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風越 龍のブログ一覧

2013年06月20日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の8 -終章-


先の椅子。
ここに佇み流れた月日。
恐ろしくなるほどの時間ではないだろうか・・・・。







植物に飲み込まれつつあるアパート。
倒れそうな木製の電柱。
華やかなりし頃はもう一万を数えてもなお足りぬほどの過去。







下駄やら長靴やらスリッパやら・・・・。
意図があって置いていかれたのか、それとも限られた荷物しか持っていけないからか・・・。







今でも4人くらいならば其れなりに暮らせる広さ。
当時としては破格の広さであると思われる。







緑のベランダ。
住人が居たらこうはならない。
ただ住人が居ない故、この緑のベランダになった。
美とは偶然の産物なのかもしれない。








桐3号ダイナマイト。
一般的な産業用ダイナマイト。
鉱山御用達の一品です。







倒れた襖。
人為的か自然にかは分からないけど・・・・。







天井は崩れ、畳は腐り・・・・・。
廃らしい一室。

本来ならば見向きもされないものだけど・・・・。
何故か心休まる空間。
心が穏やかになる。
廃は不思議です。







涼と初夏。
切り抜き文字の団扇。

コレを使った人はどうして置いていったのだろうか・・・・。
とてもセンスが良いものだと思うから。







昔は庇があったと思うのだが・・・・・。
今は何もない。
年月が破壊したのだろうか。







多分、このトタンが屋根になっていたのではないだろうか。







倒れた扉。
風雨によって傷んだのだろうか。
それとも人によって・・・・。
羽幌の炭鉱事務所を思い出します。







土砂や瓦礫の斜面。
此処を降りて登って・・・・。
結構危ないです。







すりガラスを通して射し込む光。

今ではあまり見かけなくなったすりガラス。
柔らかな光が堪らない・・・・。







ハタキらしきものが落ちていた・・・。
最後の掃除に使ったものか。







開け放たれた窓。
周囲のコンクリの凹みが美しい・・・・・。

此処で生活していた頃、重要な設備のひとつだと思う。
ここは風通しが半端なく良い。
夏は涼しく、冬は寒かった・・・筈だ。







ベランダの扉の窓から射し込む光。
すりガラス越しに入る光。
壁の表面の凸凹。
光の回り方が芸術品級だ・・・・。

ため息が出てしまう。
美しすぎる室内に・・・・。






結構キツイというのが伝わるだろうか。
踏み抜くと怪我の可能性もある道です。






初の峰之沢鉱山住宅。
入るのに苦労したし、鉈を無くしたし・・・・。
でもとても貴重な昭和を感じる事が出来ました。
やはり行ってよかった。

また機会があれば行ってみたい。
今度は坑口などの情報も収集して生きたいと思う。
Posted at 2013/06/20 22:13:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記
2013年06月18日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の7


蛇口。
でもハンドル部分は・・・。
遠い過去に田舎の身内の家で見た形・・・・。
それを今になってこの地で見る事になるとは。







狭い階段。
でもここの規模、住人の数を考えると適切なのかもしれない。
共同住宅は以外に合理的に造るから・・・・。







大鵬の名前が・・・・。
私でも知っている、有名な横綱ですよ!。
新聞の日付を見てびっくり・・・・。







ヤシカ、懐かしいカメラブランドです。
その名前を過去の新聞で見るとはね・・・・。







植物に侵食されたベランダ。
コレより先に進むのは少しばかり辛そうだ・・・・。







最上階なのに屋上にいけない・・・・。
逃亡中だったら行き止まりは=死だろうけど・・・・。
そういう状況でもないので、行き止まりというもの決して悪いものじゃない。







土砂というか瓦礫というか・・・・。
非常に荒れています。
住人が居る時だったら・・・・・。
かなりの災害として扱われたでしょうね。







畳みも無く、床板も腐り・・・。
廃らしい部屋といえば其のとおりなのだが・・・・。
綺麗な部屋が多かったのでちょと驚きの部屋。
風雨に浸食されたのでしょうか。










とても穏やかな空気のベランダ。
ああ・・・、羽幌の築別アパートを思い出します。
また行きたい。







腐食した窓枠。
其の流れた時の長さを感じる窓枠。







ベランダの柵が金網って・・・・・。
初めて見た形式です。







苔むした碍子。







蔓などが蔓延る。
人の手が入っていないのにこの程度で済んでいる。
奇跡的な事なのではないかと思う。







窓から流れ込んだ土砂。
人為的じゃないにしてもこういう廃虚は珍しい。







階段を降り切るとコレ。
なので全室は回れなかった。
鍵が掛かった部屋もあったし。
そういう点ではちょと残念でもあった。
鍵開けのスキルが欲しい・・・。







窓ガラスが綺麗に残る一室。
そこに残された椅子。

此処でモデル撮影をしたのだろうか。
それとも監禁(?)。
ドキドキするような椅子です。
実際はどんな物語があったのだろう・・・・・。

絵画から抜け出したような、一枚の完成された空間のようです。
Posted at 2013/06/18 23:46:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記
2013年06月11日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の6


