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東京ジョー。のブログ一覧

2017年10月31日 イイね!

Daytime Running Lamps

私の場合、最近はめっきり頻度が減ってきていますが、
対向車との離合が困難な林道やら峠道(いわゆる酷道も含みます)を走る機会がままあります。

こういう道では対向車に自車の存在を知らせる為に昼間でもライトを点灯させたいところですが、
昼間にライトを点灯させると困った事もあります。

ライトを点灯させるとナビが夜画面になるので昼間だとよく見えなくなるんです。
先がどうなってるか分からない所を走る時には、
時々ナビをチラ見してコーナーの形状を確認してるんですが、
ナビが夜画面になって見辛いと困っちゃいます。

ナビの設定を弄ればライト点灯時にも昼画面を表示できますが、
常に昼画面になってると今度はトンネルに入った時に画面が明るすぎて鬱陶しいです。
そもそも設定をいちいち変えるのも面倒ですしね。

そんな訳で、ライトを点灯せずに他車に対しここに居ますよアピールする為に、
今迄に乗ってた車にはデイタイム ランニング ランプ(以下DRL)を着けてたんですが、
VABには純正オプションにLEDアクセサリーライナーなるDRL的な奴があったんで、
迷わず着けてみたんですが、実際に使ってみると実に心許ない明るさでした。
こんなんで昼間でも本当に対向車から見えてるんか…?


(これでも純正アクセサリーライナーは点灯してる状態なんです)


この程度の明るさじゃ全然足りないんでDRLを明るくする方法を模索してたんですが、
ネットを徘徊してたらメリケン製の強力なDRL付きのフォグランプの枠を発見しました。

スビスピードというメーカーの品なんですが、個人輸入するのは面倒だなと思って、
メリケン商品を輸入しヤフオクに流してる友人に相談したところ、
なんと在庫を持ってるとの事! 先に言ってよ!

持ってるんなら話は早い、早速横流しして貰いました。




で、手に入れたら早速取り付けたいですよね?

って訳で取り付けてみました。


まずはバンパーを外す為にジャッキアップします。



台風一過の晴天なんですけど風が強いので、
見栄え要素のある外装関係を触るのはあんまり好きじゃないんですけどね…
風に飛ばされて部品を壊しちゃいそうじゃないですか…
見栄え要素のない物なら、風に飛ばされて多少傷が付いてもどうでもいいんですけど…


しかし着けるなら今しかないので、とっととバンパーを外します。



強風に煽られてバンパーが前のめりに倒れて、
バンパー表面が傷だらけになったら残念すぎるので、
前に倒れないように適当な柱に紐で縛っておきます。


で、スビスピードのDRL付きフォグランプの枠を着ける訳ですが、
まずは純正LEDライナーの電源でも点灯できるか確認します。




特に問題なさそう、っていうか超強力なんで枠をバンパーに取り付けます。




まぁ、なんて言うかメリケン品質ですね。

大胆な加工をしなきゃ着かないという訳じゃないけど、
メイド イン ジャパンのように何も考えずにサクッと着く訳じゃない。

とりあえずクリップは全部嵌ったんで現状では問題ありませんが、
このまま適当に馴染んでくれるのか、気がつくとクリップが外れて浮いてきて、
浮いてくる度に叩いて押し込む事になるのかは経過観察が必要だと思います。


日本製の部品ばかりに触れてる人には違和感ありまくりでしょうが、
海外製品ってのは大体こんな感じです。
むしろメリケン製としてはかなり優秀な方なんじゃないでしょうか。
切った貼ったしなきゃ着かない物なんかも普通に売ってますから。


で、枠が嵌ったら配線を取り回すんですが、まずはコントロールユニットを固定します。



ユニットそのものは両面テープで貼り付けた上でタッピングビスで固定します。
両面テープだけだと後々剥がれてガタガタ動き出しちゃったら、
いちいちバンパーを外さなきゃ修正できないので最初からガッツリ固定しときます。


