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イイね!
2016年10月14日
生きること・・・生きていること・・・
生きること・・・生きていること・・・  多くの人たちがそうであるように、私も新聞なりネットなりで国内外のニュースはチェックするようにしている。

 最近、なんとも悲しいニュースがあった。

 有名企業の新入社員が自ら命を絶ったというものだった。
記事には「過労自殺」という言葉があった。
詳細に関してどうこう言うつもりはないが、もし自分の身近でこんなことが起きてしまったら、
ましてやそれが自分に極めて近い人だったらと思うと、胸が押しつぶされるような気持になる。

 亡くなった方には心よりご冥福をお祈りしたい。

 そんな中、職場の研修で臨床心理士(50代男性)のお話を聞く機会があった。
その臨床心理士の方は、普段から定期的に私の職場を訪れ、
我々に専門家の視点からアドバイスをして下さっている。

 関西弁の軽妙でユーモアたっぷりのお話は、聞いてて飽きることがない。

 研修では主に私の仕事上の専門的な内容だったが、その中で興味深い一節があった。

『もともと哺乳類というのは「怠け者」なんですよ。
例えばみなさんライオンの狩りの成功率ってご存知ですか?
実に30%なんですよ。つまり10回草食動物を追いかけて、成功するのはたった3回程度です。
でもライオンが「このあといつまた獲れるか分からんから、
今回の獲物は取っておいて、次いくでー!」とはならんのですよ。
 今獲った獲物をガツガツ食って、ガーッといびきかいて寝ますよね。
「勤勉」は日本人の美徳とされていますが、本来の哺乳類とはこんなものなんです。』


 もちろん野生の動物と、もはや野生とは言えなくなった人間とを一緒にすることはできないが、
この「本来は怠け者」という言葉に、何かホッとするものを感じてしまった。

 私は5年前に病気入院したときに、当初は物理的にも精神的にも治療に専念することができなかった。そのとき、それまで自分が思いもしなかったことが
自分の中で非常に明確になったのを覚えている。

 自分は生きるために仕事をしているのであって
仕事のために生きているわけではない。

 当初は治療に専念できなかった、専念することを許されなかったとはいえ、
その時期をすぎたらまるで何事もなかったかのように
職場は「いつも通り」普通に回っていった。

 分かってはいたことだが、私一人がいなくなったところで
職場は何一つ変わることなどなかった。
これは別に私に限ったことではなく、よほど特殊な人でない限り
こと仕事においてはほとんどの人がそうである。

 つまりあなたも私も、代わりはいくらでもいるのである。

 しかし、それが家族や友人という視点ではどうなるだろうか。
答えを言うまでもなく、まったくその逆である。
すべての人がOnly Oneであり、世界中どこを探したってその人の代わりは誰もいない。

 使い古された言い方だが、あなたも私も代わりはいないのである。

 あなたという人、自分という人を守るのに、手段を選ぶ必要はない。
追い詰められ、苦しくなったら避けたり逃げたりするのは恥ずかしいことではない。
「勤勉」が美徳とされるのはいい。
しかし苦しみから逃げることや、辛さを避けることが「悪徳」であってはならない。


『逃げた者はもう一度戦える』
デモステネス(古代ギリシアの政治家、弁論家 / 紀元前384~322)



私たちは人間的な生活をするために働くべきだ。
人間は幸せになるために生きるべきだ。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/10/14 22:13:57

イイね!0件



この記事へのコメント
2016/10/14 22:46:43
激しく同意するとともに、例えばそのことを人間として成長過程の人々に伝えてよいものかどうか、私自身が今まさにジレンマに陥っているところです。「建前」とわかっていても、それをしっかりと示さなければ「仕事をしている」と見なされない?自分の立場を恨めしく思うことがあります。Hataさんも、よくご存知のとおり、私自身がそういう人間ではないですからね。(笑)説諭している内容が、全部自分に降りかかってくる気持ち悪さで、いつも自己嫌悪に陥ってしまいます。あ、他の人のブログで愚痴ってしまい、申し訳ございません。<(_ _)>
コメントへの返答
2016/10/14 22:58:00
いやいや、いいんですよ(^^)愚痴OK!私のブログでよければドンドン愚痴って下さいよ。成長過程の人々に、ストレートに伝えるのではなく、いろんな角度から伝えていくのが我々の仕事の難しさなんでしょうね。おっしゃることはと~ってもよく分かります。ただ、自分の考えとして、「建前」はあくまで「建前」であり、厳しい状況といいますか「ここぞ」というときはやっぱり「本音」が力を持つと思っています。そして「いちばん大切なものはなにか?」を忘れないようにしております。「世の中捨てたもんじゃない」を伝えていきましょうよ(^0^)
2016/10/15 08:38:35
あの業界の異常性を知らずに普通の企業だと思って就職した悲劇でんな。
出版なんかも同じ傾向があるけれど、学生バイトを経て就職するケースが多いから、合わないと思ったら行かなきゃ良いんだけど。
オラだって一週間完徹なんてザラだったもんな〜。
目標があるのならまだしも、普通の就職先としては考えてはいけないかな。
合わなかったら辞める決断も必要だすな。
終身雇用、滅私奉公が遺伝的記憶に刷り込まれてる日本人には難しいかもだけど。
つい100年前まで奉公人って藪入りしか休みなんか無かった国なんだからね。
西洋式の週間暦が強制されるまでは商売、基本商売は年中無休。

