車・自動車SNSみんカラ

2012年05月21日
皆様は私が以前ご紹介したアペックスのECVという部品を覚えているでしょうか?

マフラーの途中にバタフライバルブを仕込んで音量を調整できるようにする部品なんですが、
実はこのECVには短い期間、少量しか生産されなかったオプションパーツが存在します。

そもそもECV自体がまだ爆音マフラー全盛の頃に発売されて、
最初のうちこそ爆音マフラーの音量を絞って車検を通す目的で結構売れましたが、
すぐに陸事の検査官の間でもその存在が知れ渡ってしまい、
コレで音量が絞れたとしても車検は通せなくなるとあっという間に廃れた物なんですが、
その後に発売になったオプションパーツなど売れる筈もなく、
当時ECVを使ってた人でもその存在を知らない人も多い幻のパーツとなっています。

そのオプションパーツとはDECS ECVという名前の商品で、
通常は手動でワイヤーを引いてバタフライの開度を調整するところを、
このDECS ECVを付けると電子制御できるようになるんです。

バタフライを手動で操作するとなると走行状況に合わせて細かく調整する訳にはいきませんので、
夜間にご近所に迷惑を掛けないように車の出し入れの時だけ使うとかならば問題ありませんが、
ある程度バタフライを絞ったまま街乗りをしようとすると、
絞りすぎた状態でエンジンを回すのもちょっとアレですし、
かといって開けすぎた状態では音量も大きくなりますし、結構微妙だったりするんです。

このDECS ECVを取り付ける事によって回転数に合わせて自動で開度を調整してくれるので、
エンジンを壊す心配もなく、可能な限りバタフライを絞った状態で乗れるようになります。


ただ、このDECS ECV、元々の絶対数が少ない癖に、
知ってる人は知ってて、探してる人は探してるようなので、
たまに某オークションに出品されても熾烈なバトルが繰り広げられて、
結構な高値で取り引きされてるようです。

某中古パーツ販売店でも見掛けましたが、強気すぎる価格設定になってました。
普通ならまず買おうとは思わないような値段が付いてましたよ。

また、某オークションでも出品件数自体が極端に少なく、去年の2月から15ヶ月の間、
入札支援ソフトを使って某オークションを監視し続けてましたが、
その間に出品されたのは十数件だけしかありませんでした。
(動作しない物、動作が不確実な物など所謂ジャンク品も含む。)

たまたま今回は格安で落とせましたがこれは偶然と言ってよく、
コイツを普通に落とそうと思ったら、それなりの覚悟と資金が必要になると思います。

で、今回こうやってブログに書く事で更に競争率が高くなっちゃう訳ですね(爆)


って訳で早速DECS ECVを見てみましょうか?



この黒い箱の中にモーターやらプーリーやらが入ってて、ワイヤーを引っ張るんですね。

実は諸事情により暫くの間は車内騒音を大きくできないので、
今期はAuthorize RMを着けるのは止めようと思ってたんですが、
DECS ECVを入手しちゃった以上、試さない訳にもいかないので、
Authorize RMとECVとDECS ECVを纏めて取り付けてみます。

といっても作業の内容は毎度お馴染みの事ですので根こそぎ割愛させて頂きます(爆)
いつもと違うのはDECS ECVに常時電源、イグニッション電源、アース、回転信号を引くだけです。

で、コントローラーをとりあえず見やすい場所に仮付けしときます。



配線もとりあえずは適当に束ねてタイラップで留めておきますが、
後でちゃんとやり直そうと思います。



で、取り付けたら乗ってみたいですね?

って訳で乗ってみました(爆)

私一人で実験すると、思い入れが強い部品なだけに評価が偏りそうなので、
私の友人の”実験くん1号(仮名)”を呼んで立ち会って貰い、公正を期すようにしてみます。

彼はHIDのバラストの配線を1本づつ両手に持って電流を流し、
骨が見えたり、ガングロになったり、アフロになったり、粉みたいな煙を噴いたり、
駄目だこりゃと言ったり、といった過激な実験にも嫌な顔ひとつせず参加してくれる人なんですが、
この実験くん1号と一緒にDECS ECVを試してみます。


DECS ECVにはメーカープリセットの6種類のマップと、
ユーザーセットのマップ(何回転で何%開けるというポイントを4000回転以下で6点打てる。)、
任意の開度で固定する、と3つのモードがありますが、
プリセットのマップは全て4000rpm以上では全開、
ユーザーセットと固定モードでは4000rpm以上で全開じゃない場合はアラームが点灯します。

