New Aクラス試乗♪

先日、話題のNew Aクラスを見に行ってきました。

Web上でデザインを見た瞬間から、先代までのデザインを彷彿させないとてもスポーティーなデザインに驚きました。

また、コンセプトでも「走り」を意識したものだと聞いていたので、試乗もとても楽しみにしていました。

最近のメルセデス・デザインを振り返り、個人的な意見を述べさせてもらうと、まず、SLKはスリーポインテッド・スター入りのグリルの存在感が大き過ぎると感じました。また、Eクラスではパキパキしたボディーラインの要素が多過ぎることなどが気になってました。

しかし、Nwe Aクラスでは、スリーポインテッド・スターもグリルも大きいのですが、それに負けないヘッドライトとエアインテークの造形のバランスがとても良いと思います。

特にこの角度からは、車格も１ランク以上アップしたような質感と存在感を持っていると思います。


サイドビューでは、歩行者頭部保護性能アップのためロングノーズとなっていますが、フロントやリアの角を丸め、引き締まったデザインとしてまとまっていると思います。

特にヘッドライトからのラインは後方に向かって緩やかに下がり、フロントタイヤ後部からのラインは後方に向かって途中から強い角度で上がるなど、ボディパネルの間延び感を無くしています。


リアは程良く丸みを帯びて上品でもありますが、 下部にディフューザーを設けることでスポーティーに仕上がっています。

このA180 ブルーエフェンシー スポーツ（335万円）ですが…

サイズは…
全長4290×全副1780×全高1435mm
ホイールベース2700mm
車重1,440kg

エンジンは…
1.6L DOHC直列４気筒ターボ
122ps/5,000rpm
20.4kg･m/1,250～4,000rpm
JC08モード燃費15.9km/L


さて、いよいよ試乗です。

今回もブログやフェイスブック掲載許可を気持ちよく取ることができました。
ありがとうございます。

まず、ドライバーズシートに座って、そのシートやハンドル、ダッシュボードの質感の高さにメルセデスらしさを感じます。

エンジンを始動しても遮音性が効いておりとても静か…ライバルのVWゴルフやBMW１シリーズに引けをとりませんね！

このあたりは、やはり先代までのAクラスとは別物です。

今回は娘たちを後部座席に乗せていたので、急な加速や減速、旋回は試していませんが、私の乗っていたBMW320i (E90)と比べても上質で、特にボディや足回りの剛性感、フロア剛性を含めたシャシー性能にお金がかかっていることを感じました。

このあたりは、さすがメルセデス！…です。

乗り心地に関しては、このモデルがスポーツサスを装着しることもあり、またランフラットタイヤであることも手伝ってか、低速走行では硬さを感じました。

しかし、不快だと思うレベルではなく、法定速度＋αや高速道路では調度良くなると想像できます。

交差点を曲がる際にFRのような軽快感はないものの、FFらしからぬしっとりとした安心感が感じられます。

かといって、ロードインフォメーションが曖昧なことは無く、そこがメルセデスのスポーティーさなのかもしれませんね。

後部座席の娘たちも、「静かだね！」とか、たぶん乗り心地でしょう…「イイね！」なんて二人で言ってました。


人にオススメしますか？…と聞かれればYes！です。
加速も燃費も快適性も申し分ないし、大きなサンルーフでも着ければ空も見上げることができるでしょう。

さらに刺激を求めるなら、210ps/35.7kg･mのA 250 シュポルト（420万円）
乗り心地重視ならエントリーグレードのA180 ブルーエフェンシー（284万円）なんてのもあります。

気になる方はぜひ試乗してみてくださいね！