
混乱していた業務が一息ついたので、ようやくのアップです。
ツール・ド・しものせき 2010 後記
今のバイクに乗り始めて2年半。今大会は3年連続参加。
バイクを色々リニューアルし、散々気合いを入れてましたが
当日はあいにくの雨。それも酷い風雨。。。
だけど、なんとかゴールにまでこぎつけました!!
応援して下さった皆さん、ありがとうございます(´;ω;`)
~以下長文ですので読むのはメンドイと思います(^ω^;)
当記事末に、フォトギャラへのリンクがありますので、そちらだけでも是非!~
スタート前
未明の5:00に、スタート&ゴール会場の「下関球場」に到着。
車検と出走チェックが30分前倒しされ、5:30から始めるとのアナウンスが流れている。
それに加えて、大粒の雨と脈打つような風が、不安と緊張を煽る・・・。
車検は問題なくパス。自筆のサインにより出走チェックを済ませると、早速スタートラインに向かう。
スタートのポジション取りは早いモノ勝ちで、あまり後方につけるとペースを上げる事ができない。
一番早いグループ(GR1)に紛れ込もうと行ってみると、まだ10台程度しか並んでいない(・∀・;)
大人気なのはGR2(AVE.24km/h以下かな)。誰もGR1に並べようとしないので、しばし様子見w
結局、よく分からない位置につけてしまった。(おおよそ20列目100番手前後?)

その後、スタートまで球場内をウロウロしながら体をを温める。とにかく寒い。
カッパやウインドブレーカーを用意しようとも考えたけど、ショップのアドバイスで全身にワセリンを
塗りたくってみた。カッパを着てもずぶ濡れは免れない。その上、風に引き摺られるよりはいい。
スタートも15分繰り上げられ、「大会の途中打ち切りも有りえます」とのアナウンス。
コースも、130kmから110km(サイコンデータ)に、ルート変更された。
AS2(エイドステーション=補給所)に規定タイムが設定されており、それをクリアできなかった
人が走る「ショートカットコース」がある。荒天に配慮し、参加者全員がそこを走る事になった。
なんだか直前までゴタゴタしたまま、7時45分に1列目がスタート!!
※定員は750名だったけど、約300名の方が出走をキャンセル(AS2のスタッフの話で知る)。
嵐の中でイベントを楽しむ♪
走り出してしまえば、寒さは全く感じなかった。カッパも着ずにずぶ濡れだったせいか、AS1で
スタッフさんに「寒いでしょう!!」と言われたけど、返事に少し困ったくらい(汗
スタート後のポジションは、やっぱり少し後ろ過ぎた(ペースが遅い)感があったので、機会が
あるごとにアタック!(レースじゃないw)。
110kmという距離も、トレーニングレベルなので、遠慮無く、前へ前へと上がって行った。

※走行に支障の無い方法で、カメラを操作しています<(_ _)>
大変だったのは、後続を気にしながら深い水たまりを避ける事、前車の跳ね上げなのか雨のせい
なのか、視界が悪かった事。それくらい。(のはずだった(^ω^;))
AS2(約47km地点)に到着すると、入れ違いで先頭集団が出て行った事を耳にする。
トップはもっと前を逃げているはずだけど、そこそこのポジションに居る事を知り妙にワクワクするw
補給食を手早く摂って、足早にAS2を後にする。
AS2~AS3は、初めて走るショートカットコース。ちょっと新鮮で、ちょっと貴重な体験だった(^ω^)
応援とおもてなし
激しい雨は、出走者やスタッフだけの災難ではなく、沿道で応援して下さる下関市民の皆さんに
とっても災難だったと思う。
それでも、お子さんからお年寄りまで、あのような雨の中に立って声援を贈っていただき、
とても励まされ、最後まで力が途切れる事は無かった。
「しものせき」は、いつもそう。感謝!感謝!感謝!
各ASでは、補給食としてバナナやドリンクの他に、地元の特産品が振る舞われるのだけど、
皆が口を揃えて美味いというのが、AS3の”豚角煮まん”!
今回は300名も出走キャンセルしているので、スタッフが「食べ放題だよ~!」とおもてなし(笑
温かいソバ一杯と、豚角煮まん2つを頂いた♪

