- Toyota G Sportsをラインナップさせた「ノア＆ヴォクシー」 - ・・・ギャルズ？

豊田の新社長が「G Sports」と言うスポーティブランドを立ち上げるって話を聞いてたんですが、まぁエンジンなんかは専用設計ではなく、トヨタ得意の「焼き直し」と言った感じですか？まぁ今回のマイナーチェンジでエンジンなんかはリファインされたんですが、それは普通のグレードも一緒って事で、やっぱりエンジンもトランスミッションも専用設計がいいなぁ・・と思う今日この頃。・・・と、今までの風潮ではこうだったんですが、どうやらG'sって結構剛性やらに力入れているようですね。

しかしながら、意外（と言っては失礼だが・・）に売れているノア＆ヴォクシーが減税対象車になるってのはいい事であり、こりゃまたちょっと紹介してみようかなと・・。

「TOYOTAは、ヴォクシーならびにノアをマイナーチェンジし、ヴォクシーは全国のネッツ店、ノアは全国のトヨタカローラ店を通じて、４月27日より発売した。また、GAZOO Racing＊1の活動を通じて追求してきた「クルマの味」をより幅広いお客様に提供する新しいスポーツ コンバージョン車＊2 「“G SPORTS(通称G 's(ジーズ))”＊3」をヴォクシーならびにノアに新設定し、６月30日より発売する。

　今回のマイナーチェンジでは、高い動力性能と優れた環境性能を両立した新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を搭載した2.0Lエンジン(3ZR-FAE)と７速スポーツシーケンシャルシフトマチックを全車に採用拡大するなど基本性能を向上させるとともに、内外装の意匠を変更し、ヴォクシーはスポーティ感と精悍さを向上、ノアは都会的な上質感をより高め、ジャストサイズミニバンとしての個性に磨きをかけている。

　具体的には、バルブマチックの採用に加えて、エンジン・CVTなどの制御を改良し、10・15モード走行燃費は、2WD車では14.4km/L＊4、4WD車では13.8km/L＊4とクラストップ＊5の低燃費を実現。「平成22年度燃費基準＊6＋25％」達成を全車に拡大し、すでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75％低減レベル＊7」とあわせ「環境対応車 普及促進税制」により、自動車取得税・自動車重量税が全車で75％減税される。

　室内では、セカンドシートアレンジを変更し、マルチ回転キャプテンシート(７人乗り)と６：４分割チップアップシート(８人乗り)を新採用するなど居住性・快適性を向上。さらにセカンドおよびサードシートのセンター席にELR付３点式シートベルトとヘッドレストを新採用し、安全性をより向上させている。また、全車のシートに抗ダニアレルゲン加工を施すとともに、一部グレードでシート・ドアトリム表皮柄を変更したほか、フロントシートに快適温熱シートを設定するなど、より快適で清潔な室内空間を実現した。

　また外観においては、ヘッドランプ、フロントのグリル・バンパー、リヤコンビネーションランプ、ホイールなどの意匠を変更し、ヴォクシーはスポーティ感と精悍さ、ノアは都会的な上質感を向上させている。外板色については、ヴォクシーはグレーメタリック、ノアはライトブルーマイカメタリックなど各３色を新設定した。」

・・・今回の変更点の大きいものを挙げてみると・・

①バルブマチックとCVTのマッチングを変更。燃費が向上
②全車に7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを搭載
③セカンドシートアレンジを変更。回転するキャプテンシートと従来の8人乗りに分けた

と言う事で、こう言う面では結構気合入ったマイナーチェンジですね。G'sに関しては多岐に渡るのでリンク先を参照して欲しいのですが、スポーツよりにするのであればG'sの選択肢も悪くないって感じのチューニングです。ボディ剛性にもメスを入れているのを考えると、どうやらG'sというブランドは単なるスポーツモデルではなく、STiやらラリーアートのようなトータルチューンも入っているようですね。今後の展開が楽しみですが、やっぱり価格でしょうね。5月初旬から予約開始のようです。価格はリンク先参照。