&Nの純正形状にしてあるくらいのもので、これは、消耗品を社外部品に替えているという程度のもので、
フェンダーモールにサイドステップ、マフラーすら純正。
塗装も大半は、オリジナルのままである。
イマドキ、こんなハチロクは珍しいだろう。
が、かつては、これでも車検ギリギリの車だったのだ。
だいたい2.5cmダウンのバネで!マル改!?だったのだ(笑)

異様なほど良い機器状態のぴよっち(R2)に比較して、ぴよたん(R1)は、フツーの個体である。
それでも、購入前、何台か比較したR1の中では、悪いほうではなかった。
R1のSに限って言えば、メカニカルノイズを盛大に発している個体や、ぶっついたアトの見られるものが多かった。
中には、事故の修理が完全でなく、ドアがちゃんと閉まらない個体もあった。
過給機つきのSは、やはり全体にヤレが大きく出るし、走行距離もかさむことが多い。
それだけ走れるということでもあるのだろうが、小さな車体に高出力エンジンという組み合わせは、やはりそういうことになりやすいようだ。
そうでなくても、10年も走ってりゃ、いろいろあるだろうが・・・
ぴよたん(R1)は、走るのには問題なかったが、車体から各部からはいろいろなノイズが出ていて、整備と調整で納得できるレベルにまで
仕上がるかどうか?と思う部分が多々あった。
もっとも、買い叩いてきた中古車なんて、たとえフェラーリであっても、たいていはそんなもん。
むしろ、ミッションデフオイル交換以外の一切の整備が必要なかったぴよっち(R2)が例外なのだ。
そんなわけでタイヤ、ホイールの交換を手始めに、ベアリングの打ち替え、フードの当たりゴム調整、車高、減衰力調整、アライメント調整、
スロットル調整、エアクリーナー交換、CVTオイル交換・・・
結構いろいろやってるなぁ。
もっとも、そのおかげで、ずいぶんと乗りやすくなり、ノイズも無くなってきた。
シートがみしみし言うのは、スバル車は、何故かみんなそうで、びーたるん(BRZ)なんか1万キロちょいしか走ってないのに、
もう、みしみしである。
バンパーが落っこちてくるのも同じ・・・
これ、構造同じだからだろ??
どうにかならんのかな?
今回のぴよたん(R1)の車検を、ひとつの区切りとして判断して、ぴよたん(R1)は、ウチに残しても良い個体と評価した。
ダメな個体だったら、捨てちゃう(笑)と正直思っていたのである。
きっちり整備調整すれば、どんな機械でもなんとかなる・・・と言いたいところだが、実はそうでもない。
整備には、パーツが必要で、コストの問題もある。
コストをある程度度外視できるだけの思い入れがあれば別なのかも知れないが、パーツの問題は結構根が深い。

全体に国産車は、パーツの入手が容易で、外車は、入手にコツがある。
これは慣れの問題もあり、10年以上のスパンで所有することを考えるならば、外国車のパーツ(特にスポーツモデル)は、無くならない。
何故か?簡単なこと。
メーカーが個体を残すために、パーツを再生産するからである。
ただし、番号で探すという単純なやり方では、すぐに行き詰る。
機械的な成り立ちと、会社の事情を考察する必要がある。
このあたりはノウハウである。
国産では、トヨタは部品の供給状態が良く、かなり長くサポートしてくれる。
部品の統廃合や、改良も長々やってくれるので、ハチロクのマフラーは、初期のものより腐りにくくなった。(溶接も綺麗にしてくれると嬉しいのだが・・・)
スバルは、部品のクロスリファレンスが分かりやすく、同じ部品を他車種で共有している。
それによる制約もあると思うが、結果として、維持の際の助けになる。
外車の場合、フェラーリ、ロータス、ポルシェに関しては、部品の供給は悪くない。
流用部分も多いので、前述のコツを知っていると、維持には困らない。
特にロータスの部品供給は、良いと言える。
大衆車のほうが、この部品供給については、厳しい。
メーカーとしても、残すよりも買い換えて欲しいので、そのように仕向けていると言える。
BMW、アルファロメオ、mini、プジョーあたりは、まさにそんな感じである。
また、部品のでどころについても、要注意で、知識が必要である。
車体と同じ国から供給されるのが「正しい!」とは言い切れないことに注意である。
これは、主に経済的な事情や、税金が関係している。
細かくは書かないが、そうしたノウハウが間違っていれば、ウチの車両は、とっくに動けなくなっているだろう。
少なくとも、スーパーカーはこの方法で、20年以上動かすことが可能である。