落車!!
落車と、いうより単純な転倒に近い。。。
90km(-20km)地点過ぎで旧豊田町に入り、久々の信号待ちをし、左側車道から反対車線の
歩道へと移る。コース設定上、やむを得ない区間。
僕よりも前に信号待ちをしていた人が居たので、マナー的にその人に続く形で横断歩道へ。
ところがその方、ビンディングペダルにクリート(スキー靴と同じようなシステム)が上手くハマらず、
ヨロヨロと低速走行。しかも、不可解な事に右足がハマっていない。
(走り出す前に右を先に固定する、もしくは路上では右は外さないのが作法(苦笑))
そうこうしている間に二人が並んでしまい、横断歩道を渡りきる辺りで、ようやく彼はのクリートが
ハマったようで、僕の目前を右から左へ横切り歩道へ上がる。
進路を乱された僕はワンテンポ遅れて歩道へ。。。少しふくらんだ。
そこに待っていたのは、樹脂製の点字ブロック。それは、氷の上にタイヤが乗ったような感覚だった。
「やったな・・・」と思った瞬間、気付いたら体の左側と側頭部を地面に打ちつけていた。
損害は!?体よりもまずバイクwww
詳細はフォトギャラにアップしたとおりで大した事はなく、買ったばかりのホイールも無事。
それが分かると、精神的な痛みが・・・(苦
落車なんてしなくてもいい所で、落車してしまった。。。
雨の日は走らないので、樹脂製の点字ブロックがそんなに滑るものだとは知らなかった。情けない。
前を譲ってあげた彼。落車に気付いているはずなのに行ってしまった。相互扶助の精神は・・・?
彼に愚痴っても仕方がない。最終的には自分のミス。それが一番痛い。。。
こんな大会でなければ、絶対に雨の日は走らない。ロードバイクには、それが最善だと思った。
↓壊れて無くなった”ケイデンスセンサー”と、帰宅してから無い事に気付いた”尾灯”(;´Д`)

ゴールに向けて
落車して、ちょっと残念な思いをして、、、人気の無い所で「くそーーー!!」って思いっきり叫んだ。
それでもスッキリせず、ミスコースまでした。(他車が横に100mほど離れて、平行に走っていた。)
ゴールが近いせいか、急に家族の事が頭に浮かんで、感傷に浸ったりもした。
そんな感じで、グダグダになりかけていた時に、突然競り合っている2台に抜かれてしまった。
大袈裟かもしれないけど、消えかかってた炎に、再び油が注がれたような感じがした!
今思えば、彼らが通りがからなければ、あのままグダグダに走り切って、ゴールで待ってる
家族にも、満身の笑顔で応える事は出来なかったと思う。
一旦は彼らと50mほど差がついてしまったけど、いつもより一枚も二枚も上のギアで回して、
ほどなく2台のドラフトに入る事ができた。(スリップストリームと同義)
その日一番激しい雨の中、サイコンは40km/hあたりを前後していた。
あまりに僕がしつこかったせいか、疲れてしまったのか、一人は僕の後ろに回ってしまったけど、
先頭のトレック乗りの方は、ひたすら先頭を牽きつづけた。すげーカッコよかった!!
そんな感じですっかり気分を持ち直し(単純w)、107km(-20km)地点の、AS4に到着∠( ゚д゚)/
※走行に支障の無い方法で、カメラを操作しています。街中なので速度も落ちています<(_ _)>
雨が酷かったので、大して休む事もなくAS4を出発。
そこからは15kmかけて、高低差約130mの峠に向け緩い坂を淡々と登り(最後の最後は激坂)、
一気にゴールの下関球場へと下る。。。
(下る前にカミさんに電話したら、あちらがゴールに到着してなかったので、しばし時間調整(爆))
「ツール・ド・しものせき」 3度目のゴール!!
ゴール前の直線に入ると、家族を探すのは容易だった(^ω^ )
娘が、ぴょんぴょんと跳ねて喜んでいたので、それにすぐ気がついた(笑
近づいてみると、娘も息子も「おとーさーん!!」って叫んでいて、これには照れた(*´σー`)
やっぱりゴールっていい!!家族っていい!!
記念品を頂いて、駐車場に向けバイクを押していると、娘がフレームを掴んで一緒に押してくれた。
「あやちゃんも こんなじてんしゃにのりたい」って言いながら(笑
いつか、みんなでゴールできたらいいなって思う・・・♪
ツール・ド・しものせき 2010 マイリザルト
走行距離 : 109.93km
平均速度 : 27.23km/h
平均ケイデンス : (センサー破損)
実走行時間 : 4時間02分09秒
コース滞在時間 : 4時間21分24秒
巡航速度 : 30~40km/h(目視)
最高速度 : 51.02km/h(サイコン値)
フォトギャラ
ツール・ド・しものせき 2010(スタート編)
ツール・ド・しものせき2010(荒天激走編)
ツール・ド・しものせき2010(ゴール編)
ツール・ド・しものせき2010(記録/整備編)
ツール・ド・しものせき2010(海響館編(笑))
オールスポーツコミュニティー(スポーツ写真サイト)
http://allsports.jp/event/00049968.html
※ゼッケン番号「83」で検索すると、プロが撮影された画像が見れます。
(ゼッケンの誤認で、違う方も混在してます。)