先日の続きです~
さて、この地域(グルジアを含む黒海~カスピ海中間地域)ついてですが…
ロシア(旧ソ連や帝政ロシア含む)がなぜ狙うのか、ということが出てきます
ロシアの地政学的な条件をまず見てみましょう
ロシアは資源(シベリアの地下やウラル山脈やオデッサ地域、分離独立したアゼルバイジャン等々…)の恵まれた地域でありながら、唯一の弱点として「凍らない港」が無いことがあげられます
資源もあり、(旧ソ連時代の)加工生産技術もありながら、なぜ旧ソ連は崩壊したのか、というと…
「海運貿易がやれなかった」
というところに集約されます
結局経済が健全でなければ「国」は成り立たない、ということの現れである、といえるでしょう
一番わかりやすいところで、「
キューバ危機」をあげてみましょう
ロシアの河川は大体3000英トンくらいの排水量の船が内陸奥深くまで遡れる大きさを持ちますが、すべての河川が北へ向かっている(北極海に向かっている)ので、どうしても厳冬期には外洋とは繋がらないわけです
だからこそこの「キューバ危機」は10月15日から13日間という短い期間に集約されたわけです(厳冬期に入る前なので、なんとか出港できた)
で、ロシアとしては「凍らない港」を欲してるわけです
そしてなぜこのグルジア方面を狙うかということですが…
「凍らない港」を目指して南に向かっているということ
なのです
この地域を押さえれば資源関係も押さえられつつ、かつ黒海から地中海、大西洋やスエズ運河を通ってインド洋、太平洋と繋がる一大交易航路が出来るわけです
国益、を考えるならこの地域を押さえたいのもわかると思います
そしてこの「外洋と繋がる凍らない港」をめざすロシアの姿勢は、北方四島の問題にも関わってくるわけです…
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徒然日記
Posted at 2008/08/16 02:29:41