レース開催日:2013年4月28日
コース:HSR九州サーキットコース
路面コンディション:ドライ
ドライバー1:HIROKI KINOSHITA
ドライバー2:HIROKAZU HANI
ドライバー3:TAKATAKA
ドライバー4:MOTOSHI YAMAMOTO
ドライバー5:MIYOSHI
ドライバー6:TANO
【緊急ニュース!
今回のレースでも660Cクラスで見事1位を獲得しましたので、前回同様1位獲得記念セールを開催いたします! 詳しくはこのページ下の詳細をご覧ください!!】
前回のシリーズ第1戦で幸先よくクラス1位を獲得したAUTOWAYレーシングチーム。
この勢いをそのまま保って、今日の7時間耐久レースも頑張りたいと思います!
さて、今回のように長丁場のレースの場合、我AUTOWAYレーシングチームでは2台体制でレースに挑んでいますが、今回も「ミラe:s」を交えた2台体制でレースにエントリーしました。
「ミラe:s」の方は「チームAT2」というチーム名でレースにエントリーしているのですが、ちなみにこの名前「AT」の由来は、ミッションがオートマチック(※正確にはCVTです。)だからという超シンプルな理由です・・・。
「レースにオートマチック?!?」とよく思われますが、以外にも案外これが速いのです! 前半でコーナーが連続して続き、後半ではバックストレートとS字コーナーが続くコース幅の狭いHSRサーキットコースのレイアウトが、マニュアルミッションとオートマチックの特性の差を目立たなくさせるのかもしれません。 オートマだったらハンドリングだけに集中できますしね!
また一昔前とくらべて、いまどきのオートマチックは大変良くできていると思います。
耐久レースで「アクセル全開」→「急ブレーキ」→「アクセル全開」を長時間繰り返しても壊れないタフさ。技術の進歩は凄いのです。
タフさと言えば、ダイハツ・ミラe:sは衝突安全ボディ〈TAF(タフ)ボディ〉も標準装備! スモールサイズなのに強固なキャビンを実現したタフなヤツなのです!!
「第3のエコカー」とCMで謳う程の低燃費と、ハンドリングに集中できてシフトミスも絶対ないオートマチック、そしてロールバーいらずなタフなボディー。 これこそまさに耐久レース向きな素敵なエコカーじゃーありませんか w|;゚ロ゚|w
今日はチームメイトのオートウェイL275 MIRAすら喰う勢いでカッ飛んで参ります!!
と、意気込んでレースのスタートラインを切ったのですが、まさか安全ボディの実力を身を持って体験することになろうとは・・・。
ATR-K SPORTにファイヤーパターンをいれてみました!!→→→→→→→→→→→→→→→
メーカーホームページに書いてある「小さくても優れた衝突安全性能」は本当でしたよ(;゜д゜)
慣熟走行後、9:00レーススタート!
第1ドライバーに、L275 MIRAはKINOSHITA、ミラe:sにはHANIがそれぞれ乗り込み長い7時間耐久レースがいよいよ始まりました。
レースが始まってしばらくは順調に周回を重ねて走ります。
9:53頃、本日1回目のコースコーション。 ペースカーが入り、コースがクリアになるまで隊列を整えます。
10:15頃、本日2回目のコースコーション。
そして10:41頃、本日3回目のコースコーション。 だいたい15〜30分ぐらいの間隔で、コース上のどこかでトラブルが起こっている事になります。
先導するペースカーの後についてコースをゆっくりと走りながらバックストレートに入ると、先の方にコースコーションを発生させた車輛が見えてきたのですが・・・
そこにあったのは、見覚えのある淡いパープルボディの「ミラe:s」がっ! しかも横転した姿でっ!!
「なんでミラe:Sが???」
レース続行中ですから、停車してミラe:sへ駆け寄る訳にはいきません。 無情にも、ゆっくりとしたスピードで横を通過するしかありません。
なにがおこったんだー! まさに頭の中がパニックです。
一方ピットではミラe:sトラブルの一報を聞きつけたチームクルー達が、状況を確認しようと現場に向かって駆け付けます。
結果的にミラe:sは自走してピットまで戻って来れたのですが、とても走り続ける状態では無く、そのままリタイヤする事になりました。
ドライバーの話しでは、バックストレートの次のコーナーに入る所で前を走る車輛を抜こうとしたのですが、思った以上に速度差があって危険だったので、周りを走行中の車輛に当たらないように回避したのですが運悪くコースアウトしてしまい、グラベルに入ったときの抵抗が大きかったのかフロントタイヤが引っかかったような状況でマシンが横転してしまった・・・そうです。
幸いにもドライバーは全く無傷で済みました。 図らずも、ミラe:sの安全ボディの実力を身を持って証明した訳です・・・。
ここまでいい走りをしていただけに残念な結果になってしまいました。
L275 MIRAの方は特に大きなトラブルに見舞われる事もなく、順調に給油もドライバーチェンジもこなして周回を重ねています。
その後、11:19頃にもう1回コースコーションが入り、午前の部は終了しました。
午後からの4時間は、L275 MIRAの1台体勢で挑む事になってしまいました。
時が止まってしまった赤旗中断!
