第44回東京モーターショー2015その⑱トヨタ自動車東日本
投稿日 : 2015年11月07日
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トヨタ車体に続いてトヨタ自動車東日本です。かつてはレクサスESやマークⅡ系が主力でしたが、現在はアクアやカローラ、シエンタ等のコンパクトモデルが主力商品です(コンフォート系とセンチュリー、アイシスもまだ残ってますが)。残念だったのは、前回まで見られたコンセプトカーやオープン化モデルと言った大掛かりなモデルが姿を消し、割と手のかからないカスタマイズモデルばかりになっていたことです。それでもモーターショーに出展できるのは、儲かっているからでしょう、きっと。
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カローラのカスタムモデル、1.5リットルの4WD車をベースに車高を上げて、フェンダーアーチに樹脂モールを追加して、なぜかフロントの表情を変えて、メッキグリルを目立たせていました。何かで見たような・・・ああ、スバルがエクシーガをクロスオーバー7に仕立てたのと同じ文法ですね。2匹目のドジョウ作戦でしょうか。ただ、1.5リットルエンジン+4WDの性能では物足りないと思いますので、せめて1.8リットルエンジンが欲しいところです。
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実際にここまで室内を白くするとは思えませんが、クルマの性格を考えると、汚れに強い内装が欲しいところです。外観と室内のコンセプトがチグハグで、狙いが良く定まっていない中途半端な印象を受けました。これで250万円超えとか言われたら・・・よほどのカローラ好きじゃない限り、SUVを買うと思いますね。
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シエンタハーツと名のついた、ウェルキャブ仕様です。シエンタのカスタマイズは数々あれど、一番好感度が高かったのがこの一台でした。
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このコンパクトなサイズにして、ストレッチャーが入るんです。リヤのスロープは車いす仕様車としては標準の部品ですので、それほどのエクストラコストはかけずにストレッチャー仕様になるのでしょう。デザインではいろいろ賛否両論が聞こえる新型シエンタですが、この機能性を目の当たりにすると、デザインなど些細なことと思えてしまいます。機能が勝る車種は強いです。
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シエンタにもクロス的なモデルがありましたが、注目すべきは荷室ですね。やはり積載性は非常に優れていると思います。売れる理由が分かった気がしました。
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一番面白いと思ったのがこれ、パトラFOURと言う電動車いすです。何がすごいかと言うと、4輪駆動なんですね。コーン形状をつなげたようなフロントホイールがミソで、コーン形状自体も横方向に回転しますので、左右駆動力の差で車いす自体がコーナリングすることが出来ます。
4WDの走破性はこのような砂利道で活きますね。
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アクアクロスⅡ・・・ハイブリッド本家のプリウスに電動とは言え4WDが出るのですから、アクアにもそういったデバイスが欲しいところですね。
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