TATのブログ一覧

こんばんは・・・

美瑛の旅レポート・・・最終回です。
ちょっと盛りだくさんになってしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けると幸いです。


【2月15日（土）晴れのち曇】


あっという間に最終日を迎えてしまったこの日は晴れ予報・・・。
お目当ての一つであった「サンピラー（太陽柱）」に出会えるかもしれないということで、早朝から出かけるプランでした。


しかし前夜、あまりにもきれいな丸い月を見てしまい、「月の入り」を狙おうと言い出したのは、私と殿下・・・

なので、午前4時30分から行動開始です♪

万全なる装備でマイナス15度超の暗闇を疾走し、五度（ごたび？）クリスマスツリーを訪問したのでした・・・

沈みゆく直前の月の、弱弱しいあかりだけで撮影です。
マニュアルフォーカスにしないと、当然ピントも合わせることができません。
自然と、月に葉を重ねての絵作りになります。



夜から朝へ・・・月から太陽へと主役が変わる頃、灰色に見える雪の平原が、青く色づいていました。



まだ、色の変化を楽しんでいたいところでしたが、日の出の時間が迫っています。
ペンションのオーナーと待ち合わせし、サンピラーの現れる地へと連れて行って頂きました。

その瞬間を待つこと・・・一時間超。


・・・


・・・



残念ながら、山間から昇る太陽の光は、薄い霞のベールにわずかに遮られてしまい、サンピラーは表れてくれませんでした。


・・・


その瞬間を待っている間、マクロレンズで雪の結晶探し。
ほら、こんなのや・・・



こんなの・・・



どこかに傷を負っています。
極寒の地でも、完璧な姿で地上に降り立つことは、難しいのでしょうね。

でも、拡大してみて、その造形の深さというか、美しさにビックリしました。



気を取り直して、次の地へ向かいます。



目的地は、十勝岳。

下界とは打って変わって、強風吹きすさぶ中、山頂へとカメラを向ると、雪煙が・・・







寒さを感じて頂けたでしょうか・・・？

その後、下山途中で見つけたのは・・・

日暈







ちょっと足を延ばして、富良野にある「春よ来い」の木・・・



ランチの後は、道すがら見つけたビニールハウス群でまたアート・・・、





と過ごし、

この頃には、すっかりモノトーンになってしまったマイルドセブンの丘（その１）や・・・



マイルドセブンの丘（その２）なんかを巡ります・・・




夕暮れが近づき、否が応でも旅の終わりを感じさせます。

最後は、殿下の見つけた山奥のｃａｆｅ



訪れる小鳥を見ながら、



一息・・・



旅の最後にカメラに納められたのは・・・



こんな景色でした。


以上で今回の旅の記録は終わりです。



２泊３日の美瑛旅行・・・
とても思い出に残る旅になりました。
きっかけを与えてくれた、ピレリん師匠とniinii殿下に、深く感謝します。ありがとう。

そして・・・

最後になりますが、４回のタイトルに込めた思いは・・・

美しく　　　　　　　・・・Beautiful
印象深くて　　　　・・・Impressive
興奮するほどに　・・・Excited
潔白な　　　　　　　・・・Innocent

広い大地

それがBIEIという地だったということでした。(笑)


４回にも渡る愛車なしの禁断ブログ・・・それもお目汚しの写真だらけのブログにお付き合い頂きました皆様、ありがとうございました。

もちろん、我々を迎えてくれた、美瑛という地の・・・

一粒一粒の雪と・・・



大空と・・・



大地にも感謝♪

>


この記事は、青と白の物語 〜恋文〜に関連して書いています。

こんばんは・・・

第三弾、お送りさせて頂きます・・・


【2月14日（金）午後・・・時々晴れ】

午前中はすっかりモノトーンでしたが、それでも満足して、ランチタイム。

そこが手作りソーセージ工房併設のレストランときたので・・・強烈に飲みたくなりまして・・・翌日またきちんと運転するから（←強調）と誓って、ビールを一人頂きました。(笑)

