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イイね!
2018年01月13日

スズキ スペーシア カスタム XSターボ 試乗

2018年一発目の試乗はスズキ スペーシア カスタム XSターボでした。
パレットから数えて3世代目、メーカーの尋常でないチカラの入れ様もビンビン伝わってくる力作でした。実際出来は良かったですが、そりゃ良いはずですよね、何故って・・・(後述)

スペーシア カスタム

■良かった点

スペーシア カスタム

内外装は明確なコンセプトがあって完成度が高い仕上がりと感じました。

インテリア

スーツケースがモチーフというのは後付けな気もするけれど(^^;。本当のところは近日発売の「スペーシアのすべて」をチェックします(^^)。)

パワーユニットはパワフルでストレスないですし、アイシン製に変わり副変速機付が廃止されたCVTはダイレクト感が上がって運転が楽しくなりました。
足回りの躾も先代からさらに熟成が上がった印象。15インチのタイヤかつあの高重心なウワモノを支えているのに、硬いだけでなく路面の凹凸を抑えて、走行フィールはこの手のクルマとしてはジェントルです。
これは高いボディ剛性感も寄与していると思われ、ロードノイズもよく抑えられたこのクラスとしては静かな車内に感心しました。



そうそうHUDも実用的で良かったです。「視界の邪魔になるんじゃ」と思ってましたが、運転で見る前方視界より下の位置に表示されるので、邪魔にはならず、かつ視線移動もごく少なく、試乗開始からすぐに通常のメータは見なくなりました。法規上無理を承知で書くと通常のメーター類は不要とさえ思いました。

■残念なところ

・やや破綻気味のドライビングポジション
N-BOXと同じく、「フロントウインドウを大きく→ダッシュボードを下げる→メーター類が下がる」の皺寄せとして、ステアリングコラムの角度が異様に急角度になってしまった気がします。その結果として、ハンドルが寝ていてバスのハンドルの様。最初違和感がありました。(「慣れる範囲」ではあるけれど。)

HUDの表示位置、まさにこの高さにメーター類があれば良かったんだと思います。けれどそれは(視界の広さをウリにしたい)営業サイドが許さない。いわばHUDは設計者のせめてもの罪滅ぼしか、とさえ感じました。

・若干スムーズさに欠ける電動パワステ
制御なのか駆動部品のコストダウンか、ギリギリとした雑味があるように思いました。

・惜しい運転席シートのクッション圧



形状は良いと思いましたが、クッションがケチられて腰を支えきれない印象。ここもコストダウンされたところですかね。。。布と合成皮革の感触は良かったので残念。

・再考して欲しいスリムサーキュレーター

スリムサーキュレーター



車内の空気循環として、日産・スズキのekスペース系に続いて採用されたアイテムで、あれば嬉しい装備ですが、後席に座ると風が顔に直撃してきます。ルーバーをかなり上向きにしないといけない。実用性がイマイチかもしれません。

・熟成シロのある足回り
限られた開発時間でよくぞここまでの完成度に仕上げたエンジニアの労作と思いますが、微妙に路面の凹凸をダイレクトに伝えてくる場面もありました。今後のMCでさらに熟成されていくように思います。

・実質的に選べないグレード体系





全周囲モニタが欲しければ、パナソニック製ナビじゃないとダメとか選択肢が少なく、「この装備が欲しけりゃ値段高いのは納得しろ」という強制感はサイフの紐の硬いユーザの印象が悪いかもしれません。

・そこはかとなく感じられる割高感
最大の難点。試乗の印象が良かったので見積もり依頼。ターボ付で自動ブレーキ、全周囲モニタも付けて見積もりしたら230万円強の総費用に唖然呆然(@_@)。この値段ならクルマの出来の良さはむしろ「できて当然」のレベルかと。見積もり内容が内容だから、といえばそれまでですが、ハイトワゴン検討ユーザーの購入意欲も急速に萎んでしまうかもしれません。
まぁ、ワゴンRの苦戦を補填するとか「大人の事情」があるのかもしれませんが、飛びつくには勇気のいる価格体系と感じました。

でも自分がスペーシアを選ぶとしたら、XSターボしかないのです。6エアバッグはこのグレードしかないので・・・


■ラインアップのちぐはぐさ
新型スペーシア、値段を考えると、軽でも普通車でも良いニュートラルなユーザの中には、ソリオが気になり始める層も少なくないのでは。



ところが装備・完成度は今のところスペーシアの方が勝っているところもありユーザの購入を躊躇させます。ソリオの早急なかつ強力なMCも待ったなしの懸案かもしれません。

一方で自分は、「今スペーシアを検討していたら、候補が(足回りの完成度が現状では現行版を上回る)先代N-BOXに流れるかもしれないなぁ」と思ってしまいました。



(画像はN-BOX+です)
今なら程度の良い新古車で2トーンのターボ車(もちろん安全パッケージ装備車)なんてチョイスもできるかな、と・・・。
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2018/01/13 18:09:57

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この記事へのコメント

2018/01/15 16:19:46
こんにちは(^^)

>230万円強の総費用に唖然呆然(@_@)。

6エアバッグじゃなきゃ激怒ですね(笑)
その額を出せるなら、正直言って、状態の良いコミコミ70万くらいのスプラッシュを買って、100万くらいかけて徹底的にオーバーホールし、残りの60万円をメンテナンス貯金に残した方が、いろんな意味で幸せになれそうです(笑)

クロスビーもそうですが、背高・箱型系って車体の剛性を出すのに苦労するのか、重い上に価格が高くなる傾向が強いですよね。で、買ったはいいけど、実際そのスペースをフルに使う人なんて、ほんの一握りじゃないでしょうか。心理的な解放感を味わうだけならワゴンRでも十分だと思います。
コメントへの返答
2018/01/15 23:32:14
こんばんは

>その額を出せるなら、正直言って、状態の良いコミコミ70万くらいのスプラッシュを買って、100万くらいかけて徹底的にオーバーホールし、残りの60万円をメンテナンス貯金に残した方が、いろんな意味で幸せになれそうです(笑)

それは名案です!(^^)
試乗終わってスプに乗ると、「こっちが良い!」となるんですよね。この魅力についてはいずれどこかで書こうと思ってます。

スペーシア、クロスビーとお値段高めですが、他の国産メーカーに倣い、ついにスズキも価格帯UPに走ったのかな、、、と思います。次の新型車の動向に注目ですね。

クロスビーの試乗記も近日UPしようと思ってます。
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「ついに発売! http://cvw.jp/b/313915/38213378/
何シテル?   07/13 22:54
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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