配線の方もタイラップが付属されてるんですが、
対候性のタイラップでも時間が経つと割れちゃったりするのでステンワイヤーで縫い付け、
壁面など縫い付けようがない場所はアルミテープで貼り付けておきます。
こういうバンパー裏なんかに貼り付けるのはアルミテープが結構良いんですよ。
時間が経っても剥がれてきませんし、静電気が除去されて速くなるかもしれませんし(笑)




そしたら電源を取るんですが、DRLのコントロールユニットからは赤黒白の3本の線が出てます。
赤黒の2本はプラスとマイナス、白い線はイルミネーション電源に繋いでやれば、
スモール点灯時にDRLが消灯するようになってます。

プラスはエンジンルーム内のヒューズBOXから取るようになってますが、
私の場合は純正アクセサリーライナーのコネクターから電源を取るつもりなので使いません。




配線は短く切り落とし、コネクターは取り外した純正アクセサリーライナーから頂いちゃいましょう。




配線を繋ぐ時はハンダ付けする人が多いと思いますが、私は車には極力ハンダは使いません。
ハンダって振動で結構割れちゃうので後々通電しなくなる可能性があります。
なので私の場合はギボシの頭を切り落としてカシメの部分だけ使って、
2本の線をネジネジした上でカシメます。




そしたら熱収縮テープで保護しときます。




で、コルゲートチューブを巻こうかと思ったら手頃なサイズのチューブを切らしてたので、
不織布テープを巻いて全体を保護しときます。

これで純正アクセサリーライナーのコネクターから電源を取れるようになりました。




ちなみに私は白い線は使わないので切り落としちゃいました。
というのも、純正アクセサリーライナーを使ってた時から、
スモール点灯時にはLEDが消灯するように配線を加工してたので、
元々そういう仕様にしてあったんです。
なので純正アクセサリーライナーの配線から電源を取りたかったんですね。


右側の純正アクセサリーライナーのコネクターは使わなくなるので、
配線テープでグルグル巻きにして水が入らないようにしときます。





そしたらバンパーを着け直して完成です。




まぁ、なんていうか爆光ですね。
こんだけ明るけりゃ街中は勿論、林道なんかでも十二分に使えると思います。
正しく取り付けてあれば車検も問題なく通せる筈です。

「筈です」ってのが歯切れが悪いですが、今現在DRLに関する保安基準が2つあって、
どちらの保安基準で見るかという判断をしたくないディーラーでは、
後付けのDRLは問答無用で断られるケースもあるようなんです。


DRLは21世紀に入ってから作られた物なので元々はDRL専用の保安基準はありませんでした。
タクシーの行灯やバスの行先表示と同じ「その他の灯火」として扱われてきました。

その他の灯火としては、
・ランプの色は赤以外
・屋根の上に着ける場合は緑と紫も駄目
・光度は300cd(カンデラ)以下
・光度が増減しない事
・他の交通を妨げない物である事
と決まってました。

VABの純正アクセサリーライナーも当然この保安基準の下で作られてます。


ところがヨーロッパではDRL装着が義務付けられてて、
これの明るさが400cd~1200cdと規定されてるんです。
たまに欧州車が爆光のDRLを点けてるじゃないですか。
あれがヨーロッパの保安基準に適合するDRLです。
当然日本の保安基準には適合してませんでした。

日本とヨーロッパの基準が異なると車を輸入したり輸出する時に、
現地の仕様に合わせたDRLに付け替えたり取り外す必要があります。
これだとなにかと不都合があるのでヨーロッパの基準を飲み込む、
「昼間走行灯」というDRL専用の保安基準が昨年追加されました。

昼間走行灯としては、
・ランプの色は白だけ
・光度は1440cd以下
・照明部の大きさは25平方センチメートル以上200平方センチメートル以下
・ヘッドライトかフォグランプ点灯時にはDRLは消灯する事
・取り付け位置は地上から25cm以上離す事
・左右の発光部の一番内側の部分は60cm以上離す事
・左右1対しか着けちゃ駄目
と規定されてます。

