はみ出しタイヤもOKに！

・・ったくもう、、

この国は何をするにも決めるにも・・

外部（外国）からの圧力が無ければ動かない。

自主的に変えられないのですね。



約30年前のドア・ミラーの合法化（※１）に、

大型自動二輪の教習所取得の認可。（※２）

自動車税の区分改定。（※３）


まぁ、黒船来航による開国で永い世襲制社会からやっと変わった国

ですから・・

それにしても体質と云うか、体制といいますか、染みついたモノは簡単に変わりませんね～～




前置きが長くなりましたが、既にご存じの諸兄（姉）もおられると思いますが、

去る平成29年6月22日、「平成14年度国土交通省告示619号」の一部が改訂され

ました。


回転部分の突出禁止規定及び排気管の開口方向規定の改正

であります。



↓詳細はこちらをご覧ください。
http://yellowcorn.jp/thought/2017/06/22/1580/


平たく言いますと、、フェンダーからのはみ出しタイヤに関するの規定とマフラーの排気口位置規定

が緩和されたと云うことです。

下図をご覧ください。



これまで、指示された前方30°と後方50°については、タイヤ及びホイールのはみ出しはNGとされ

てきましたが、今回の改定では、タイヤの10mmまではOKと云うことにないｒます。


また、マフラー開口部ですが、これまでサイド・マフラーは許可されませんでしたが、今回の改定で

OKとなりました。


先の黒船来航と同じく、国際法があるのに、いつまでも独自ルールで運用していると何かと

支障を来すばかりか、世界から取り残されてしまいます。

先進国である以上、いつまでもグローバル・スタンダードを無視できないのです。


今回の改定は我々のようなユーザーには嬉しいことでありますが、

今更ながら・・、やることがいつも遅いと思うのはボクだけでは無いと思います。

全く、我が国の風土、体質といったものにうんざりする次第ですね。



個人的には、ディーラー入庫時にフェンダーのモールを取付しないでOKとなっただけです・・。

↓お祓い箱となったフェンダー・モール





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※１：　かつて日本では、法令(道路運送車両法第44条(後写鏡等)により、ボンネット付きの車両に
　　　　はフェンダーミラーと決められていた。
※２：　司法試験と同じ合格率5％であり、免許取得者が極小であり輸入大型バイクが売れない。
※３：　昔の自動車税では2000ccを超える排気量だといきなり倍に跳ね上がった。
　　　　欧州車の2.3L等が中々売れない。

これらが非関税障害となっており、外国から厳しく文句言われておりました。