スーパー跡地に「案内所」 若松、8月11日オープン
2025/07/29 08:05
5年近く空き地になっていた会津若松市中町のスーパー跡地に8月11日、地域の情報発信や市民交流の場となる「会津若松まちなか案内所」がオープンする。市民らがくつろげる空間をつくり、幅広い年代が立ち寄れる場所とする。イベントの開催を通じて中心市街地の活性化につなげる。
市や会津若松商工会議所などでつくる市中心市街地活性化協議会が28日、明らかにした。案内所の建設地は【地図】の通り。神明通りに面し、敷地面積は約2800平方メートル。スーパーが2020年に閉店して以降、砂利敷きの空き地となっており、市民から利活用を求める声が上がっていた。
協議会が民有地を借りて案内所を整備する。延べ床面積は約70平方メートル。屋内にはカーペットを敷き、テーブル席を設ける。周囲に人工芝を敷いたり、ステージを設けたりする予定だ。
運営を委託する「まちづくり会津」の社員が常駐する。市中心部にある店舗やイベントについて情報発信するほか、交流の場やイベント会場として活用する。
跡地活用を巡っては、市が第3期中心市街地活性化基本計画を策定。協議会は昨年11月に「会津まちなかふれあい市」を開催。市民への聞き取り調査で「まちなかに広場が欲しい」との声も多く、案内所と芝生広場の一体的な整備を決めた。
まちづくり会津の担当者は「人と人、人とまち、人と店をつなぐ、人が集まる場所にしていく」と話した。
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2025/07/29 13:46:35