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豆柴もものブログ一覧

2016年07月30日 イイね!

グランドコンプリケーション

グランドコンプリケーション機械式時計で 憧れの時計がある。

「グランドコンプリケーション」


機械式時計で「複雑機能」と呼ばれている機能を複数組み込んだ時計。





同じ様に憧れる機械式時計マニアは多いと思う。

しかし、機械式時計を持っている人の割合からみたら、ホンの僅か、%の単位に届くかも微妙な割合のニッチな憧れかも知れない・・・
言葉すら知らない人達も多いと思う。

理由は、

>  >

こちらの書籍「100万円超えの高級時計を買う男ってバカなの?」の基準を一桁上げたあたりが最低価格、中には2億円越えなんて価格の“超 バカ”しか買えない“超 高級時計”だから!

そして、“バカ”が超頑張って“超バカ”になって購入したとしても、その扱いのデリケートさゆえ実際に腕につけて歩くのは躊躇する時計。

ブランド品が大好きで、ブランド名に憧れて買った時計がたまたま機械式だったという“バカ”になれたリッチな方々でもなかなか手を出せないですね!?

 自分も俄かリッチを目指して、サマージャンボに9,000円投資しました。
 思いが叶えば7億円! 
 しかし、人生狂わせるのも怖いので7,000万円のミニの方でも良いかな? 
 120本も出るそうなので、車と時計とちょっと豊かな老後が・・・・・

 バカになりた~い!



こんな価格だと、時計というより宝飾品としてのアイテムになるのでしょうかね?
やはり、宝くじをあてにしなくても良い大富豪やどこかの王様あたりがコレクションの一つとして陳列して置くのが似合う、一部の限られた方々の為の時計になりますかね!?
しかも、一個だけでは様にならないので複数個飾れるような・・・・

まぁ、王様の暮らしが思い描けない庶民の想像でしかありませんから、実際は超高価な時計でも日常使いしているかもしれませんが・・・

でも、本来「腕時計」ですから、時計として日常使いして欲しいですよね?



ということで、簡単に一言でいうと、縁の無い時計です!




折角なんで、ちょっと細かく説明しましょうかね。


時計の世界、特に機械式腕時計の世界では、重要な発明(機能)が多くあります。

それらは「複雑機能」と呼ばれています。
文字通り複雑な機能ですから、それを構成する仕組みも部品も多くなります。
小さな腕時計にそれらを組み込むことは容易なものではありません!

ところが、その「複雑機能」を複数組み込んだ時計が存在します。
(複数の定義は諸説あり、3つ以上と定められている場合もあるようです。)

その様な時計が「グランドコンプリケーション」と呼ばれています。


一般的に「複雑機能」と呼ばれるのは、

パーペチュアル(永遠)カレンダー
トュールビヨン
ミニッツ・リピーター 
  
  (ここまでが三大複雑機能と呼ばれる?)
ムーン・フェイズ
スプリット・セコンド・クロノグラフ
ウルトラスリム
  (これで六大複雑機能とか・・・)

などになります。


先ず、その複雑さから作れるメーカーが限られます。
そして、最高峰の技術者が、一人で長い時間を掛け、最高精度で作られた細かな部品を手作業で組み立てていきますから当然価格も高額になります。
複雑機能の単体搭載品でも安くて数百万円、一般的には一千万円、
複数搭載の「グランドコンプリケーション」であれば数千万円、高いものだと億の単位になるものまであると言われています。

高額商品のご紹介です。


スイスのヴァシュロン コンスタンタン社の「トゥール ド リル」
組み込まれた複雑機能が、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、セカンドタイムゾーン、パーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズ、天空図、パワーリザーブ表示、月齢表示、均時差表示、日の出表示、日の入り表示
世界で数本しかなく、金額は2億越えとか・・・・


ちなみに、複雑機能の簡単な説明をすると、

パーペチュアル(永遠)カレンダー
月による日数の違いや、4年に1度のうるう年の調整などを自動的に行うカレンダー機能。
西暦2100年まで対応のものが多い。   理由はうるう年の決め方。
西暦で4で割れる年をうるう年と決めたがそれでは誤差がまだ残るので下二桁が00の年は例外で平年と定められている。
この仕組みを組み込むのはさらに複雑となるので省かれている。
昨今のデジタル時計であればプログラムを組み込めばよいだけなのだが、機械式時計は歯車の組み合わせで・・・・

トュールビヨン
 機械式時計の精度は姿勢差で影響が出てしまう。この姿勢差の問題、いわゆる重力の影響を解消するために開発された機能。
 説明は難しいので省略。

ミニッツ・リピーター
 時刻を音で知らせる機能。上記二つよりさらに複雑な仕組みが必要と言われています。
時刻を、時(間)・クオーター(15分)・分の組み合わせで表します。
  

