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堅雪かんこのブログ一覧

2015年09月29日 イイね!

果てなきツーリングへ

果てなきツーリングへ皆さまはじめまして。長男の翔ともうします。

堅雪かんここと父 橋本 光彦 は空も涙を流してくれる中
平成二十七年九月二十六日、一人で果てなきツーリングへと旅立ちました。
60歳でした。

向こうへ旅立った父はきっといつものようにJAZZを聞きながらドライブを楽しんでいるのかなと思っております。
父は精神科医という仕事柄かあまり自分を表に出さず様々なことを達観している人でした。
そのためか、父は晩年もあまり家族に頼らず泣き言を言いませんでした。
それが父なりの家族への優しさだったのかもしれません。


私たち家族としては、家族に甘えられ自分の気持ちを言葉にできる環境を作ってあげられなかったのが心残りであり旅立った今、とても寂しいという思いがこみ上げてきます。



父はお酒や煙草をせず、趣味と呼べるものが食と車でした。休みの日になるとふと車で出かけたかと思うと二時間以上かけ茸の瓶詰めを買って来たり、同じ車の趣味を持つ友人に会うために四国まで車で行ったりしておりました。

父が晩年乗っていたポルシェ911は父にとって、とても馬が合う車だったようで父の人生の中で一番長く乗った車でした。私は父と911は似た者同士だと思います。
決してかっこつけることなく、それでいて芯がしっかりしており、真面目ながらも遊び心があるところが特にそう感じさせてくれます。



私が小さいとき家族全員で沢山連れて行ったドライブにいつかまた連れて行ってくれる時の道中、沢山のお土産話ができるようにしっかり一日一日をかみしめ、先を走っていった父の後ろ姿が見えるように前を向いて生きていきたいと思います。


皆様とのご縁に恵まれ、幸多き人生を歩ませて頂いた父に代わり深く感謝を申し上げます。



これは父が亡くなった直後に撮った写真です。やんでいた雨が降りだし街灯に照られ911も泣いているようでした。



葬儀は父の遺志により近親者のみで行いました。
明後日の岩手日報の死亡広告にてお知らせはいたしますが、この場にて一般会葬のご案内をさせていただきます。
下記の期間祭壇を設けておりますので、ご希望の方はご焼香賜りますようお願い申し上げます。

期間
十月一日(木) 午後一時から午後七時
十月二日(金) 午前十時から午後七時
十月三日(土) 午前十時から午後三時

場所
駒木葬祭北山浄光会館
盛岡市北山二丁目2-40


ブログにて急なご報告になりましたことを慎んでお詫び申し上げます。


「人生は思っているより短い。10年を10円として20円、30円、40円と払っていって100円まで払える人は滅多にいない。その途中でほとんどが息絶える。だからこそ今を大切に味わうことを忘れてはいけない。すーっと深く息を吸い込んでゆっくり吐き出す。こんな行為の中にも至福が存在するのだから。 」
橋本光彦
Posted at 2015/09/29 18:04:19 | コメント(43) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月14日 イイね!

非合理性が人間性の中核か?クルマ70年談話

非合理性が人間性の中核か?クルマ70年談話  今、世界で一番売れているクルマは、TOYOTAを抜いたVWである。フォルクスワーゲン!そもそもこれを提唱したのは誰だっけ?国民が喜んで元気になるように、誰でも買える安くて丈夫なクルマを造り、アウトバーンでも充分に走ることができる。これを国策として強力に推し進めたのがアドルフ・ヒトラーだった。ところが最近のニュースでオーストリア運輸省は、自動車のナンバープレートに、ナチス・ドイツを暗示するアルファベットや数字の組み合わせを使用するのを禁止する方針を発表した。




 例えば、禁止されるのは「18」や「88」などで、理由はアルファベットの順番から「1」は「A」、「8」は「H」に相当し、「18」は「AH」で「アドルフ・ヒトラー」、「88」は「HH」で「ハイル・ヒトラー(ヒトラー万歳)」を示しているとのこと。日本では8は末広がりだから商売をやられている方は「8888」が好きなのに。ドイツ本国でもナチス親衛隊を示すSS等はクルマのネーミングには使用できない。
 こういう語呂合わせは東南アジア人がこだわると思ったら、合理性を尊ぶ西欧社会でもそうなんだと再認識させられた。




