先日のモーターショー、タウンミーティングに参加しましたので、その感想、勝手に思うところを書き連ねてみました。あくまでも私見なので深い意味はありません。
題名:「クルマ好きが考えるクルマ社会の未来」
主催:AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)
日時:10月24日(土)午後1時~3時
場所:幕張メッセ 国際会議場3階 302号室
参加ジャーナリスト:日下部保雄、清水和夫、島下泰久
参加人員:80名(定員)ほぼ満員でした。
■高速道路の無料化
政権交代から世間ではこの話題沸騰中ですが、一方では土日1000円のETC割引が先行したので、何となくその様子と弊害が見えてきたように思えます。もちろん個人的には「No!」に一票、これはブログでも伝えているのでわかり易いと思います。関東某所、高速道路沿線に住む私は高速道路が通勤と日常生活の一部。 しかし、1000円高速が始まって以来、土日の高速渋滞に巻き込まれないようにその流れに逆行するばかり。土日、朝は上り方面、夕方は下り方面の高速移動に徹しています(別の事情もありますが)。たぶんこのまま全面無料化にしては連日渋滞が蔓延することでしょうから、提案したいのは地域別の無料化もしくは部分的な料金引き下げでしょう。
■エコ減税
世間では景気後退したことから何とか「減税」「補助金」のキーワードで盛り上げたい自動車の売り上げ。確かにCMや新聞チラシを見ても「全額免税」「75%減税」期限付きの「補助金」などの文字から購買意欲を駆り立てられます。それもエコカー、ハイブリッドやある一定の燃費基準をクリアしたものがその対象。しかし、この燃費基準がくせ者で車両の重量別に決めた基準なので、裏技として車両装備(サンルーフとか)を増やして重量の区分けを上げると燃費基準が下がって減税額が増えるカラクリがあったのでした。よって減税自体は賛成なのですが、この重量別の減税枠には疑問ですね(まぁ、欲しい新車もないので真剣に考えているわけではありませんが)。
■未来のクルマ
エコカー(ハイブリッド、EV、低排出ガス車・・・)は上記の話題からも、減税や補助金だけが先行して売れ行きを延ばしたようにも感じます。しかし真面目に化石燃料の枯渇や地球温暖化を考えると、これはもう避けられないことでしょう。地球規模で再生可能なエネルギーで走る車は考えなくてはいけませんね(私が言うのも偉そうですが、苦笑)。究極のエコは「車を使わないこと」、電車や自転車で移動することかも知れませんが、それができることもなくやはりクルマの未来は考えて行きたいと思います。個人的には電気で走る車の静けさは風情がないので、まだまだ内燃機関(エンジン)には頑張ってもらいたい。欧州で元気に走ったディーゼルエンジン(クリーンディーゼル)には依然日本での普及を期待します。でも、やがてはそんなエンジンで走る車も珍しくなって平日はEVで通勤、土日は郊外に運転を楽しむためにエンジン付きの車で出掛ける時が来るかも知れません。きっとガソリンは高価なものになって、土日の贅沢な過ごし方がそんなドライブ風景だったりして・・・。
さて、このタウンミーティング、次回は11月3日(火)
テーマはスポーツカーについて・・・「スポーツカーに未来はあるのか!?」なので実はこちらの方にも参加したい、でもあいにく仕事なので叶わず、ブログでその結果を見守ります。
Posted at 2009/10/31 09:54:41 | |
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