石破首相 続投の意向 重ねて示す 3人の首相経験者と会談
2025年7月23日 19時37分
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参議院選挙の結果を受けたみずからの進退をめぐり、石破総理大臣は一部の辞任報道は事実ではないと強く否定した上で、アメリカとの関税交渉をめぐる合意を受けた対応など、政策課題への取り組みを急ぐため、続投する意向を重ねて示しました。
また自民党の森山幹事長は、参議院選挙の敗北を受けた両院議員懇談会を今月28日に前倒しして開催したうえで、党内に新たに立ち上げる組織のもとで、来月中に選挙の総括を行いたいという考えを示しました。
目次
==石破首相 会談後の発言==
==自民 森山幹事長会談後の発言==
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==石破首相 会談後の発言==
==自民 森山幹事長会談後の発言==
「参院選総括は8月中に」
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【解説】石破首相の進退は?
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【与党の動き 23日】国会議員や地方組織の反応
石破総理大臣は23日午後、自民党本部で、麻生最高顧問、菅副総裁、それに岸田前総理大臣の3人の総理大臣経験者と、およそ1時間20分間会談し、森山幹事長も同席しました。
このあと石破総理大臣は記者団に「3人の元総裁と強い危機感を共有したほか、党の分裂は決してあってはならないなど、いろいろな話があった」と述べました。
一方、みずからが周辺に辞任する意向を伝えたなどとする一部報道については「会談で私の出処進退については、一切、話は出ていない。そのような発言をしたことは一度もない。報道されているような事実はまったくない」と、強く否定しました。
その上で、アメリカの関税措置を受けた日米交渉が合意したことに触れ「合意はしたが対米輸出品目は4000を超え、それぞれを取り扱っている会社や事業者にとっては極めて重大な問題だ。合意が確実に実行されるようにしていくことは非常に大事だ」と述べました。
そして「あす赤澤経済再生担当大臣が帰国したら報告を受けることにしており、国民生活がきちんと守られるよう全力を尽くしたい」と述べ、関税交渉をめぐる日米合意を受けた対応など、政策課題への取り組みを急ぐため、続投する意向を重ねて示しました。
林官房長官「引き続き国政全般にわたり首相を支えていく」
林官房長官は23日午後の記者会見で、石破総理大臣が周辺に辞任する意向を伝えたなどとする一部報道について「石破総理大臣が麻生元総理大臣、菅元総理大臣、岸田前総理大臣との会談後に述べたとおり、報道されているような事実は全くないということだ。引き続き官房長官として国政全般にわたり石破総理大臣をしっかりと支えていく」と述べました。
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2025/07/23 20:53:47