これを見る限りスビスピードのLEDライナーは保安基準に適合してると思われます。

あんなに爆光なのに本当に大丈夫なの?と思われるでしょうが、
まずは私が以前乗ってたGRBの写真を見て頂きましょう。




このDRLはPIAAの製品なんですが、配線の繋ぎ方で130cdと600cdが選べるんですけど、
これは600cdの状態を撮った写真です。

ご覧の通りかなりの爆光です。

VABの写真より暗い環境で撮ってるので相対的にDRLが明るく写るんですが、
それを差し引いたとしても普通に爆光です。

PIAAの600cdよりスビスピードの方が明るいですが倍まで明るくはありません。
仮に倍の明るさだったとしても余裕で基準をクリアしてますし。
感覚的にはせいぜい1000cd以下という感じでしょうか。

まぁ、陸事やディーラーの設備ではDRLの明るさを計測する術がない場合が殆どなので、
使う側のルールというより作る側の為のルールなんでしょうけど。


って訳で、ちゃんと白い線を繋いでスモール点灯時にはDRLが消灯するようにしてやれば、
(保安基準にはヘッドライトかフォグランプ点灯時にDRLが消灯するようにと書いてありますが、
 ドイツ車やレクサスなんかはスモール点灯時にDRLは消灯してるので問題ないんだと思います)
保安基準的には問題ないんで陸事に持ち込んで車検を通す人は大丈夫でしょうし、
ディーラーで駄目だと言われた場合は、ディーラーの社内ルールの問題なので、
交渉するなり、説得するなり、諦めるなりすればいいんじゃないかと思います。

ちなみに私の車の場合(車高が1cm弱落ちてます)、
・地上からの高さは38cmくらい
・左右の発光部は120cmくらい離れてる
・発光部の厚みは正面から見た場合15mmくらい(湾曲した形状なので全部を測れば30mmくらい)
・長さは280mmくらいなんで、正面から見た発光部の面積は42平方センチメートルくらい
なんで昼間走行灯としての要件を余裕で満たしてます。















*ヤフオクの中の人に業務連絡*

これでもし売り上げ倍増したらなんかくれ(爆)
Posted at 2017/10/31 14:00:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2017年09月25日 イイね!

ぐるぐるブレーキングのすゝめ

私の場合、他の人が運転する車に乗る機会がチョコチョコあるんですが、
たまにサーキットを走ってる位の感じの人だと大体ブレーキングに問題を抱えてます。

単純にブレーキを踏むだけならまだ良いんですが、
マニュアル車でシフトダウンを伴うような状況、
所謂ヒール&トーを使う状況では途端にブレーキングの精度が下がるようです。

右足でブレーキペダルを踏みながらスロットルペダルを煽る訳ですが、
スロットルを煽る事を意識するとブレーキの方が雑になったり、
ブレーキの方に集中するとスロットルの方がいい加減になったりするっぽいです。

どちらのケースも結局のところ元々のブレーキングの精度の低さに起因するんですが、
みんな散々練習してるのになんで上手くならないんでしょう?

ドラテク本の類を読むと大抵は踵をフロアにしっかり着けて、
踵を支点にして踏力を安定させろと書いてあります。
まぁ、基本ですよね。


しかし私はこの基本に忠実な練習をしてるから上手くならないんじゃないかと思うんです。

踵を支点にしなきゃ安定した踏力が出せないんなら、
スロットルを煽る為に踵をフロアから離したらそりゃ不安定にもなりますって。

踵を支点にしないで安定した踏力を出せる方法を見つける、
もっと言えば踵を動かしながらでも安定した踏力を出せる方法を見つけるのが、
確実なヒール&トーを身に着ける第一歩だと思う訳です。





って訳で自分でもやってみましたが、当然この状態でも減速Gは一定です。
こんだけ言っててガコガコ不安定だったら笑っちゃいますもんね(笑)
試しにレーシング友達にも同じ事をやらせてみましたが、
私とは多少やり方というかコツが違うようですが普通にできますね。

やっぱりこれは特別なテクニックという訳じゃなくて、
これができなきゃ確実なヒール&トーができる訳がないですもんね。
これはできるから凄いとかできないから凄くないという話じゃなくて、
できなきゃ話にならないので確実にモノにしたいところです。
これができなきゃヒール&トーなんて決まる訳がないんですから。

