2014年08月24日
巷の噂通り、RC1オデッセイの乗り心地改善対策品がメーカーより、リリースされました。
本日ディーラーで内容を確認したのですが、噂通り、フロント・ロアアーム、リヤ・アクスル&サスペンションスプリング&ショックアブソーバー交換となるようです。
ロアアームやリヤアクスルは対策後のブッシュが装着されているようです。
ちなみに、ロアアーム・ブッシュとはロアアーム本体をボディーフレームに取り付ける際に間に挟まるゴムのようなもので、これの撓(たわ)みによって微振動を吸収させる役割をしています。恐らく、このブッシュの撓み量を増やすことで吸収幅を広げようとしていると思われます。
効果については、、私自身が確かめた訳ではないので、なんとも言えないのですが、ディーラーの営業氏曰く、大きく変化しているか?は難しいところだそうです。
気になるお値段は、パーツが6万1千円、工賃が4万円前後で、10万円は超えてしまいそうです。
また、対策品はキットになっているようで、キット内パーツを単体出荷は出来ないとのことです。つまり、私のように車高調へ交換している方が、対策品ロアアームだけをオーダーとはいかないようです(となると、リヤバネ&ショックが余ってしまう事になります)。
現行の生産車は対策済とのことで、もしかしたら品番変更が行われ、ロアアーム単体をオーダーすると、対策品が出荷される、、、かもしれません。
しかし、パーツオーダーは車体番号を基づくので、最悪の場合、古い品番が届いてしまう可能性があるので、慎重に行う必要があると思います。
ここからは私見です。
乗り心地だけを改善したいのであれば、車高調に交換することをオススメします。
勿論、そのどれを選ぶのかによってフィーリング等が大きく異なるので、慎重に選ぶ必要がある事は言うまでもありませんが、対策キットで10万円を超えるのであれば車庫調にも手が届く価格帯であると思います。
車高調であれば調整幅も広がります。例えば車高を落としたくない場合でも車高調であれば純正車高に近づける事が出来ます(HKSであれば純正比で車庫はフロント-4mm,リヤ-10mmにセット可能)、減衰力調整可能な機種であれば更にフィーリングを変える事が出来ます。
勿論、拘りを持って対策品をオーダーされるのでしたら問題は全くないのですが、もしも迷っているのでしたら、私は車高調をオススメします。
Posted at 2014/08/24 22:07:21 | |
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オデッセイ | 日記
2014年08月23日
過去にRC1オデッセイの乗り心地に関していくつかブログを書きました。
慣れとは怖いもので、、、
車高調を装着して以来、自己評価で100点満点中60~70点くらいかな?と思われる乗り心地(ノーマル状態は30点以下)にも慣れてしまいました。
ところが、みんから友達であるyanma氏が興味深いブログを書かれていた事を機に、私もRC1オデッセイの乗り心地について改めてまとめてみようと思います。
私の過去のレポートは以下リンクを参照くださいませ。
気になるRC1オデッセイの乗り心地
気になるオデッセイの乗り心地~足廻り交換後~
続・気になるオデッセイの乗り心地~首都高速編~
まえがきで自己評価が60点から70点と申し上げましたが、点数の幅については座席が後ろへ行くほど点数が下がるという意味です。
どの車でもそうですが、フロントシートと、リヤシートに座っている場合では乗り心地が大きく異なります。これは購入を考えている方に注意して頂きたいのですが、試乗をする場合は大半の方が自らステアリングを握ると思います。しかし、その際に感じる乗り心地とリヤシートではフィーリングが違う筈です。
例えば、後席の乗車を考慮しない車種であればさほどの問題にはなりませんが、ミニバンのように、主に後席の乗車を目的とする車種を検討される方は、他の方に運転してもらい、各座席の乗り心地を確認することをオススメします。
話を戻します。
納車から半年が経過した私の車は走行距離は5000km弱。納車から1000km走らないうちに車高調へ交換してしまったので、現状で4000km以上は走行しました。減衰力はフロント13段目(中立より2段強),リヤが15段目(中立)で落ち着いてます。
減衰力を調整することで乗り心地については、もう少し点数を上げられるのですが、引換えに段差を超えた際の吸収が悪化してしまいます。特に高速走行で顕著に現れるので、本来の運動性能の良さと乗り心地のバランスを考慮した結果、現状となりました。
厳しい点数ではありますが、主に後席に乗車する家族からは不満はあがりませんので、まずはここを妥協点にしてみました。
ノーマルの乗り心地が30点以下と書きましたが、第一印象はもっと低かったです。一般道路を試乗車をお借りした感想は、乗り心地20点以下。その後、納車されて高速を走った際に、コーナーで車体の動きのよさから若干の点数アップはしたもの、車高調へ交換する決心は揺るぎませんでした。
ちなみに、ノーマル状態で満足されているオーナーも多数いらっしゃると思います。これはあくまでも個人的な意見でございまして、お気に召さない方は私の戯言だと思って無視して頂いて結構です。
乗り心地について賛否があることをメーカーも知ってか知らずか、対策品を用意しているとのことです。但し、現行ユーザーには有償対応だそうです。
しかし、今年5月のグレード追加の発表以降のモデルは対策品が装着されるようで、初期ロットのオーナーには悔しい思いをされている方もいらっしゃると思います。
ちなみに、ディーラーの対応については、納車後1ヶ月点検の際にサービスの方と乗り心地に関して他のユーザーから賛否はありませんか?と訪ねたのですが、「特にありません」との解答で、その後の対策品についても「知りません」とのことでした。
対策品の詳細については、近々6ヶ月点検に出す予定なので、その時にもう一度ディーラーに確認したいと思います。
ここまで厳しい事を書いてきましたが、RC1オデッセイの乗り心地はさておき、回頭性の良さは私の期待をいい意味で裏切ってくれました。
これはプラットホームの低床化による恩恵が大きいと思われます。もちろん、スポーツカーのような走りが出来るという意味ではございませんが、「ミニバン」との響きに恐ろしく抵抗がある方でも、大なり小なりその悪い印象を払拭してくれる車種だと思っております。
故に、購入を検討されている方は、様々なシュチュエーションでじっくりと試乗してみることをオススメします。
長々と書いてしまいました。
ここまで目を通して頂き、ありがとうございました。
Posted at 2014/08/23 02:56:49 | |
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