《不定期更新》D5300撮影記Pt.6 ～湧永庭園開園したのでシグマ18-300mmOSレンズとタムキューのマクロを比較する・・の巻っ！

どもっ！桜の開花が始まっていますが、毎年そうかと思いますけど雨で花びらが散っちゃう可能性があるのは残念と思うSTAGです。昨年もいざ花見って思っていたら土日が雨で・・結局桜撮影が出来なかった印象がありましたが、今年はどうなるのかですね。当方、来週土曜は会社の花見で枝垂桜を観に行きます。

さて・・3月末に湧永庭園が開園したので、先行して撮影してきました。先行ってのは・・実はまだ薬草含め全然咲いてないので、とりあえず今回は桜といつも咲いてるガーデニングしている鮮やかな花々を中心に撮影してきました。今月末ならチューリップが満開になるので、GW前に行ってみてもいいかなーと思っています。（世良高原農場のチューリップ畑は人が多いからなー）それにタダですしｗ

今回はシグマ新型18-300mmOS MACROのテレマクロ検証と、当然タムキューも持っていきましたが、まぁ純粋なマクロ撮影で言えばタムキューに勝てるレンズではないのですが、まぁ指標として・・

って訳で作例の後、感想を述べますおば。

開花 posted by (C)fanky617


走って通り抜けてぇ！（立ち入り禁止） posted by (C)fanky617


第一庭園前 posted by (C)fanky617


夕焼け posted by (C)fanky617


ガザニア2 posted by (C)fanky617


THE PINK WAVE posted by (C)fanky617


曇天のガザニア posted by (C)fanky617


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ここから下はタムキュー（SP AF90mm MACRO 172E）

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三つ巴 posted by (C)fanky617


SPIRAL posted by (C)fanky617


RED HOT posted by (C)fanky617


コンロの火 posted by (C)fanky617


カップケーキの器 posted by (C)fanky617


SUNRISE SUNRISE posted by (C)fanky617

・・・そしてスライドショー・・・



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うーん・・タムキューは相変わらずめっちゃシャープですね。まぁみんカラに普通にあげちゃうとちょっと輪郭がぼけちゃうのであれなのですが、等倍で比べてみても一目瞭然ではありますね。

とは言え、18-300mmと言う高倍率を誇りながらここまで寄れるってのは素晴らしいと思います。

スペック上、重要なのは撮影倍率と最短撮影距離なのですが、撮影倍率は、シグマが1：3なので0.33倍、タムロン90マクロは等倍（1.0倍）です。実はシグマはこのレンズ用にクローズアップレンズフィルターを開発していて、それを付けると1：2になります。つまり0.5倍。0.5倍以上でマクロレンズってのがまぁ定説みたいなので、より本格的なマクロ撮影がしたい場合はその選択肢も・・って感じです。・・・がっ！確かそのクローズアップって1マソしたような気がしますので、本格的なものを撮影したいのならタムキューの購入をお勧めします。（一般的に撮影倍率が0.5倍前後のものを標準マクロレンズ、1.0倍のものを等倍マクロと言うみたい。ちなみに、ズームレンズで望遠側で簡易マクロっぽい撮影はテレマクロと言います。）

最短撮影距離ですが、シグマは0.39mで、タムロンは0.29mとなっています。実はこれも落とし穴があって、これは「距離基準マーク」からの距離となります。つまりは、0.29mを誇るタムキューだと本当に被写体数cm程度まで近づく事が出来るって感じです。シグマの0.39mも中々すごいですよ。この最短撮影距離より前で撮影しようとするとフォーカスが合いませんので注意が必要です。

さて・・画質の方はですが、既に何回も紹介しているタムキューに関しては、今回は置いといて・・シグマの方の評価をしてみたいと思いますが、個人的には「まぁまぁ」だと思います。と言うのは、通常タムキューの画像をずっと見てきたので、いかにシグマの高倍率ズームレンズがマクロに強いと言っても、最強クラスのマクロレンズの画像を見た人にとってはやはり物足りないものなのです。

ただ・・F値をF10辺りに開放気味にして最短撮影倍率辺りで撮影すると、花に関してはいい感じに全体を解像出来るってのは強みですね。タムキューだと相当開放しないとここまでは・・って感じです。もしくは引きで撮ってトリムするとか・・まぁ色々やらないとダメなのです。

解像感に関してはタムキューの圧勝・・です。フォーカスしている場所で言えば・・ですが、あと、絶対的に違うのがボケです。タムキューはどんなにラフな撮影をしてもボケがふんわりなのですが、シグマのそれはシチュエーションによってはかなりざわつく事も分かりました。今回玉ボケは試してませんが、やはりタムキューの方がその状況を出しやすいでしょうね。

総じて・・タムキューを100とすればシグマは60～70辺りってのが私の印象です。残念な書き方かもしれませんが、実は他の高倍率ズームだと更にその半分位の評価になるかもしれません。特質すべきなのは2線ボケと言う高倍率ズーム独特の筋が少ない事です。出ないわけではないですが、タムロンの昔の高倍率だとほぼ確実にテレマクロで出てたので、進化ってのを感じます。

もう一つ残念なことを書くと、絞り如何で外周が若干流れやすいかなーって状況がありました。やはり餅は餅屋でマクロ撮影だと専用のレンズが・・欲しくなる・・とは思います。

しっかしいい画像もたくさんあったりするので、割といいかもと思う今日この頃ｗ