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いしやんWRXのブログ一覧

2017年07月17日 イイね!

最新話アップしました!

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 オフィシャルが旗を構えた。俺の順番が来たってことだ。

 抜いていたギアを入れ、ステアリングをぎゅっと握る。アクセルを二度、三度と空吹かし。無意識のうちに、戦闘意欲をアピールした。

 フロントガラス越しに、オフィシャルの男性と目が合った。

 アイコンタクト!

 日の丸の旗が大きく上へと振り上げられる。

 よっしゃあッ!

 無言で叫んで、俺は一気にクラッチを繋いだ。

 スタートダッシュのタイムアップこそがジムカーナの肝だ──いつぞやの薫子は、出来の悪い俺にそんなことを教えてくれた。

 なるほど確かに。ターニングその他におけるそいつらと比較すると、スタートダッシュでのタイムアップは、はるかに技術が簡単でしかもほとんどリスクがない。

 なればこそ、そいつを狙わない筋はなかった。

 主の意志を忠実に受けて、四つのタイヤがアスファルトを蹴る。前進Gを背中で受け止め、俺はすぐさまアクセル全開。周囲の景色が、あっという間に後ろへ流れた。

 一速から二速へ。そして、八時のパイロンを通過したあたりで、すかさず三速へシフトアップ。車速が伸びる。周りの状況など確認してはいられない。

 十時のパイロンを横目に見ながら、走行ラインはフックを描く。

 目標は、端から二時のパイロンのみだ。ブレーキングしつつ、クリッピングポイントを一気に突破。続いて、四時のパイロンをまっしぐらに目指す。

 九十度ターン!

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 投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作じむかーなにいこう!

 本日最新話第二十五話:千里の道も一歩からをアップしました。

 本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。

 今回のメインは主人公目線のアタック場面です。

 コース配置その他から見て、関係者からのご意見などあればうかがいたいと思っております。


 お楽しみください!
Posted at 2017/07/17 19:53:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年06月11日 イイね!

最新話アップしました!

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 俺はギャラリー席の最前列に陣取って、勝手に決めたライバルの走りを、これ以上なく吟味した。まだ素人に毛が生えた程度の俺だったが、それでもなお、全身全霊をもって奴の走りを追いかけた。

 それはまさに芸術品だった。

 甲高いエキゾーストとともに飛び出していったあいつのクルマは、眼下に広がる戦場をミズスマシのごとくスイスイと舞う。無駄な動きなんて微塵もない。まるで達人の剣舞を眺めているみたいだった。

 ターンのひとつひとつが本当に美しい。

 丁寧で丹念で、パイロンのギリギリを、それこそ舐めるように通過していく白色のクーペ。

 切れ味鋭いという表現が、これほど当てはまる走りはないんじゃないだろうか?

 やがて観衆たちの視線を集めつつゴールインする薫子の「インテ」

 その頭上に、気障な格好の名物MCによる結果発表が降り注いだ。

 トップタイム! 一分八秒〇一三! 一分八秒〇一三!

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 投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作じむかーなにいこう!

 本日最新話第二十四話:一分八秒〇一三をアップしました。

 本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。

 で、FF3での薫子のタイム、かなり速いのにしてみました。

 コース配置その他から見て、関係者からのご意見などあればうかがいたいと思っております。

 お楽しみください!
Posted at 2017/06/11 14:54:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記
2017年05月15日 イイね!

最新話アップしました!

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「おまえさ、独り旅以外の選択肢って持たなかったのか?」

 熱い緑茶をすすりつつ、俺はあいつに問いかけた。

「誰かと一緒に宿取ったら、そこで出される料理だって、ふたりで楽しむことが出来るだろ? なんでそうしなかったのかなって唐突に思ったんだよ」

「ふぅん。圭介くん、あたしと一緒の宿に泊まりたかったんだ」

 薫子の表情が、悪戯猫のそれに変わった。

「ひょっとして、お腹がふくれて満足したから、今度は別の欲求も満たしたくなっちゃったのかな? それも、不道徳な夜這いってアクションで。だとしたら、君って見た目によらず肉食なのね。いわゆるロールキャベツ男子って奴? 意外だったわ」

