英紙「Daily Mail」(3月22日付)によると、NASAの太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」が太陽活動の停滞を観測。なんと、3月7日~22日の15日間連続で太陽黒点がゼロだったというのだ!
太陽黒点は太陽活動の指標とみられ、活動が極大化すると多くの黒点が出現し、極小化すると激減する。黒点の減少がすぐさま太陽活動の終焉を意味するわけではないが、「氷河期」が着々と近づいている証拠と科学者らは見ているようだ。
これまでの予想では、次の停滞は2021年頃とみられていたが、今回は大幅に早まる形となった。15日にもわたる活動の停止は2010年の4月以来だという。「Spaceweather.com」によると、今年に入ってからすでに27日もの「太陽黒点ゼロ日」があるとのことだ。2016年は年間で32日、2015年はゼロだったことを考えると、異常なペースで太陽活動が弱まっていることがはっきりと分かる。
太陽が15日連続で活動してない
【寒冷化】太陽が2週間近く活動していない?NASA発表…「ミニ氷河期」の前触れか
Posted at 2017/04/02 10:14:19 | |
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