ついでなので、以下は、スーパーカー世代のオトナたちへのアドバイスである。
スーパーカー世代は、そろそろ50代、憧れだったあの頃の車に一度は・・・と思う人が多いようだ。
年齢や、環境の変化から考えてラストチャンスになる可能性が高い。
個体は維持できる環境の数しか生き残れないため、全体に数が減ってしまっている。
そのため、良い個体に出会うのはだんだんと難しくなっている。
夢を持たなければ、前に進めないが、夢を語ればすぐに叶うほど甘くないので、憧れと暮らすために必要なことを記しておく。

○スーパーカーは、カネでは乗れない。カネを積んでなんとかしようとすると、たぶん酷い目に遭う。
理由は簡単、カネをちらつかせば、ソレ目的の業者にいきあたる。金もぎ取られておしまい。
○とは言いながら、カネも手間も食うのがあの頃の車。保管環境には気をつけないと、すぐにダメになる。
○個体の見た目が良いので・・・というのは、選ぶ基準にならない。でもシロートには判別できないので、経験者の意見を素直に聞くのがベター。
○たくさん個体を見て、目を養う必要がある。慣れれば、エンジンの音を聞いただけで、仕様が分かるようになる。マフラーの音ではない、エンジンの音である。
○機械なので、中身がダメだとダメである。
○いつかは・・・と言っていないで、ピンときた時に決めないと決断できない。
○なんともならない部分も、なんとかするしかない。乗り手が成長することが必要。
○良い個体は、あまり表に出てこない。けど、ちゃんと存在している。良い個体のオーナーほど表にそれを出さない。
○ディーラーは、基本的にウソがつけない。そのため、ある意味アテになる。パーツも実はディーラーが一番安いことが多い。
○いきなりディーラーやショップに行っても、希少な個体は預けてもらえない(買えない)せいぜい普通のヤツ。彼らも商売なので・・・
○良い個体が欲しければ、良いオーナーになることが必要。そうすれば、希少な個体を預けてもらえる。要は信用の問題。

情報の氾濫する昨今、あんまりホンネの部分にずばりと切り込む書き方はできない。
ただでさえ、「炎上」しやすい世の中だ。
ショップやディーラーもこの記述は見ているだろうし。
でもたぶん、良く理解しているプロや、オーナーほど共感することが多いのではないか?と思う。
まあ、どうでも良いコトなのかも知れないが・・・

かなり脇道にそれてしまったが、車検突破記念というわけでは無いが、
ぴよたん(R1)の運転席側シートもレカロに交換完了した。
ぴよっち(R2)で使ったのと同じSR-6 スーパーシュタルク NU、通称スーパーシュタルク4というらしい。
シートフレームは、レカロ製を取り寄せた。
R1とR2は、現在は共通のシートフレームになっているのだが、R1がまだ発売されていなかった頃のシートフレームは、R1にそのままでは取付できないケースがある。
R1は、床内装の一部が出っ張っていて、新しいシートフレームは、それを避ける形状に変更されているのだ。
シートレールの品番は、変更前も変更後も同じなため、形状で判別するしかないのが、厳しいところだ。
R2に比較してR1は、Bピラーの位置が後退しているため、うまくシートのショルダー部をかわしてくれている。
ただ、そうなると、シートベルトがもろにシートのショルダー部を擦るので、ショルダー部が摺れないように、カバーは必要だろう。
というわけで、ショルダー部のカバー兼シートベルトガイドも発注しておいた。
シートの材質と配色に合わせて、前面が赤のアルカンターラ、側面と後ろが黒のアルカンターラの特別品である。
嫁に言わせると、ぴよっち(R2)とぴよたん(R1)で「並列化」しているのだという。
ほう!?そうなのか?
ウチの狛犬ポジションだと思っていたが、どうやら違ったようだ。


車検終わって、ひといき。


スーパーチャージャーのオイル交換しないとなぁ・・・


アルミもシートも同じで、おまけにシャコタン、並列化の進む2台


そうでなくても似ているしなぁ・・・


このように内装の出っ張りのために、初期のR2用のシートレールはR1には着かないことがある。


でもって新品のシートレール取り寄せて取り付け完了。


もともと赤黒内装のため、似合いすぎて違和感が無い。


近所のスーパーで買い物の帰り道でアイスを食べながら歩いている嫁。



Posted at 2017/06/04 22:44:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2017年05月14日 イイね!