崩壊を始めた室内。
人の手を離れ40数年・・・・。
時が蝕むダメージは大きい。







確実に植物たちに飲み込まれつつある住宅。







開け放たれたままの扉。







眼下に広がる茶畑。
人の目がある廃虚。
なので最大限目立たぬよう、騒がぬよう。
そして怪我をせぬよう・・・。







最上段の部分。
此処もまた植物たちの静かな侵食に晒されている。







木材が積み重ねられた場所。
腐り始めているものもあり、乗ると折れたり凹んだり・・・。
もの凄く危ない。
遠足気分で行くと間違いなく怪我をする。







窓から土砂が流れ込む・・・・・。
次回訪れた時にはまた景色が変わる。
ここもまた生きている。
成長している。







スリガラスから射し込む光。
柔らかい・・・。
そして優しい・・・。
ここが廃ということを忘れ、見入ってしまう。








備え付けの箪笥。
当時のままの姿を残している。
其の事に驚く。
そして同時に感激する。

12000日以上の月日。
それを経てもなお形あること。
其の事に。







明るく気持ちのよい一室。
綺麗な白壁。
廃だけど廃らしくない。







子供の落書き。
40数年を経てもなお残る・・・・。
当時の生々しい遺留品(品と呼んでよいものか・・・?)。







ベランダに通じる扉。
仄かに照らされる床。
限りなく静かな一瞬。
でも暫くすると巨大な音に驚く・・・・・。







対岸の斜面といい、急峻な地形である事が分かると思う。
平地が少ない山間で40年以上も前によくぞ建てたものです。







基本的な構造は同じ。
でも階段状になっていて屋上が何段にもなっており面白い造りです。







段差がある住宅。
初めてみる形式。
単調な変化のない建物だけど、でも当時最新鋭の暮らしを見ておもうこと。
バブルだなぁ・・・・。
でも先が明るい事、平成を生きる私にとっては羨ましい限りです。







囲炉裏なんだろうね。
でも周囲に熱が・・・・。
どうやって使っていたのか。
使い方を知りたいです。
Posted at 2013/06/11 23:41:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記
2013年06月04日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の5


入り口の階段。
奥に行くだけ草が深くなってゆく・・・・。







白壁が綺麗な一室なのだが・・・・・。
見た瞬間に、一瞬理解不能・・・・・。







丸太やら木の残骸やら・・・・。
豪快に・・・ではないけれど室内に流れ込んでいた。
何ゆえに・・・。
謎は深まる。







台所に残された一升瓶。
別れの宴の跡か・・・・・。







ちょと憂鬱な感じで・・・・。
そんな気がしたので一枚。







でも白壁が綺麗過ぎる・・・・。
涙が出そうなほど綺麗・・・・。

同じ場所でもこれほど表情が変わる。
だから写真は表裏一体のものを撮ると面白い。

廃となり40年以上。
畳がしっかり残っている事に驚き。
そしてここまで綺麗に残っている事に畏敬の念を抱いた。
よく頑張った・・・・・。
お疲れ様でした。







電力メーター。
もちろん、最後の日から時を止めたまま・・・・。







周りの草さえなければ現役といっても良い位のコンディション。
松尾よりも降雪と凍結が少ないためか、傷みは少ない。







窓から、そして圧力をかけて入り込んだような土砂。
コレが現役の時だったら・・・・。
恐ろしい。








ベランダへの扉からも・・・・・。







フルーツ寒天。
子供にとってはご馳走だよね。

缶は錆が浮き、過ぎ去った時の長さが伺えます。







台所。
闇の侵食が美しい空間。

そして壁にヒビが。
外からの圧力に負けているようだ。
と、云う事はここもいずれ崩れてしまうのか・・・・。







この家は玄関に靴が放置されていた・・・・。
何だか夜逃げしたみたいだね。

でも置いていかれるとは・・・・。
ボロいから置いていかれたのか。
それとも誰かが履いてくれる事をねがって置いていかれたのか。
遺留品一つで脳内時間旅行が出来る。
だから遺留品が好き。
でも置いていかれた哀しさを感じる事があるから嫌い。

理屈じゃなくて何かを感じられるのならばそれでいいと思う。







子供用のラケット。
コレで遊んでいた子供は少なくとも50歳くらいの方。
近所の子供と遊んでいたのでしょうね。







この家の台所は遺留品が多いね・・・・。
ニッカのウヰスキーの瓶、やかんやボール。
水割りの水を入れる器だろうか・・・・。
慌てて出て行ったかのように見えるのだが・・・・。