取説に書いてあるプリセットのマップを見た感じだと、
どれも早めに開けていくようなので、ユーザー設定で閉じ気味のマップを作る必要もありそうです。


って訳で、まずはプリセットの1番から試してみる訳ですが、

良いじゃん…

実際に走らせてみるとかなりきめ細かく開度を調整していて、
わざわざ自分でセットしなくてもプリセットで充分という感じです。

また、もっとカクカクと段階的に開閉するのかと思ってたら、
反応もリニアで滑らかに開度を変化させてるので、
プリセットのセンスの良さと合わせて違和感がありません。
アイドリングはノーマルマフラーより静かな状態で、
4000rpmで全開になるまで滑らかに音量が増していきます。
音量を制御してるのを知らせないで誰かに音を聞かせたら、
そういうマフラーなんだと勘違いする事でしょう。

プリセットの2番~6番は順番に音が大きくなる方向性なんですが、
単純に等倍にバタフライを開けてる訳じゃなく、
それぞれが開ける回転数、開度をちゃんとセッティングしてあるので、
好みによって音量を使い分ける事もできるでしょう。


Authorize RMの音を聞いた事がある方ならご存知でしょうが、
決して爆音ではないものの、そこそこ音量は大きいです。
しかしアイドリング近辺はノーマルマフラーより静かなんです。
それを繋いでるんですから違和感があっても当たり前という感じがするんですが、
それが違和感なく繋がっちゃってるんです。
これはなかなか愉快な感覚ですよ。


で、ついでに低回転のトルク不足が補われちゃってます。

Authorize RMは、この高回転のパワー感、中高回転のトルク感からすると、
低回転のトルク感の落ち込みは非常に少ない優秀なマフラーなんですが、
それでもノーマルマフラーよりは幾分トルクは細くはなっています。
それがバタフライを閉じる事によってある程度補われてます。
で、それも滑らかに開閉する事によって、どこかに段付きが出るような事はありません。


先程も書きましたが今期は車内の音量を上げたくないのでAuthorize RMは着けない予定でしたが、
DECS ECVと組み合わせての街乗り領域では、
今迄着けてたAuthorize Rより全然静かになっちゃいました。

で、固定モードで全開にするか、電源を切って全開にすれば(電源切れば勝手に全開になります。)
今迄通りのAuthorize RMとして使えちゃいます。
しかし、プリセットモードで動かしておけば低回転トルクが増強されるので、
敢えて全開で固定する必要性も感じられませんが…


入手が極めて困難なので誰にでもお勧めできる訳ではありませんが、
チャンスがあれば試してみるのも面白いかもしれませんよ。
Posted at 2012/05/21 00:01:55 | コメント(3) | トラックバック(0) |
2012年05月20日
この記事は、大改造!!劇的ビフォーアフ・・・素人ですので(笑)について書いています。









私ん家は所謂注文建築ではないんですが、
私が買った時点では更地どころか、古い家の取り壊しすら行われてない状態で、
設計図を何パターンか見せられて好きな奴を建てますよという感じだったんですが、
いざ建物の引渡しという時になって、設計図にはない物がありました。
長さ2.5m、幅50cmほどのスペースが舗装されてなく土が剥き出しになってました。

私「なにこれ?」

建築屋「花壇です。 花とか植えたら綺麗ですよ。」

そこにはバイクを置こうと思ってたので花壇はいらないんですが…

しかし建築屋の人が嬉しそうに花壇の説明をするもんだからコンクリで埋めてくれとも言えず、
仕方なくホームセンターで買ってきたコンクリの板を敷いてバイクを置いてました。


ある日ピンポン♪と呼び鈴が鳴りました。
モニターを見ると全然見覚えのない老人が立ってました。
歳の頃は70才くらいでしょうか。
いったい何の用でしょう?

老人「俺はこの家を建てた時の左官屋なんだけど…」

私「はい?」

老人「なんか仕事ないかな?」

あのね…

私は棟梁でも親方でもないんだ…

私の所に来ても左官屋の仕事がある訳なかろう…

とりあえず外に出て、丁重にお断りして帰って頂こうとしたところ、
帰り際に左官屋がポツリと一言。

「ここのコンクリ敷いてある所も綺麗に埋められるんだけどなぁ…」

なにそれ? アンタ今すごく良い事言ったじゃん! いくらで出来るの?