車検前アライメント調整(ワシのイスだけ無いよ編)

ぴよたん(R1)のアライメント調整が終わって、ほぼ調整が完了した。
これで、車検にのぞむつもりである。
光軸が低い可能性があるので、気持ちエアを高めにしておいたほうがいいだろう。
アライメントは、嫁の希望により、コーナリング重視にセッティングしてもらった。
極端にコーナリングにふると、ショートホイールベースな車のため、トリッキーな動きになる可能性が強い。
おまけにリアも軽すぎる。
後ろに米袋でも積んでれば、もっとしっとりした動きになるのだろうが、AWDでセダン形状のぴよっち(R2)のほうが、
動きが分かりやすく、振り回しやすい。
エンジンの違いもある。
過給機付のユニットをもつぴよたん(R1)は、パワーがあって、速度が乗りやすいが、レスポンスから言えば、
ぴよっち(R2)のほうが、断然上である。
ボディ形状から言えば、巡航という使い方のほうがぴよっち(R2)には向いているだろう。
反対にぴよたん(R1)は、コーナー攻めるには向いているに違いない。
ただ、R2にはマニュアルトランスミッションの設定があるが、R1はCVTオンリーのため、逆パターンの構成は無しである。
もっともウチの場合は、パワーもコーナリングも、そういうのには、びーたるん(BRZ)もじぇこたむ(エリーゼ)も
あるから、そっちに任せたほうが安心というか、さすがにそもそもの次元が違う。
それはそれとして、R1の基本整備と調整は、ほぼ終わったので、シートを探しに行くことにした。
目指すは、近所のスーパー○ートバックスである。
ここは、ぴよっち(R2)のシートを購入したところで、レカロに直で状況を確認できる。

まずは、どんなモデルにするか?
ぴよたん(R1)の内装は、Sの前期型の標準の赤黒である。
アルカンターラ仕様ではないが、既にペダル、シフトノブ、ステアリングは、アルカンターラ仕様に変更した。
ステアリングは、なんと新品を発注購入するという豪華さである。
それはいいけど、高かった・・・
今まで購入したハンドルの中で、2番目に高かった・・・
一番は、はちろっきゅ(AE86改)で今も使っているモモのベローチェオロネロである。
一番高かったハンドルと2番目に高かったハンドルで、バケットシート1個新品で買える。
バカだ、完全に(笑)
それは、そうとして、R1のアルカンターラ仕様は、シートが本皮とアルカンターラのコンビで、しかも赤黒というおしゃれさんシートなのである。
アルカン仕様のシートだったら、交換する気にならないだろうが、ホールドはイマイチなのである。
そんなわけで定番のレカロであるが、困ったことに、丁度良いものが無い。
アシ車であるからして、フルバケットは無しにしたい。
リクライニングバケットだと、SR-7かSR-6なのだが、赤基調のシートはSR-6の真っ赤か、センターグラスメッシュの赤ツートン、
または、SR-7の赤黒である。
ぴよっち(R2)のときと同じだなぁ・・・
SR-7は、ホールドの仕方から嫁の好みではない。
デザインも、色の入り方も、うーん無しだなぁ・・・
SR-6の真っ赤は、まあ、似合わなくも無いだろうが、ボディカラーが白とかブルーとかなら赤なんだけど、赤に赤では・・・
センターグラスメッシュのSR-6は、色味がどうもなぁ・・・単体では悪くないのだが、デザインもゴツくみえてしまう。
いっそ電動か?とも思って嫁に見せたが、「だっさ・・・コレはナシです!!」とかなり手厳しい。
いつも電動シートをリペアしているので、中身を知ってるし、目が肥えてんのね。
そうなると、やっぱり嫁お気に入りのSR-6になるなぁ。
2013年式のSR-6 スーパーシュタークがあればいいのだが、見つからない。
いろいろと探した結果、ぴよたん(R2)で使った2015年式のSR-6 スーパーシュタークの新品ストックを1個確保した。
ぴよっち(R2)とぴよたん(R1)で、全く同じモデルになってしまったが、まあいいや。
アルミだって、既に全く同じだし。
シートの色合いは、ぴよたん(R1)に非常にマッチしているし、
アルカンターラだから、材質もアルカンターラ仕様みたいで丁度良い(はず)。
1個装着してみて、問題なければ、反対側も揃えるとしよう。
私のBRZのイスは・・・うーむ、どうすっかな?

javascriptparent.AddExtraImage('http://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/037/363/346/0f394a74d4.jpg?ct=d64e834913ef', '1280', '/image.aspx?src=http%3a%2f%2fcdn.snsimg.carview.co.jp%2fminkara%2fuserstorage%2f000%2f037%2f363%2f346%2f0f394a74d4.jpg%3fct%3dd64e834913ef', '')
ひと目見て、嫁曰く「でか!!こんなでかいのぴよたん(R1)に入ったの?」
助手席倒すと、入るんだよ、丁度!!