ムーン・フェイズ
29.5日周期の月齢(新月から満月を経て再び新月になるまでの満ち欠け)を表示します。
カジュアル時計にある太陽と月の絵が描かれたディスクを回して午前か午後かが分かるだけの「サン アンド ムーン」とは異なります。

スプリット・セコンド・クロノグラフ
途中経過時間(ラップタイム)も計測できるストップウォッチと言えば良いでしょうか?
一般的なクロノグラフでは一回の計測と、そこからのリスタートが出来るだけですね・・・

ウルトラスリム
極薄のケースに組み込まれたムーブメント。 一般的には4mm以下(明確な基準はない)の厚さのものを指す。
しかし、薄くすると他の複雑機構を組み込むことが難しいため、グランド コンプリケーションには殆ど使われない。
ウルトラスリムの究極は、厚さは1.7mmしかないブランパンのキャリバー21が有名。


愛好家というほど立派では無くただの物欲が強い時計好きですが、憧れる時計ですよね!?

しかし、仮に手にすることができたとしても、そのような高価な機械式時計では使用することはもちろん、維持管理さえも難しいでしょうね。
5年に1度のオーバーホールだけで数十、いや、百万単位になるかもしれません・・・


「GT-Rの車検費用が100万円と聞いて、乗れない!」と考えているような庶民代表の自分では縁が無い方が長生きできそうです!


でも・・・・・


「グランドコンプリケーション」


持ちたい!



そうだ!

こんな時こそ、下を向いていてはだめだ!
前を向いて、立ち上がるんだ!

市民よ!  今こそ立ち上がるんだ! 

改革だ! 市民でも「グランドコンプリケーション」持てる時代を作るんだ!

市民がやらずして誰がやるんだ!



三文芝居にお付き合い頂きましてありがとうございました。



しかし、本当に市民がやってくれたんです!

元々市民の意味を持ち、「市民に親しまれるように」との願いから付けられた社名持つ
時計メーカー「シチズン」が、
世界で唯一のクォーツ用グランドコンプリケーションキャリバー No.677※を開発してくれました。

日常使い可能なグランドコンプリケーションが生まれたんです。

王様や大富豪でなくても、「グランドコンプリケーションと言われている複雑機能を複数搭載した時計」が持てる時代になったんです。

クォーツですから姿勢差での精度影響はありませんからトュールビヨンは必要がありません。
複数組み込んだグランドコンプリケーションですからウルトラスリムも外れます。

残り4つの複雑機能「ミニッツ・リピーター」「パーペチュアル(永遠)カレンダー」「ムーン・フェイズ」「スプリット・セコンド・クロノグラフ」が全て組み込まれている優れものです。



蓄音機とSPレコードの専門店 銀座シェルマンが自社時計としてシチズンに委託生産したのがスタートとなります。
最初2年間の販売権はシェルマンが保有していたようです。
シェルマンのグランドコンプリケーションは、そのコンセプトが世界的に評価され、スイス・ラショードフォン国際時計博物館に永久展示されるという栄誉を手に入れたそうです。
販売権の独占期間が切れると、製造元のシチズン・天賞堂・アクアキュータムなど数社から発売されました。
現在シチズンは高級ブランド「カンパノラ」の1シリーズとしてグランドコンプリケーションを残しています。
「カンパノラ」は装飾その他にも手を掛けていますから30万円前後の価格を付けていますが、シェルマンや天賞堂の製品は10万円台と庶民でも手の届く値付けがされています。
「カンパノラ」違うシリーズはもっと高額です・・・

もちろん機械時計愛好者からは「クォーツのグランドコンプリケーションなんて」「軽さが安っぽい」「所詮本物のグランドコンプリケーションに手を出せない貧乏人の時計」とか揶揄されていますが、「普段使いが出来るグランドコンプリケーション」のコンセプトが理解できないなんて本当に勿体ないですね!

駆動はクォーツ(電池)ですが、機械式と同じように歯車の組み合わせで動かしているわけですから・・・・


そうは言っても、自己満足の世界なんですけどね!?
傍目から見れば、針が多いごちゃごちゃしたダイヤルの時計としか見えませんから・・・・




さて、選ぶんだったどれにしますかね?

本家のシェルマンですかね?

それとも製造元であるシチズンが拘りを持って販売しているカンパノラ?

シェルマンに対抗して天賞堂の3世代目になるレギュラーモデル?

10気圧防水が付加された同じく天賞堂のスポーツモデル?

それとも
 



どれも、今一なんですよね?

フェースのデザインだったり、コンセプトだったりが・・・




ズキューン!

