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2016年10月11日

『君の名は。』『怒り』『スーサイド・スクワッド』登場車種(ネタバレ含む)

先月、『怒り』を8日に試写会で、『スーサイド・スクワッド』を11日に、『君の名は。』を17日に観たので。何れも本命だったので観られたのは幸いです。

まずは『怒り』から。
作品自体は個人的に「案の定重たいな…」って感じですがアリだと思いました。
人間の怒りというものは「他者に対して」だけではなく「自分に対して」というのもあるということ。漠然とわかってるつもりでしたが四半世紀生きてるのに骨の髄まではわかってなかったと感じます。
二つに関しては「疑わしいけどそれでも信じたい。だけど信じ切ることができなかった…」そんな自分自身への怒りが少なくともこの作品の場合は主にテーマと言えるのだろうと観終わって思います。
残りの一つは作中の台詞を借りれば「信じていたから許せなかった」からでしょうが実際他人の何を知って信じてたのか、そう訊かれて答えられる自信は自分にはありません。事実、真犯人もその知人の推測ではあるもののそれが背景にあったでしょうし悪気がなくても哀れみが人を怒らせるのはわかる気がするので。
そしてそういう怒り程外に出ない。だから「幾ら泣いたって怒ったって誰も解ってくれない」のでしょう。
ただ、3つのうち一つに関してはある意味で明確な救いが設けられてるのとあとの二つのうちの片方も「雨降って地固まる」になりそうな節はあると感じられたのが個人的には好きです。
あと誤解してましたが観るまで「同じ島に謎の3人が来る」と思ってましたが実際はそういうわけではなく『バベル』(なお、こちらも音楽は坂本龍一氏)に近いところもありました。

長くなりましたが本題に入ります。
千葉編において、渡辺謙さん演じる漁業関係者である槙洋平はDA63T型スズキ・キャリイトラックを足車に使っていました。職業が職業なので「まあ使うだろうなあ」と偏見ながら思います。

また、池脇千鶴さん演じる姪である明日香はMK42S型スズキ・スペーシアを使っていました。
そういえばMK32S型の頃は堀北真希さんがCMに出てたなあ…。とある噂もあって「いいのかなあ」と観ながら思ったもので(因みにMK42S型はゴーストバスターズを捩ったようなCMです)。


沖縄編では辰哉の父親が経営する民宿がE25型日産・キャラバンを使っていました。
ていうかこの3台だけです。東京編は特に自分の琴線に触れるものがなかったです。
2台ともスズキなのはやはり渡辺謙さんがCMに出てるからかなあ。

それならこっちも、と冗談ながら思いました。因みにV36型日産・スカイラインは登場してなかったと思います。

続いて『君の名は。』
作品自体はなんというか周囲の高評価が頷けるのですが…いやはやテンポが速いのですがそれが小気味良いです。それに加え新開監督ならではの画の美しさは損なわれてませんでしたし(『クロスロード』や大成建設CMぐらいしかなじみがなかったですが)、RADWIMPSによる楽曲群もマッチしてましたし、何より作中で登場した「ムスビ」の意味合いは尊いものと言えるでしょう。
あと、観てなくても多分ストーリー的には問題はないと思いますが「2013年に公開された同監督作品の『言の葉の庭』は観ておいた方がいいかも」と録画してた同作品を翌日観て思いました。
というのも雪野先生が出てるので(中の人も一緒)。同一人物かどうかは作中で明言されてませんがあの直後に糸守に行った可能性はありえない話ではないですし(なお、Wikipediaの項目では同一人物と述べられています。ただ、有り得なくはないとはいえ難しい気はします)。
ただそうなると10月時点で隕石災害の犠牲となった可能性はあるのでもし瀧と三葉が動かなかったら後に会いに行こうと考えていたタカオは救われてなかったことでしょう。
ちなみに同じく概ね好評の『聲の形』と比べられることもありますが岐阜県が舞台で悠木碧さん(ついでに言えば『言の葉の庭』の出演者も何人か)出演という共通点を除けば趣旨が異なりますし個人的に比較が野暮に感じられます。なお、こちらの方は特筆する車種がなかったので記事は書きません。

主人公の瀧がバイト先の先輩である奥寺さんと同級生の司と共に糸守町(岐阜県飛騨市をモデルとした架空の町)に向かう際にその出身である定食屋のおじさんが3人をそこに送る際にS320W系ダイハツ・ハイゼットデッキバンを用いていました。また瀧が口噛み酒を祠に向かうにあたってもおじさんが送ってくれた際にも用いられました。
通常のハイゼットバン或いはハイゼットカーゴを冷蔵庫が積めるようにしたいというかつての松下電器の要望に応えCピラーから後ろの屋根とガラスとDピラーを取り払って荷室をトラックの荷台とした4人乗りの軽トラックなのですがあまり見かける代物でないのでまさかこの作品で拝めるとは思ってなかったです。

最後に『スーサイド・スクワッド』。
以前にバットマン関連作品の記事を纏めて書きましたがそろそろ新しく立ち上げた方がいいかもと思ったので(結局他作品と抱き合わせになりましたが)。

関連作品記事でも書いてる事ですが作中においてジョーカーの愛車としてVeydor(CV35型インフィニティ・Gクーペの改造車で劇中では紫)が登場しています。
劇中ではハーレイ・クインを助手席に乗せて街中を暴走してるところにバットマンが現れてこのクルマの上にのって屋根を切断しようとするのですがジョーカーはそのままクルマごと川に突っ込んでしまいます。その後突っ込む前に離脱したバットマンが川に潜り車内で溺れているハーレイを捕まえるに至ります。
原作は未読なもののピクシブ百科事典の項目によれば基本的にハーレイの一方的な片思いで当のジョーカーが疎んじている上に強い愛情が仇となったりとか、バットマンの存在がジョーカーにとって「最大のジョーク」とのことでだからこそ殺さないでいるにも拘らずそれをわかってないハーレイはジョーカーを悩ませるからと殺したがってるということで衝突することもある、とのことです。それに対して実写版では両想いで、廃液に突っ込んだハーレイ(この頃は未だハーリーン・クインゼル)を「しょうがねぇなぁ」という感じであるにせよ助けに行ったり、ハーレイがタスクフォースX計画に参加させられた時に怒りのあまり計画を潰しにかかったり、ラストでは脱獄させに行ったりしてるほどなので、ヒナタカさんも仰ってましたがクルマが川に突っ込む前にハーレイは「泳げない」って慌ててたのにジョーカーはクルマごと突っ込んだ挙句ハーレイをほっといて逃げてるっておかしいなと観賞後に思いました。まあジョーカーなりに何かしらの考えはあったのかもしれませんが。

記事は以上です。ていうか書き始めて半月以上経って漸く日の目を浴びた感じです。
機械があれば10月10日に観賞した『ジェイソン・ボーン』の方も書く予定です。
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Posted at 2016/10/11 18:44:04

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