 しかし、これは滑稽なことである。冒頭に触れたようにVWそのものがズバリそのものなのに。ただし、敗戦で壊滅状態にあったVWを復興させたのは、当時そこの管理を担当した占領軍側のイギリス人少佐だったことも歴史的な偶然として面白い話だ。彼はVW車の優秀性を見抜いた。これがソ連管理下のままだったら、歴史から姿を消していた。
 下のロゴの変遷を見てもらえばわかるように、周辺のギザギザは取れても文字そのものはしっかり戦前からのものが踏襲されている。







  TopGearの新シリーズの放映がBSで始まっているが、最初のエピソードで彼らはランボルギーニ・ウラカンを「つまらない」と評した。最高峰の性能とまとまりのあるデザインなんだけど彼らはランボルギーニにかつての血沸き肉躍るような野性味を求めた。ウラカンはアウディの合理性の影響がやはり感じられるようだ。
 911ももしかしたら同じ運命にあるのかも知れない。911の魅力の根源は非合理性にある。ポルシェが一昔前に世に出した合理性のある928や944、968が消え去ったのはスポーツカーとしてはよく出来ていたがそれによって代替わりさせようとした911の方がはるかに魅力があったからである。




   こうしてみるとクルマの歴史も充分に非合理性の影響が大きく作用している。そして誰も言わないけど、少なくとも「彼」の野望は今現在こういう形で実現した。VWは世界を支配したのである。これは驚くべき歴史的事実だと思う。











Posted at 2015/08/14 15:19:34 | コメント(9) | トラックバック(0) | クルマ
2015年07月15日 イイね!

猛暑の夜はクールなジャズで。

猛暑の夜はクールなジャズで。   連日の暑い中、少し涼しくなるような音楽を聴いてみよう。まずは「枯葉」のジャズ演奏。これはよく知られた曲で、ジャズでも聴衆や演奏家にとってもスタンダード中のスタンダードで聴き馴染んでいるだけ演奏の違いが分かると思う。
 最初のはチェット・ベーカーのトランペット、ポール・デスモンドのアルトサックスが中心の演奏。










  非常に聴きやすく、演奏としても優れている。特にポール・デスモンドは「テイク・ファイブ」の演奏が有名で、これをきっかけにジャズを好きになった人も多い。知的でクール。聴き心地が良い。こういったジャズになんの不足があろうか?まるでポルシェの中ではケイマンやボクスターみたいな壮快感だ。
 だがしかし、マイルスはこのポール・デスモンドを嫌っていた。





 それではマイルス・デイビスの「枯葉」を聴いてみよう。







  出だしのアレンジはちょっと古めかしくて、ジャニス・ジョプリンの「サマータイム」のように、ジャニスの歌は時代を超えて普遍的なのに、リードギターはちゃらく時代を感じるのと構図は似ている。ところがマイルスのソロが始まった途端、ちょっと次元の異なる音楽空間が広がる。YouTubeでもジャズマンが演奏する「枯葉」は多く聴けるが、いまだこのような深淵な演奏に達したものはなく、皆それをわかっているのか同じテンポですら演奏しようとしない。
 これがポルシェの中では911みたいな奥深さだ。



  マイルスはもともと楽器の達人が並み居るジャズ界では、器用な方ではなかった。初期の演奏なんかたどたどしいと言った方が良い。ジョン・コルトレーンもそうだった。
 例えば、この演奏でもマイルスの吹くテーマに続きソロを取るキャノンボール・アダレイは饒舌過ぎるくらいのテクニックの演奏だ。その対比にマイルスは巧みに自分の音を置きに行く。このコントラストが音楽をより深めるのである。皆が体育会ばりにこれでもかと音を羅列する演奏は飽きる。そのやり方は晩年の演奏でも変わっていない。



  一方、マイルスがポール・デスモンドの演奏を嫌っていた理由は、心地よさのもつ偽善というか、それより先の感動を創出することが出来ないからではないかと思う。実は最初のビデオの演奏メンバーは皆フュージョンと呼ばれるブームに商業上成功したミュージシャンばかりだ。(他にロン・カーター、ボブ・ジェイムス、スティーブ・ガッド、ヒューバート・ローズが参加している) そしてブームは去った。



  以前、ポルシェの試乗会が盛岡で開催された時、ボクスターと自分のカレラ4を少し路面の荒れた同じ山道でけっこう攻めて走らせ比較してみた。まあ体が自分のクルマに馴染んでいることもあるが、それでも心に沁み入る走りをしたのはカレラ4だった。足の精度が違っていたのである。
 そこで思うのだが、911はもともと不器用だったからここまで走りの深さを達成できたのではないかということだった。不器用ながらもある理想を求めて日々精進する。その結果が奇跡を起こす。



    音楽でもクルマでも、触れた時に心に沁みるか否か。そこが大事である。
Posted at 2015/07/15 22:03:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2015年07月07日 イイね!