ドライバーを交替してからは、なぜか雲が薄れて・・・、青空の期待が深まります。
そして、後席で「うとうと」している間に連れて行ってもらった風景・・・

雲に切れ間ができ・・・



自衛隊の双発機らしき機影が吸い込まれていくと・・・





荘厳とも言える風景に出会えました・・・



↑この表情・・・ちょっと興奮しちゃいました。
この影は、どうして左右に広がろうとするのでしたっけ・・・？



青空と雲と太陽が、北の大地の厳しい表情を、少し和らげてくれます。



哲学の木も、心なしか熟考から瞬間解放され、伸びをしているように見えます。




日暮れを感じはじめたころ、空の蒼さと翌日の天気予報から、夕焼けを期待し、四度（よたび？）、クリスマスツリーを訪問します。



しかし、その空に混ざる紅は、とても少ないまま・・・二日目の夜を迎えることになりました。


これにて、二日目は終わり。
いよいよ最終日に・・・


その最終日は、こんな景色や・・・



こんな景色から・・・



スタートします。


また、次回もご訪問頂ければ、幸いです♪

ちなみに、美瑛ブログ一連のタイトルですが、部分的にちょっとだけ「仕込み」をしています。
果たして、気づいてくれる人、いますでしょうか・・・？


＃今回の画像も、すべてJpeg撮って出しです・・・時間が取れなくて・・・

それからこの記事は、夜の雪丘 〜シジマ〜に多分関連して書いています・・・(笑)

こんばんは・・・

第二弾、お送りさせて頂きます・・・

今回は、一枚一枚の写真に名を付けず、時間の経過のままに並べさせて頂きます。

【2月14日（金）曇り】

翌日の美瑛は、

完全なるモノトーンの情景から始まります・・・



予報は・・・曇り、



いつもなら、天気予報に一喜一憂する性格なのですが、この地においてはとりあえずそんな感情も湧き上がらず、出会う景色にいちいち満足してシャッターを切りました。



まあ、結果的にはシンプルな絵ばかりになっちゃいましたが・・・



でも、時折雲が薄れ、陽光が勝ると・・・



その白黒の世界に、色が加わるのです。



午前中は、その時も一瞬で、
再び色のない世界へ・・・

これは有名な嵐の木。




ちょっと同じ構図に飽きたので、ビニールハウスの骨組みを見つけて、アート♪　(笑)



少し、流しますね・・・



これは、クリームシチューの家・・・










あくまで車のSNSなんだから、それっぽい景色も・・・






そして、有名な滝にも・・・












例によって、すっかり満喫してしまっていますが・・・この時点でまだ昼食前・・・(笑)

午後に続きます・・・

＃今回の画像は、すべてJpeg撮って出しです・・・

こんばんは。

前回のブログの最後に書かせて頂いたとおり、この週末、「撮影のためだけに飛行機に乗ってお出かけ」してきました。

出掛けた先は、ずっと憧れて、一度は訪れてみたいと思った大地・・・北海道は美瑛町です。

厳冬期に厳冬の街に出かけるという、究極の「わざ撮り」旅行です・・・

その記録を、今回から数回にわたりブログネタにさせて頂きます。


なお、残念ながら私的には、おきて破りの「愛車不在ブログ」になります。
が、そのあたりは「愛車を通じてこそ知り合えた友達とのお出かけ」ということで、勝手ながら許容範囲とさせて頂くことにしました。
できないことではありませんが、Pirelliで出かけるには、あまりにも遠い地ですし・・・(笑)

さてさて、そもそも今回の旅は、ピレリん師匠とniinii殿下という屈強・・・（一部屈凶？）の鉄人二人からのお誘いがきっかけでした。
この二人は昨年もその地を訪れ、素敵な時間を過ごしていたのです。
丁度、仕事上でトラブルを抱えていた自分にとって、この時のブログほど、○○○○○な存在だったことは、後にも先にもありません・・・

来月も泊りがけでの予定がある自分にとって、このお誘いを受けることは対家族上無謀でしたので、最初は丁重に断っていたのですが、度重なる熱心（強引ともいう）な誘惑に屈し（かつ貯蓄したマイレージによる特典航空券が使えるという幸運にも恵まれて）、ご一緒させて頂くことになったのでした・・・

【2月13日（木）晴れのち曇りのち雪】
紆余曲折があったのですが、結局この日は朝一番のJAL便で旭川へ。一足早いANA便利用の殿下と空港で合流したのは午前10時前、雲一つないアクアマリン色の空に出迎えられました。
早々にテンションが高まりますが、一便遅い師匠との合流まで2時間ちょっと・・・わざ撮りスタート前に、まずはCafe探訪ということで、レンタカーを走らせます。

