YASU@黒七のブログ一覧

日本ではマイナーなトライアンフ・ヘラルドですが、イギリス本国ではスタンダード8と10の後継車としてポピュラーな大衆車として人気がありました。

今回はイギリスの有名人がヘラルドを愛車（？）にしてたお話です。


まずは、ジョン・レノン
言わずと知れた、ザ・ビートルズのメンバーの一人ですね♪
ヘラルドが販売されていた６０年代、ビートルズは全米ヒットチャート上位を独占して巨万の富を得て、数々の名車を愛車にしていたそうです。
ジョンは１９６５年に免許を取得したそうですが、初めて運転した車はロールス・ロイスでもフェラーリでもポルシェでもなくこの写真のヘラルドだったそうです♪
免許取りたてで、いきなりロールスやフェラーリはハードルが高いと感じたのか大衆車であるヘラルドを選んだみたいです|・A・)
大衆車でありながら、ミケロッティの手がけた小粋なスタイリングにジョンも惹かれたのでしょうかね～(^ー^* )
ジョンが乗っていたのはコンバーチブルですね(＾▽＾)
コンバーチブルはサルーンに次いで二番目に生産台数が多いグレードでした。


お次はこちら(　´,_ゝ｀)
キャプテン・スローことジェームズ・メイwｗｗoh!cock!!
愛車とはちょっと違うんですがこれもある意味有名ですねｗｗｗ

イギリスの自動車バカバラエティー番組「Top Gear」のおバカ企画で登場していました('∀`)
ヘラルドが出ていたのはシリーズ8エピソード3、およびシリーズ10エピソード2の
2回に渡る水陸両用車チャレンジで、ジェームズ・メイがヨットに魔改造していますｗｗｗ
しかもシリーズ10エピソード2ではこれで本当にドーバー海峡を渡ろうとしたらしいですｗｗｗ
ドーバー海峡縦断の気になる結末は・・・・・お察しくださいｗｗｗ

あ、こちらもコンバーチブルですね♪
ちなみに、ヘラルドのクーペはバンに次いで生産台数が少なかったレアグレードです(^◇^;)
もちろん、ウチのヘラルドにはこんなことはしません（爆）

さて、最近は地獄の６連勤ロード中のＹＡＳＵ＠黒七です(_ _;)
それは置いといて、今回はヘラルドのオリジナルで無いところの話。
実は、エンジンがオリジナルと大きく違うところになります。

ボンネットは、このようにガバッ！！と開きますｗｗｗ

パッと見はノーマルと言っても納得できるレベルですがｗｗｗ

実は、このヘラルドのエンジン、トライアンフの代表するライトウエイトスポーツであるスピットファイアのエンジンに乗せ替えています（驚）
オリジナルは１２００ccでまったくパワーが無いんですが、これは１５００ccとなっていて意外とパワーあります(￣ロ￣ )
オリジナル３８馬力→スピットファイア用７８馬力となっていますんで、街乗りでもまったく問題無しに走れます♪
前オーナーがいかに愛情掛けて乗っていたのがヒシヒシと伝わりますね♪

キャブはＳＵツイン。
トライアンフ・スピットファイアのベースとなったのがヘラルドですんで、基本的にエンジンは簡単に乗せ替えできるとか。
ブレーキもフロントがディスクブレーキに替えられています。
基本的に、ウチのヘラルドはイジらず「維持」優先ですね～(^ー^* )

さて、今回はトライアンフ・ヘラルドの内装はどんな感じか？

こんな感じです♪
シンプルな中にも洒落た色使いの内装をしています(^ー^* )
緑系のボディーカラーに赤の内装、国産車じゃお目に掛かれない色使いが(・∀・)ｲｲ！！です♪
シートはノンリクライニング、ヘッドレスト無しなんですが今どきの国産車の純正シートよりはるかに座り心地が良いです！！（真面目な話です）長時間乗ってても疲れないのには正直驚きました(^^;
このあたりが、椅子の文化の違いを感じますね～(^^;
１９６２年式の車なんで、当然シートベルト無しです(^^;
車検証見せたらシートベルト違反切符取られないステキ仕様ですｗｗｗ
でも、未だにヒヤヒヤしながら運転してます(^^;

インパネは正真正銘リアルウッドです(￣ー￣ )
初代ミニもインパネはウッドでしたね♪
この個体はＣＤデッキが付いてる以外はほぼオリジナルです。
ＣＤは聴けますがエアコンはありません（爆）当たり前ですが(^^;

メーターはイェーガー製
マイル・キロ両表示のタイプです。
しかし、水温計が付いていないのがちょっと不安です(^◇^;)
正直、水温計だけは追加したいです(^^;
次回は、エンジン周りを紹介します。

さて、愛車紹介に載せておきながらほとんど語られなかった（爆）トライアンフ・ヘラルドについてのお話。

トライアンフ・ヘラルドは、イギリスのトライアンフが1959年から1971年まで生産していた小型乗用車である。

スタンダード8と10の後継車として登場ヘラルドはX型のセパレートフレームにミケロッティデザインのボディーを載せ、2ドアサルーン、コンバーチブル、クーペ、バンそしてステーションワゴンと豊富なボディーバリエーションを誇った。 エンジンは全て直列4気筒のOHVで排気量が948cc、1147cc(Herald 1200)、1296cc(13/60)の3種で組み合わせるギアボックスはフロアシフトの4段マニュアルのみであった。後継モデルは1965年登場の1300および1970年登場のトレドである。

1950年代後半Morris Minor、Ford PopularそしてAustin A35などのライバルがひしめく中で、Standard-Triumphのサルーンレンジは、見た目は地味だが、刷新的であった小型4気筒803ccと948ccエンジンを搭載するスタンダード8と10がトライアンフの2シーターの小型スポーツカーと並行して大きな成功を収めていた。 そしてこの時期に次なるモデルとして登場したのがヘラルドであった。（wikiより）


さて、ウチのもとにやってきたヘラルドは

１９６２（昭和３７年）トライアンフ・ヘラルドクーペ
色はダブル抹茶ソフト色ｗｗｗグリーンとホワイトのデュオトーン。

デザイナーは名デザイナーの一人であるイタリアのジョバンニ・ミケロッティです。
国産車では、日野コンテッサやプリンス・スカイラインスポーツを手がけたことで有名ですね。
この車のデザイン、１日で書き上げたというやっつけ仕事（コラ）逸話が残っていますｗｗｗ

リアビューは当時流行りのテールフィンとなっています♪

そして、実現したありえないツーショットｗ
日野コンテッサとヘラルド
イタリア人デザイナー、ジョバンニ・ミケロッティが手がけた日英のツーショットです♪

内装やエンジン関連は次回に♪