目論み通り進めば誕生日、遅れても6月中の公開と見込んでおりましたがここに来て2ヶ月後にならないと揃わない事が決定、コレクションとしては完成はしておりませんが主旨部分ではないことで見切り公開とすることに致しました。
(誕生日も過ぎて特にこだわる日も無いので大安の本日て、古!?)
《 エンブレム 》
「グリフォン」をイメージしたソアラ、「龍」をシンボル・マークとしたセリカ、車名のままだがRの裏文字が特徴のRVR
思い起こせば子供時代の玩具やカードや切手などの意図的な収集癖は、成長に従って熱し易く冷め易い性格を反映してか最近までなりを潜めておりました。
もっとも、物を捨てられない性格から結果的に収集と同じ状態にはなっておりましたが・・・
さて、熟年者にも何処までもパワフルに先へ先へとに向かう者と、過去を振り返り懐かしさや思い出に浸る者の二通りがいるようで自分は後者のようです。
車に関しても、現在の車、これから乗るであろう車はもちろん興味はありますが、同時に過去乗ってきた車にも愛着もあり、それに関連した記憶も残っています。それらを記憶だけに止まらせずに何とか形にできないかと思うようになっておりました。
幸いなことに今回その想いが達成できましたので、収集過程も併せてこちらでも記録に残したいと思います。
「形」と言ってもいろんなものがありますが、取り組んだのは一番手を出しやすく簡単な「ミニカー」収集でした。
しかし、一番簡単とは言え、すんなりとはいきません。
まず開始して知ったのがミニカーが存在しない車が多いという現実。
自分の乗り継いできた車は
愛車紹介にもありますが7台、当然メジャーな車種ばかりではありません。
ましてや何十年もたった絶版車もあり、たとえ当時ミニカーが有ったとしても現在は流通しておらず入手困難となっています。
そして、全てが揃わなければ今回は意味がありません。
まずは存在確認に多くの時間をかけることになりました。毎日同じような検索をかけ続け、そして何とか全ての存在が確認できできるという幸運に恵まれました。しかし、存在確認が目的ではありません、探し出し購入しなければ・・・、そして遂に・・・
今回、検索をはじめ、多くのネットショップやオークションを利用して目的が達成できましたが、現在のネット環境がなければたぶん断念していたと思います。若い頃ではなく、この収集タイミングも良かったと思います。
なお、車種だけでも難しいことなので、実際のグレードやボディーカラー等を合わせることは不可能と本人は納得しております。
さて、現在から過去に戻るかたちでコレクションの紹介をしていきます。
まずは現愛車の シトロエン C4
以前、
同色サルーンの1/87サイズ入手は報告したが、キーに付けて持ち歩いていた為、あっという間にタイヤは外れ、塗装もはげて窓部分も割れた無残な姿に・・・
マジョレット2台入手もご報告済みですが、やはり実車と同じサルーンの同色に近いものが1台は欲しいということで、3インチサイズのNOREV社製 シトロエン C4 ベルリーナ/ダークグレー を入手。
更に6月販売予定で注文受付を開始していた CM's の アルゼンチン・ラリーのチャンピオンカー「CITROEN C4 WRC」 (「レッド・ブル」をスポンサーに加え 新しいカラーリングでの最初の参戦となった 2008年WRC第4戦アルゼンチン・ラリー)を事前予約、ほぼ同サイズの4台体制になる予定でしたが、今週になって8月発売に延期の案内が・・・
まあ、ノスタルジックに該当しない現車ですし、実車とは異なるWRCカーなので良しとし2ヵ月後の到着を待つ事に。
続いて、RVR
自分にとっては乗っていた期間の一番長い愛着のあった車であるが、一般的にはマイナーメーカーのマイナー車、ネットやオークションを探しても見つからない。
しかし、過去のオークションに 1/40サイズのダイヤペットというものがでているのをやっと発見するが古すぎて写真もない、カラーは赤のようである。
精巧なタイプか、チョロQのようなデフォルトしたものかわからないが、存在することがわかってそれを目標に探すことに専念。結果は割りと精巧に作られておりカラーも実車と同じブルーもあることがわかったが、同時に市場には見当たらないことも確認し余計に落胆・・・
その後も探し続けること幾年月・・・ はオーバーですが、やっとオークションで発見、しかもブルー。
期間は長く、終了は深夜、希少性からか同じようなマニアもいるようで深夜のバトルもありましたが、最後は価格を無視した大人買いでゲット!
