ピラーメーターパネル

ブログでも紹介しましたが、
今回は、ピラーメーターパネルを作ろうと思います。

市販品のピラーメーターパネルを、加工すれば簡単に終わりますが、
オリジナル感に欠ける。
そこで、FRPで自作と行きたいですが、

ふと思った事が。
私の記事を見てくれた人が、
同じような物を作りたいと思ったとして、
材料が無い人は、道具から材料まで、
一式揃えないと駄目な場合が在る。

今は、通販で何でも買える時代だが、
私も、そうだが、
世のお父さん達は、
他の事に、何も使えない道具に、初期投資するのは、
大蔵省の目が在って、
なかなか厳しい。

かと言って、いいな～で終わりたくない。
それが、率直な意見だと思う。

なら、昔から良く言っている、
『金が無いなら、手間と時間を掛けろ』
今回は、そんなコンセプトの元、やっていこうと思います。

まずは、ピラーが無いと始まらないので、
解体屋さんにて、購入。

頭の中のイメージで、こんな感じとマーキング。

今回取り付け予定のメーターは、
前車ワゴンR くんからの御下がりの、
バキューム計と、電圧計です。

メーターホルダーが無いと付かない訳ですが、
買った時に、付いてたメーターホルダーなんかは、
どっかに逝ってしまったし、
さて、どうしたもんか？

100均や、ホームセンターに行く度に、
ど～やろな～っと物色。

そこで見つけたのが、
ダイソーに在った良く解らないカップ。
底の台に吸盤が付いていて、
鏡なんかに、張り付けれるみたい。

良さそうなサイズなんで、２個購入。

家に帰ってメーターに合わしてみると、
ベゼルの、部分がピッタリ。

一度はめ込むと、外せないかも…

しかし、良いサイズだ！
これで決定♪

車に乗り込み、カップを当てながら、
調度良い角度を探します。

良い角度が見つかれば、段ボールなどで、ゲージを作ります。

っても、カップの幅ぐらいに切った段ボールを、
曲げるだけですが。

先ずは下のメーターホルダーから作成。

一気に作ってしまうと、修正が難しくなると思いますので。

さて、ピラーに穴を開けて…

半分埋め込む感じで…

さっきのゲージを、使いつつ、
仮止め。

車に戻って…

ちょこっと角度を調整…

穴がデカかった…

となる事が在るので、複数作る場合は、
1個づつ作りましょう(笑)

穴の修正には、裏から鉢底ネットを使用しました。

さて、整形作業に入りますが、
誰でも買えて、簡単に形を作れる物。

それは、エポキシパテで決定ですね。

さらに、購入し易いとの点を、重視すれば…

タミヤのエポキシパテしか無いでしょう(笑)

同量をコネコネすれば使える便利さ。

これは、臭いもあまり無いので、
夜中に、コソコソ加工も出来ます。

良く混ぜたら、指でグリグリと、押し込むだけです。

とココで、ちょっと疑問がー

強度的に大丈夫かな？
パテと、少量の接着剤で止まってますから、
いささか不安が…

やっぱりネジ止めしたいですね。

そこで、木の板を切り出し、
カップの底と、ピラーを止めるようにします。

ピラーと、板。板とカップを、ネジ止めし、
さらに、パテを盛って行きます。

今回は、オリジナルの感じを出したいので、
メーターホルダーと、ピラーの間は、直線的では無く、
曲面にします。


在れば、リューターなどを、使って。

電動ドリルなら、専用の研磨ビットなども売ってますので、
それを使うのも良いと思います。

無ければ、サンドペーパーを使い、
ガッシガシ削っていきます。

エポキシパテと、ピラーとの境目が気になるので、
それを埋めるために、
ラッカーパテを使います。

厚紙などを使い、ヘラの代わりにして、
塗り込むように、塗っていきます。

薄く塗るように、キズや、小さい穴に、押し込むように塗っていきます。