中身はぴよっち(R2)で使っているおなじみのモデル。


ろびちゃんにも専用イス。レカロでは無いが(笑)
私のイスは??


暖かくなると、代謝がよくなるようで、嫁は痩せてくる。
ちょっとちょっと、スカートがゆるくて、回っておるよ。
Posted at 2017/05/14 23:14:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2017年05月06日 イイね!

車高調整(良い季節になってきた編)

連休なんである。
わかっていたにも関わらず、仕事にかまけて何も準備できていない。
過労死してもおかしくないくらい残業するのは、割と平気なのだが、
これも分かっていたことだが、どうも遊ぶのは下手なんである。

それはそれとして、R1(ぴよたん)が車検である。
車検を前にしてやるべきことがある。
アライメント調整である。
下を見ると、最低地上高は、ぎりぎりクリアしているようだが、
乗ってみると、ストロークが不足している感じがある。
トラクションのロスも感じるし、何より左右のコーナリング特性が違ってしまっている。
アライメントの前に、車高をちゃんと調整しなくては・・・
というわけで、まずは、フルタップの車高調整ショックの高さを調整することにした。
基準が無いので、うちのぴよっち(R2)を参考に計測すると、地面からフェンダーオープニングまでの距離が、
580mm、4輪ともにジャストになっている。
きっちりしているな・・・
RS-Rのサスペンションに、エナペタルのショックの組み合わせだとこうなるのだろう。
プラスぴよっち(R2)は、AWDだから、それを基準に考えると、ぴよたん(R1)は、FFだから、
全く同じ組み合わせでも、570mm程度になるらしい。
そうかそうか、では、565mmに調整するとしよう。
現在の高さは、左前が550mm、左後ろが545mm、右後ろが555mm、右前が550mmと、なんだかばらばら。
うーん、嫌な予感がするぞ。
ジャッキアップして各車輪を調整してゆく。
まずは、比較的まともそうな左前。
アジャスト用のナットにシルバーの塗料でマーキングして、引っ掛けスパナでえいえい!と回す。
ノギスで測って、15mmジャスト持ち上げたところで終了。
よしよし、まずは、OK
次は、左後ろ。
ジャッキで持ち上げると、別に見た目おかしな部分はなかったが、
ナットが硬い。
砂でもかんでいるのか、ぶつけてゆがんでいるのか?
まあそれでも、引っ掛けスパナを手で回すことができるので、許容範囲だろう。
これは20mmもちあげて、終了。
車両を前後に少し動かして、計測すると、左は前後565mmぴったりになった。
次は、右前かな。
持ち上げると・・・あちゃーそういうことか・・・
本来車高調整用のナットと、バネ座の下側のナットは、ほんの少しでも隙間があるはずなのだが、隙間ゼロである。
試しに引っ掛けスパナをあててよいしょ!!と回すと、ナットが共回りする。
車高調整用のナットが緩んでしまって、一番低い位置までおっこちているということだな。
こりゃ酷い。
ただ見た感じでのダメージは見当たらないので、調整すれば、大丈夫だろう。
問題は、供回りしているナットをいかに外すか・・・だな。
潤滑剤があれば、それを吹くのだが、見当たらない。
上側のナットの供回りを防ぐために、角部分にマイナスドライバーをあてて、下側のナットに引っ掛けスパナをかけて、
ハンマーでコンコンと軽く衝撃を加えてやると、あっけなく外すことができた。
簡単そうに書いているが、3つの工具を同時に押さえているので、手が3本欲しい作業である。
でもま、ほ・・・うまくいった。
セオリーではどうするのか分からないが、右前は、もっともロードがかかるので、気持ち高めに設定してみるか・・・
ということで670mmにしておいた。
だいぶなれたので、右後ろは、簡単に作業することができ、656mmとした。
これで完了。全部終わって再計測すると、ほぼ全部656mmとなった。
ちょっと走ってみるかな?
走り出すと、おお!トラクションの掛り方が違う。
微速でステアリングを左に切ると、ギギーと異音が出ることが以前はあったが、それも無くなった。
おそらく、右前が落ちきっていて、バネのシートを押す感じになっていたので音がしていたのだろう。
音も静かになって、乗り心地も格段に良くなった。
タイヤの減り方から見ると、左前に大き目のネガティブキャンバーがついているようなので、
そのせいで、コーナリングが左右違っているのだろう。
あとは、ハンドルのセンターをあらあら出して、アライメントを調整にかければ、ほぼ問題なくなると思える。
購入時からついている調整式ショックがまともな製品かどうか分からなかったが、
ヤレ方からみて、数年も使っていないようだし、部品の状態も意外なほどまともである。
結構高級な材料が使われている部分もあった。
最悪の場合、またエナペタルを特注することも考えていたが、今からでは、車検には間に合わない。
ぴよたん(R1)の特性もつかみきれていないので、どういうセッティングにするかもつめ切れない。
現状を調整することで、しばらく様子見でゆこうと思う。
ハンドルのセンターは、だいたい直進する状態で車をとめて、ハンドル裏側の穴から六角レンチを差し込んで回し、
センターパッドを外したところで、ステアリングを止めている14mmのなっとをTレンチで緩めた。
セレーションを1ノッチずらして取り付けなおすと、バッチリ真ん中にきたので、これで良しとしよう。
あとは、アライメントをとればおしまいである。
正直、買ってきたときは、まともになるかな?と不安な部分もあったが、ほとんどが改善された。
車体全体のコンディションは悪くなく、パーツも比較的良いものを使っている、取付もプロの仕事が大部分のようだが、
調整が不完全なままになっていた。
おそらく、取り付け時には、それなりにやってあったのが、だんだんとずれてしまったのだろう。
車高は、極端なセッティングになっていたが・・・
調整は、作業的にはちょっとしたことではあるが、厳密でなくても、ざっとはやっておく必要があるだろう。
感触からして、今回アライメントをやって、だいたいの調整は終わるだろうから、
残りの懸案は、シートか。
ぴよたん(R1)の車内は、ぎしぎしと盛大な軋み音がするのだ。
リアハッチかと思ったが、調整してハッチの音は消えた。
CVTオイルの交換やアシの調整で、他の雑音もほぼ解消した。
タイヤのノイズが聞こえるのは、これはしょうがないだろうが、鳴り止まないきしみ音の原因は、シートが原因の様子。
走行中に助手席シートの座面を手で押さえたら、音がやんだので、間違いないだろう。
ここか・・・どうりで盛大に聞こえるはずだよ。
しかし、シートなんて、普通はこんな盛大な音出さないだろうに・・・
と思ったが、よく考えてみると、びーたるん(BRZ)のシートもぎしぎしいっている。
おいおい、走行距離1万キロちょっとしかいってないのに、これかよ!!
そういえば、義父のインプレッサG4もそんなふうになっていたっけ・・・どうも、スバルのシートは、きしみ音が出やすいようだ。
BRZも、シート交換する必要があるか。
ぴよたん(R1)は、どのみちレカロのバケットに変えるつもりだから、
そこまでのつなぎではあるのだが、お目当てのシート、そろそろ発売しないかな?