ちなみに私の場合は…
踵をフロアから離したら脚の重さをなんとかしなきゃいけない訳ですが、
気合で脚を浮かせ続けるのも疲れちゃうんで、
脚の重さでブレーキペダルを8割~9割くらい踏んで、
残りの1割~2割を脚力でコントロールするくらいのイメージでやってます。

この練習方法ならサーキットとかじゃなくてもできますし、
っていうか、ブレーキングが弱い方が繊細さを要求されるので、
むしろサーキットとかじゃない方が練習効果が高いですし、
MT車じゃなくてもAT車でも車であればなんでも常に練習できますので、
常日頃練習して確実にモノにしておきたいところです。



Posted at 2017/09/25 15:03:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2017年08月25日 イイね!

みんカラ:週末モニターキャンペーン【GARMIN】

Q1. ドライブレコーダーを導入したいと思った動機を教えてください。
回答:万一の事故の際の記録もそうですが、通常の走行中の映像も撮れると便利だと思います。

Q2. ドライブレコーダーに求める機能・性能を教えてください。
回答:画質、特に夜間に明るくハッキリとした映像を撮れるといいですね。

この記事は みんカラ:週末モニターキャンペーン【GARMIN】 について書いています。

※質問項目を変更、削除した場合、応募が無効となる可能性があります。
Posted at 2017/08/25 14:23:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2017年08月16日 イイね!

夏休みの工作(夏休みじゃないけどね…)

VABのフロントフェンダー後端にはGRB/GVBと同じく排気ダクト的な奴が付いてるんですが、
GRB/GVBと一緒で例によって実際に排気されるようにはなってません。
要するに飾りな訳ですね。




前に乗ってたGRBではフェンダーに穴を開けてダクトが機能するようにしてたんですが、
VABが納車された直後にGRBの時と同じように穴を開けてやろうと思ったら、
GRBとは違ってダクトの裏側が完全に塞がってたので早々に諦めちゃいました。





ところが先日、たまたまとある集まりに参加したら、
このダクトを機能させる事ができるよと教えて頂きましたので、
早々にコピーさせて頂く事にしました。

って訳で、クリップを4か所外してサイドステップの前側を浮かせます。




そしたらダクトの部分を引っ張って取り外します。




で、フェンダーにホルソーで穴を開けます。

車体を切ったり穴を開けたりというのは得意分野なんで、
こんなもんは余裕で出来ちゃいますね(笑)





フェンダーに穴を開けるのは簡単なんですが、
ダクトの裏側を切り開くのはちょっと考えちゃいますね…

ザクが持ってる斧みたいにカッターの刃を加熱してプラスティックを切る道具があるみたいですが、
私の場合そんな物を持ってないので手持ちの道具でなんとかしてみます。

よく見ると下側に水抜き用と思われる隙間があるじゃないですか。




そこに金鋸の歯を突っ込んでザクザク切っていきます。




そしたら手持ちの道具を駆使して周りを切り取っていきます。



あんまり奇麗じゃありませんが、外からは見えないんでこんなもんでいいでしょう。


出来上がったダクトを車体に取り付けます。




もちろんエンジンルームとフェンダーを隔てるカバーも取り外します。
せっかく空気の出口を作っても、入口がなきゃ意味ないですからね。
カバーの下に隠してたハイビーム用のバラストが出てきちゃいましたね(笑)




そんな訳で、完成したら試してみたいところですが、
たまたま前日と気温を含め気象条件が一緒だったんで、
前日と全く同じコースを同じように走らせてみて水温の変化を観察してみます。


で、いきなり結論ですが、走行風が充分でない状況では変化はありませんが、
それなりに走行風がある状況では水温が2度前後下がるようです。

以前にエンジンルーム側から空気を送り込んでダクトから排気される映像を見た事がありますが、
そよ風程度しか空気が出てなかったので車が停止状態で水温を下げる効果はないと思います。
あくまでも走行中に車体の側面を流れる気流に引き抜いて貰う為の物のようです。

ただ、車が動き出してから水温が下がるまでの時間は体感できる程違いますね。
道具さえあれば金も掛らず出来る事なので悪くない改造だと思います。
Posted at 2017/08/16 02:10:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工作 | 日記
2017年06月27日 イイね!

