クラッチ調べた～

今日はクラッチが切れなくなってしまった
チェイサーを修理しました（笑

ＴＲＤが受注生産したレアなチェイサーです。


しかし、クラッチ切れんと走れませんぞ。

ミッションを降ろして確認すると・・

クラッチ板の裏表が
逆に組んでありました。

ほんとロクでも無い事するメカニックが居るんですな。。
たぶんやった人はクラッチのダストで手が汚れていて
復元用に撮影した画像を確認しなかったのだと思います。


作業はクラッチ板を
裏返して組んで無事終了♪


クラッチ板・カバー・レリーズ＆パイロットベアリング。
ココまではセット交換するのが一般的ですが



オイラ個人的に是非とも同時交換しておきたい部品があります。


リア・クランクシール



矢印先の丸い茶色の部品。

コレ、後から交換しようと思うと再度ミッションを降ろさなくてはいけません。
部品価格は２０００円程なんでハッキリ言って同時に交換しないと損です。

ゴム？樹脂？製でエンジンのオイル漏れを防いでいるシールですが

高速回転する金属と常に擦れているんで摩耗しますし
樹脂製なんで熱や経年劣化で弾力を失います。

クラッチ交換する時ならチョイ足しするだけで交換出来るし、

リアクランクシール交換の料金の殆どが
工賃なんです。

親切なお店なら説明して交換の有無を打診してくれるかもですが
特に受付するスタッフが良く判っていない店だと説明や提案も無いかも。

そーすると作業スタッフは単純にクラッチ交換だけします。
交換対象になっていないシールを交換して料金上乗せするメカなど
親切心でも悪質その物ですからおりません。

問診＆打合せが重要。って事です。

万一ミッションを降ろす修理をする場合は気を付けて下さい。
親切な店ならシールの交換の有無を問診してくるかもですが
そーで無いトコも有るかもです。

その場合にはついでに「リアクランクシールも同時交換で」
って提言してもるのが良いかもです。




クラッチが切れる様になったんで、飲んで寝ます～