体育館履き入れのようだが・・・・・。
傍に落ちている靴は体育館履きだろうか・・・・・。







崩壊した土砂によって壊された窓。
内側に倒れ力尽きていた。







とても綺麗な細工です。
網戸の代わりでしょうか。







ネズミ捕りが・・・。
居たんですね、ネズミ。

私が通っていた学校の地下の部室の梁の上を走り回っていたアイツら。
それまでドブネズミ以外、見たことgあありませんでした。







まだまだしっかりした階段。
やはり暖地は傷みが少ないように見える。







すり硝子が残る扉。
その部屋に侵入した土砂。
ミスマッチ過ぎて、コレもまた廃だということを認識する。







荒らされた度合いも少なく・・・・。
綺麗過ぎる部屋は勝手に他人が住んでいる家に入っている気分だ・・・・・。







またまた屋上へ。
先の屋上よりも1段下の屋上。
見晴らしはとにかく最高です。







斜面に無理やり建てていることが分かります。
だいぶ下の方に降りてきました。
Posted at 2013/06/04 23:06:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記
2013年06月02日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の4

先日UPしたものが卑猥という事で削除されてしまった。
要はエ○本の残骸を載せたのが事務局は気に入らなかったらしい。
問答無用で削除された。
人生初の削除です。
面倒臭いね、このみんカラって。
んなこと書いてると、また削除されかねないね。
不適切って。








屋上から扉を抜けて・・・・。
最上階は1戸しかない。
贅沢だね、最上階の住人は。
寒いけど冬の夜空は綺麗だったと思う。

割れているけど硝子のボールが裸電球の光を柔らかく広げていた踊り場。
今はもう、当時を思い偲ぶ事しか出来ないけれど・・・・・。







転落帽子の柵。
思いのほか細いパイプで構成されていた。







女の子の服装カタログ。
この家には小さな女の子が居たんだね・・・。
親心を感じます。







私はコレで削除されました。
禁煙パイポのCMじゃないけど・・・・・。

マテリアルが不適切って事でモザイクかけてやった。
これで不適切ってのならば何が適切なのだろう。
ガイドラインも不透明でさ・・・・。

エ○本が落ちてた。
ここまでの数量を集めるのは大変だっただろうに・・・。
それとここの高度。
自転車で駆け上がるには厳しい。
いろは坂を登るといってもよい位の場所です。
原チャ乗ってる小僧どもだと思うのですが・・・。
真相はいかに。







廃虚にエ○本。
グラビア雑誌かサンスポ辺りが落ちてたのは見かけた事がある。
此処まで大量にあるのは見たことがない。







ヲレのコレクション。
どうよ?。
そんな勢いで散りばめられたエ○本。
コレだけのコレクションを集めるのは大変だっただろう・・・・。
でもその思いを他に見出せたとしたら・・・・。
もしかしたら偉業を成し遂げる・・・・のは難しいか。
でも其れなりに一端の男としてやっていけたと思う。







納戸らしい。
下水管むき出しなんだけど・・・・。
だから使い勝手はイマイチだったと思うのだが。








箪笥の抽斗の下にもエ○本が・・・・。
ここは小僧どものコレクション鑑賞のための一室だったらしい。






12号室。
PCでも有りそうなフォントです。
手書きかな・・・・。







踊り場の先は森。
当時はこんな景色ではなかった。
それは間違いないよ。







狭い階段。
でもここの住宅はコレでいい、と判断されたってこと。
まあそんなに往来も激しくなかっただろうし・・・。







やはり傷みは出ている。
人の手を離れて40余年。
仕方ないのだか・・・・。







小さなトンネルの先は地べた。
最盛期、1000人未満だけどそれないの規模の鉱山。
活気があった昭和。
それを思うと羨ましい。
活気のない時代。
活気のない弊社。
何でもいい。
活気と、ぶっ殺すぞこの野郎って位の忙しさと勢いで仕事をしたい。
昭和に憧れる・・・・。







流し場。
泥付き野菜を洗ったり、バケツを洗ったり・・・。
生活感漂う場所だったと思う。







土台もまた傾斜してる。
それはそうだよね・・・・。
激しい斜面に立てられた社宅なのだから。







此処だけみたら現役って云っても不思議じゃない。
硝子はあるし・・・・。

人の手を離れ幾星霜。
放置されてもなお形ある社宅。
廃を見て回ること。
それは自分を鼓舞するためなんだと思う。
Posted at 2013/06/02 20:48:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記

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「櫻ノ雨Ⅱ http://cvw.jp/b/331167/47652420/
何シテル?   04/13 19:20
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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