まずはじめに、TLBの皆様へ。
今回九州出発の際に発見された不具合に対して、素晴らしいチームプレーで助けていただきありがとうございました。
すでに船上でまったく動けない中、安心して名阪を目指すことができました。
改めて、TLBに所属していることをうれしく思いました。
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というわけで、改めて本編です。
金曜の夕方のフェリーで出て、月曜の朝にフェリーで帰ってくる、3泊4日(うち2日は船上)のスケジュールで、土曜日が公開練習、日曜本番といったスケジュールです。
結果からいうと、7台で走り最下位だったので、期待せずに流し読みしてください^^;
金曜日の夕方のフェリーのフェリーで出航すべく、16時に現地集合し、よねっちさんと合流。
荷物は載せていく必要があるかを事前にメールで聞いた際に、調子が悪いとあったので、現地でどうしたか聞いてみましたが、、、
本人は風邪気味で、車の方は…
まさかの水漏れ!?
とりあえず意味不明な場所から漏れていましたが、詳細はご本人様の方でアップされるのを待っていてください。(とりあえず軽症みたいではありますが…)
とりあえず、車を持っていくことは行くとして、現地についてからどうするかを船上で悩みました。
電波が微妙な船上でメールやブチブチ切れる電話を駆使して、GAMMAさんやよっしーさんと対策を相談しました。
結果として、チャコさんのカプチを借りて走る事になりましたが、それでもTLBのGAMMAさん、チャコさん、ナタスさんに多大なご協力をいただき本当に助かりました。
とりあえず6時に到着して7時には現地入りできました。
さっそく荷物を降ろして受付を済ませて歩くことに。
この時はまるわらさんにゼッケン貼ってあげるから歩いておいでと言われて助かりました^^
んで、土曜日の公開練習のコース。
1本目はFrは練習用のG/S、Rrはスリップサインを等に越えたG/2S。
ケツフリフリ仕様w
完熟歩行、1本目と外周の1コーナー辺りはまだウェット状態。
いつも滑る所なので気を付けようと思って攻略したのですが、その先の右コーナーでまさかのスピンw
本番はフリーターンの場所に540°がくるかと思うので、この辺りでスピンを装って練習しておくかなんて言っていたら本当にスピンしてしまいました^^;
フリーターンは右巻きか左巻きか悩んだ挙句、1本目は左に回ってみました。
ターンすること自体は問題ないですが、アプローチまでに少しだらだらと減速してしまいました。
これなら突っ込んでいって右回りの方がいいかな?っと。
そのあとはなんだか攻めきれないままゴール。
暫定で6位/7台。まぁ、スピンしてるし…
2本目はタイヤの感触を掴むために、本番用のG/2Sを。
どうせ2本目勝負になることは見えていたので。
今度はスピンの心配も無くフリーターンまで問題なく走行。
今度は右回りと回ってみましたが、振出が下りになっておりスピンターン気味。
結局立ち上がりのトラクションが稼げずに失速。
次のコース右側のぐるっと一周する所から右奥の左コーナーに行く途中で縁石に乗り上げどてっぱらを見せることに。
一瞬車と舵を入れたままパイロンかわせる?と相談しましたが、どうやら無理そうなのでカウンターあてて逃げましたところパイロンをすっ飛ばしてミスコースとなりました^^;
さらにゴールに戻る際も縁石に乗り上げ、漏れなくタイヤにせっかく青く塗り直した名阪の縁石の塗装を剥いだ挙句、タイヤに赤い下の塗装が付着していました^^;
初日はS木選手が1番時計でした。
その日は車をその場に置いて、わいさん殿のステップワゴンでホテルまでまるわらさんに送っていただきました^^
そして夜はフグ鍋^^
結構腹いっぱい食わせていただきました。
ただ、ホテルの大浴場が故障で使えなかったのが残念でしたorz
2日目は6時ゲートオープンの、8時から出走です。
B1はトップバッターな上にDコースと急坂を下ったところがパドックだったので、完熟歩行前に車をCコースに上げる必要がありました。忙しい事。
コースはなんとFFメインクラスとそれ以外のクラスで2種類用意されていました。
私たちのコース(FFメイン)
それ以外の人たちのコース
違うのはフリーターンの回す回数。
私たちは180ですが、その他のクラスは、近畿最終戦に織り込まれていた540の渦巻きターンですwww(こっち走りたかった~)
コース見て思ったのは、私の車にはメリットあるところが無いなといった印象。
パワーのある車が速そうだな~と思いました。
全体的に基本に忠実に走ればタイムが出そうですが、全体的に遅い私はどうすれば…
1本目はやっぱり路温が最低な事に。
1番MK田さんが走り、2番缶太郎さんがそれを躱し、さらにそれを3番GAMMAさんがかわします。
4番手の私は昨日のミスをしないように走りますが、やはりフリーターンで立ち上がりに失速してしまいます。
巻き込ませてなく、勢いでリアが回っている感じです。
その他はこれと言ってミスらしいミスはしていませんが、全体的に低め安定して7台中5位という結果。
コース自体は公開練習と変わらないので、S木選手有利かと思っていましたが、なんとターンをミスしてしまい失速。
トップはGAMMAさん!さすがに昨年の近畿地区戦の覇者!