13:00になり、午後のレースがスタートしました。 L275 MIRAの方は現時点で表彰台を狙えるいいポジションをキープしています。 チームの車は1台になりましたが、チームクルーの力をL275 MIRAへ集結して残りの4時間を走りきり、前回同様クラス1位をゲットしたいと思います!
13:44頃、ふたたびコースコーションに。 情報によると、各コーナーでオイルが漏れていて、コースのスタッフが清掃に入るようです。
このタイミングでオートウェイチームはピットイン。 実は、ブレーキングの時に違和感を感じ、ドライバーチェンジの際のボルト増し締めの点検で、ブレーキパッドがもうほとんど無い事に気がついたのです。
すぐさまジャッキアップして、フロントのホイールを外しブレーキパッド交換の作業に取り掛かります。
その時、コースコーションだったのが赤旗に切り替わりました。レース中断です。
理由は、ほぼコース全周に渡ってオイルが落ちており、コースコーションのままのオイル除去は難しいと判断されたようです。
ペースカーを先頭にコースを周回していた車輛も、全てピットロードへ帰ってきます。レースが完全に止まってしまいました。 今は時間が止まった状態なのです。 なにもしてはいけません。 ドライバーは車輛から離れて、指一本触れてはいけません。 整備中のオートウェイチームも、赤旗中断中は一切作業ができません。 レース運営スタッフから「クルマから離れてくださーい。 この時間作業をしたら失格でーす!」と声を掛けられます。
この展開は、ピットワークが今日のレースの勝敗を決める事になりそうです!
14:10赤旗解除。 でもまだ時間は止まったままです。 車輛がコースに戻り、全車がコントロールラインを切った瞬間時間が動き出すのです。
運営スタッフから作業開始の許可が下りるのを聞くや否や、すぐさまオートウェイチーム総出でブレーキパッド交換を終わらせ、マシンをコースへ送り出します。
レースの比較的早い時点でドライバーチェンジの規定数も給油も済ませてきたので、残りの時間は走りに専念できます。 完走を目指して慎重に、かつ1位を獲得するためにアグレッシブに、オートウェイチームとL275 MIRAは走ります!
14:17頃、再びコースコーション、その後16:19頃にもコースコーションになり、16:31コースコーション解除、レース終了まであと30分。 長かった7時間耐久レースもいよいよゴール目前です!
残り30分も順調に走りきり、17:00ついにチェッカーフラッグが振られレースが終了しました。
気になるレースの結果は、チームメイトの「AT2 (ミラe:s)」は残念ながらDNFになってしまいチーム内で対照的な結果になってしまいましたが、お陰さまでL275 MIRAは今回も660Cクラスで1位を獲得、総合順位では40台中10位を獲得する事ができました。 ありがとうございます。
最後にタイヤの専門店らしくきちんとタイヤの話しもひとつ。
写真は7時間走った後の「ATR-K SPORT」のトレッド面です。
HSR九州サーキットコースは、コースレイアウトの為か右側のタイヤの減りが早いので、右側前輪をアップで写しました。
スリックタイヤっぽい擦り減り方、溶け方をしています。
さすがに7時間も走るとここまで擦り減ります。
リムの内側には溶けて飛び散ったゴムが沢山付着していました。 こんな写真からも、ATR-K SPORTのコンパウンドの特性(※スリックっぽく溶けてグリップする)がご想像いただけるでしょうか?
さて、冒頭でご案内した通り、今回も
1位獲得記念セールを期間限定で開催させていただきます!!
早期完売も予想されますので、欲しい方は今回も早めにAUTOWAY LOOPよりご注文してください。
ATR-K SPORT 1位獲得記念セール
期間:〜販売予定本数到達まで!
165/55R14 72V:通常価格¥5,390の所、
優勝記念特価¥4,490
165/50R15 73V:通常価格¥5,490の所、
優勝記念特価¥4,490
※販売予定販売本に達し次第セール終了させていただきます。
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