風越 龍のブログ一覧

いろは坂のダウンヒルはいつも混みます。
この時期は…。
下ってトイレ。
と思って停まったのですが、あまりに光が変わります。

私が撮影を始めたら…。
10人くらいの人を巻き込み撮影会開始です。



山が紅葉。
そんな雰囲気を楽しむ。




全体が紅葉する場所って…。
地味に少ないですよね。
走りすぎるだけではもったいない。。。
いろは坂を下った辺りは…。




大地を照らす太陽は…。
山の端に隠れそう。
その一瞬を…。




沈むか、と思う刹那。
山は太陽に照らされ、輝く…。




隠れる事を嫌がるかのように。
太陽が沈む前の輝きを…。




太陽の心に応えたかのように…。
雲も輝く。

サウンドオブミュージックの1シーンか…。
と思う刹那の輝き。




これだけの色を見せる子たちが居るのに…。
通り過ぎるだけではもったいない…。

綺麗な景色は自分の心で感じ取るものなのだ。
人がなんと言おうが、自分にとって綺麗なものは綺麗。
見られて良かった。
そう思えれば、今日はもう、大成功の日。




今日の最後の輝き…。
今日が終わること。
それは寿命が一日短くなったこと。
でも、満足して今日を終えられたのであれば…。
それは成功。
たとえ、ささやかな日であったとしても…。

神社内の建物と紅葉と…。




神社の力を借りて…。
紅葉を全力で愛でる。




狛犬さん。
この子だけ、私に訴えかける力が半端ない…。
気になったので撮ってみる。




境内にて。




鳥居と紅葉と…。
この國が一番輝く季節の一つですね。




ご神木の一位の木。
見た瞬間、頬を伝う涙…。
理由は分からない。

けど…。
多分…。
私に憑いた誰か。
その誰かが二荒山神社に私を導いたのだろう…。
ご神木を見る為に。
此処に連れてきて欲しい、という願いの為に…。




神社の門。
格子が美しい…。




雨は降り続ける…。
その雨は気に留めず…。
気になる何か、に吸い寄せられる。




雨が降り…。
水の流れる音だけが、途切れる事無く静かに続く。




何度も来ているけど…。
でも、今年の紅葉は今しか見られない。
刹那の色と思うと、それだけで特別な輝きを帯びる…。




社務所の軒下に雨を凌ぐために…。
ふと見れば、輝く子たちが居た。
今、この瞬間を切り取るしかない。
それがカメラというモノに憑りつかれた人の定め。




手水舎を見れば…。
こんなに素敵な子が、水を留める事無く流し続ける。
君が素敵すぎて、私はメロメロです。




手水の留まる事を知らない水たち。
誰が教えたわけでもなく…。
水の粒が踊り続けます。




先ほどまで、結構な雨。
急に太陽が顔を出します。




輝く紅葉たち。
沖には観光船が…。




光が踊り…。
賑やかな空気が満ち溢れます。

知らない人も…。
私の世界の住人になってもらいます。
今、という刹那の住人に…。

霧降高原へ。
先週末位が丁度、ニッコウキスゲのピークでした。
登り始めは快晴、暑いくらいでした・・・・・。
でも、青空が気持ち良い！。




ふと、見れば・・・・。
雲の上でした。




ニッコウキスゲの花で羽根を休める蜻蛉。


　　　　　　　　　　

かつてスキー場だったため、ここにはリフトがありましたが・・・・・。
夏だけの利用では採算が取れなかったのでしょう。
今は階段になりました。




一面に広がる花畑。




ふと振り返ると・・・・。
下からガスが上がってきました。




綿のように薄く伸びる雲。
まだ夏本番前ですが秋空のような雲に、山の上は早くも秋の気配。
季節の移ろいは驚くほど早く、ひと時も淀む事無く流れ続ける水のようです。

何事も諸行無常・・・・・。
だからこそ、タイムマシンなどに人は憧れるのだと思います。
ソレはもちろん、私も同じです。




鬼籍に入った私の大切な人たちに・・・。
この景色を見ながら酒でも飲んで欲しい・・・・・。
穏やかな、この景色を見ながら。

もちろん、軽いとはいえ山歩き。
酒飲みながら、は不謹慎なのですが。





とりあえずの頂上へ。
雲の上に出る事なんてあまり無いですから、それだけでも結構気持ちよい。
まして青空ですから、汗だくになっても来た甲斐があるってものです。




登りきった頃からガスがどんどん濃くなって行きます。
先ほどまでの青空が隠されてゆく・・・・・・。
が、涼しくなったので登りにコレで登ったら晴れ、が理想だったのですが実際にそんなに上手くは行きません。
まだ、それなりの視界があり、ニッコウキスゲも楽しめるのですが・・・。




明るいですが周囲はガスに包まれてしまいました。




ガスは薄くなったり濃くなったり・・・・。
ほんの数秒で景色がころころと転がる玉のように変わっていきます。




淡いガスに包まれ、深窓の令嬢といった佇まいのニッコウキスゲたち。




沢山の人が居るのですが・・・・。
ガスのお陰で山奥の人気の無い場所のようです。




蝶が羽根を休めていました。




綺麗な形で咲いていたニッコウキスゲ。
まるで笑顔で迎えてくれているかのような・・・・、そんな気がしました。

雲竜に比べると小さいんだけど・・・・。
滝の前に集いし者たちと庵滝。。




凍てつく寒さにも、留まる事を知らずに流れ続ける。
水とはそういうものなのだと、ここでは強く思い知らされる。




刹那故の輝きを放つ神殿。




Ice　Blueに染まる氷壁。




規模は小さいけれど・・・・。
人が居なくなるまで待ってから。
静けさを感じる一枚に。




海のようなBlueni染まる氷柱。




日が陰り・・・・。
スポットライトが当たるかのような姿に。




厳しい寒さを耐えてこそ見られる景色。
コレを見られる。
だから歩く事すら苦にならない。





幾重にも伸びる神殿の氷壁。




写真では分からないのですが氷壁の裏には滝が凍らずに流れています。




雪原の影。




人の目には見えたのです・・・。
七色に輝く雪面が・・・・。




天候が悪化。
貴婦人を見ながらラッシュに戻る脚を早めます。




淡く伸びる影。




水墨画のような色。
晴天では無いからこその色もまた、自然相手でからこそ。
あらゆる状況を楽しむ事もまた山歩きの楽しみの一つです。

輝ける雪面。
ふわり優しく、柔らかい光。



雪原に伸びる影。




凍てつく川。




川の雫が成長した庇。




淡く伸びる影。




雪の小田代が原。
凛として佇む貴婦人。




雪原のゼブラ。




荒地の切り込み隊長。白樺。
彼らが居るからこそ森は成長出来る第一歩を踏み出せる。




吹き付けた雪が成長したベイクド・アラスカ（フランベなし・笑）。