2本目はやはり路温が上がり、仕切り直しの体。
すでに25℃を越え、30℃になろうかという中、ちらほらとちょっと高温用のタイヤに履き替える選手もちらほら。
私はというと、低温タイヤのまま。
というのも、前日はまったく同じような路温でタイヤのタレも感じなかったため、そのまま行くことに…
というのは嘘で、持って行ってなかったからですwww
あとは、軽自動車の車重を考えたら、2Sのままでもいいかな?と思ったのも事実です。
実際これは大当たりで、高温タイヤを選んだ人は軒並み2秒以上のタイムアップをしておりました。
ファーストゼッケンのMK田さんがさっそくタイムを更新して、1位に躍り出ます。
む~、仕切り直しやでー!
と意気込んでいたら缶太郎さんのトップタイム更新のアナウンスが!?
しかも、1分3秒台という素晴らしいタイム。
自分も負けてられんバイ!!
前走者のGAMMAさんがフリーターンを回り、私のスタート。
最初のパイロンは少し左に振られて、三日月の端っこを躱すために少しロス?
次の左は気持ち早めにアクセルオン。気持ちよく加速して一つ目のターンにうまく減速できたため、一本目よりも早めにサイドロックオン!
しかし悲劇がここで起きました…
そう、ぎりぎりを攻めすぎた結果、フロントバンパーでパイロンをなめました…
これは本当に紙一重だったと思います。すぐ目の前にいたオフィシャルが黄旗を上げてパイロンを直しに走り出す姿が目に入りました。
しかし、ここで頭の中のスイッチが完全に切り替わりました。
どうせ最下位は決定。
だったら、タイムだけでも日本一になるしかないバイ!!
あの優勝した地区戦の時のように感覚が研ぎ澄まされていきます。
いつもよりワンテンポ速くアクセルを踏む。いや、踏める感覚。
コーナーリングしていても車が浮き上がる寸前の挙動がよくわかる。
フリーターンでは完全にエンジンストールしたものの、すぐさまステアリングを戻しクラッチ蹴りでリカバリ。
その後も、フリーターンまでトップタイムを維持して走っていましたが、後半は最下位タイムでしたw
そのままゴールしてきて聞こえるアナウンスは…
1分3秒台。
実際はコンマ8秒缶太郎さんから遅れること、2位のタイムでのゴールだったみたいです。
これで今年のメインイベントも終わったなと、再車検場に一旦向かいます。
そこではそわそわしている缶太郎さん。
アナウンスを車の中で聞きながら、続々とゴールする選手たちでしたが、とうとう、ラストゼッケンのわいさん殿も缶太郎さんを躱せずに、コペンの光、缶太郎チャンプが誕生しました!
車検から戻ってきて、缶太郎さんを速攻で羽交い絞めにしましたw(抱擁ともいう)
しばらくして、レースクイーンのおねえちゃんも来てくれて、みんなで改めてチャンプを祝福しました。
こうして、自身初のJAF CUPが終了しました。
結果は最下位でしたが、タイムだけは2位と、トップドライバーの皆様と同じ土台で走れていることに自信を持てました。
ただ、やっぱり大事なところでミスをする辺りがまだまだ未熟なところであるのも実感しました。
大事な経験ができたことを誇りに思います。
地元近畿を押しのけて優勝し、昨年のリベンジを果たした缶太郎さん。
今年はトラブル続きの中、しっかりと調子をここまで持ってきて準優勝したGAMMAさん。
シーズン中から不調だったが、JAF CUP本番では素晴らしい走りで3位に上がったMK田さん。
直前のマシントラブルで、Tカーで参加してもなお4位に入ったよねっちさん。
今シーズン断念かと思われた中から、シリーズ途中からの復帰でチャンピオンを撮られたわいさん殿。
練習トップタイムながら、本番でミスをしてジムカーナのむずかしさを教えてくれたS木さん。
様々な色のドライバーと、走れて本当に勉強になったし楽しかったです。
皆様、本当に楽しい2日間をありがとうございました!!
それでは、最後にベストドライブでお別れです^^