金額を交渉してみると諭吉一枚で埋めますよとの事。
なかなか悪くない話じゃん。
後でちょっと家族と相談してみますよ。


その日はたまたま用事があったので相談できなかったんですが、
翌日仕事が終わって帰ってきたところ…

軽快にターンしつつバイクを滑り込ませようとしたその場所には、
「コンクリ塗りたて」の貼り紙が!
慌てて手前で止めようとしたら、思わずすっ転ぶところでした。

どうやら昨日の左官屋が昼間のうちにやってきて、勝手に花壇を埋めてしまったようです。

で、左官屋はどこに居るの?
辺りを探してみてもそれらしい人は居ません…

ふと車を見ると、リアバンパーの下に左官屋の物と思われる
カバンとジャンパーが置いてありました。

で、本人は?

結局探しても見つからなかったんで晩飯を食べてたところ、
例の左官屋がやってきました。

どうやら勝手にコンクリを塗り終えて、
私が帰ってくるのが待ち遠しくて、
なにより金を貰えるのが嬉しくて居ても立ってもいられなくなり、
荷物を車の下に隠して近所の飲み屋に飲みにいってたらしいです。

勝手に花壇を埋められたのが腑に落ちませんが、
まぁ私が塗るよりは格段に綺麗ではあるので、
諭吉を一枚渡してお引取り頂きました。


が…

これで味を占めちゃったというか、
なんかやれば金をくれる家という認識をされちゃったみたいで、
それからもたまにやってきて、駐車スペースのコンクリを打ち直さないか?とか、
外壁を塗り直さないか?とか言ってくるので、
絶対に勝手に塗るなよ? 塗っても金払わないからな! と追い返してます。


そういえば今年もそろそろ左官屋がやってくる頃じゃないでしょうか。



左官屋だけどなんか仕事ない?


Posted at 2012/05/20 10:10:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日常
2012年05月12日
私の場合、特にブレーキのエア抜き作業が好きだったり、楽しいと思った事はないんですが、
どうやら周りからはエア抜きマニアだと思われてるフシがあります。

で、好きじゃないと言いつつも、それ用の道具は充実してたりなんかします。

所謂ワンマンブリーダーと呼ばれるチェックバルブを用いた一番プリミティブな奴は勿論、
以前ご紹介したキャリパー側から負圧でフルードを引き抜く奴
その他にもマスター側からフルードを加圧して圧送する奴も持ってます。

しかしコイツはドイツ車用のアタッチメントしか付いてないのでインプで使った事はないんですが、
とあるお方からコイツを使ってみたいというお話しがありましたので、
インプでも使えるように改造してみることにします。

実はこの商品、日本車でも使えるアタッチメントが存在するんですが、
日本国内では普通に入手する事ができないようなので、
日本車用のアタッチメントを模倣して自作してみました。




たまたま転がってた3mm厚のアルミ板をベースに足りない材料を調達して作ってみたんですが、
元々がアメリカ製品なだけになんともワイルドな仕様になってます。




どうやらアルミ板の部分をタンクの口の部分に押し当て、
チェーンで無理やり縛り上げて密閉させる構造なようです。

こんなんで本当に気密が保てるのか?
と思えるアメリカンテイスト溢れる構造なんですが、
せっかく作ったんで早速試してみちゃいますよ。


そんな訳で自作アタッチメントをマスターに取り付ける訳ですが、
僅かに位置決めが狂っただけでガンガン圧力が漏れるので、
セッティングには物凄く繊細さが要求されます…




実は製品版ではもう少しセッティングが容易になる工夫がされてるみたいですが、
そこまで模倣する事はできませんでしたので、この状態で無理やり使ってみます。


なんとか圧力が漏れないようにセッティングできたものの、
ギリギリなんとかなってるっぽい雰囲気ですので不安が付き纏います。

フルードを圧送する物の圧力が漏れるという事は、
即ちフルードをぶちまける事を意味しますので、
実際に使う前にフルードを入れないで加圧テストして、
テストをクリアしたらアタッチメントには一切手を触れないで作業を行います。




エア抜き作業は20psi(アメリカ製だけに単位がポンドなんです…)前後掛けて行う予定なので、
念の為25psi前後で加圧テストしつつ、並行してジャッキアップして準備を整えます。




