APEX パワーＦＣ（ナイトスポーツ現車合わせ）  

Ⅳ型は給排気変更でノーマルコンピューターだと、高負荷時に燃料が薄くなりノックが起きやすくなるというのは有名な話ですよね。
私のＦＤも給排気変更してありますが、コンピューターがちゃんと燃調が取れていたかどうか怪しく、ノック原因でエンジンブローしたことから、「ちゃんとした」コンピューターを入れることにしました。

ＲＯＭ書き換えと悩みましたが、各種データが視認できることと、たまたま入手できたことからパワーＦＣを導入しました。

吊るしのままではほぼ何の価値もありませんので、ナイトスポーツにて現車合わせをお願いしました。
朝預けて17時までには車を受け取れました。

設定は
・ブースト：ＥＶＣで1.1にセット。
・ファン始動：88℃
・レブリミット：カット
・メタポン増量

パワーＦＣのブーストセットは燃料カットが入ってしまうので行わない方がよいとのこと。
もし、ブーコンが無く、パワーＦＣでしか制御できないなら、ブースト値を設定するのではなく、デューティー値で調製することになるそうです。

レブリミットも燃料カットとなってしまうため、過回転の方がまだダメージが少ないという考えでリミットカットしてしまったほうがいいとのこと。
一応、7500回転でブザーが鳴るので人間リミッターを利かせてね～。だそうです。

空燃費はエンジン保護を目的に若干濃い目とし、ノックが出ないように点火時期を調製しているとのこと。

さて、効果のほどですが。
フィーリングはやはり違いますね。
2000回転以上では明確に吹け上がりがスムーズになりました。
ブーストは立ち上がりは速くなった代わりにセカンダリーへの切り替わりにちょっと段を感じるようになりましたが、ここはブーコンの関係もあるかもしれません。

シフトチェンジのアクセルオフでのアフターファイアが多くなりました。
燃料が濃い目というのが影響してるのかな・・？

帰りは下道と、高速100km巡航で2時間ほど走り何度かフル加速しましたが、
水温　：85～86℃
ノック：19MAX
で安定していました。
他でも言われているようにアクセルオフにて瞬間的にノック値が80を超えることがありましたが、これは気にしなくてよいようです。
尚、ノックレベルが一定値を超えると排気温度警告が点滅するのですぐ判ります。

全体的にエンジンに「ムラ」を感じなくなって乗りやすくなった印象です。
低回転のトルクがなくなったとのインプレもみかけますが、2000回転以上では問題ないので、実使用で問題のあるレベルではないと思います。

ノックがリアルタイムで確認できるのは安心しますし、
インジェクター開度や給気温が見れるのも大分プラスになると思います。

気温や高度、走行状況で今後どんな感じなるか、試してみたいと思います。

コマンダーの取り付けは市販の携帯ホルダーにしましたが、いい感じです。
専用品はちょっと高すぎますね・・。