997のチャームポイントが・・・・。

997のチャームポイントが・・・・。  数か月前からカレラ4のスモールライトがなんかいつも汚れているなとは気づいていた。ある時入念に洗って磨いてみても、その汚れは落ちなかった。つまり外側ではなくレンズの内面だった。ディーラーに電話すると、このスモールライトは密閉式で、おそらくシールドの不良ではないかと。で、ユニットごと全交換となり、1個の値段は4万1千円。両側が同じようにくもっているので2個の交換となる。LED社外製品より高い。




 LEDで思い出し、知人もここをLEDに交換したので純正が余っていないか連絡を入れてみた。そしたらあることはあるが、やはりもとに戻す時のことを考えて手元に置いておきたいとのこと。それはそうだ。オリジナルパーツはあるに越したことはない。それに彼のパーツも経年変化しているから、同様の現象が起きる可能性もある。ヤフオクでも中古パーツをみてみたが、薄汚れたものと交換しても意味がないから、結局ディーラーに発注した。




  交換作業は取説にも書いてあり、一般人にとっては簡単そうだがメカ音痴、弄り音痴の私としては人任せにしたい。そこで長距離ドライブも兼ねてディーラーに出向いた。ついでにホイールの増し締めと空気圧チェック、洗車もお願いして・・・・・。
 




  交換後。 このスモールライトは997のデザインの要で、他の911モデルに比較してユーモラスな表情を醸し出す要因となっている。




   行き帰りの東北道は休日なのに比較的空いていて、久しぶりに911の走りを楽しめた。地元を離れてしばらくになる次男が先日クルマで帰省して言っていたが、東北道を走るクルマの流れが速くて驚いたそうだ。場所によっては皆時速130キロ超で走っていたりする。なかなか前のクルマに追いつかないなと自分のクルマの速度計をみて「まじかよ」と思うことも確かにあった。
 そんな流れもアクセル一踏みで抜き去ることは可能だろう(あくまで想像)。



  クルマは加減速や横Gを1.3倍に上げるとクルマにかかる負荷は60%増えると言ったのは水野和敏氏だが、ポルシェの本当の凄さというのは、そういう領域でも負荷に耐えきちんと走るように作られているところだ。それがこのクルマの価格を補って余りある魅力なのである。
  997のもう一つのチャームポイントはそこだ。


 
Posted at 2015/07/07 16:58:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2015年07月04日 イイね!

素のA3は素敵

素のA3は素敵  アウディS3セダンを購入して早いもので1年になる。そのため1年点検に出したら代車でA3スポーツバック1.4TFSIが来た。A3のベーシックなクルマである。平成27年1月登録だから最近のもので、あらためてどんなものか試乗してみた。





 ベーシックとはいえ、外装も内装も上質でS3セダンと同じ印象。そして電子制御ダンパーとかドライブセレクトもなしだから、迷うこともなく一通りのセッテイングで走らせられるのだが、ステアリングフィール、足、ブレーキのフィールがほどよくバランスが取れていて自然な感じがある。盛岡や宮古のラーメン店で、メニューが「ラーメン」しかないところがあるが、それと似ている。
 S3セダンみたいに「麺は固めにしますか、柔らかめがいいですか?大盛りもありますよ。トッピングはどうされますか」といつも聞かれているような煩わしさはない。





 後席に座ってみると、セダンより広く感じる。スポーツバックだからルーフの傾斜がセダンよりきつくなく、後ろの荷室まで伸びているので圧迫感が少ない。
 高速道路に乗り入れてみても、素晴らしい安定感で別にクワトロでなくてもいいくらいだ。ただし、一気に大台に達する加速感はないので、“戦闘機”ではない。
 A3みたいなクルマは、実はこういうモデルが一番美味しいというか、コストパーフォマンスも含めて優れていることを実感した。





Posted at 2015/07/04 11:36:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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私が白、弟が赤。クルマを所有して一番楽しい頃だったかな。
アウディ A4 (セダン) アウディ A4 (セダン)
2014年7月27日に退役しました。盛岡の冬もなんなく走り、非常に頼もしい家族車でした。

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