F-PACEとEVOQUE

ちょっと古い話になりますが、話の展開上、これを先に書いておかないと。

去年10月末、SF(スーパーフォーミュラ)最終戦を観戦しに鈴鹿へ行った時のこと。
誘導に従ってSTECでevoque(イヴォーク)を駐車場所に進めていると、ミラーに珍しい車が。なんとF-PACEではありませんか。
当然隣同士になるので、先に駐めて車を降り、バックしてくるテールを確認すると2.0dの文字が。新しいディーゼルの評価聞いてみたかったんですよね。で、ドライバさんが降りてくるのを待って、'ディーゼル、どうですか?'と声を掛けると思いもかけない答えが。曰く

'イヴォークの方がずっと良いですよ'

なんと、エンジンではなく車の評価が返ってきてしまいました。聞くと、フリーのジャーナリストさんで車は広報車とのこと。確かにルームミラーに下がっているタグには'PRESS'の文字があります。
イヴォークコンバーチブルの海外試乗会にも行ったが、オープンと比べても、F-PACEよりずっと良い、そうで。で、もっと興味深かったのが

land roverとjaguarでノウハウの融通が進んでいると言うけれど、車を見ると全然そうは思えない。

という一言。更には

F-PACEは先にマカンが出たので、それを意識して発売前にチューニングを変えたのが悪い方向に行ってしまったのではないか。

とも。

確かにF-PACE、ベストカーでの水野さんの評価(2016/11/26号 水野和敏が斬る! 欧州ミドルサイズSUVが目指す「世界」とは?)では、ブレーキブースタのの容量不足やボディ後部の剛性不足が言われていました。

以前のエントリで'F-PACEにはLRのノウハウが入っているのでは'みたいな感じで書きましたが、実際には次の世代を待たないといけないのでしょうか?

レースを堪能し、シーズン終了イベントも終わり、終了直後の退出車渋滞を避けるために観覧車に2回乗って駐車場に向かうと、F-PACEはまだevoqueに並んで駐まっていました。レース(しかもSF)の取材までテリトリにされているんですね。誰だったんだろう、お名前を伺っておけば良かった。