会津田島祇園祭で「七行器行列」 花嫁姿の女性たちが練り歩く
07月23日 18時40分
福島県南会津町の伝統行事、会津田島祇園祭で、花嫁姿の女性たちがまちを練り歩く「七行器行列(ななほかい ぎょうれつ)」が行われました。
800年以上の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている会津田島祇園祭は、22日から3日間の日程で行われています。
2日目の23日は、一番の見どころの「七行器行列」が行われ、朝から強い日ざしが照りつける中、花嫁姿の女性やかみしも姿の男性などがおよそ700メートル先の神社を目指しました。
注目は、色鮮やかな花嫁衣装姿の女性たちで、ことしは県内外から40人が参加し、沿道の見物客たちがあでやかな様子を写真におさめていました。
行列は30分ほどで神社に到着し、お供え物のお神酒や塩さばなどを入れた「行器(ほかい)」と呼ばれる朱塗りのうつわを五穀豊じょうや無病息災を願って献上していました。
花嫁姿で行列に参加した地元の30代の女性は、「最近結婚したので家族に晴れ姿を見せたいと思い参加しました。貴重な機会なので参加できてよかったです」と話していました。
喜多方市から見物に訪れた女性は「想像していたよりも華やかで、きれいでとてもよかったです。ぜひ来年以降も見に来たいです」と話していました。
会津田島祇園祭は24日まで行われます。
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2025/07/23 20:58:19