997ですが、1週間ほど放置しているとキーレスでの解錠が出来なくなります。
先日、10日ほど間が空き、ガレージでキーレスのボタンを押しましたが反応なし。
「おー、ホンマにこうなるんやー」
と感心しつつ、
「こんな時は運転席の鍵穴にキーを差し込んで解錠し(ドアを開けるとアラームが鳴るのでドアは開けずに)、キーレスのボタンを押すことで復活…」
と、ネットで見ていた情報を思い出しながら鍵穴にキーを差し込みました。
まずはキーを回してロックを解除です。
ところが、右に回しても左に回しても手応えがなく、ロックは解除されません。
そして、この状態でキーレスのボタンを押しても反応なし。
「ヤバい…」
これはガラス割るしかないのか??
と、めちゃくちゃ焦りました。
が、キーを何度も回したり、ドアノブを引いたりあれこれやっているうちにキーレスが復活!
よかった。
あとで調べてみると、ドアノブを引いてからキーレスのボタンを押せば復活するという情報も見たので、今回はそれで復活出来たのかもしれません。
まずは無事にキーレスが復活し一安心ですが、もしバッテリーが上がってしまうと完全アウト、本当に窓を割るしかないのかも…
これは早いうちに対処しておかないと、ということで修理することにしました。
まずは自分で修理できないかトライです。
ドアの内張りを外してみますが、ロック関連のパーツは内張りのさらに内側の鉄板を外さないとアクセス出来ません。
この鉄板にはエアバッグやウインドウ関連のパーツも付いていて、バラしてしまうと自分では元に戻せないような気がしたので断念。
プロにお任せすることにしました。
最寄りのポルシェセンターへ持ち込むことも考えたのですが、別のディーラーで購入した車だし、そもそも敷居が高いし…
どうしようかと考えていて思い出したのが、今回お世話になった「Fast Garage」さん。
幹線道路沿いにあり、前を通ると空冷ポルシェが入庫されているのを何度か見ていたのでダメ元でお電話してみました。
基本的には空冷世代のポルシェを専門に扱われているそうですが、事情を説明すると「一度持ってきてください」と優しいお言葉。
ドキドキしながらお店を訪問すると、ピットの中にはたくさんの空冷ポルシェが。
正直、これだけでテンションが上がる光景でした。
早速、状況を確認してもらい、内張りを外していきます。
さらにその内側の鉄板やエアバッグなどのパーツも外していき、ドアハンドルから繋がるロック部分が見えてきました。
それでも、問題のドアハンドルから繋がる部分は少し奥の方にあり、かなり作業しづらい部分のようです。
ライトで照らしながらチェックしてもらうと、本来はキーシリンダーから繋がっているはずのパーツがちゃんと刺さっていない様子。
狭い部分なので手探りで状態を確認しながら本来の状態に戻していただき、無事に復活!
普段は扱わない水冷世代にもかかわらず対応していただき感謝です。
作業の様子を見学しながら、空冷ポルシェの話を聞かせてもらったり、とても楽しい時間でした。
空冷の値があまりにも上がりすぎて、ちょっと手が届かないものになっていますが、いつか所有できたらいいなと思う今日このごろです。
今回のトラブルですが、過去にドアケーブルを交換した際にちゃんと元に戻していなかったのが原因のようで、アイコードさんのブログにそのことが書かれていましたので興味のある方はご覧ください。
↓↓↓
コチラ
最後に、997、987などにお乗りの方、ドアの鍵穴で解錠施錠が出来るのか確認しておくことをつよーくオススメします。
ここが壊れていてバッテリーが上がったら死にます…笑
Posted at 2023/12/09 11:07:21 | |
トラックバック(0) | 日記