急に思い立ってアースをバッ直にして1週間が過ぎました。
当初の歪っぽさは影を潜めましたが、
依然として聴き疲れ感はあり、
別の何か、原因があるような気がします。
一聴してボリュームがデカく、
芯の強さ、立ち上がりの速さ、力感の向上が感じられ、
重心も下がる(輪郭は感じるがのっぺら坊な低域ではあるが)
など目論見どおりの好ましい変化がありますがなぜ。
純正スピーカーはわりと鳴らしやすいようで今回の施工によって、
下手な社外スピーカー+外部アンプより軽くてリニアリティーに優れる音を出しており、
上流の情報量の限界か若干淡白ではありますが、
演奏のダイナミズムを存分に感じられる楽しい音になりました!
(車で言えばアクセルのツキが良い状態?)
と・・・なるはずだったが・・・。
弱音部が全く聞こえない・・・そして強烈なカマボコ特性の露呈。。。
立ち上がりの速さこれはいい、だが余韻がスパッと切り落とされたように無いのだ。
エブリイの時にはそんな印象は無かったのに。
考えられる理由をとしては、
なまじスピーカーを忠実に駆動できるようになってしまったので、
ナローな純正スピーカーの素性が丸裸になってしまった。
(出る部分はより強く出る、出ない部分は依然として出ない)
それにインナーパネルのホールが開きっぱなしのデメリット、
(低い音になるほどキャンセリングで音が出なくなる、微小信号も相殺されやすいだろう)
が、輪をかけて状況を悪化させている。
ドアの厚みが薄いワゴンRでありがちと思われる、定在波による中高域のピークが、
アース強化により、より骨太になって耳を直撃。(そんな効果はいらない(汗))
純正スピーカーと言えど敏感に反応するもんだなぁと。
楽しむには、ガッツリ手を入れるか、そこそこで緩く鳴らすかの選択が必要。
中途半端な状態が一番聴きづらい・・・(現状)
おっと、今売ってるオートサウンドにリーズナブルなスピーカーが特集されてるな(笑)
【8月某日追記】
何もしていませんが聴き疲れは“ある程度”消失しました。
改めてエージングの大切さを思い知らされました。。。
Posted at 2010/06/22 00:48:49 | |
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