美瑛の町に入ると、車窓に飛び込んできたのは、抜けるような青空の元での霧氷・・・。
当然ながら、車を止め、カメラを向けます。

霧氷


林の雪化粧


空色の影


旅路のスタートであり、このときの心境は、いわばわざ撮り本番前のウォーミングアップ。
芸術的な木々をあまりカメラに収めませんでした。

足跡・・・


これをこの後後悔するはめになります。
こんな青空と霧氷は、実は非常に珍しかったようでした・・・涙

先ずは一番会いたかったクリスマスツリー・・・

The Christmas Tree 1


素直に、感動しました・・・

風にあおられて、近くの木々の霧氷がわずかに舞い降ります。

雪埃


素晴らしい光景・・・早々に満足感に満たされ、近くのCafeへ・・・



少し早めの昼食を食べ、



師匠と合流してから、各地へ・・・

遠くまで


だんだん


マクロレンズも活躍・・・

一粒の存在感


生まれたての雫


鏡になって


夕刻前に再びクリスマスツリーへ・・・

The Christmas Tree 2


夕陽を期待したのは、無名な木・・・

彩雲


空は焼けませんでしたが、彩雲が演出してくれました。

宿へ向かう道では、大きな月が・・・

月光


夕食後は、月明かり撮影で、三度クリスマスツリーへ・・・

The Christmas Tree 3


これにて、一日目は終わりです。

いかがでしょう・・・？
写真家をも虜にする美しき大地は、とても寛容に私のような未熟者を受け入れてくれました。

オリオンの元で・・・


次回は翌二日目に出会った光景をご報告します。
宜しければまた、お付き合い下さいませ。

こんばんは。

いすみ鉄道のキハ52の国鉄色が消えると聞き、最後の勇士を収めようということで、
再びmasamasa10さんをお迎えしての「撮り鉄」ツアーを企んだのですが・・・

なんと、歴史的な積雪を記録した日から3日後に再びの大雪・・・

わざわざ木更津の集合場所までお越し頂いたにも関わらず、ノーマルタイヤ仕様のmasamasa10さんはトンボ返りされることに・・・
相乗りを申し出たのですが、安全を考慮してと、勇気ある撤退です。
私は欲望の塊なので、出たとこ勝負系・・・マネできません（汗）

しかし、この後で会う景色・・・見て欲しかったと何度も思いましたよ・・・残念です。
ちなみに、ウィンタータイヤのソットゼロ君は、今回も大活躍でした。ぜひお買い求め下さい。(笑)


このブログは、房総まで雪見ドライブ（2014/2/11）に関連して書いています。


さて、この雪で出遅れたこともあり、午前中のいすみ鉄道には間に合いそうにないということで、まずは小湊鐡道で雪景色を狙うことにしました。

この判断が、結果的には大正解でした。

ほんと、ここはどこなんだと、一人ごちながら、雪深い道を進みます。



最初に向かったのは、メジャーどころで上総鶴舞。

一面の雪景色の中に現れた気動車を見て・・・もう最初からテンションあがりまくりです。

雪の下でつぼみの膨らむ梅の枝の下から、


もう少し引き付けて、


続いてもメジャーどころを抑えに、月崎の先の踏切とカーブへ・・・

踏切横で、


そして、雪原をターゲットに、






もう、ルンルンです♪

続いてはピレリん師匠が行ってみたいという養老渓谷手前の鉄橋へ・・・

鮮やかな紅色がものトーンの中に映えます。


やがて列車が現れて、




すっかり満足していると、離れたところにいたピレちゃんから、貴重な情報が・・・
物凄い小山に泥雪だらけになりながら登ってみると・・・

これはまた凄い景色！


残念ながら、このときは強まった風の風向きが悪く、吹き寄せる雪がレンズにあたるため、
一発勝負となってしまいましたが、いやあ、素晴らしい。


そんな感じで、ようやく本命いすみ鉄道に向かうのですが、南下するに従って雪景色がみるみるなくなり・・・

降り続いていた雪も、いつしか雨。

こうなると、テンション急降下・・・




目的のキハ52・・・撮ったのは数枚。。。(笑)


最後は海沿いのいつものCafeに久々に向かい、香り深いCoffeを堪能して解散しました。



あの大雪の日は吹雪でもあり、出かけられる訳はなく、さりとて今日の雪だけだったら、物足りなかったであろう景色は、二つの降雪が重なり合って凛とした舞台となっていました。
しかも、祝日・・・



もしかしたら、もう二度と出会えない景色だったかもしれません。
きっかけはmasamasa10さんとのお出かけの約束です、感謝せねば・・・



ありがとうございました。
おかげさまで、良き雪原撮影の予行演習となりました。

え？　予行演習・・・？

そう、予行演習なんです。
今週末は、仕事をさぼって北国へ撮影旅行・・・
撮影のためだけに飛行機に乗ってお出かけなんて、どうしちゃったんだろう・・・(笑)