「そんなんじゃねえ」

 俺は、奴の軽口に付き合わなかった。湯飲みの中身に視線を落とし、思ってたことを口にする。

「おまえにさ、実はこういうのに付き合ってくれる知り合いとか友達とかが他にいたんじゃないのかなって、そういうのが気になっちまったんだよ。もしかして、俺とのこういう関係がおまえのプライベートの負担になってるんじゃないかって、いきなり気付いちまったんだ。だとしたら俺、おまえに随分迷惑掛けてるなって──」

「いないわ」

 声を潜めて薫子が応えた。

「いるわけないじゃない、そんなひと」

「えッ?」

 予期せぬ答えに、思わず俺は顔を上げた。

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 投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作じむかーなにいこう!

 本日最新話第二十三話:イオックス・アローザをアップしました。

 本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。

 お楽しみください!
Posted at 2017/05/15 17:05:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記
2017年04月30日 イイね!

最新話アップしました!

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「よく来たわね。新兵!」

 ハスキーボイスが朝の空気を一気に斬り裂く。

「その声は薫子ッ!」

 慌ててクルマから降り立った俺は、怪しい「コーチ」に第一声を放った。

「いったいなんだよ、その格好は?」

「シャーラップッ!」

 胸を反らせて、あいつは言った。

「プライベート・ケースケッ! これからきっかり四十八時間、あたしのことを呼ぶ時は、『薫子さま』ではなく『軍曹殿』と言いなさい! また、その猥褻な口から排泄行為をする前と後には、必ず『サー』を付けること! わかったわねッ!」

「は……はァッ!?」

「はァッ、じゃないわッ! 『サー・イエス・サー』よッ!」

 状況が飲み込めてない俺に向かって、左手を腰に薫子は怒鳴る。

「いいこと、プライベート・ケースケッ! 君はねッ、いまのままサーキットに出撃しても、ただ動くシケインにしかならないファッキング・ニュー・ガイなのッ! いまこの瞬間から本番までのすべての週末、このあたしがみっちり鍛えて、君を一人前のスラローマーにしてあげるわッ! 泣いたり笑ったり出来ないくらいに、がっちがちにしごいてあげるッ! どう? 嬉しいでしょ? 跪いて感謝しなさい!」

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 投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作じむかーなにいこう!

 本日最新話第二十二話:カオルコーズ・ブートキャンプをアップしました。

 本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。

 お楽しみください!
Posted at 2017/04/30 10:02:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年04月26日 イイね!

最新話アップしました!

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 いつまでも我流のままでは駄目なんだ。そんな思いがひとたび心をかすめてしまうと、今度は急に、そっちのほうでも「指導者役」が欲しくなる。俺みたいな未熟者がレベルアップを果たすには、やっぱり鍛えてくれるトレーナー役が必要だ。それも、岡部のオヤジと同じように、無手勝流の俺を叱って「世界のルール」を叩き込む、そんなとびっきりのトレーナーって奴が。

 だが、いざそう考えて自分の周りを見渡すと、そういった役に足る人材は、ひとりたりとも見当たらなかった。まあ思い返せば、そういうのもあたりまえといえばあたりまえの話だ。なんといっても運転免許をとってこの方、この俺にクルマ関係の友人知人など出来た試しは一度もないのだ。当然だろう。「峠やまの走り屋」だった時分の俺は、誰彼構わず噛み付くような、危険人物として認識されていたのだから。

 クルマに絡んだ「敵手」はいても、「仲間」と呼べるだけの人間は、ひとりだっていないはず。そんな奇妙な自信で胸を張れる、それっくらいの状況だった。

 あーあ……

 心の中で嘆息する俺。

 どっかにいねえかなァ、俺の「師匠」になってくれそうな腕っ利きのドライバー。

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 投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作じむかーなにいこう!

 本日最新話第二十一話:決意の土下座をアップしました。

 お楽しみください!
Posted at 2017/04/26 20:48:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記

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何シテル?   07/17 19:53
「いつまでも少年の心を忘れない」がモットーです。
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