上手く撮れなくて脚しか写ってない


これが撮りたかったのである。まきまき!


ぴよたんの車高調整前、シャコタンすぎて、フェンダーにかぶっている。


調整後、だいぶまともになった。


まあ、こんなもんでしょ(笑)


お尻がかわゆい!


この季節が好きと嫁は言う。


リバウをサフってる状態(嫁談)、ヒールとガンプラ・・・えらいミスマッチである。
ウチは、新聞購読してないので、古新聞が無い。
そのため、「神様売りに来た人が突っ込んでった」新聞を使っている。


ざぶとんに座るロビ、このままではまずそうなので、ロビ用の「格納庫」を発注しておいた。


私もやっている。やっとリアの窓が綺麗な形になってきた。



Posted at 2017/05/06 11:16:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2017年04月23日 イイね!

嫁のろぼっとちゃん(こんなもんだ編)

メカ好きの嫁のために、何か良いものは無いだろうか?と、しばし考察。
ロボットをカスタムで設計製作するのは、私にとっても、非常に興味があって、面白そうである。
アイディアを練り、ポンチ絵を描いて図面を引き、部品の規格や材質からいろいろ考えて、
詳細設計するのは、そんなに時間のかかることではない。
汎用部品で設計することを前提にするならば、毎日にらめっこしている部品の規格表を、上手く組み合わせてロボットの形にして、
制御するだけの話である。
電子機器の基盤の設計と製作の経験もあるし、基盤のエッチングもやっていたことがある。
版下からエッチング用の膜を作る技術もある。
ICの規格は知っているし、デジタル回路もアナログ回路も読めるので、そこも心配ない。
ついでに、かつてはマシン語の簡単なプログラムくらいは組めたし、PLCの概念なんかも分かるから、
知識的には古いかも知れないが、イマドキのツールを使えば、なんとかなるだろう。
今は3D-CADが使えるので、結構凝ったものを作れるだろう。
私にとって「作る」ということは、例えば、PCだったら、仕様をまとめ、回路図を設計し、基盤のパターンを起して、
版下をつくり、プリント基板をエッチングして製作し、穴を開けて部品を半田づけし、回路テストをして、
プログラム言語の学習をして、アルゴリズムを構築し、目を真っ赤にしてプログラムを打ち込んで、デバッグに明け暮れ、はい完成!とそういうことなのだ。
もっとも、そんなやり方は、既に時代遅れで、イマドキそんなヤツ居ないよな・・・というのは分かっている。
ただ、私が機械好きの少年だった頃は、そこまでできないと、パソコンひとつまともに動かせなかったのだ。