一応テストをクリアしたとは言っても、いつフルードが吹き出すか分かりませんから、
後はブリーダーを開けてフルードを抜くだけという状態まで準備しておいてから、
フルードを入れて、圧力を掛けて、ブリーダーからエアを抜く、
という一連の作業を最短時間で行います。




って訳でキャリパーからエアがプクプク出てきましたよ。




なんとか最短時間で全てのブリーダーからエアを抜いたら、
最後にこの方法ならではの修正を行います。

と言うのも、この方法だとフルードを加圧してマスターに送り込んでるだけに、
タンクの中の液面がMAXラインを超えちゃうんですね。

そこでコイツを横倒しにしてわざとエアを吸わせ、
適当なブリーダーからフルードを抜いて液面をMAXライン以下になるように調整し、
後からフルードを足してMAXラインに合わせます。




そんな訳でなんとか作業は完了しましたが、
やっぱり自作アタッチメントでの作業は無理があるようです。

コイツを使って作業を行うなら、やっぱり製品版のアタッチメントを調達した方が良さそうですよ…
Posted at 2012/05/12 03:14:58 | コメント(3) | トラックバック(1) |
2012年04月29日
さて、ここのところ個人的に盆と正月が一緒にやってきたような忙しさだったので、
ブログ書いたりする余裕も全然なかったんですが、
ようやくほんの少しだけ余裕が出てきたんで、
以前からご依頼頂いてたブレーキパッドのテストのレポートを上げてみますよ。

って訳で今回実験したのはマルシェのカーボン02改(フロント用)とカーボン02(リア用)です。

ぶっちゃけた話、自宅敷地内の裏山を走る度に、
毎回毎回ベーパーロックさせてるのはおかしいんじゃないか?
と疑問を抱いたとあるお方からコイツを試してみろと、
フロント用のカーボン02改(中古品)を預かったものの、
フロントだけじゃ実験できないのでリア用のカーボン02も調達して実験してみました。



フロント用とリア用で銘柄が違いますが、この組み合わせでいいんだそうです。


って訳で、早速中を見てみますか?
どちらも中古品でアレですが、上がエンドレスMX72、下がカーボン02改です。



カーボン02改の方がパックプレートが厚いのにお気づきでしょうか?
バックプレートが曲がるまで踏んで踏んで踏み倒した人が常連さんの中に居るんでしょうか?(笑)


こちらはリア側、上がカーボン02(新品)、下がエンドレスMX72(中古品)になります。


(こういう写真撮る時はちゃんと向きを揃えとけよ…)

リア側に関してはバックプレートは標準的な厚さのようです。

MX72のようにキメが細かく綺麗に焼き固められた感じと違って、
一見スが入ってるようなボソボソっぽい感じがPFCのレーシングパッドに似てますね。


そんな訳でサクッと取り付けて、まずは当たりを付けなきゃいけない訳ですが、
当たりを付ける為と移動の為に街乗り(高速を含む)しただけで違いが分かります。

まずは街乗り中心で、ごくたまにサーキットや峠という使い方の人は、
ここから先は読まなくて結構です。
明らかにアナタ用ではありません(笑)

ある程度以上に高温になった時のコントロール性を重視してるようで、
というか、それ以下を切り捨ててるようで、
街乗りではフィーリングも良くありませんし使い勝手も悪いです。

例えば赤信号で止まる際にペダルを踏むと、低温では全く効かないという事はありませんが、
温度が上がるに従って制動力が高まってくるので、
それに併せてコントロールする必要がありますし、
そういう中途半端な温度と踏力で使うとノイズダンパーを入れてても結構鳴きます。
(パッド以外の条件を揃える為エンドレス製のアンチノイズシムを入れてあります)
もし入れてなかったら盛大に鳴きまくるんじゃないかと思われます。

また、当たりを付ける為に近所をウロウロしてただけでも、
ご覧のようにブレーキダストでホイールが汚れてます。


(○で囲った所だけ布で拭ってみました)

まだフロントのカーボン02改の方は洗えば普通に落ちますが、
リアのカーボン02の方は効きを重視したカーボン系パッド特有の粘着質のダストで、
サーキットや峠をを走らせた後の洗車では苦労させられるんじゃないでしょうか。


鳴いたって全然気にしないぜぃ?
ダストなんかどうでもいいぜぃ?
街乗りでフィーリング悪いのなんて当たり前なんだぜぃ?
サーキットや峠でガツンと効きゃそれで充分なんだぜぃ?
俺ってワイルドだろぅ?
という方だけ先にお進みください(笑)