残念ながら、ターボを積んだSSG(スーパー・スポーツ・ギア)タイプではないのでボンネット上のエアインテークダクトはないが、大型フロントグリルガードやリアのタイヤキャリアも復元した「 1/40サイズ ダイヤペット RV-02 三菱RVR」。カラーは実車と同じブルー。 (ちなみにドアとボンネットは開閉が可能)
三菱 ギャラン
実車は1800ヴィエントであったがもちろん存在せず。
しかしリヤスポイラー等ほぼ同じ姿のVR-4がトミーテックに存在することは知っていたのでネットショップで探すが見つからず。オークションでは数台出品されていたので、その中から「グレー」と「ツートン」タイプの2台セットとなっていたものを落札。定価よりも安い割引価格+送料で入手。 実車は「ブルーとグレーのツートン」であったが、こちらは「ブラックとグレーのツートン」
1/64サイズ TOMICA LIMITED VINTAGE NEO 「三菱ギャランVR-4(黒/シルバー)&(シルバー)」
初代 ソアラ
実車はホワイトの2000VR。
初代ソアラも多くのメーカーが販売していたようであるが、精密でリアリティのあるものは少なく、同じメーカー品に2000VR-ターボ版もあったがツートンカラー、異なるメーカーモデルでは実車と異なるドアミラー仕様などで細かい部分の造りも良くなく却下。
実車と同じホワイトカラーのフェンダーミラー仕様をリアルに再現した「 ディズム 1/43 ソアラ 2800GT 」を選択。
当初はネットショップやオークションでも見つからず他のものでの代用も考えたが、諦めきれずその後も探し回り運よく販売元である㈱アオシマ文化教材社で残っていた最後の一台を発見しゲット、苦労とは反比例の定価の25%引き+送料で購入。
今見ても綺麗で整った形と思うのは元オーナーひいき目でしょうか?
初代 トヨタ セリカ LB (リフトバック)
愛車は セリカ LB 1600GT
流石に初代セリカはトミカをはじめ色々なメーカーから発売されているようで現在も流通しているが、精巧に作られているモデルは数は少なく流通は更に少ない。その中で「 エブロ 1/43 」がリアルさでは群を抜いているようである。
セリカの1600GT版は存在するが、LBの1600GT版は無く、外観は変わらず排気量のみ異なる2000GTで代用。
当時を偲ばせるフェンダーミラーまでリアルに再現した「 エブロ 1/43 セリカ LB 2000GT 」
2976台の限定販売品で当時でも流通量が少ない上に既に数十年が過ぎていて市場の流通はほとんどない模様、その上、実車と同じグリーンのボディカラーに固執した為選択の余地無く見つけた唯一のオークションで大人買いの割高落札。
最後まで争った方は、一日後にホワイト版を同じような価格で落札、落札者以外でもどちらも同じ価格帯での入札者が多いようなのでの割高とは言え相場なのかも知れません。その後も暫らく様子を見ましたが出品は無いようでグッドタイミングだったようです。(一撃必殺?)
ホワイトの落札者は若い方か同じような年配者かは分からないが同じような方がいるようで・・・
通称バナナテールのランプも精巧に再現。前からも良いですが、惚れ惚れするバックシャンぶりですね!
トヨペット コロナ 2ドアハードトップ 1700SL
愛車は当初薄いブルーの車体であったが後にベージュに再ペイント。
ミニカーの存在は難しいと思われたが、何とトミカに存在。しかもカラーは薄いブルー。
しかしこの初期版はオークションで2台で45,000円以上の初期価格設定されているような貴重品かつ高額商品。
とても手は出せないが、復刻版がでていることが判明。
こちらはそのトミカ30周年を記念した出された復刻版でセット物の中の一台のようでカラーはレッドで作りも違うようだが、純粋なコレクターとは異なる車種所有のみの目的者には必要十分の品。こちらもオークションで入手。
写真には念のため底の部分の車種表示をあわせて、さりげなく(?)正当性をアピール!
さて、ここまで来ると全てを網羅したいという要望は更に高鳴るが、残るは最難関のマイナーメーカーの軽車種。
諦めるか、代用品で我慢するかという選択しかないかと思っていたが・・・
三菱 ミニカ
5万円で買った(もちろん支払は親)初めての車。車体はホワイトでラジオが付いていたぐらいの記憶しか残っていないが家族の足として、運転技術の底上げ用として活躍。
しかし、ミニカーは探してもない。探している内に当時の車種でトミカに採用された三菱車は4車しかなく、軽は無いことが判明。
諦めるしかないが、7台全部が揃わなければ今回のプロジェクト(大げさ?)は成り立たない。と言うことで検索の日々を続けた。(ミニカの名称も検索では厄介で、広げれば「ミニカー」を全部拾ってくるし、狭くすると対象が無いなど・・・)
そんな中、オークションで引っ掛かった物件が! 遂に!遂に!発見!
コレクション用と言うより子供が手で押して遊ぶような玩具であるような1/40サイズの「ヨネザワのミニカー ダイヤペット チェリカ100シリーズ 三菱 ミニカ F4」
実車よりも丸っこく、各部分の比率なども少し変だが紛れもなく当時の4代目ミニカ。
正式名称を知って情報を求め検索を続けるがヒットするものは皆無。
検索を諦め、高めのスタート価格ではあったが入札。幸い他の入札はなく落札となる。
このネット社会の検索でも出て来ない様な希少商品が入手でき、一連のチャレンジが終了した。
こちらは、集合写真。
玄関の下駄箱上の特等席に展示。来客者にもいやおう無しで見せ付けている。
ケースはプラスチック製ではあるが背面ミラー仕様で価格以上には見えるが、いづれは・・・・
しかし、通常商品のオークションは市場価格も調べ値ごろ感がなければ決して入札しないのに、今回は「全車種集め切る」という大義名分を傘にしてほとんど青天井設定。恐ろしいことです。