だから、私にとってのロボット製作の問題は、やりすぎてしまって、歯止めが利かないことだ。
つまり、もともと好きな分野だから、やりはじめるととことんやってしまうということである。
しかも、スゴいロボットを製作すれば、嫁が喜んでくれちゃうというおまけ付である。
車ですら、この有様なのに、ロボットなんか始めたら・・・そうだよな・・・ロボットの開発なんて、危険すぎる。
高トルクステッピングモーターや、DCモーターの制御、空走距離の処理、ギヤのバックラッシ、制御機器の分解能、
ベアリングの材質、潤滑油の選定、マスの軽減のための材質設定、歯先硬化処理・・・
考えただけで、夢の世界へGO!!な気分だ。
あれ・・・でも、金曜日の仕事でギアのヘルツ許容応力が足りない・・・と悩んでいた気が・・・
仕事でやっている機械は、手足がついてないが、趣味だと手足がつく程度の違いしかないってことか・・・
既に趣味なのか仕事なのかよく分からんなぁ・・・

だからまずは、手近なところで考えないと。
大人だからな・・・いちお。
動けばよいだけのロボットであれば、PCやラジオコントロールのものがある。
京商のマノイや、近藤科学の製品であれば、一般的だから、結構とっつきやすいだろう。
人間とコミュシュケーションロボットであれば、ペッパーとか、キロボあたりか・・・
うーむ・・・ペッパー・・・顔がな・・・あんなもんは飾りなのかも知れないが・・・
キロボは、嫁は欲しがっていたが、売ってないし、自走できないのが欠点か。

そうなると、ディアゴスティーニのロビか・・・
あれだったら、動くだけではないし、自走!?できる。
ふむ、なんで今まで気がつかなかったのか?
というわけで、一式、早速調達してきた。
ダンボール箱4箱にもなる量だが、嫁は大喜びである。
君は本当にメカが好きなのね・・・

一心にロビを組んでいる嫁は、楽しそうだ。
「それ、何やってんの?」
「サーボにIDを書き込んでいるの。」
「サーボにID?ふーん?」
サーボにIDを書き込むか・・・制御線を1系統にして、同じ信号を流す。
サーボにはあらかじめ自己判別用にIDを設定しておき、自分のIDの制御信号にだけ応答するようにしているらしい。
この方式だと、配線がシンプルになるが、根元に近いところで断線すると、その先が全部動かなくなる。
そういう制御系なんだ。