そんな訳で、早速自宅敷地内の裏山に持ち込んで実験してみますよ。

まず最初にタッチの違いが印象的です。
柔らかいタッチのMX72とは正反対で、
PFCのコンパウンド97辺りと似た硬質なタッチです。
テフロンホースやマスターシリンダーストッパーを着けたりする人には好印象だと思います。

また、メーカーが意識してると言ってるだけあって、
PFCのコンパウンド97辺りに似た素直なコントロール性です。
プロミューのHC+とかみたいにスイッチ的に一気に制動力が立ち上がるような事はなく、
踏んだら踏んだ分だけ効くといった感覚です。
MX72より少し初期制動が強い感じでしょうか。

しかし制動力そのものはクラスが違うので当たり前ですが、
MX72なんかとは全然比較にはなりません。
エンドレスならMX72ではなくCC-Rgと比較するのが適切ですが、
CC-Rgを装着したGRBに乗った事がないので憶測ですが(他の車種では何度も乗ってます)、
同等レベルに効いてるんじゃないでしょうか。
また、ブレーキバランスが少しリア寄りになるのも私の好みです。

そして肝心の対ベーパーロック性ですが、
MX72と同条件で走らせても、ABSがなくなる所までペダルが入るには1.5倍ほど走れるようです。

なんだ結局ベーパーロックするんじゃん!と思われるかもしれませんが、
この自宅敷地内の裏山でちゃんと走らせるとカーボンブレーキが装備されたポルシェ以外では、
鉄ブレーキのポルシェだろうがガヤルドだろうが全車必ずベーパーロックはしてるので、
全くベーパーロックしなくなるというのはそもそも期待していません。

ベーパーロックするまでの時間というか距離を1.5倍先延ばしできるというのは、
この場合優秀な結果だったという事になります。


なんだか褒めてばっかりで雑誌の提灯記事みたくなっちゃいましたが、
特に貶すべき点が見当たらないのは確かです。

ネット等で安く売ってるCC-Rg辺りと比べると、
ほぼ定価でしか手に入らないのが痛いのかなとも思いましたが、
そもそもの定価が値引きされたCC-Rgと大差ないので、
これも特に問題にはならないようです。

長く使ってる人の話では耐摩耗性も悪くないし、
ローター攻撃性も低いみたいですので、
CC-Rg辺りを使ってる人なら試してみる価値はあるかもしれませんよ。
Posted at 2012/04/29 00:41:47 | コメント(7) | トラックバック(0) |
2012年03月17日
この記事は、山へチーバくんを探しに(^^♪について書いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
千葉県と神奈川県から東京湾を挟んでパッシングしたらお互いを確認する事はできるんだろうか?


それは某巨大掲示板での何気ない一言から始まった。


例えばこれが千葉港と川崎港であればまず無理だろう。
しかし最短距離の場所を選べば或いは可能かもしれない。
実際のところどうなんだろう?

かくして馬鹿馬鹿しくも壮大な実験は始まった。

作戦名は「東京湾ピカピカ大作戦」

ちょっと痛いネーミングではあるが、
元々が馬鹿馬鹿しい実験だし、まぁこんなもんだろう。


そんな訳でまずは場所の選定だが、
最短距離を結ぶとなると千葉県側で最初に思い付くのは富津岬。
となると対岸は横須賀辺りになるが、
条件の良さそうな所にあるのはアメリカ軍の基地か日産の工場…
どちらもこんな実験をする為に場所を貸してはくれないだろう。
となると観音崎か八景島の辺りが妥当だろうか。

しかし神奈川側の現地調査を重ねてみるも、
千葉側に向けて車のライトを照射するのに丁度良い場所が見つからない。

富津岬は諦め更に捜索範囲を広げて現地調査をした結果、
千葉県の金谷付近、神奈川県の剣崎付近が妥当だという事になった。


更に候補地を絞っていく過程で、ひとつの壁にぶち当たった。

地球は丸いのである。

そんな事お前に言われなくても知ってるよと思うかもしれないが、
普段それを意識する事はあまりない。

我々は当初、海岸沿いギリギリの最短距離を結ぶ事を考えていたが、
金谷付近と剣崎付近の距離は13km程で、
お互いが同じ高さに立ったとしても、
地球の丸さのせいで相手が40cm程低い位置に見えるのである。