と来た こちらと比べると・・・



Grand Complication Classic

クラシックでエレガントなデザイン
細部にまでこだわった文字盤
手の込んだ形状のリーフ針
質感によるコントラストと奥行き感
ヨーロッパ伝統のクラシカルなフォルム











いずれは、手に入れたい時計です。












あれ、なんか落ちている!?




なんだろう?





Posted at 2016/07/30 18:12:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2016年07月24日 イイね!

デミオ G-ベクタリング コントロール搭載は9月

デミオ G-ベクタリング コントロール搭載は9月体調を崩して3週間、

金曜日に出社したので11連休は何とか阻止したが、
4ヶ月間で早くも今年度有休の半分を使ってしまった・・・・・





そんな病み上がりですが、誘われて6ヶ月点検に行ってきました。

車の方は本人とは違って至って好調、一般的な点検に加えてオイル交換のみで小一時間、
動き回るとまだまだ咳が出るので、コーヒーでも飲みながら待っていようと思っていました。

尚、走行距離は2,578km、ちょっと少ないですが年にしたら5,000kmですから想定内ですかね?



スマホを弄っていると担当者が近寄って来て、

「暇つぶしにG-ベクタリング コントロールの付いたアクセラに乗ってみませんか?」
「2.2Lもありますが、(デミオと同じ)1.5Lディーゼルの方が比較も出来て良いですよね?」


試乗車は同じレザー仕様の 15XD L Package



レザー仕様のデミオが200万円強、CX-3がプラス80万円でしたから、格上車としては魅力的な価格設定ですね!
メモリー付きの電動シート、エアコンも左右独立設定だし・・・・

ちなみに、ヘッドアップディスプレーの表示がカラー化、走行道路の制限速度も表示されます。
マツコネの設定でオーバーするとアラームを鳴らすことも出来ました。
自分にとっては邪魔で設定はしない機能ですが・・・・
更には、シートヒーターに追加してステアリングヒーターなんて言うものも・・・・




デミオ購入時の試乗ルートより長いルートを走らせて貰いました。


やはり、車格違いを強く感じましたね!

・遮音性が高いのか? デミオで聞こえるディーゼル音がほとんどしない。
・200kg多い車重も全く気にならない力強くスムーズな加速はそのままでしっとりと・・・
・前車C4とほぼ同じサイズの車幅で10cm、全長40cmの差は安定感が違います。

最後の安定感が加味されてしまうので、G-ベクタリング コントロールそのものが実感できたと言い切ることは難しいのですが、スムーズで疲れない運転ができるのは間違いないと思います。





きっと、G-ベクタリング コントロールの付いた車に乗って実感するより、
ずっとG-ベクタリング コントロールが付いていた車に乗っていた人が、付いていない車に乗った時の違和感、乗り難さの方が強く感じると思います。

サポート機能ですから、運転者に意識させることなく機能するのが一番ですから・・・


さて、ここからは情報の御裾分けです!


残念ながら、愛車は1年経たずに旧車になってしまうようです。(悲)

9月、デミオに小改良が加えられるそうですが、G-ベクタリング コントロールの搭載が決定したそうです。格上のCX-3よりも早く、アテンザに続いて3車目になるそうです。




そして、ここからが重要ですかね?
担当者との会話です。

自分: 「G-ベクタリング コントロール」ってプログラム制御ですよね?
     旧車にも適応できそうですよね?
担当: その通りですが、メーカーが対応車はそのプログラムに合わせた足回りにしているので、
     設定の異なる旧車への適用は不可といっています

ここからが、微妙な言い方で続きます。

担当: ので、自分たちからしますとは言えなくて・・・

自分: そうですよね。 (同意協調)
     実際発売されてから、その時点で改めてこちらからご相談させて貰います。
担当: そうして下さい!


微妙ですが、拒否や否定はされてませんよね?
まぁ、受け取り方はそれぞれですが、自分は期待できそうかなと感じました。
ただし、「DE精密過給制御」の対応もディーラーによって異なっていたようなので一律対応は期待しないようにお願いします。



余談ですが、アクセラの気に入り具合を読み取られたのか、(デミオを)下取りに出して買い替えませんかと勧められました。

 (一応、6ヶ月点検に出している最中のオーナーなんですが・・・(笑))

オプションも多く付いていますので破格の価格を出しますよ・・・・
査定してみますか?

雰囲気的に高額下取りと値引きでそんなに追い金を払わなくても済みそうでしたが、
妻の顔が浮かんで今回は止めておきました。(笑)
帰って来てから金額だけでも出して貰えば良かったかなと、ちょっぴり後悔!




Posted at 2016/07/24 12:47:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | デミオ | クルマ

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