クルマの保険料はますます安くなる（かも）！２０１６年版

まーねこです。

保険会社のＣＭのようなタイトルですが（笑）

文字ばっかりでしかも長文ですが、しばらくお付き合い下さいませ♪




まーねこ家には３台クルマがありまして、リーザスパイダー新１号機（ＡＴ）は共栄火災の代理店さんから（これはお付き合い）、リーザスパイダー２号機（ＭＴ）とモビリオ号はインターネット損保で契約しています。

ノンフリート等級の高い／低いは別として、自動車保険の保険料の高い／安いは、どのように決まるのでしょう？
結局のところ、損害保険における事故率なんていうものは、保険会社によって大きく変わるものでもないですし、保険会社の収益分だって、そんなに大きくは違いません。

回りくどい言い方になってしまいましたが、保険会社の抱えるリスクが大きくなれば保険料も高くなるわけですね。逆に言うと、保険料を安くするには、
保険会社のリスクを低くする＝私たちで取れるリスクは私たちで取る
ということになります。

あああ、もっと回りくどくなってしまった（笑）



冒頭の写真は、リーザスパイダー２号機（ＭＴ）の見積りですが、対人／対物無制限、車両保険なし、ノンフリート等級１７等級ではありますが、１３５４０円です。安いでしょ？

その代わりと言ってはナンですが、人身傷害補償、搭乗者傷害は、外しています。
そのおかげで安くなっている、と言っても過言ではありません。

また、そのぶん、リスクをまーねこが取っている、ということになります。


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【人身傷害補償を外したことによるリスクについて】

契約自動車（この場合はリースパ）に乗っているとき、または、他のクルマに乗っているときや歩行中の事故の損害を補償します。

ただ、相手のいる事故であれば相手側からも過失割合に応じて補償が行われますので、必要な備えかというと、必ずしもそうではありません。

しかも、クルマを複数台持っていたとすると、全部のクルマで加入する必要はまったくありません。どれか１台で入っていれば充分です。

また、運転席＝まーねこ、助手席＝お友達（他人）、で乗っているときに事故ってしまい、不幸にもお友達がケガしたとしても、それは対人賠償の範囲となります。（そういう判例もあります）

この保証を外したことによるリスクですが、運転席＝まーねこ、助手席＝ねこよめ、で事故った時に、ケガや死亡の補償がありません。

えー、それじゃ困る、という声も聞こえてきそうですが、正直なところ、この部分の補償であれば県民共済などの安い保険商品でカバーしたほうがお得です。

生命保険などでの保障とかぶる部分にもなるので、どちらがお得か、重複は無いか、よく検討したほうがよさそうです。

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【搭乗者傷害を外したことによるリスクについて】

搭乗者傷害も、人身傷害補償とおおむね同じと考えて差し支えないでしょう。（誤解を恐れずに言えば）

搭乗者傷害のメリットは、スピーディに保険金の支払いが行われるところです。ですが、早さ以外のメリットはあまりなく、他の保険商品でカバーしても良いと思います。

ただし！！他人を乗せることが多い方は、必ず入りましょうね。
たとえば、ミニバン乗ってて少年野球のコーチをしていて遠征が多いとか、友達とみんなでスキーに行くことが多いとか。

我が家のリーザスパイダーの場合は、もともと２人乗りですし、ほとんど私１人か、乗っても私とねこよめとアルぼん、それ以外の他人を乗せることは１年に１回あるか無いか、というレベルですので、搭乗者傷害も外したというわけです。

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保険会社のリスクを外して、自分でリスクを取れば、その分保険料も安くなります。
ネット保険会社の良し悪しは、「契約者にそのリスクの選択権があるかどうか」と言ってもいいでしょう。

外資のネット保険ですが、「リスク細分型」をうたうにも関わらず、この２つの補償を外せない（＝保険料を安くできない）会社もありましたからね。

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さて、ここまでは「補償を外して保険料を安くする」というお話でしたが、

まーねこが皆さんに、「これだけは入っておいて欲しい」という特約を紹介します。

「対物差額修理費用補償特約」という特約がありまして、
「クルマ好きの人のクルマを壊してしまった時のそなえ」なのですね。


対物事故を起こしたとき、その修理代が時価額を上回った時には、民法の規定により時価額までしか支払われません。

つまり、板金修理代で５０万という見積りが出ても、そのクルマの時価が４０万円であれば４０万円までしか出ないことになります。

「相手はクルマに想い出や思い入れがあり修理を希望するのに、保険会社は時価額までしか支払わない」という形になり、トラブルが後を絶ちません。

ところが対物差額特約を付けていれば、その超過分を保険会社が支払ってくれるので、トラブルを回避できるというわけです。

ただでさえ事故を起こしてトラブルになっているのに、さらなるトラブルなんてゴメンですよね。

特約保険料も数百円～数千円ですので、ぶっちゃけ、弁護士費用負担特約をつけるくらいなら、対物差額特約を、強く、強くオススメします！

まぁ、４年前にリースパ旧１号機にアクセルとブレーキ間違えた８０歳のジジイのクルマが突っ込んで廃車になったときの事故も、ジジイがこの特約に入ってなかったおかげで、超モメにモメましたからね♪


ただし、ＪＡ共済の「クルマスター」のように、標準で付帯している保険商品もあるので、まずはみなさんの保険証券をチェックしてみてくださいね♪