MX72PLUS

今年の春にエンドレスからMX72プラスというパッドが発売されたんですが、
名前を見ればお分かりだと思いますが超ド定番なMX72の上位グレードという位置づけのようです。

以前にもMX72の上位グレードとしてMXRSというパッドが発売されてましたが、
コレが上位グレードと言っときながら、そもそもMX72に似てないという驚きの仕様だったので、
評判はあまり芳しくなかったようでMX72プラス発売に伴ってひっそりと廃番になりました。

今度こそ本当の本当にMX72の上位グレードだよとの触れ込みですので、
特に現MX72ユーザーを中心に注目度は高いんじゃないかと思います。
って訳で、早速MX72プラスを入手して試してみました。




実はこの件に関するブログを書くのは3回目になります。
結論から言うとMX72とMX72プラスはとっても似てるんですが、
似てるが故に重箱の隅を突く感じになって書くのが難しい。
微に入り細に入る話を書き出すと、どうしても話が長くなりがちで、
前2回とも文字数制限に引っ掛かっちゃいました(笑)

細かい事を書いていくとまた長くなりそうなんで、
っていうか、元々長文の私が長いと言うんだから本当の本当に長いんで、
大幅に端折ってMX72との違いを書いていきますよ。

また、今回の実験にあたって極力事前情報は入れないようにしてみました。
メーカーの人と話もしてませんし、他の人のレビュー等も読んでません。
事前に知ってるのは、
・MX72の特性はそのままに熱ダレを遅らせたとの謳い文句
・作動温度領域はMX72が50~700度、MX72プラスは50~750度
・摩擦係数はMX72が0.37~0.47、MX72プラスは0.39~0.47
という情報だけで、後は完全に個人の主観に基づいて書いてます。
従って的外れな事を言ったりするかもしれませんが、
こんな風に感じちゃった奴が居るよくらいに思って頂ければ宜しいかと思います。



さて、ここまでで既に長くなっちゃってるんで(笑)、
早速MX72を外してMX72プラスを着け、当たりを着けたら実験してみます。



外したMX72を見ると7部山以上残ってるので特に熱ダレしやすくはなってません。
比較実験を行うには非常に良い状態じゃないでしょうか。
使い切ったMX72と新品のMX72プラスを比較するんじゃフェアじゃないですもんね。

なお実験は攻略度の高い自宅敷地内の裏山で行ってます。
自宅敷地内の裏山なら、もはやノリで乗り方が違っちゃうような事も起こりませんので、
使い方を揃えられるのでこれもパッドの違いだけを抽出しやすいと思います。

また、外したMX72付属の鳴き止めシムを見ると分かりますが、
ゴム成分が熱で溶けて流れ出し炭化してます。
つまり作動温度領域の上限の辺りを使って実験しています。
まぁ、そこに至るまでは普通に街乗りもしてますので、
作動温度領域のほぼ全域で試せてるんじゃないでしょうか。



って訳で早速走り出しますが、最初の一発目の効きが甘いです。
MX72プラスもMX72と同じ50度から効くと書いてありますが、
それ以下の温度では若干効きが悪いみたいです。
まぁ、一発目のブレーキングで作動温度領域に入るので、あまり問題はありませんが。

また、効きそのものはMX72とそんなに変わりませんがバイト感が若干薄いです。
要するにMX72と比べると若干食い付き感が薄く滑りながら効いてるような感触な訳ですが、
これは次の話にも関係すると思われますので纏めて後述します。


で、肝心な高温時の熱ダレに関しては明らかに遅くなってます。
この領域での50度の違いは結構大きいですよ。
自宅敷地内の裏山を走り始めて今年で26年になりますが、
完全に攻略してるコースでも死ぬ気で頑張らないと違いを試せません。
最近通ってる自宅敷地内の庭先じゃなく敢えて自宅敷地内の裏山で実験したのも、
攻略度の低いコースじゃブレーキを正しくやっつけられない可能性が高いからです。
作動温度領域を使い切るまでイジメなきゃ実験の意味ないですからね。

