MS-BK3P) AutoExeフロントグリル取付（1/2）

去年の夏に買っておいて、そのまま放置してたAutoExeのフロントグリルをやっとこさ取付です（汗

というわけで、このフロントマスクも見納め。

商品についてくる説明書では「メーカーの整備解説書が参照する」のが前提の部分が大半なので、わからなければ取付も依頼してしまった方が無難です。
フィッティング（合い）もFRP製品ゆえ、個体差が大きいので現車合わせで成形してから塗装するほうが仕上がりがきれいです。
なんて書いておきながら自分は整形なしでやってしまいましたが。

推測ではありますが、塗装と取付を依頼した場合は（余裕をもって）2週間程度かかると思っておいたほうがいいと思います。

では作業開始。

まずは、グリル裏についているエアガイドを取り外します。
片側4箇所のスクリュークリップを外したら、上に引き上げるだけで簡単に外せます。
これでグリル裏にアクセスできるようになるので、インナーグリル（サポートグリル）を外します。

時間軸が前後する写真ですが、インナーグリルはマツダマークの裏にある樹脂の骨格です。
赤い丸印の箇所でスクリュービス
紫の矢印の箇所でシールドリベット
緑の四角の箇所でクリップとビス
でそれぞれ留められていまが、これらを全て外さないと切り離すことができません。

作業しづらいのは表から見えない赤丸のスクリュービスです。作業スペースが狭いので、ショートドライバーかクランクドライバーが必須です。

エンジン側から見るとこんな感じです。

マツダエンブレムの裏はそのままで作業できますが、グリル下側と両脇の計6本は緑の四角部分にあるバンパー、インナーグリルを留めてるビスとクリップを外して手前側に軽く引っ張って作業スペースを広げる必要があります。
やりすぎるとバンパーがヒビ割れたりしますので、要注意。
紫の矢印部分にあるクリップは中心部を押すと外せる種類のものですので、フランジ部分をこじって無理矢理外さないようにしましょう。

締結部分をすべて外したら、車両後方側へ引張ってバンパーから引き離し、上方へ引き抜いて取り出します。

ここから面倒な作業に入ります。
MS-BKアクセラはグリル一体バンパーなので、標準車のようにトレードインできないのでグリルを切断しなくてはいけません。
カッターだけで切るのは大変そうなので、小さい鋸か糸鋸でざっくりと切ったあとにカッターで整える方向でトライしました。

ディスクグラインダーだと曲線が切りにくいのと、高熱が発生してバンパーが溶けてしまうので却下。
ホットワイヤーは手持ちのものでは能力不足。
という理由もありました。

ざっくり切ってこんな感じ。
ちなみに使っているのは100円ショップの園芸用のこぎりです。
最近のクルマは軽量化のためにバンパーも昔と比べて薄くなっているので切るのも簡単です。

グリルの取扱説明書にあるイラストを参考にカッターで形状を整えます。
が、そこまで精密に形を整える必要はありません。グリルに極端に干渉する部分がなければそれでいいのです。



→続く