「迫秋湯煙り温泉ツアー 岡山戦線異状アリ!」
■2009年9月19日
朝7時過ぎには大分県オートポリスサーキットにRYUは居た…
当日、POP氏との秘密テストを終え、「Sだら~」打ち合せを夜の福岡で開催。
■2009年9月21日
朝7時過ぎには福岡県の高速道路SA須江に居た…
当日集合目的は翌日に控える「岡山国際ちゅ~にんぐフェスタ2009戦線」への戦闘参加が目的であった。
今回の変態飛行は
GPZ2000 Ken&
F2000 そしてRYU2000の3機である。
九州から岡山は
「近所のコンビニ」感覚な3機は「じゃ、行こうか?」と軽い感じで出発。
飛行距離の基準も燃料計読みで半分もしくは半分以下持続飛行で計算するアバウトさである。
そして4時間半後…
すでに目的地を射程内にとらえた3機は関西零戦部隊の漢
「乙かれ!」隊長との合流地点で待機。
ブロロロロ~ン!
羽化した乙2000の図
西部警察仕様になった乙2000機との合流を果たし、一路進路を岡山戦線へと向け出発。
目的地に到着後、乙2000、GPZ2000、RYU2000は翌日の戦闘に備えて軽くテスト飛行をし何時ものイタ飯屋で腹を満たし…鵜飼谷温泉峡へ消えて行った。
■2009年9月22日
朝6時半起床、各隊員戦闘準備に入った。
一般目の練習走行を終え…
トップタイムは乙2000機、つづいて
s2000j機、RYU2000機、GPZ2000機…
本来、我々の攻撃目表は「愚ラマン」なのであるが…前回「ぽてカップ」で苦渋を飲ませられた
s2000j機だけは今回のRYU2000撃墜目標にロックオンしていた(ばく
フリー走行終了時点で0.6秒差をつけられている…(s2000j機1分50秒59 RYU1分51秒18)ちなみに乙隊長は余裕の49秒台!
前回と同様、APセッティングではフロントが入らず、減衰力を弄る。この時点でRYUは対s2000j機作戦を実行に移した。
当日のRYU2000の限界タイムは50秒フラット付近にありそうだ…で、s2000j機は50.6を前回のフリーで出している。
予選は若干条件が悪くなるかもしれないが、s2000j機が同じくらいのタイムで走れると想定。
作戦はこうである…s2000j機の前で予選アタックを決行し、最初の3周そのまま全開走行…するとRYUが勝てるはず(ばく
そして、運命の予選が始まった。
作戦通りRYUはs2000j機のちょうど前でコースイン…アウトlapから全開で逃げる。ここで前に出られたら全てが水の泡なのだ。
1周…2周と順調にタイムを重ね、手元の時計で50秒5は出ている…s2000j機は…後ろでタイヤのおいしいところを使いきった様だ(ニヤリ)
体制を立て直そうとクーリングに失速していく僚機をバックミラーにとらえながら作戦成功を確信した…
なぜなら、ラジアル、特にBSはクーリングしたところで100%のグリップ回復は無いのをしっていたから(ばく
決勝グリッドさえとってしまえばこっちのものである。
分析の結果、s2000j機はヘアピン~低速~最終が速く、対してRYU2000は高速コーナー~2コーナー~アトウッドでアドバンテージがあった。つまり、岡山で一番のオーバーテイクポイントであるアトウッドコーナー立ち上がりからのバックストレートエンドでの並びかけは無い…と読んだのだ!
さらに、今回49秒台を連発していた乙2000機がトラブルで決勝リタイア…
こうなってしまえば欲が出てくる…だって、V-TECクラスでRYUの前にはJ○の魔王号しかいないのだ!
Zとの混戦のため、トップ同士で上手く絡んでくれれば…前方でZ33を駆る
デカトーさんに
ヨコシマなエールを送りながらフォーメーションlapを終えグリッドにつく。
■Z&V-TECクラス決勝スタート
カッコよくグリッドに並んだRYUは思い返していた……朝のドラミで主催者側が言っていた…「
今日は観客の方もたくさん来てます。ドライバーの皆さん、カッコ良いフォーメーションlap&スタート前&スタートをお願いします」
グリッドで耳を澄ますと…他のマシンはエンジンを止めて待機しているようだ…ココは僕もカッコよく、スタート1分前の合図でエンジンスタートしなければとエンジンを切った。
「スタート1分前」…
Egスタートボタンに手を伸ばしエンジン始動!
「スタート5秒前」…
回転数を上げクラッチを当て気味でサイドを引いてブラックアウトをまつ…少し雨が降ってきた。
「スタート!!!!」
軽くホイルスピンさせた瞬間…
アクセル全開…が!! エンジン回転数はみるみる下がってゆく!????
エンジン再始動後のVSA切り忘れ(*_*;…(号泣)
一瞬パニックに陥ったが、即座にVSAを解除し加速させてゆく…が…このチャンスを熟練関西搭乗員が見逃すはずもなく無情にも1コーナーまでの間にs2000j機の先行を許してしまった(T_T)
入り乱れるZとS2000の集団の中で、体制を立て直したRYU2000…3周目にはS2000j機をとらえた…が、案の定抜けない。
アトウッドでぴったりと後ろにつきバックストレートを「バンパー当たってる?」位寄せてスリップにつく…しかし…ブロックライン!?…流石だ!