つまりお互いが海面高度ギリギリに車を止めてしまうと、
波の高さによってはお互いのライトが見えなくなってしまう可能性がある事を意味する。


そんな事を踏まえて神奈川側の場所を高台に移し選定をやり直してみたところ、
千葉県側は金谷にある料理屋さん「かなや」の駐車場、
神奈川県側は三浦市南下浦町の路上が距離こそ14kmに伸びるが条件的に良さそうだ。

用地が決まれば話は早い。
まずはかなやさんに赴き、実験の概要を話し、
夜間に敷地内に進入する許可を取りつける。

いい歳こいてなに馬鹿な事やってんだ?という冷たい視線を浴びせられつつ、
夜間は駐車場を解放してるので構わないですよという言葉を頂く。

神奈川県側は所有者を特定できなかったが、
夜間はそもそもの交通量が非常に少ない場所なので、
交通整理する人員を立たせれば問題ないだろう。


これで用地の確保はできた。
あとは実験をするのみと思ったところで一つの問題が持ち上がった。

金谷と三浦の間にある浦賀水道は漁船や貨物船、タンカーはもとより、
イージス艦や潜水艦、空母まで行き交う国内でも有数の超過密航路である。
そんな所に航路標識と見紛うライトを照射しても良いものなのか…
こんな事が原因で海難事故が起こったらそれこそ洒落にならないだろう。

そんな訳で浦賀水道を管理する第三管区海上保安本部に問い合わせてみたところ、
そもそも海上保安本部が管理するのは航路であって、航路外(つまり地上)は管轄外なので、
やっていいともやっちゃ駄目とも言う権限はないが、
車のライトごときで進路を誤っちゃうようなアレな船長も居ないでしょうという事。


これで全ての条件は整った。
ところが、ここで某巨大掲示板上で横槍が入り続行は不可能な状態に陥った。

条件は全て整ったにも関わらず実行できないのもなんなので、
以降は私の仲間内で続行する事を決意する。
早速友人達に話してみると20名以上の参加者が集まった。

土木関係の仕事をしてる友人を連れて何度か両地点に赴き、
両地点の海抜や勾配を測量し、対岸のポイントの方位と仰角を割り出す。


また車両側でも補正をする必要がある。
通常ヘッドライトの光軸は10m先で10cmほど下がるように調整されている。
仮に水平な場所にホイールベースが2.5mの車を止めた場合、
前輪の高さを2.5cmほど上げてやらないと水平には照射できない。

また千葉側、神奈川側の両地点では高度差が40mほどあるので、
前輪を千葉側では0.7cm上げ、神奈川側では0.7cm下げてやらなければならない。

これはあくまでも水平な場所に車を止めた場合で、
実際には路面の傾斜を補正してやる必要がある。
具体的には測量したデータを元に電話帳やマンガなどの厚さを調整して前輪の下に敷く。
これで車両側の準備も整った。



そしてついに実行する時が来た。
天候は快晴、霞もなし、風も殆どない。
全車所定のセッティングを済ませ、実行予定時間の午前零時を待つ。
漆黒の闇の駐車場で10台もの車が息を潜めてじっと待つ姿は少し異様な雰囲気だ。


そして午前零時。
ウィンカーレバーをカチカチ操作しながら対岸の明かりを探す。


見えた!


周りでも一斉に歓声が上がった。

対岸はどうだろう?
向こうからもこちらのライトの点滅は見えてるのか?
急いで神奈川側の現場監督に電話する。

どうやら神奈川側でも見えたようだ。
電話の向こうでも大騒ぎになってる。



さあ、さっさと撤収して合流地点の海ほたるを目指そう。
神奈川組の奴等が待ってる。
Posted at 2012/03/17 15:46:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | 探検
プロフィール
「自宅玄関の車寄せから1時間というのもなかなか。」
何シテル?   05/29 02:11
放浪癖があるので暇があると関東全域とその周辺を彷徨ってます。 また、以前と比べると頻度が少なくなりましたが、自宅敷地内の裏山を走り回ってます。 TVは殆...
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2011/10/17 16:56:30
お友達
車を弄る事よりも運転する事の方に興味が向いてますので、あんまり部品は着けてませんし、弄るにしてもいきなりボディに穴開けたりする方向性ですので、車弄りの参考には全然ならないと思います。

こんなんで良ければ宜しくお願い致します。
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