僕の中で、この時期の恒例行事となりつつある
「富士6時間耐久レース」観戦。
今年も金・土・日の3日間、行って参りました~。
毎年同じ様なマンネリ化した内容と画像なので、
完璧自己満足な話題と化している為、
苦痛に感じる方は、適当に離脱願います。(汗)
今年のWEC(World Endurance Championship)も
トヨタ、アウディ、ポルシェの三つ巴の戦いが繰り広げられています。
中でもポルシェの台頭は目覚ましいものがあり、シリーズチャンピオン獲得に向け
何処のサーキットに於いてもその速さを見せつけています。
その反面昨年シリーズを制したトヨタチームの勢いが全くなく、
他2メーカーに完全に遅れをとっています。
また今年は日産も参戦を開始しましたが、ルマンでの惨敗以降、
開発に専念する為、来年まで出場を取り止めています。(残念!)
そんな訳で、まずは金曜日。
この日の天気は快晴で、動いていると汗ばむ様な陽気。
↓こんな感じで、霊峰もその姿を見せてくれてます。
この日はWECの練習走行2回と、今回のサポートレースとして行われる
「アジアン・ルマンシリーズ」と「アウディR8 LMSカップ」の走行も。
まずは「アジアン・ルマンシリーズ」に参戦する車両は
↓こんな奴ら達。
今回の参戦車両は13台で、実際のトップ争いをするLMP2車両に加え、
LMPカテゴリー入門用の「LMP3車両」も走行するのが特徴。
その他の車両は、マクラーレン650S、アウディR8 LMS、フェラーリ458やBMW Z4等。
日本での開催と言う事もあり、中野信治選手、柳田真孝選手、澤圭太選手、
細川慎弥選手、吉本大樹選手らが参戦。
お金持ちの中華系や東南アジア系チームのマシンカラーが非常に印象的。
「アウディR8 LMSカップ」に参戦するマシンは↓こんな感じ。
参加台数は・・・忘れた。(汗)
こちらは懐かしのマレーシア人F1ドライバー、アレックス・ユーン選手(画像左上)や
福田良選手(画像左下)なんかが出場。
レギュレーションが細かく考えられていて、意外と面白いかも。
こんなのを見つつ、WECの方はFP1、2(各1時間30分ずつ)が行われ
各チームセッティングを煮詰めて行きます。
この日は夕方5時までの走行。
帰り際には↓こんな光景も。
丁度
1年前も同じ様な光景だったのが思い出されます。
ここで今回の参戦車両達をご紹介!
トヨタ(LMP1)
アウディ(LMP1)
ポルシェ(LMP1)
その他LMP1
LMP2
LMGTE プロ
LMGTE アマ
今年は全31台が参戦!
車両に関しては、昨年と同様なのでさほど目新しさは感じません・・・。
土曜日。
この日はWECの練習走行3回目(1時間)並びに予選、
またその他2シリーズは決勝が行われます。
走行の合間にスタンド裏をも散策。(金曜日に実施済だけど)
まずは↓これ。
ようやくプロモにも力を入れ始めた感のあるトヨタのブース。
でも展示車両は相変わらずの↓この方達。(笑)
今年は040も展示されてるけど、正直全く変化が感じられなくて残念至極。
040乗っけてルマンの時と今回、全国行脚したトレーラーもやって来た。
これは結構格好良い。
シャア専用も更なる改良。
綺麗な赤で結構僕好みだけど、所有するには通常の3倍の勇気が必要かも。(笑)
ポルシェのブースにはGT3の姿が。
格好良いと言う言葉しか出て来ない・・・。
↓こんな垂れ幕も。
し、渋すぎる・・・。
アウディのブースも特に目ぼしい車両はありませんでした。
出来れば先日国内でも発売されたRS3を見たかったッス。
そして今回のセーフティーカーは↓これ。
コーションランプ薄っ!
一度でいいから乗ってみたいッス。
お初な登場。
パトロンと言うテキーラメーカーのブースらしい。
LMP2クラスの30、31号車のメインスポンサーでもあり、
一緒に世界を転戦しているらしい。
でも僕が飲んだら速攻で堕ちるな。(汗)
エ、エネゴリ君や!