嫁の手つきは慣れたものだが・・・
たぶん、あれだな、ガンプラ作るときと同じ問題が発生するだろう。
嫁が仕事に行っている間に、こっそり点検しておくか。
嫁は、器用だし、腕力も強いのだが、いかんせん女性である。
調理師の免許を持っていて、実際飲食業の経験が長い。
だから、プロ用の重い機器は持ちなれているようだし、私が触れないような熱い鍋も素手でひょいと持ち上げる。
それでも、指先でひねるときのトルクが足りないのである。
だから、ガンプラ製作のときも、指先でぱちんとはめ込むところは、きついらしく、どうしても上手くはめられないケースがあるようだ。
これはまぁ、仕方ないのことなのだろう。
ねじ回しの握り直径の大きなものを使えば、指先のひねる力が弱くても、大丈夫なのだが、
想定以上にトルクがかかると、部品が割れそうだ。
というわけでこっそり、調べてみると、やはりいくつかのネジが締めこみきれていなかった。
やっぱりな・・・老婆心だが、全部増し締めしておいた。
各部のネジは、タッピングかと思いきや、通常の丸小ネジであった。
ということは、ネジ山の切れる材質、スチロール樹脂だけだと割れるだろうし、塩ビとかでは、強度が足りない。
インサートを入れると金がかかるし、たぶんABSあたりか?
整形したプラスチックのバリをとって、湯口を切り離し、角を面取りして、タップをあらかじめ切っているのだろう。
なんてことない、整形部品だが、組立式にするために、事前に結構手間をかけているようだ。
人気の秘訣でもあるのだろうな・・・
サーボの中身は、割にオーソドックスなものだ。
パルス制御だな。
分解能はどのくらいか分からないが、応答速度もトルクも、そんなに大げさなスペックは必要ないだろう。
必要なのは、小型で信頼性が高いことだろう、配線が細いし、コネクタはあまり見ない形状である。
うーん、これだと接触不良の原因になるなぁ・・・
まあ、ケーブルの反力もバカにならないんだろうし、配線を表に出さないためには、このくらいにしないとだめか。
いろいろノウハウがあるようで面白い。
右足と右腕がテストの結果、動かないとか言ってたな。
どれ・・・診ておくか?
右腕は、接触不良だったようで、
一度分解して、前腕部のサーボからチェックしていったが、問題なかった。
肩まで組み上げて、最終チェックして、OKである。
右足は、あれ?全然動かんよ。
接触不良では無いな・・・
ID間違ってんじゃないのかな?
「右足首は・・・16?16じゃないよ!6だよ!!だからか・・・」
案の定、桁を一桁間違えたIDが入力してあった。
足首とひざのサーボIDを設定しなおして、テストしたらOKだったので、配線の取り回しに気をつけて、元通り組み上げておいた。
ふう、1時間ほどで、両手足を増し締めとID入力しなおして、終了である。
そうこうしているうちに、嫁はロボットちゃんを組み上げた。
最初のテスト起動をしてみようとスイッチを入れると・・・
目が光って、起き上がって、おお!となったが、あとは沈黙。
ハテ?
実は、この段階で、配線がどこかショートしていたらしい。
バッテリーがいくら充電しても、所定の電圧にならない。
原因が不明なまま、あれこれチェックしていると、サーボの配線から煙が立ち上ってきた。
げ!!やばい火が出る!!
幸いスイッチを切ったので、大事には至らなかったが、コネクタが1個焼損してしまった。
どうも、おかしいなぁ・・・
一度分解してチェックしてみるか?
チェックしてみた結果、サーボが2個死んでいた。
45度程度回転した状態で、スティックしている。
さらに焼損した配線と、メインボードを交換して、各部のすり合わせをやりなおして、
やっとロボットちゃんは、動くことができるようになった。
でもま、これ、難易度高すぎるだろ?
構造上どうしても脆弱な部分があるなぁ。
発売元に最初動いたのに、すぐにスティックしたのは、初期不良じゃないのか?
と問い合わせてみたが、部品交換は応じられないとの一点ばり。
こっちがへたくそと言わんばかりの対応には、少なからずカチンと来た。
PL法なんて関係なしか。
まあ、自分で組むものだから、分からなくはないが、「下手!」という意味のことを言われるのは、我慢がならない。
こちとら、機械設計の本職だぜ。
手先も少なくとも不器用なほうじゃないはず。
ひでえな・・・