次の周…同じようにバックにつき、バックストレート後に再勝負を仕掛ける…インがだめならアウトから!!…ブレーキ遅らせて並びかけたままヘアピンのクリップ付近を通過するも、オーバースピードで進入しているため、出口までアンダー…アクセル踏めず、もう一度後ろにつく。
雨が降り続き、N1パッドを使っているRYU2000はブレーキがロックして踏めなくなってきた…バックストレート後の勝負をあきらめ、アトウッドで刺す作戦に変更。
1コーナーブレーキで後ろにつき、得意の2コーナー…行ける!そしてアトウッド進入…鼻っ面ねじ込むまでは足りず…無理・・・・・・・
「コツっ!?」…バンパーがちょっと当たったが無かったことにした(ばく
…しかし、ここまでの間も後ろには
ゆ~やん2000が虎視眈々とRYUのお尻を狙ってる。
さらに雨は止まず、、状況は悪化している…順位を確認すると、現在3位…後ろからゆ~やん2000機とトラブルで決勝最下位グリッドからスタートの
エレガント2000が居るはずである…
ココで作戦をお立ち台GETに切り替えた。抑えるところで相手のスピードを殺し、得意の高速コーナーで引き離して、リズムをとらせない作戦に決定。
…作戦は功を奏し…さらに後方でのバトルも勃発し、RYUはマグレの3位お立ち台GET…悔しさと祝福を込めて僚機パイロットにシャンパンをぶっかけたのは…言うまでもない。
■祭りの後…
戦いを終えた零戦部隊は一路温泉宿へと向かった…
隊員は個々の思いを胸に温泉で傷を癒し…そして宴会
後は寝てゆっくり帰るだ・・・け・・・・??
RYU2000…明日はオートポリスだった!!!(+o+)
翌朝、、6時に一人起きていたRYUは必死に九州阿蘇上空の天気を確認・・曇り・・雨降ってない・・飛行決定。
朝ごはん位はお世話になったみんなと食べようと、一人だけ帰り支度を済ませ、楽しい朝食をとった。
帰り際に再会を誓って旅立とうと1階に下りると乙さんよっちゃんさんの姿が無い…朝風呂に行ったようだ…後ろ髪ひかれる思いだったが、GPZさんに言伝をお願いして…単独、九州を目指した。
(帰り際、ごあいさつ出来ずに失礼しました)
■緊急任務 阿蘇上空でテスト飛行せよ!
●出発
本格飛行開始前にコンビニにより、飛行計画を立てる。リミット現地到達時間は3時…現在の時刻9時過ぎ
九州上陸後…日田…阿蘇上空まで2時間30分を想定となると、、必然的に3時間ちょっとで九州に到達しないと間に合わない計算だ。
飛行プラン
給油1回…と同時にトイレ休憩…同時に行って3分のロスタイム…以外はノンストップ飛行
…岡山を後にした。
●到着
午後3時ジャスト…RYU2000は600km以上先のオートポリスのゲートをくぐっていた(ばく
今回、阿蘇に直帰した理由は
tall-r2000機の試乗だ。
生粋の初期S2000をオートポリスで乗るのは初めて…タイヤは☆スペック
時間ギリギリだったため、急いで着替え、シート合わせをして、基本的な仕様を聞いてさっそくコースイン。
集団の後ろで入ったため、走行枠前半はクリアがとれないだろうと予想し、各部の確認とギア合わせを行い、一旦、クーリングに入った。
今回、オイルが所々出ていたので、万が一を考えて慎重に走行。車載ビデオもあるので、色々しゃべってみたりしながら30分の走行枠を終えた。
☆初期型インプレッション
(素人が適当なことを言っているだけなので、厳しい突っ込み、および直メールはご遠慮ください)
一番興味があったのは、メンバーフレームの違い。これについては賛否両論あるが、足回り(バネ・サス)等のしっかりしたものが入っている状態だと、正直、違いは感じない。逆に高速コーナー旋回中に向きが変えやすく感じる。
アンダー目にセッティングしてあったが、任意でオーバーにも持ち込みやすい。
逆に、ミッションはAP2の方がフィーリングがよくシッカリしていました。
気になるトルクも問題なく、4.4ファイナルで唯一上りのコの字(立体交差手前)でパワーバンドから外れるが、アクセルを完全に閉めなければ問題なし。
最高速はAP2(RYU2000)よりも速く、当日195km/h付近を記録。冬場なら軽く200km/hオーバー(当日オーナードライブ時も同じくらい)
特に良いのがステアリング…思わず、ラックを前期に交換したくなる位、フィールがダイレクトでクイックなギア比も扱いやすい。
装着されている足回りも非常に良く考えて作られているようで、今回の機体に限って言えば羽との組み合わせで若干バランスがとれていない部分がステアフィールに出てはいるものの、弄るのはアライメントだけで良さそう。3速全開でパンッと切り返してそのまま行くような部分のみゆっくりした動きで合わせてやる必要性だけで、高速の安定性、トラクション、ロールバランスはハイグリップラジアルにマッチし、速度域の高いオートポリスでも安心して踏める。タイヤの銘柄を変えた場合など特性が変わった場合にも、そのまま対応できるような懐の深さ。
トータルで見て…アライメント、タイヤ(AD08)、走行条件の3つがそろえばターゲットタイムは10秒~9秒中盤はありそう。
今回AP1に乗せて頂いたtall-rさんありがとうございました☆
最後に…
連休中お世話になったみなさん、ありがとうございました。
帰りにS乗りのみんなに説教たれるファイナリスト様(中央)の図
RYU