で、MX72プラスは単純に耐熱温度が上がったというだけじゃなく、
そこまで温度を上げた時のペダルの感触に大きな違いがあります。

これは前々からMX72の数少ない欠点のひとつだと思ってたんですが、
MX72は作動温度領域の上限に近いところで使うと偏摩耗が起こります。


MX72は若干セルフサーボ(自己倍力作用)が強いようで、温度が上がって摩擦係数が高くなると、
パッドとローターの接触面の入り口側がセルフサーボによって食い込んで偏摩耗が起きます。

実はブレーキパッドはどれも多かれ少なかれセルフサーボによる偏摩耗はあって、
4ポットのキャリパーは入り口側のピストン径を小さくして、
バランス良くパッドが減るようにしてあったりするんですが、
VABのブレンボ(GRB/GVBや、恐らくGDBやエボ等基本的に同じキャリパーを使う車も)に、
MX72を入れて作動温度領域の上限あたりを使うと、
ピストン径で補正しきれなくなって偏摩耗が起きるものと思われます。
で、偏摩耗が起きるとタッチがユルくなるんですよ…

フルードに軽くエアを噛んだのと同じようなタッチになるんですが、
フルードにエアを食ったんならエア抜きすれば元に戻りますが、
偏摩耗の場合は暫く街乗りしてある程度パッドが減らないと元に戻りません。


MX72プラスはセルフサーボを弱めて偏摩耗を抑制し、
ただセルフサーボを弱めただけじゃ高温域以外は効かなくなっちゃいますから、
低温時の摩擦係数を上げて効きを同等に戻してるんじゃないでしょうか。
なので低温側の摩擦係数は上がってますが特に効くようにはなってませんし、
これがバイト感が薄く滑りながら効いてるような感触の原因なんじゃないかと思います。
つまりMX72プラスという名前ですがMX72になにかをチョイ足しした程度じゃなく、
MX72に特性を似せただけで中身は全然別物のような気がします。

で、私なんかの場合は、ちょっと頑張るとこの作動温度領域の上限に踏み込んじゃうんで、
しょっちゅう偏摩耗を起こすのでMX72プラスは割と良いなと思うんですが、
結構な人数の走る系の人と付き合いがあるつもりなんですけど、
他にMX72プラスの方が合ってそうな人が殆ど思い当たらないんですよね…

なにしろ良くなってるのは高温特性だけで、それ以外の領域は僅かながらも悪くなってるんで、
作動温度領域の上限あたりを日常的に使ってないと旨みがないというか、
悪いところだけを使い続ける事になるので、お勧めできる人が極端に限られるんです。

そもそもMX72がかなり良いんで、作動温度領域の上限を使うのが大変なんですよ。
かなり攻略度が高くないとその領域を使えないんです。
自宅敷地内の庭先なんかでも月に数回来る程度の人じゃそこまで攻略できないです。
週に数回通うくらいじゃないと無理でしょうね。

サーキットなんかでも東は本庄とかもてぎ、西は岡国みたいなブレーキにキツいコースで、
なおかつそれなりに攻略度が高い人じゃないと旨みは少ないんじゃないでしょうか。
たまにはサーキットでも走ってみようかなという感じの人ならMX72で充分だと思います。


本当にメーカーの謳い文句のように高温特性だけプラスされて、
他の領域はMX72と全く変わらないなら他の人にもお薦めしやすいんですけど、
高温特性と引き換えに普段使いの部分が僅かながらも悪くなってるんで、
本当に高温特性が必要な人にしかお薦めできないんですよね。

あまりにも用途が限定されすぎてるんで、これも短命に終わりそうな気配が今からしてます(笑)
Posted at 2017/06/27 14:06:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「おまけで唐揚げ付いてきた♪」
何シテル?   11/19 12:49
放浪癖があるので暇があると関東全域とその周辺を彷徨ってます。 また、以前と比べると頻度が少なくなりましたが、自宅敷地内の裏山を走り回ってます。 TVは殆...
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ランボルギーニの恐怖 
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2017/08/17 11:55:59
ENDLESS MX72再評価(そんなオチとは、、) 
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2017/05/14 01:36:23
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