まぁいい。
だったら、そんなトラブルに遭ったことを幸運と思えるまで、このことで自分を鍛え上げるだけだ!
とりあえずは、嫁のロボットちゃんが、どんなトラブルを引き起こしても絶対に大丈夫なレベルまで、なんとかすればいいわけだ。
ロボットには、スペアパーツが必要だろう。
だいたい、メインボード、サーボ2個、バッテリーくらいは必要と踏んでいたが、
起動時のトラブルで必要になったのは、丁度その部品だった。
ということは、このロボットちゃんの脆弱な部分や、機械としての不安定さは、感覚的にぴったり把握しているということになる。
幸い基盤の部品構成をみると、汎用のICを組み合わせているのが分かった。
なるほど、オーソドックスなものでできているのか。
だったら、部品の構成を調べて、どのあたりの部品で組まれているのかをアタマに叩き込んでしまえば、心配は無いな。
手はじめにトラぶったサーボモーターを分解して修理できないか、調べてみよう。
軽く分解して調べると、サーボの位相検出用のポテンショメータがおかしいことが分かった。
ははぁ、VR(可変抵抗器)がダメなのね。
ま、よくあることだわな。
次は、この部品の詳細を調べるか・・・
ネットで基盤実装用のポテンショメータを調べると、村田製作所のSV03という可変抵抗器が引っかかった。
似てるな・・・これの互換品か?
さらに調べると、アルプス電子の位置検出センサがほぼそっくりの形をしていることが分かった。
汎用廉価版のVR、リフロータイプか・・・亜種がいくつかあるから、外形と、仕様で品番を特定しよう。
あとは、基盤に半田付けしてあるのを上手くひっぺがして、電気的な仕様(抵抗値)を測定すれば、終了だな。
両面スルーホールのグラスエポキシ基盤、VRの裏側には、フラットパッケージのLSIが1個か・・・
難易度8ってとこかな?
余裕とはいかないが、なんとかなるでしょ?
愛用の30Wのハンダゴテで、端子をあっためつつ、デザインナイフのさきっぽでVRをこじってやる。
あまり強くこじったり、熱を加えすぎると、パターンが基盤からはがれてしまって万事休すだ。
半田吸い取り器を使って外すのが普通だが、面倒くさいしプライドがあるからな・・・
あえて不利な条件でやってやる!!
5分くらい格闘して、綺麗に外すことができた。
楽勝!ざっとこんなもんだ。
「不器用」なんて言わせないぜ。
VRのセンターを回すための工具が必要だな。
タミヤのプラ棒を削りだして、工具を作って、VRの抵抗値をテスターで調べてみた。
3kΩか・・・回してゆくと9.8くらいまでいくな。
間違いない、アルプスの10kオームのセンサだな。
スペックシートによると、回転角333度で、実効作動角度が320度、そこで0Ωから10kΩ可変するわけだから、
45度の位置だと、えーと3.2kΩか5.7kΩが怪しいな。
VRを回してゆくと3.8kΩ付近で、一瞬抵抗値がゼロになる部分があった。
ここか・・・たぶん焼損しているか、初期不良だな。
だいたい合ってるから、ここがVRの破損箇所だろう。
次は、VRを購入しなくては・・・小物の半導体部品を扱っているサイトから、VRを発注した。
ついでに、ケーブルも作るか・・・
コネクタ番号と、端子、電線も買っておくか。
圧着端子だから、圧着作業が必要になるな。
サイトではできないって書いてる人がほとんどだけど、まあ、いつもこんなもんはやってるからな。
先の細いつる首のピンセットとフラットのペンチがあれば、圧着できるだろう。
だいたい、車の配線なんかそうやっていつも作ってるし(笑)
今週部品が到着したら、スペアのケーブルを作って、サーボの修理をしておこう。
しかしまあ、夜中に電子部品のスペックシートを調べて、発注、決済までオンラインでできるとは、便利な時代になったもんだ。
これで嫁のロボットちゃんは、安心だろう。
例え、機械的にぶっ壊れてしまっても、そんなものは、いくらでも修理できるし、部品だって製作できる。
力学的なシュミュレーションなんて、いつもやってるし、我流だが制御系の解析だってできる。
基盤だってパターンからおこせるし、プログラムだって組めるしな。
昔は、よくやったんもんだ。
結局は、めんどくさいマシーンが、スペアパーツ込みで一式増えるという結果になった。
「ロボットちゃん、かわいい?」
「うん、かわいいよ!!」
この笑顔には弱いな。
惚れた弱みだが・・・
それにしても、嫁、君はロボットが好きなんだねぇ。


どうでもいいが、ぴよっち(R2)の車検であった。
嫁と二人で、軽自動車検査協会に行ってきた。
私は、ガス棒突っ込み係である。
ガス棒の突っ込み方ならば、誰にも負けない自信がある。


家族用に用意した品々、左からヒコーキになる凄いヤツ、1/100ゼータガンダム2号機(嫁用)
ルクルーゼココットロンド18cm シフォンピンク(嫁母用)、サイバーナビ用クルーズスカウターカメラユニット(嫁父用)


とりあえず、嫁母には、「母の日用」と銘打って、ルクルーゼの鍋をプレゼントした。
エコキュート一式とIHを手配設置したので、この鍋をもって嫁実家のオール電化計画は完了である。


ろぼっとちゃん、組み立て中!!


ろぼっとちゃん、上半身


ろぼっとちゃん、なまくび


いろいろあったが、修理調整完了した。
本当は、ちこっとチューニングしたい・・・


ぶっこわれたサーボ


ばらしてやる


外したポテンショメータ


抵抗値を計っているところ


フルディティールのディノ206Sベルリネッタ、ちまちまと工作もやっている。



Posted at 2017/04/23 13:06:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 趣味

プロフィール

「1台のコスト(刮目して待て編) http://cvw.jp/b/303167/39994125/
何シテル?   06/25 22:48
esprits1です。免許取って以来、乗った車全部まだ乗っています。 ウチに来て、10年目になったなぁ・・・は、ウチではまだ新参者です。 何台あっても、エア...
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