高速道路利用実態調査に思う

数日前から登録が始まった「高速道路利用実態調査」
EVで高速道路を利用するとキャッシュバックがあるというもので、受付開始当初はサーバーがパンクしたりメールの不具合が出たりしたものの、今は一段落して登録者はのべ１万人（メールの不具合で重複登録あり）。
募集数は４万人なので、余程のことがなければ締切にはならなそうな感じです。

まぁ、この手のものにはお祭り騒ぎがつきものなのですが、ふと思い出したことが…。


以前実施された「高速道路利用料上限1000円」
実施期間中は週末になるたびに高速道路は大渋滞。不慣れなドライバーが起こす事故でさらに渋滞が悪化するという悪循環が各所で繰り返され、正直なところ車で移動するのがイヤになった。
それが期間終了と同時に、渋滞は緩和され、あの騒動は何だったんだろう？なんて思ってました。
本来は出かける必要もないのに、せっかく1000円で行けるのだから出かけようって感じで無理やりお出かけしていた人々がどれだけいたことか。
仕事や仕方ない用事で車を使っている人にとってはただの迷惑でしかなかったです。

で、今回の「高速道路利用実態調査」はそれの二の舞なんじゃないかと思ってます。
実数はMAX４万人ですから、これが原因の大渋滞とかはないでしょうが、とりわけ出かける用事もないけど、せっかくだから使わないともったいない的な発想で、無理やり出かける人々がたくさんいそうです。

でもね、今回のは「利用実態調査」ですから、言ってしまえばいつも通りの生活をして、いつも通りに高速を利用すればいいだけでしょ？
調査期間中は積極的に出かけて高速道路を利用して、調査が終わったら、ぱったり出かけなくなる、なんて、実態調査でもなんでもないですよね。

自分ももちろん登録は済ませましたが、いつも通りに過ごして調査に協力するつもりです。