オラ、最近はしっかり哺乳類しとりまっせ(笑
ゴロゴロ、ナマケモノ(爆
コメントへの返答
2016/10/15 12:11:25
まさしく悲劇ですね。
石の上にもナントヤラというのが当たり前で、それはそれで必要な考えなんですが、過ぎたるはナントヤラもまた真理だと思いますね。「合わない」=「逃げ」と思う風潮もあるのも事実じゃないでしょうかね。
目標があっても一週間完徹はチトキツイですが(^^)、多かれ少なかれ、若いときはそういう経験ってありますよね。
ただ、優秀だった人ほど「辞める」という決断をしたことがない分、その選択肢を見つけられないことが悲劇につながる気がします。
終身雇用や滅私奉公という精神文化が我が国を発展させたことは否定しませんが、命をささげる遺伝的記憶はそろそろ終わりにしたいものです。

それはこれまで身を粉にして働いたご褒美くらいに思われたほうがいいのではないでしょうか(^^)
監督さんのコメントはいつも楽しみにしております。
2016/10/15 12:04:00
このブラックな業界で30年近く踏ん張ってきて、癌をキッカケに哺乳類させてもらってますww
2年はゆっくり仕事しろ、右クリックだけでも構わんwと言われてますからね。2年後に哺乳類から人類になれるだろうか…
でもま、ケセラセラですな(*^^*)
コメントへの返答
2016/10/15 12:15:01
おお~ブラックの同士ではありませんか!
私も病気を機に、元々哺乳類だったのをさらに哺乳類してます(^^)
人類に戻ろうなんてしちゃいけません!
ゆっくりゆっくりいきましょう!
それより後進にこれまでの経験を伝えることが大切ではないですかね?
2016/10/15 19:25:45
初めてのコメントかもしれませんが,いつもブログを拝見させていただいております。
D社について,日本人は高学歴でないと入れないのに対し,マスコミ全体にも言えることですが,所謂在○会社であるため,外国語試験が極端に簡単なハングルなどで特別扱いで大学に入れた,低能な在○が優先的に入社してしまっているので,純粋な日本人で東大出の優秀な女性被害者は○んこを宴会の席で食べさせられたりして虐めにあっていたみたいですね。
彼らは未だに○んこから作ったお酒(トンスル)を飲んでいるらしいですからww
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDHRl4njB8fGnfoPspDYn1A2yP8BiKbEJ
おかげで私は新聞を何年も前に辞め,テレビもCS以外見ない生活です。
地上波なんて低能すぎて見られるレベルではないです!

それはいいとして,自然界で頭だけが異常に発達してしまった人間というある意味悲劇的な哺乳類について考えると,自然界で生きていて悩むのは人間だけなんですよね。
人間以外は心と体のバランスを無意識のうちに保っているのでしょうが,人間は進化の過程で結果的に異常に発達してしまった頭と,心と体の3者をバランスするという,不可能な課題に直面しているわけです。
これを克服するには,頭でそれを理解して克服するか,頭の機能を敢えて鈍感にするしかないのかもしれません。
私は最近,公私ともに後者を積極的に選択していますがww
コメントへの返答
2016/10/15 20:07:45
こんなブログを拝見いただきありがとうございます。
ご指摘のような実態があるのは、ネット上にあるネットユーザーのコメントや関連記事などで多少は存じ上げています。しかし、その件に関して自分の考えや意見を述べるには、あまりに自身の知識が足りないので今回も触れませんでした。そして何より、それらを糾弾するような見解を述べたとしても、亡くなった方は帰って来ないという思いがあります。
テレビや新聞をはじめとするマスコミに対する考えは、私もまったく同感でテレビはまったくと言っていいほど観ない生活になって久しいです。だからといってこの国を一概に否定的に思うわけではなく、世の中は簡単なものではないという思いと、自分の極めて平凡な生活に感謝するという、なんとも複雑な心境になっていることもあります。

悩むから人間であるという、実に当たり前なことなんですが、それに日々あくせくしていますよね。
おっしゃるように、現在の人間は頭が発達し過ぎたのでしょうかね。しかし古代の思想や発想は、現代と何も変わらない、いやむしろ高度なものだったんじゃないかと考えたりします。なかなか難しいです。
不確かな話ですが、科学の世界では「人間150歳説」が有力だそうです。本来、人間は150歳くらいまで生きられる・・・しかし現代人はストレスのため、今のような寿命で落ち着いている・・・というものです。そうなると進歩というのはホントに幸せなのか?一方で寿命が長けりゃ幸せなのか?なんて思ったりして・・・。
私は「鈍感」というのは一種の「知恵」だと思うのです。鈍感というのは、日常的にはネガティブな印象の言葉ですが、決してそういう意味だけではないと思いますね。年齢と共に特にそう感じます。
イタリア車に乗り続けるにも、「鈍感」という「知恵」あってのことじゃないでしょうか?(^^)
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