江戸時代から伝わる「へぎそば」

先日のブログの中で小千谷市は蕎麦の名産と書きましたが、江戸時代から伝わる「へぎそば」が有名なんです。

へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔（ふのり）という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた蕎麦のことです。

ちなみに「へぎ（片木）」とは、剥ぎ板で作った四角い器のことで、この器に冷やしたそば３～５人前を一口程度に丸めて盛りつけます（このことから「手振りそば」ともよばれる）。

５月３日・・・
この日は朝からの雨で田植えは中止って連絡があったから、ちょっと早いけど「母の日」って事で、嫁の両親を連れて蕎麦屋に行ってきました。

越後のふるさと小千谷を訪れて素通りできないそば屋があります。
『へぎそばの発祥の店、わたや』です。

嫁の母親は、若い頃にお蕎麦屋さんに勤めていたことがあり、そばにはちょっとうるさいです。

じじばばは・・・
『へぎそば三人前２，１００円』

へぎそばに山菜てんぷらに野菜天ぷら・・・
へぎそばの特徴は、まずなんと言ってもそばのつなぎにふのりを使用し、つるつるしこしこした食感であることです。

最近新潟県外にもメニューにへぎそばを出す店が増えたそうですが、へぎに入っていればどんなそばでも「へぎそば」かというとそうではありません。

ふのりがきちんとつなぎに使われていること、一口ずつ盛りつけてあること。
ふのりはコレステロールを身体から取り除いてくれる効用もあり、おいしくて身体によいと言われてます。
そして何よりおいしいこと・・・。

大勢で同じへぎからおいしいそばをたべれば、心もかよいあうというわけです。

ちなみに「へぎそば」「手振りそば」はこちらのお店の登録商標だそうです。


私は・・・
『小エビと小柱のサクサク揚げ ぶっかけそば990円』

こちらはお皿に盛られたお蕎麦に麺つゆをぶっかけて頂くお蕎麦です。
サクサクのてんぷらに、大根おろしのあっさり感が旨いです。

嫁は鴨南蛮つけそばだったかな・・・

そばを食べていたら実家から緊急連絡がありまして”午後から田植えをはじめるぞ！”って・・・
仕方がないので、展望スポットをサクッと案内して帰りました。


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