enjoy ポルシェ911のブログ一覧

これを「かぞ」と読むのですが・・・フツウに読めませんよね！
当然ながら、百科事典の難読地名にも掲載頂いております。

そして加須市は・・・
埼玉県の北東部に位置し北側に利根川が流れる、人口約７万、鯉のぼり生産数日本一、手打ち「加須うどん」が有名。
とＷＥＢ上の百科事典に記述されております。

クルマ関係の有名人としては、ホンダＦ－１が無敵を誇った２０年前、ピットレポーターだった川井一仁氏。
加須に実家の在る川井氏は、フェラーリ３４８に加えてポルシェ９１１も所有すると言う噂ですね！

ここは不便はありませんし、適度に田舎で土地が広く渋滞も無いため、クルマ道楽には最高の環境です。
それを象徴するかのように、昨年オープンしたワクイ・ミュージアム。
この殿堂が核となり、今やクラシックカーの聖地と化している加須であります。

来る５月３日、“鯉のぼりの加須”を象徴する毎年恒例のイベントがあります。
菜の花咲き乱れる利根川河川敷において、ジャンボ鯉のぼりが掲揚されるのです。
これまでにハワイやドイツでも掲揚された実績があり、現役は３世となりますが、
全長１００ｍのジャンボ鯉のぼりが天空高く泳ぐ様は、正に豪快そのもの・・・ダイナミック！

どこもカシコも混んでいるＧＷ、是非、我が街「ＫＡＺＯ」にお出でくださいませ。
クルマ好きにとっては、これまでには無い垂涎のサプライズも・・・そこに出現するかも知れませんよ！

No.189

クルマ趣味も度を超えて、クルマ屋さんですか？
なんて言われている始末。

そんなクルマ道楽でも、地域に何か貢献できないものか？
街オコシ・・・何かをクワダテようか！

オジサン揃って、坂東太郎と共に悪だくみ（秘）。

No.188

「洗練された乗り味」、良く使われる言葉である。
洗練される、とは良い意味なのか？
角が取れて丸くなるということなら、楽な移動を目的とするセダンには歓迎するが、スポーツカーにおいてはツマラナイ。
洗練が、コントロールする楽しみを少しでも奪うのであれば・・・
私にとっては良くない意味となる。

角とは、悪癖ではなく、込められたメッセージ。
悪癖とメッセージの違いとは・・・

乗りコナス術がちゃんと存在し、それに辿り着いた時には、筆舌尽くし難い喜びを得る・・・それがメッセージ。
そのメッセージが無い、タダの“暴れん坊”なら悪癖ということになる。

外見上での「アバタも笑窪」なら良いが、コントロール性におけるアバタは遠慮したい。
（画像はＳＡＬＭＳＯＮ　ＧＳ－８）

No.187

ポルシェ９３０Carrera3.2の丁度半分の排気量。
ポルシェ９３０Carrera3.2の丁度６分の１の車体価格。
ポルシェ９３０Carrera3.2より大人２人分軽い車重。
ＦＦとＲＲという真っ向正反対の駆動方式で、
当然ながら走り方も全く違う。
同じなのは、小ぶりなボディ・サイズだけ！

それでも、相通じる何かを感じる。
軽快な身のコナシ、はたまたダイレクト感だろうか！
ポルシェ９３０Carrera3.2の６分の１以上面白いのは確かだ。

３０年も前なら、ＦＦなど乗るモノ（レベル）ではないと感じていた。
現在、手軽に楽しめる味を持つＦＲが絶滅の危機に瀕しても、ＦＦは大した躍進ぶりだ。
その悪癖の殺し方など、正に技術の進歩と言うべきなのか。

今一番輝いているスズキが贈る、最も楽しいボーイズ・レーサー、
コストパフォーマンスにも優れる・・・それがスイフト・スポーツだ！

No.186

クルマを構成する部品の中で、エンジンが一番重いことは誰でも想像が付くだろう。
その構成部品の中でも、要であるクランク軸が特に重い。
つまりエンジンのクランク軸を如何に低く据え置くか、これがスポーツカーたる所以のコントロール性を決定する。

次いで重いシリンダー・ブロックであるが、直列では真上、Ｖ型ならクランク軸の斜め上に載ることになる。その点、水平対向ならば、クランク軸と同じ高さとなり最大の利点となる。
ただし、フラット・エンジン自体を高い位置に据えてしまっては、せっかくの美点の享受が無いのは言うに及ばず。（ＧＴ３の透視図にエンジンのクランク軸を赤く記すが、９３０はもっと低い！）

理想のエンジン位置とは・・・車軸の高さに重心を据えること。
サスレバ、最大重量物による車体のロールは最小限となり、タイヤは全幅でグリップ力を発揮することになる。もし重心が上がれば、その分車体のロールは大きくなり、伴ってタイヤも変形する。
更に、サスペンション・アームが短いほどに、この傾向を相乗的に助長する。

路面に対してタイヤが変形するほどに接地面は減少し、グリップを失う瞬間を早める。
グリップ力減少をハイグリップ・タイヤで誤魔化そうとするならば、ロールの増加を繰り返し、
やがて臨界点に達した時には既に制御できるスピード域ではないだろう。

常に安定した姿勢を保てなければ、当然コントロール性が悪いと言うことに他ならない。
それは即ち・・・スポーツカーとしては致命的な欠点ということになる。
ゆえに、ポルシェはドライサンプ（関連ＵＲＬ参照）を以って低重心に拘る。
それが軽量化と共に、ポルシェ“本来”の正しい哲学だと考える。

No.185