隙あればラリアートからのサソリ固めを狙いたい所でしたが、
残念ながらガードが非常に固く、それは叶いませんでした。(笑)
トークショーも絶賛炸裂中。
↓可夢緯に寿一。
↓一貴にブエミ。
因みにトヨタのCM絡みでAKB48も来てました。
残念ながら僕には全く分からなかったけど・・・。
「♪♪恋する充電プリウス!未来はこれが主流になるよ・・・♪♪」とか歌ってた。
話を元に戻しましょう。
この日は何とかドライのままでの走行が行われ、予選では従来のコースレコードを
3秒強上回る1分22秒763を記録したポルシェ17号車がポールを獲得。
今年は二人のドライバー最速ラップの単純平均でタイムを計測。
この予選結果は、8月に行われたSFの予選タイムに迫るものだったらしく、
LMPマシンの急激な進化に圧倒されました。
各クラス予選上位3台は↓このマシン達。
(上段:LMP1、下段:LMP2)
(上段:GTEプロ、下段:GTEアマ)
↓これは予選終了後のパルクフェルメの様子。
ここで再車検が行われます。
今回は各クラス1位、3位のマシンが招集されていた模様。
※ここでGTEアマクラス1位だったコルベットに燃料タンク規定違反が発覚し
最後尾スタートに変更されました。
決勝レースは雨が予想されていた訳ですが、帰り際には未だ霊峰の姿も。
少しでも好天に恵まれる様、祈りながらの帰宅となりました。
そして日曜~日!!
予想通り、やっぱ雨でした。しかも結構寒いッス。
早目に到着した訳ですが、やる事も全くないので暫くの間はクルマの中で休憩。
天候の変化は直ぐには期待出来そうにないので、スタンドへ移動する事に。
止みそうで止まない雨が降り続く中、11時のスタートに向け進行開始。
各マシンはレコナサンスラップを終えて、スタンド前に整列します。
↑これが今年から始まったルマン式スタート名残の図。
大昔のルマン24時間レースは、上の画像の様にマシンを一列に整列した上で、
ドライバーがコースの反対側から走ってマシンに乗り込んでスタートしていました。
かのジャッキーイクスは、スタートの際に歩いてマシンに乗り込んでいたと言う
有名なエピソードも残っています。
現在はこのスタート方式は危険な為、ローリングラップに出発する際だけに適用されてます。
結局スタートまでに天候は回復せず、セーフティカーによる先導のまま
6時間耐久レースはスタート。
暫くの間は隊列を組んだ状態でマシンが走行しまっす。
サーキットの直ぐ先まで太陽が出ているのに・・・。
上空は完全に雨雲の通り道と化しております。
18周目、やっと本当のスタート、各マシンが6時間先のゴール目指し
一気にスピードを上げて行きます。
※レースの内容は面倒なので割愛しまっす。
辺りも暗くなって来ました。
雨もやっと、やっと止んだ様です。
結構いろんなドラマがあったのは、家に帰ってからの録画を見てから知った今回のレース、
結局トップでチェッカーを受けたのは↓このマシン。
カーナンバー17、ポルシェ919を駆る
T.ベルンハルト、M.ウェーバー、B.ハートレー 組。
ポルシェの圧倒的な速さが一際目立ったレースでしたね。
↓表象台の様子。
チームオーダーの為、本来ブッチギリで優勝していたにも関わらず
2位となった18号車クルーの表情が、超微妙だったのが印象的。
まあメーカーの携わるレースだけにいた仕方ないところかな・・・。
各クラス決勝レース上位3台は↓このマシン達。
(上段:LMP1、下段:LMP2)
(上段:GTEプロ、下段:GTEアマ)
レース後のパルクフェルメの様子。
戦い終えたマシン達と
初冠雪な霊峰。
静寂を取り戻したサーキットとマシン達の光景、僕が大好きなシーンのひとつです。
と言う事で今年も丸々3日、存分に楽しませて頂きました。
終わってみればポルシェ、アウディに全く歯が立たなかったトヨタ
と言う印象しか残りませんでしたが、来年は日産と共に再びドイツ車勢を
叩きのめして欲しいところです。
まずは久々の日本車ルマン制覇を見てみたいですね。